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― 社務所 ―
[流華のおみくじの結果には]
今凶を引けば、ここで厄をおいていけるから、
良い事なんだってさ。
厄払いできてよかったな。
[ニッコリと笑って、流華に手を伸ばし、嫌がらなければ頭をそっと撫でる]
―例大祭―
[鳥居の下にいる昴はすぐに見つけて手を振る。
けれど着慣れない浴衣と人ごみのせいでなかなか辿りつけなくて]
昂くん ごめんね
せっかくお祭りだから浴衣着たんだけど
歩きにくくて遅れちゃって
待ったかな?
[もういちどゴメンといって心配そうに顔を見た]
[昂のきょとんとした顔を見て>>1348]
えへへ…
浴衣きてみやした
ってどこか変かな?
[くるりまわると浴衣の裾がヒラっと揺れた]
みんなもお祭りきてるかなぁ
最初はどこいく?
やっぱりお参りが一番かなっ
[普段と違う恰好で会うのは何となく照れくさい
照れくささを隠す様に早口でどこへいくか尋ねてみた]
― 夜の部、社務所 ―
[社務所からペンを借りたものの、少し迷っている]
厄払いだけならそれでいいのでござるが、大凶の二文字の隣にジャン殿の名前を書くのは気が引けるでござるよ。
大凶男みたいなあだ名がつくのはさすがに哀れでござるし、何か災いがジャン殿に降りかかったら大変でござる。
[名前を書くことが何を意味するか、ジャンは知っているだろうか。
だからと言って気にするような彼女ではないが]
―― 例大祭・屋台の一角>>1356 ――
ん、分かった。
まいどありー!
[お嬢様っぽいのに、ニッキ棒が似合うだと……! と自然に差し出された駄菓子に、ひそかに慄いていたりするのだが、それはそれ。
代金を受け取って、一本オマケして手渡しました]
―おみくじ売場>>1347―
[透の何時にない反撃に一瞬押し黙ったが
すぐにいつもの口調に戻った]
ばれちゃった?
そうなの、透ちゃんに会いたくて逢いたくてたまらないから、抜け出してきちゃった☆
よし、これで治った。
[そっと透の頭から手を離し、透の手元のおみくじやペンに視線を落とした]
ねえねえ、誰の名前書くつもり?
セッカクだから、ワタシの名前書いて結びなよ。
[強めの語調でいいきった]
― 社務所 ―
名前…?
[そこで思い出す伝説の木の話]
おみくじの結果と、伝説の木は意味が違うし。
俺は気にしないよ…って、え?
俺の名前…?
[ポカーンとして流華を見る]
よく入ったっけ。 よっ、と……。
今の身長じゃ潜れないかな?
[境内、狭い隙間を通って軒下に。虫やなんやら多いが気にせずに]
ああ。 塞がってない。
[小学校の頃、侵入した経路。誰にも見つかってないが、知っている人も居るかも?]
よっと。。登るのは今の方が良いな。 遥かに。
[樹と塀を器用に登る。伝った先は神社の大鐘の社の上だ]
…良い、眺めだな。 考えるには。
[大鐘には人は来ないし、よほど注意しないと気づくまい位置]
やっぱり、この街も、人も、俺は好きだな…。
―― 例大祭・屋台の一角 ――
えっ、大丈夫? 働きすぎじゃない?
[適度に休んでね、とぼーっとしているという凌>>1351を、心配げに覗き込み]
ううん、こっちこそ、引きとめてしまってごめんね。
凌くんも頑張って!
[ゆっくり休んでからでいいからね! とぶんぶん手を振り返しながら念を押したのだった]
─ 例大祭 ─
いや、全然!
[ぷるぷると頭を振りながら]
浴衣、似合ってる。
じゃあ、ゆっくり歩こう。えっと、どっかまわりたいとことかある?
まずはお参りしておみくじがいいのかなあ
[伝説のことはよく知らないし、正直誘ったもののどうエスコートすべきなのかもよくわからなくて。
零斗とかアミルに聞いておけばよかったかなーと後悔したが後の祭り]
とりあえず、あるこっか。ゆっくりでいいから。
[はぐれないように、そっと手を差し出した]
ー 例大祭(昼) ー
大丈夫よー。
まだちょっと昔の感覚が戻ってないだけだから。
でも心配してくれてありがとう、あなた本当にいい子ねー。
それじゃ頑張ってね。
[それが何なのかは明らかにしないけれど、笑顔で流海にお礼を言って踵を返していった……が、すぐ足を止め]
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