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[『棒』を無言でじっと見詰めている間に、明朱佳は突き放すような言葉を残すと、自分を置いていってしまった。>>168
あとは自分で決めろ、と、そういう事だろうか]
…………。
[木刀に歩み寄り、自分の手で触れる。
今はまだ、古い手触りの、ただの木の棒だ。
予想通りの結果に無言で手を離すと、今度は携帯電話を取り出す。
呼び出したのは博士の番号だ]
「どうかしたかね? こっちは今、少し忙しくてね。
詩論シティに怪獣が――」
オレ、その詩論シティに行きたいんだ。
「詩論シティの怪獣は、ジャミング能力を持っている。
そして、メガマリオンの遠隔操作は電波で行われているんだ。
つまり、敵の能力で操作を妨害されるか、最悪コントロールを向こうに奪われるかもしれない」
[諭すような口調で、博士は言うが]
――知ってるよ。
[その言葉に少年が揺らぐ事はなかった]
だから、博士に電話したんだ。
どのみち、怨念ゴーレムと戦うためにも、必要だったし。
[電話を持つ手が、喉の奥が、震えそうになる。
そちらに踏み込んだら、後戻りは出来ない。
子供の"ごっこ遊び"は終わるのだ]
―陣桜市―
[預かったままの通信機越しに、聞き覚えのある声が聞こえた。>>#0
そういえば、結局名前を知らないままだった青年の声]
ユージィン。
……やっぱり、生きていたんだ。
[彼が去り際に言っていた言葉を思い出して、唇の端に、微かに笑みが浮かぶ。
程なくして、目の前に見覚えのある風景が戻って来た。
市長は相変わらず忙しいのか、その場に居なかったが]
ただいま戻りましたっ!
[残りの面々に向かって、元気よく――しかし奥深くに固い決意の響きを籠めて、声を掛けた]
[薄くなる意識、手放そうとする瞬間 ──その時。
"スコル自身"が、首に絡みつく触手を剥ぎ、その触手に牙を付きたてた。
《相棒》のそれと同じ様に、塵と化す"影型"の怪獣を睨み]
──悪ぃな、幾らイカモノでも、喰らうのに遠慮はしねえんだわ。
行くぜ、《スタート》だ。
[吐き捨てて、《悪食の大狼/スコル》は、吼えた。
自身の中の"回路"を切り替え、《相棒》と同じ──
──否、それよりも獣に近い姿へと、変貌を遂げる]
いえ、悪くないと思うわよ?
[エリーが自信なさげに口にした計画>>190を吟味し、軽い口調で告げる]
加速度の緩和を二段階でやってる辺り、あたしの考えと同じだし…難を挙げるとするなら、フェイトと砲弾の合流タイミングね。
飛行ユニット、確か今外してたでしょ?しかも、通信妨害で新しく追加できるとも限らない。
そうなると砲弾との合流が『ジャンプ』以外になくなっちゃうんだけど…それ、もうほとんど曲芸の領域だもの。不可能じゃないけど、ちょっと厳しいんじゃないかしら。
[そんなことは言いつつ自分が陣桜市に戻ってきたときはまさしく曲芸のような真似をしていたのだが。この場にいる誰も、その瞬間を見ていなかったので、しれっと棚上げしておいた]
そうねぇ…こっちの通信機で受信できたってことは電磁波で間違いないと思うけど。
電磁波が伝わる過程についてはさっきのフランとの通信の例もあることだし、不確定要素が多すぎて推測し切れないわ。
ただ、双方向の移動ができる可能性が見えただけでも相当大きな収穫よ。
[黒い球体や裏宇宙について手がかりはまだまだ少ないのが現状だ。エリー>>192と同じく、少女にもその程度のことまでしか分からない]
……多分私の意見より省いて他の意見を纏めた方がいいよ―――あ、待って火種…あ、無理ですか。んじゃこちらでやっときます。
[ルッカに、自分がだめっぽそうなので、とりあえず自分の意見を取り消してもらおうと声をかけつつ、職員さんを追いかけてと、色々と大変な事になりながら、通信機はとりあえず受け取れたらしい。
なんとか、インカム型のそれを左耳に取り付ける。チャンネルを操作できないのは難があったが、連絡が取れないよりはマシだろう。
だが、問題は火種であった。
できればあるものを操作したほうが加減が楽なのだが、今から用意するには遅すぎたようだ。
それに、自力で作成できるならしてもらったほうが、良い、という事もあるのだろう。
資源は有限である。というお話。]
えぇい、お帰り!
