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― 地下2階 ―
[始祖吸血鬼が近い。変わった格好の少女が告げた事実に興奮と緊張が入り混じる。少女も付いてきているようであるが、会話をする気が起きずそのまま先頭を歩く。]
…歩きにくいわね。
[まだ苛立ちは収まっていないよいだ。悪い足場に対しがすがすという音を立てて踏み込む]
俺も怖い
神経が張り詰めるのは当然。多少過敏でも用心するのは大事なことと思う、っと
俺もさっき間違えて、ハンターの少年と諍いになるところだった
[そして少し笑うような気配]
どうしようかな
[戦闘服の上に首を護る為、巻いたマントの破布を解いて、首を見せる]
…脱ごうか?
[暫く歩いていると…ごごごご、という振動音とともに少女の叫び声が聞こえる]
…何!?
[振り向くと、少女は既に杭に閉じ込められているようだった]
― 地下2階への下り階段 ―
はぁ、結局この階では会えなかったか。
奥へ行けば行くほど観客が減る以上、私としてはあまり進みたくなかったのだが……。
[リュックを背負った両腕を腰に当て、小さくため息。
(失われたとは言え)ベースを築くぐらいまでの準備をしてきたのだから、地下深く潜るのが嫌だと本気に駄々を捏ねるつもりはないが、さらに寂しくなる下層に踏み込むことはやはり嫌らしい。
ただそれが美しさを誰にも見せられないという、本人にとってのみ深刻な理由に浸っていられたため、相変わらず恐怖心と警戒心ですくみあがったりしないのは得な部分か]
[少女は先に行けという。だが…]
貴女を置いて行けと?できるわけないじゃない。
[その台詞には温かみはない。置いていけないのは一緒にきたからとか、そういう理由ではない。閉じ込められてる間に吸血鬼に襲われ、「そちら側」になんて行かれてしまったら…]
…汚らわしいっ!
[本音を漏らす。大きな声ではなかったが、少女には聞こえたか、聞こえなかったか。]
[考えをめぐらせるまでもなく…やることは一つ]
この杭を何とかすればいいのね?…リアン、杭からできるだけ離れなさい。
[少女を促す。少女が手前の杭から少し離れるのを確認すると、酒を取り出し、くいっと一飲み。]
…ふう。
[落ち着いて神経を集中させる]
[穏やかな声、笑う気配。
落ち着いた物言いに当てられたか、纏う雰囲気の棘は少し取れた。
空いた手がゆらと揺れ、収まるところを探す。結局爪を噛むことで場所を見つけたが――]
…… はあ!?
[突如言われた言葉に、その手も落ちた。
どこまで脱ぐのか検討つかず、急いで止めた]
や、いいいらないって……!
あ、あー……
……噛み痕か
[てっきり変態の一種かと思った。というのは胸中に。]
[地下2階の迷宮をさまよっている]
[だが肝心の「封魔」は見つからないようだ]
[でもそのうち何か「見つかる」だろうと
思いつつ、私は獲物を探し続ける]
[しゅっという小さな音とともに、杭とそれほど太さが変わらない…角材かと見紛うほどの太い矢が放たれる。一瞬でぐゎきっ!!!!という轟音が。]
…駄目、か。
[矢は刺さるも、杭は破壊できず。]
思ったより…頑丈なのね。
……あぁ、そういうことか、私の美しさに見蕩れた末に飼いたくなったのか。
気持ちはわかるが、落札されてやるわけにいかんな。
[自分の中の、古い記憶。
美しく生まれた少年は、富豪層の手を渡り歩いて育った。
あのときの時間を醜く忌まわしい過去と蔑むつもりは無いと……が、封印したものには違いない。
誰のものでもなく、逆にありとあらゆる人に美しさを提供する劇場のスターとして君臨する今と――正反対に、常に誰かの所有物であった時代があったのだ。
この奥に棲むだろう標的が深くから手招きするのは、美しい自分を閉じ込めて独占したい欲があるからに違いない……とか勝手に思い込み、一笑に付しながら前髪を払った]
それなら…っ
[やや厚手の手袋を穿き、まずは杭から矢を抜き出す。これだけ矢が太いと簡単には壊れない。鏃を取り替えればまた使えるだろう。]
…んっ!
[杭を両手で掴み、深く腰を落としたと思ったら、体全身を使って杭を引き抜こうとする]
…っっっ!!!
いいのか?
まあこんな場所で無防備な姿を晒すのは御免だ。助かる
[息を漏らして笑う。
実際、男が相手なら吸血に向くのは首筋くらいのものだろう。
脚の付け根に吸血痕を持つ男も見たが、あれは―― 考えないことにする]
[無酸素運動の上に力んでいるため、みるみる顔は紅潮する。見るからに頑丈そうな杭が少し傾くが]
…ぶはっ!!
[息を吐いた拍子に全身の力が抜ける。杭から手が離れそのまま尻餅をついた。]
…参ったわね。これでも駄目なんて。
[とりあえずできることは少女を独りにしないこと。吸血鬼化するのを防ぐことくらいしか、と考えたようで。]
助けがくるか…他に方法が思いつくまで、止まるしかなさそうね。
[とリアンに告げ座り込んでしまった]
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