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メイド シンデレラは、ここまで読んだ。 ( b18 )
―B2F 通路―
[ジェフはどうしたろうか。 どちらにせよ]
始祖…… ノスフェラトゥ。
[そう言えば、吸血鬼であった間も、
まともに彼の者を呼び求める声を上げた事はない]
どこにいる――
……死んでる?ドウイウことだ?
[首を傾げる。
こちらへ大きく顔を向けるエルクを視界に納め、
自分よりも大怪我だ、と眉を寄せた]
ワタシは、吸血鬼ハンターだ。
人間とやり合う…シュミは、ない。
それに、お互いこのザマだぞ。
どうやって、遊ぶ?
寝コロガって昔話でも、読ムか?
[遊ぶ?に肩を竦める]
じっとシテイレバ助かるのは、ワタシではなくオマエだ。
…とにかく、少し水を、飲メ。
[ヒップバッグから携帯水筒を取り出し、エルクの方へ転がした]
[琥珀を見つめ返す。
馬鹿げたことを
問答している時間はない
役に立たんなら好きにしろ
消えたアレクトーへ掛けた声>>135のいろを、聞かなかったとでも]
…
[眦を下げるナバールへ、ただ少し松明を下げた]
まとめて、イエス。だろう…?
[迷路の奥へ進んでいくナバールの、進路が己と違ったから、去りゆく足音へ呟いて、
別の道を往く]
ありがとう、持っててくれて嬉しいよ。
[少しだけ、お互い冷たくなった指が触れ合って。
2本のハルパーを受け取り、繋いでいた鎖をフックから外して分離させる。
それぞれを腰の両側に提げて]
さて、身体の調子はどうだい?
動けるかい?
……食欲は?
[自分のときは空腹とは違う感覚だったが、吸血衝動と言えば刺激が強いかと踏み、人間であった頃のニュアンスに喩えるなら食欲としか言いようがなかった。]
休まないといけないなら、もっといい場所を探さないといけない。
空腹に耐えられないなら――やはり探さないといけない。
[何を、とは言わなかった。
大声を出せば聞こえるところに対象はいるかもしれない]
[そしてもう一つの心臓の同胞に語りかける]
…同胞よ。いるのでしょう。
あ。
[ロバに乗っている、クリスに唖然とする]
た、たのしそうね…
あの…食べちゃってごめんなさい。
あまりにも、同胞がおいしそうで…
って言ったら、また始祖様に怒られてしまうわね…
[唖然とした態度は改め。ロバに乗ってるクリスに謝罪した]
名前はなんていうの?
[与えられる情報、知らぬ名が多い。その中に、あの古吸血鬼の話はない。
"穢れ"を多く溜め込んだ濁った輝きの心臓。ではあれは、恐らくあの時の]
(死ねたのだな……)
[今は相棒の荷物にしまわれた、いま一つの紅榴石を思う。
「たすけて」
あの哀れな魂は、今も彼に怯えているのだろうか。
それとも――]
[男の質問に]
ええ、だいぶ、良くなりました。体も幾分か楽に。
[吸血鬼となったことで、酒への依存はなくなり、体は軽くなった気がする。]
ええ、まだ、大丈夫。
[多少の渇きはあるが、強がった。まだそこまで衝動は強くない。血を吸わなければ生きられないことは本能でわかる。しかし吸血鬼への嫌悪感がそれを拒む。]
もう…大丈夫。行きましょう。
[と言っても、吸血鬼に堕ちてしまったことで目的がなくなってしまった。始祖には逆らえない。外にも出れない。どこに行けばいいのだろう]
フル様は…どこか行きたい所はありますか?
[アレクトーが剣を振るう。>>160
しかし、それは始祖に当たることはなく、位置を一人分ずらした場所で涼しげに嗤う]
ほほぉ、剛気な娘よ
[が、次の瞬間、ギリと睨みつけ、両手首を掴み、捻り上げ剣を落とす]
[背にまたがったままロバの耳をぺしぺししている。
もちろん素通りなので素振り。
ハンターの心のなか>>183は知らないけど。]
こわい、 ……こわい。
[生きてた時ほどの恐慌に襲われることはもうないから、それほどでもない。
きっと。]
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