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――コンテナシェルター内――
『勝った、勝ったんだ!』『俺たちの市長が勝ったんだ!』『市長だけじゃないって、これは地球の勝利なんだ!』『え?あ、でも宇宙怪獣がやってくるって話もないよな、確かに。』『『『いやったぁぁぁ!!!!!!』』』
『よっしゃ宴会やるぞ!』
『私、ステーキ焼いてきます!』
『まて、戻ってくるまでどれくらいの時間かわからん!じっくり煮込む料理の方が良さそうだ』『じゃあカレーで!』『おい蜂蜜もりんごもないぞ?』『辛口でいいんですよ辛口で』『牛肉そんなにあるか?って乾燥豆腐で……だと……!?』
[てんやわんやで、宴会の準備が始まる――]
[会話の記録に至った思考はもう相手にはばれているだろうが、どのような意図で以ってそれを行うのかを伺う『様子』を見せているようなら、ただ一言]
俺、なんでも記録してねーと右から左で忘れるから。
覚えていたい事は特に、こうして手元に置いておくんだよ。
[アカデミーで学んだ事はほとんど記録されてはいないが、
誰かの言葉や約束、待ち合わせの地図や座標など…そんなものだけがハニエルのデータフォルダの中には収められていた]
[それから、ふと。
天使は墓標の前で膝を付き、祈りの形に手を組んだ]
墓に挨拶すんのが後回しになっちまった、悪い。
此処にいるのがフランでも、そうでなくても、挨拶はしなきゃ
いけねーよな。
[そして祈りの後、まだ疑問な点があったか
視線をフランの顔へと移し]
でもさ。
この墓標の奴って、元はお前なんだよ…な、違うか?
お前が嘘をついていないなら、確か宇宙から来たエイリアンだ。でもこの墓の奴はどう見てもこの惑星で生きた普通の奴にしか見えねー。
って事は、フランと同じように入れ替わってたのか?
要するに、お前というエイリアンはフランの前はこの墓の男で、またその前には別の誰かだったのかって。
もしそうなんだとしたら、お前はなんで自分でない何かになって今まで過ごして来たんだ。趣味か?
後、俺やエリーに聞いたあの質問も何度か聞いて来たのか。
その内でお前が考えてるものに響いてくる返事はあったか?
[尋ねる風ではあるものの、どこか『そうだ』と確信したような口調で問い掛けた]
まあ、どっちにしろ。
お前がフランで居てくれた事にゃ感謝はしてるけどよ。
おかげでクジラは倒せたし、あの兄貴もフランに逢えたし。
出来ればフランのままで居てくれたらなーって気はあるけど、お前はお前で破壊だとか物騒なやる事あるみてーだし、俺の目ではもうフランとは違うって分かっちまったから今までと同じようにはなんねえんだろうけどさ。
[祈りの前に、傍に降ろした彼女の言葉にはどんなものであれ驚くだろうが、感謝はしている事を改めて告げた。
そうして一旦視線を外し周囲へと視線を巡らせると、
小さかった生体反応が少々大きくなり、こちらを向いている事に気が付いた。>>140]
――――あ。
[その姿を見、思わず声を上げてしまう。
まず、その身の無事(天使からはそう見えた)を喜ぶべき所なのに、その一文字から先を続ける事が出来ず凝視するだけに留まっていた**]
ふらん、
フランッ、
[速度を高めても、まだ重く感じられて上手く前に運べない両脚。
まるで手負いの生き物のような、覚束なく頼りない足取り。
辿り着くまでの時間は、ひどく長く、感じられた。実際、本当に長い時間を掛けなければ、すぐ近くにまでは寄れなかったのだろう]
フランっ……!!
[たどたどしく叫ぶ声も、まだ、擦れていて、か細い。
彼女と"天使"の美しい声も、はっきりと聞こえてはこない]
[進む身体に触れた風は穏やかで静かで。
少し前までのシティの戦火も収まったのだと思わせる涼やかささえ、あった。
ソラを空高く見上げることも、ソラの向こう側の宇宙《ソラ》での戦いの結果を知ることも、未だ無かったのだけれど]
(どこにも、いかない)
(おれが、いる フランも、ここにいる)
(いっしょに かえる)
(おれと、フランで ふたりで)
(どこにも、いかないで)
(はなれて、いかないで)
(『…………』)
フランっ!
[ここまで己を辿り着かせる結果を導いた"天使"への、感謝(悪態)を呼びさます感情も、まだ意識しないまま。
彼女――に見えた――の凝視の意味も察しないまま。
"たったひとりの兄"は、フランに届くか届かないの距離のところで、その右腕を伸ばした**]
[青年が“フラン”の元へ辿り着く瞬間、顔の向きはそのままに
レンズアイの向きは白い墓標へ]
―――――…
[それから、目の前にいる“フラン”と青年に視線を戻した。
多分、彼女は今までどおりのフランとして語りかけるのだろうなと少しほっとしたような、どこか悲しいような気持ちで。]
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