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[風が吹き抜けた後、最初は気付かなかったが、次第に髪に違和感が。
ふと手で触れると、そこに飾られていたのは、雪で彩られた薄桃色の花――クリスマスローズ。
可愛らしい贈り物に、表情を綻ばせ、再びそれを髪に飾る。
果たして、共に居るレイスはどういう反応をするだろうか……?]
―教会入り口―
[レイスについて歩きながら、彼が歩調を合わせてくれている事に感謝して、ぎゅっと手を握りしめる。
思えば、こうして歩くのも初めてではない気がする。
前にもこうやって、彼に連れられて此処を歩いたのではなかったか。
……此処? いや、此処とは違う、でもよく似た場所。
果たして、一体何処を歩いたというのか――?]
[そしてレイスの言葉には、微かに首を傾げる。
誰かを探して此処に来たのだろうか。
そう思いながらも、内心では全てレイスに任せる事にした。
彼と一緒に居れればそれでいい……そんな事を思いながら]
[フィグネリアに連れられるようにして、あちこちを歩いて回る。
危なくなれば支えはするが、向ける視線はひどく険しく。
無言で睨みつけるようにすれば、心配というには幼い表現はきっととても伝わりにくい。
ダニールへ酒瓶投げつけるあたりなど、女の気の強さに、知ってはいたが沈黙する。
ざまあみろと思うには、男には彼への恨みも何もないように、思っていた。
妹とのやり取りでさえ、喋る娘の様子は『そういうもの』という認識だった。
知らない話、知らない思い出。
記憶は靄の中へ覆い隠されて、此処にあるのは彼女と共にある思いだけ。
>>55飾りの希望に、ふと顎へ手を当てて。]
………… 何を。
[何かという曖昧さでは何も作れない、と融通の効かぬ答え。
先を尋ねるのは、少なくとも聞く意志があることを示していた。
冷たい風がふけば、寒いのは大嫌いだ。
肩を縮めて、眉を寄せた。+パー+]
[リディアに抱きしめられた腕の中にいたのは5.6才くらいの小さな男の子。
ぽんぽんとあやす様にな仕草に気持ちよさそうに目を瞑って大人しくしていたが…ぱっと顔をあげると]
おねぇちゃん…だーれ?
僕どうしてこんなところにいるんだろう?
[ちょんと首を傾げてリディアの顔を大きなヘイゼルの瞳でじぃっと見つめた]
あー! きっとかくれんぼうの途中なんだ
ぼく…さがさないといけなの
[いつの間にか頬に伝わる一筋の涙に首を傾げる]
あれぇ?
もしかしたらぼく泣いてた?
なんだか…目しばしばするし お鼻もいたい
ぼく…泣き虫だから。
ナタリーちゃんにいつも笑われちゃうんだぁ
[しゅんっ小さく鼻をならして恥ずかしそうに笑って]
もしかしたら…おねぇちゃんが慰めててくれた?
ありがとう
[初めて会った人を相手するようににペコリと頭を下げた]
[しかし、震えるだけで何もおこらない。
ふ、と息を吐いていると、服の端が引っ張られた。
振り向いたそこに、
カエルがいた。]
……………………… ???
[沈黙。
人によっては可愛らしいと形容するかもしれないひげ面のカエルと
全くもって愛想の欠片もない男が、黙って見つめ合った。]
[感じるのは、呼ぶ気配。
此方へと、引っ張る気配。]
[その手を払おうとすればカエルは一度身を引くが、
数歩歩いて振り向けば、ついてきていた。]
………………
[さらに、見つめ合い。
先に諦めたのは、男のほうだった。]
(わかった。行かなきゃいけないなら、行くから。)
[素直に受け入れているのは、信心深い親の教えのせいか、
この不思議な環境のせいなのか。
アレは妖精だと気づいてしまった。
それでもすぐには従わないのは、いつの間にか自身に灯った光のため。]
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