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メイド シンデレラは、ここまで読んだ。 ( b9 )
憎むなら、憎メ。
[力を失って目を閉じた男に向かって言い、立ち上がる。
そして、その場をそっと後にする。
男の血が、普通の人間よりも甘美なものであった。
その事実は当然ながら知る由もない。
だがその事実が露骨に欲望を煽る。
もっと、もっとだ。
口の端に残る紅を舐め取って、小さく嗤う]
[カークの銃に射抜かれたはずの脇腹からはもう何も零れず。
痛みも、さほど感じぬまでになっていた]
[ どんなに憎まれても、恨まれても、かまわない。
それほどに、身を染める本能の欲は強かった。
求めたものを手に入れた快感は大きかった。
生まれ持った目の色で疎まれ、避けられても
感情を殺して鍛錬に明けくれた。
吸血鬼ハンターだと信じてもらえなかったことだってある。
それでも。
感情をずっと、抑えて。
だからこそ、感情に素直に従う事が心地よかった]
[一人で?の意味を一瞬どう捉えるか迷ったが>>33]
身の回りの世話をする眷属はおる
[アレクトーには蝙蝠にしか見えないだろうが、必要な時は人の形をとる眷属がいた。
指を噛む仕草に、彼女の“渇き”を感じ]
さて、己が糧を得るために上に戻るか?
すぐに送ることもできる。
道順を教えることもできる。
上の霧は同胞に害は及ばぬ。
[アレクトーの返答次第で、送るか道順を教えただろう]
[>>27相棒の祈りを贈る言葉、その優しさを称えるように、慈しむように。ただ黙ってそのフードの上から頭を軽く撫でた。
>>34行く男には、ただ黙礼を]
―B2、相棒を背負い、行く―
[足を負傷し、動きの取れぬ相棒を背負い歩く。その歩みは遅くとも一心に、更なる下層を目指す。
もしその姿を相棒の術の行使の後のことを知る者が見れば。事情は知れただろう]
ー 地下二階 ー
[始祖に教えられた通りに霧の中を抜け、二階へと戻ってきた。
暗闇の中でも、はっきりとした像を結んでくれる自分の瞳に驚きつつ。
改めて、変わってしまったのだ、と痛感した。]
[アルベルトと伊達と別れて、シェリーを抱き上げたまま歩いて少し。
腕に荷重がかかっていた部分が崩れそうで運ぶのが困難になると、その場で壁際に座り込んで、じっと見つめて。
視線を合わせることができているのかわからないが――]
死者の魂は、私が見えるのかい?
吸血鬼のまま死んだ魂は、暗闇のなかでも変わらず私の美しさがわかるのかい?
[幾度か問いかけて――応答のない返事。]
[血を求める、喉の渇きは狂おしい。]
……っ、
[堪え難い吸血への衝動、欲求と闘うヒトとしての理性はまだ残ったままだ。
堪える様に、今度は自分の腕を噛み締めた。
少しはマシになろうかと、流れ出る血を啜る。
しかし、喉の渇きは自分の血では潤すことは難しいらしい。]
シェリー……。
[名を呼ぶ。
自分にとっては熱心なファンのうちのひとり、いわば集団のうちの一だったはずなのに、いつしか個人として名前を呼びかけていた――何故かは自分でも分からない。
自分には愛情というのものが分からないし、シェリーが自分を慕ってくれることも熱心なファンの延長線上としか位置付けようがなかった。
ふたりの関係はそれだけでは語れない特別なものだということだけはうっすらと理解できるが、それが何なのかは気付くことはできそうになかった。
自分にできることは、『フル様』であり続けることしか無かった――せめて、他のファンには見せない、シェリーにだけへの特別なサービスを。]
……目を閉じたら私の美しさが見えなくなる、なんて野暮な脚本じゃないことを願うよ――ゆっくり休んで。
そして……これからも応援よろしく。
――私を常に近くで見ることができる、永遠の特等席で。
[シェリーの目元で手を動かして、完全に閉じさせて、眠りにつかせる。
少しだけ迷ってから、微笑んで、その瞼に唇を落とした。
彼女の身体が灰となって崩れ溶け落ちる。
その粒子を全身に浴びて――最後の抱擁をかわした]
……?
[手元に残ったのは、シェリーが遺した紅榴石。
始祖を倒したらこれを持ち帰れと言われていたので、知らないはずはなかったが――彼女からは何も残らないと思ったので少し意表を突かれた。
小さく頷いて、形見としてポケットに入れた。]
さて……行くか。
幕間は終わりだ。
[これからの自分。
悩むことは何も無かった。
美しい自分、その美しさを表現し、世界を魅了する――何があったとしても、吸血鬼にされて、人間に戻されて、近しい人物を亡くしたとしても――そこから一歩たりとも踏み外すつもりはなかった。
立ち上がり、ランタンを手に歩き出す。
シェリーの灰を受けた身体は、流れる金の髪に対して、銀の光を撥ねて思わせるようにコートに散りばめられていて。
次のステージは……城の外に出られるまで水場で待つ(>>10)ことではない。
――何故ならば、美しくないからだ。*]
[脚本家に転向したほうがいい、と返された言葉に刺は感じられず、去り行く背中に一礼して名乗る。]
わたしはハンターではなく、聖教会ロウプ修道院に所属する修練士でモナステリーと申します。
まだ夜は明けない、お気をつけて。
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