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― キッチン ―
[廊下から聞こえてくる知り合いの声。
既にそこには先客がいるらしい]
キリル、リーリャ。
君たちもいたん、だ………………
[ごく普通に扉を開けて、室内へ入って。
灰青が吸い寄せられるように向けられたのは、
幼馴染でもなく、その妹でもなく。
少女とも少年ともつかない子供
――――の隣にいる、黒い狼]
どんくさいね……キミ
[犬の鼻にデコピンが炸裂したのと
メーフィエが現れたのは同時ぐらいか]
お、メーフィエ
この犬、頭良いよ
[にい、と笑って犬の前をメーフィエに空ける]
ぎゃう!
[驚いて後ろに跳び、床に丸まって鼻を前足でおさえる。]
がふがふ、がう!
[なんだか抗議でもするように吠えて、
ぐるるると唸った。 危険人物と判断したらしい。]
[デコピン炸裂に、さすがの犬(狼とは認めない)も怒った]
だってさ、デコピン食らう狼なんてかっこ悪いじゃん
おー、その調子その調子
そーやって戦わなきゃかっこよくなれないよ
[にやにや笑いながら、煽る
吠える犬に、笑みを向けて]
うーん、何言ってるかわかんないよ
ごめんって、そんなに痛くなかったでしょ?
ごめんね。
見ての通りの悪ガキなんだ、彼女。
[丸まった黒狼に合わせるように、屈んで膝をつく。
なぜかキーラの行いを自身が詫びて]
…………きみ、ひどい怪我してるじゃないか!
だ、大丈夫…?
動いたら痛いとか、苦しくて我慢できないとか、ない?
[喜ぶより先に、身体中の傷跡を見とめておろおろとした表情。
かなりの心配性なのだった。
……がかつてキーラに悪戯された時に
ひどくうろたえていたのと、同じ仕草]
がう! がうがう!
[女性の格好したひとに向けて吠える。
……なんて言ってるかは、
きっとわからない方がいいんだろう。たぶん。]
[意地悪されてて気がつかなかったのか、
いつの間にかなんか弱そうなのが目の前に来ていて、
狼はびくっと震えた。]
[お釣りが出るくらいに心配されて、ふるふる頭を振る。
首許の硝子が、からから涼しげな音をたてた。]
見ての通り、って何ー!
ちょっとイタズラしただけじゃん、ねえ?
[む、とメーフィエにジト目
ちょっとやり過ぎたのかな、と思いながら
意地になってるので、メーフィエが謝ってるのを見ても
キーラの口から謝るなんて絶対にしない]
その怪我は私じゃないよ?
[一応自己弁護しておく]
それ、は……。
ちょっと、よく見せてもらってもいいかな?
[首元で鳴る涼しげな音。
黒狼を怖がらせないように、そろーりと更に近づいて
首の辺りを覗き込む]
…………っ、
[そしてわかる、硝子のいろやかたち。
灰青が滲みかけて、慌てて俯いた。
そうしないと、人前で(犬前で?)涙が零れてしまいそうだったから]
きゅうん?
[不思議そうに首傾げて、
近づかれればちょっと上向いた。
相手がひ弱そうだからなのかなんなのか、
こっちには警戒心のけの字もない様子。
されるがままに大人しくしている。]
[黒狼の耳の付け根のあたりに手を伸ばして、ゆっくり撫でる。
まだ顔は、俯いたままで]
…………きみの持ってるそれ。
所々欠けてるのは仕方ないけどさ。
形はいびつだし……大きさも不揃いだ。
どこの誰が、こんな拙い細工を作ったんだか。
きみも、不格好だと思うだろう?
[撫でられる感触に目を細め、ごろごろ喉を鳴らして、
また不思議そうに首を傾げて、
問題のそれをからからいわせて首を振る。
そうしてもう一度、首を傾げた。
なぜ?とでもいうように。]
[俯いているせいでまともに前が見えていないが
硝子の鳴り方で、首を振ったのはわかった。
……どうしよう、自分の涙腺ってここまで弱かったっけ]
きみには、もっと綺麗なものをつけてた方が
映えるんじゃないかって……思ったんだけど。
それ、そんなに気に入ってる?
[ぱさぱさの毛並みを撫でる手は、
喉からお腹にかけての辺りへ移動する]
[頷いて、わう、と短く吠える。肯定の合図。
もっとも、硝子のこれがいったいなんなのか、
狼の頭でちゃんと理解できてるのかどうかは怪しいけれども。]
[くうん、と甘えるような声を出しつつ、
ふと、何か気になったのか、辺りをきょろきょろ見渡した。]
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