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[相変わらず震える手。クロスボウを置き、鞄から取り出したのは、酒瓶。
小さなコップに注ぎ、くいっと飲み干す]
ふう…
[手の震えが止まる]
さて…
[と呟き再びクロスボウを持つ。もう手が震えることはない。]
行きましょうか。
[城門をくぐっていった]**
7人目、ジェフ がやってきました。
ー城外・見張り塔跡ー
[かつては城壁の一角をなし、高みから訪問者を睥睨しただろう塔の窓欄ーーだったと思しき石の塊に腰掛けて、静かに息の数をかぞえていた。
耳につく、細やかな水滴が瓦礫に落つる音。
浅く、短く、呼吸は感覚の緊張を保つに充分なだけに抑制し、霧中に混じる異臭を嗅ぎとろうと努める]
ふむ
[二種の革を張り合わせた頑丈な外套を、等しく革に覆われた左の中指で擦る。
ぬるつき滑る感触はなかった。
始祖と呼ばれるいにしえの吸血鬼、ノスフェラトゥの口伝を集めた書籍には、腐食性の水を操るとあったが]
杞憂か
軍図書館といえど、千年の昔は歴史の霧の向こう側、っと
[吸血鬼に多少なり関わる噂には、とかく信用ならぬオカルトが多い。
警戒をするに越したことはないと、こうして目的地を眼前に足踏みをしてみたが]
[全身を覆う外套から唯一覗く目元が、霧を透かして城を眺める]
行こうか
[声を掛ける相手がいないから、独り言は、ただの身についた癖のようなもの。
肩に立て掛けていた尺長の杖を握り、荷を確かめて歩き出した*]
8人目、封魔師 アルベルト がやってきました。
── 城へ ──
[木の根が潜り込んでヒビ割れた石畳の旧い道を、荷駄を積んだロバの手綱を引きながら歩いていた青年は、寡黙な同行者の声に顔を上げた。]
ええ、見えました。
あれが、災いの目覚める場所──
[宵闇の色をした厚手のローブをまとうその姿は、吸血鬼と戦うハンターには不相応な華奢なもの。
青光りする艶やかな長い髪は束ねずにローブに包み込み、透けるごとく色白な肌は夜の住人のよう。
けれど、銀の双眸に宿る意志は強く、漆黒の同伴者の向うに城のシルエットをとらえていた。
手にした杖はイチイの木から削り出したもので、杖頭の銀の彫刻は彼が所属する組織のシンボルである "日輪を支える翼" を象る。]
[青年の名は、アルベルト = モナステリー。
まだ彼が胎内にいる時に、母親は吸血鬼に襲われて、アルベルトを産み落とすと同時に天へ送られた。
アルベルトが母親と運命を共にしなかったのは、彼の父親の身分に関係すると噂されていたが、詳細はアルベルト当人も知らない。
ただ、その奇特な出生のせいか、アルベルトは吸血鬼に対抗する常人ならざる力をもっていた。
聖教会はアルベルトの力を、吸血鬼禍から人々を救うために使うことを考え、修道院(モナステリー)で育てられたアルベルトもまたそれを希望したのだった。]
[始祖ノスフェラトゥが甦るという情報を得た聖教会から与えられた使命は、吸血鬼を滅ぼし、その紅の心臓を持ち帰ること。
けれど、アルベルトの本意は、滅びによってではなく吸血鬼を救うことにある。
アルベルトに与えられた力──吸血鬼の穢れた血を我が身へ引き寄せ、鎮める能力。
それを用いれば、きっと。]
…行きましょう、タダォキ。
[ローブの上から胸に下げた聖印に触れ、同伴者が歩き出すのについて行く。
異国風の名前は発音が難しかったから、どうにも舌たらずになってしまうのだが、それでもアルベルトは敬愛をこめて彼をファーストネームで呼んでいた。
吸血鬼を切り裂く刃たる彼がいなかったら、自分はここに立ってはいまい。
アルベルトが力を発揮するためには、まず吸血鬼が血を流していることが前提条件で、そして生き延びるためには、力を使った後の冷えきった身体を支えてくれる者が必要だったから。
戦いの中で忠興と出会えたことは幸せだと思う。]
暗くなる前に野営できる場所を確保したいですね。
[防水の布や調理道具といった嵩張るものを積んだロバの手綱をひく。
贅沢は望むべくもないが、一週間かそこらは野営できるだけの食糧・水・燃料などは用意してきていた。
食糧調達に時間をかけるより、探索に集中したいという判断だ。
ランタンや応急治療キットなどは身につけてゆくにしても、探索には余計なものはロバともども納屋か厩舎にでも置いてゆくことになろう。
番人や番犬を残せればそれに越したことはないのだが、あいにくとそこまで都合がつけられなかった。
もっとも、窃盗目当てで吸血鬼の城へ来る者もいるまいと思っている。]
他にもハンターが来るかもしれないという話ですが…
諍いたくはないですね。
[危険は承知の上で来るのだろうから、ここは任せて欲しいと言っても、ハンターたちもそう簡単に説得されてくれるとは思えないが。
周囲の様子を窺う忠興の邪魔をしないように気をつけながら、そんな言葉を*投げかけてみた。*]
[>>13目覚め、という連れの言葉に彼も同様の気配を感じていると知る。
吸血鬼の心臓たる「紅霞」と共にある男とはまた別の感覚で何かを見ているのかもしれない。
>>17タダォキ、と少し舌足らずな呼び名に、ほんの僅か口元を緩めて]
ああ……行こうか。
[吸血鬼を斬る。それは手段であり目的ではない。吸血鬼を滅ぼすことを目的とする男の、いや、伊達家のと言うべきか。
傍らの男の華奢な姿は力なく映るが、それを補って余りある彼の特殊な能力とは、利害が一致している。
吸血鬼の心臓を求めるハンターにとって、傍らの男の"鎮める力"は必ずしも歓迎するものではなかった。
男は彼を庇護するものではあったが、同時に保険でもあった。
彼を守ってさえいれば、吸血鬼になることも――ない。
彼と出会えたのは、男にとっても幸運であった。]
[>>19諍いという言葉には]
始祖は容易な相手ではない。
敵を目前に諍うような愚か者は、俺は知らん。
伊達家七代目 伊達忠興 は肩書きと名前を 伊達忠興 に変更しました。
贖罪人 パンドラ は肩書きと名前を パンドラ に変更しました。
9人目、メイド シンデレラ がやってきました。
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