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〔口元から、しゅるしゅると覗く二股の舌。〕
このお手紙の主が、そうだといいのれす。
〔外界から預かってきた書状を懐へ差し込む。〕
蛇の精 シチフ はきゅうようをおもいだしたみたい。(またきてね!)
妖精女王 ティターニア がやってきたよ。
滞在していたもの達には非常に申し訳ない。
全ては私の不徳の致すところ。
1人になってしまったが森が滅びるまで見守っているとしよう。
[木のてっぺんに立ち、森全体を見渡している]
旅人 ニコラス がやってきたよ。
[サク―…サクサクッ―…]
[落ち葉を踏み分ける音がする]
ふぅん―…大きな森だね。今日はここを寝ぐらにしようか。
[そういうと、大きな木の下にドサリッと荷物を降ろした]
[木の下に胡坐をかいて座ると、リュックの中から手帳を取り出す]
さて、日記を書いてしまおうかな。えーと―…
[さらさらと、ペンを走らせた。]
[物音に気付き、下へ視線をうつすと1人の人間が目にとまる]
新たな来訪者のようだな・・・。
森がこのような状態では、歓迎も満足にできそうにないが挨拶のひとつもしないのは無礼というもの。
[暫し思案すると、ふわりと木から飛び降りる]
おや?
これはこれは―…お美しい女性。気がつかずに失礼いたしました。
[手帳から顔をあげて、にこやかに微笑みかける]
こんばんは。
[帽子をとり胸に当てて少々大げさに挨拶した]
[音もなく目の前に降り立つと一礼し]
お初にお目にかかる。
私はこの森を統治する女王ティターニア。
今の状態では、たいした歓迎もできそうにはないが・・・。
この森への来訪を歓迎する。
ゆっくりと滞在してくれ。
ああ!そうでしたか!
これはこれは光栄です。女王さま。
[古式にのっとり恭しく礼をした]
先日の嵐は凄かったですからね。いえいえ、旅はなれております故に、気になさらずとも。
[両手を広げて肩をすくめる]
はい、それではしばらくの間、お世話になります。
お騒がせいたしますが、どうぞよしなに。
[もう一度礼をした]
それほど、畏まる必要はない。
女王などと言っても所詮は森の管理人というだけにすぎぬからな。
[くすりと笑い。すっと1本の道を指差して]
暫く滞在するのなら、この先に以前木の精が作ったコテージがあったはず。
木の根元よりは楽だと思うが。
気が向いたら使ってみてくれ。
[くすりと微笑みながら]
女王…さま?お名前で呼んでもいいのでしょうか?
申し遅れましたが、わたくしめはニコラス、と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
(そういえば女王…といっても随分若い。僕と同じくらいにみえるな)
コテージですか?ありがたいことです。
そうですね、しかし今日はもう遅いようですので、
今宵はこちらにて。
…ご親切に、どうもありがとうございます。
あー、明日、そのコテージを拝見させていただきたいのですけども、よろしいでしょうか?
それと…食料調達の為、森の中を少々探検したいのですが―…
勿論、名前で呼んでかまわない。
好きに呼ぶといい。
ニコラスだな。覚えておこう。
この森に来る人間は珍しいので妖精達が興味本位で近づいてくることもあると思うが・・・。
悪意のあるようなものはいない。
できれば相手をしてあげてくれ。
そうだな、今宵は引き上げることにしよう。
森は自由に歩いてもらってかまわないが、無闇に草木を荒らすのと動物を狩るのは遠慮してもらえるか。
はい、ではティターニア…
[旅人の気安さで、微笑みながら、あっさりと]
宿ですが、せっかくのご親切に申し訳ありません。
夜不用意に出歩かぬのは、旅人の心得なのです。
ほらこうやっていつも…
[と後ろ手に隠していたナイフを取り出す]
持ち歩いています。
ですが、これで草木を傷つけたり、獲物を捕らえたりするのは遠慮しておくことにいたしましょう。
ただ…わが身を守るために使うことはお許しいただきたく思います。
…いえ、そうならないことを切に望みますが…
そうですね、僕も今宵はこれにて―…
また、明日、お会いできれば光栄です。
[にっこりと微笑みかけた]
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