[通信機を受け取り、せわしなく戻ってきながら、テルオが戻ってきたのを見れば、先ほどまでのテンションが残ったままの返事を返す。]
どうするかは――決めたね?
[そして、一間空けて。
どうするかを問うのではなく、きちんと決められたか、それだけを問いかけた]
―陣桜市・市街―
あの子は…
[テルオ少年が戻るのとすれ違ったことを知る間もなく、少女はジンロボの足を走らせる。その道すがらに市の職員から、エリーが通信機を忘れた旨が内線で伝えられた。思わず苦笑いをこぼしつつ、その通信機の回線を確認。回線テストがてらに通信を入れる]
インカム型っていうのはいい判断だったわね…
『もしもし、エリー?聞こえてる?あなたには中央通りの封鎖を行ってもらうわ。もし道が分からなかったら手近な職員にでも尋ねて頂戴。
どの程度の出力をどの程度維持できるか分からないから、加減についてはあんたに任せる。
予備人員としてそっちに作業ロボットに乗せた職員を二人つけるわ。
必要なら連携して、北と東の通路を封鎖して頂戴。
南から追い込んだ『お客さん』を西に誘導するわ。
地表部の主要幹線道路だから『お客さん』が集中することになるかもしれないけど、接近さえしなければせいぜいちょっとしたお化け屋敷程度よ。落ち着いて対処して頂戴。
こっちも、追い込むタイミングはずらして負担は増やさないように気をつけるわ。それじゃ、よろしく頼むわね。以上、通信終わるわ』
[告げて通信を切る]
さて、と…。あたしも急がなきゃね…
[少女も、自らのジンロボに無数のクラッカー(ジンロボサイズ)を背負い上げさせ、現場を移動する。目指すは陣桜市の北東、怨念ゴーレムの群れがもっとも集まっていると報告を受けた辺り]
──それから暫く後の事、ソフィア・パーク跡地付近──
[2体の機獣が、怪獣を散らしながら、駆ける。
闇雲に走り回って、巨大な怪獣の近くまで辿り着いた、その時]
見つけた!
[探していた相手が上空にいるのを見つけ、自身の"回路"に指示を出した。
人の姿へ戻り、相手へ声をかけようとした、その時。
再びの後方からの攻撃の気配、に振り向くと──
──局所的な孔、だろうか。
空で開いているソレと同じ物だと、直感的に感じられる、漆黒の……]
ば…ッ!?
[避ける為の動作を許す事も無く、自身を飲み込もうと口を開く、ソレは。 自身を無慈悲に、遠慮の欠片も無く、*飲み込んだ*]
[──スコルの意識は、其処で途切れている]
[その場は喧々諤々とした雰囲気が残っていたが、エリー>>207の問い掛けに、一瞬その空気が取り払われた気がした]
――うん。
[少年は、しっかりと頷く]
オレ、行くよ。
[おぉ、っと耳からはいる音声を聞き逃さないように、立ち止まり、気を落ち着ける。]
『えーと、とりあえず暴走しない範囲でやっておくわ。
作業ロボットは……例の魔よけかグッズは携帯してる、でいいのね?
後は了解。……通信終わってるから通じてるか解んないけど。通信終わりっ』
[もう通じてない気もするが、まぁ、大体異論があったわけではないので問題ないし、
道案内そのものも、作業ロボットの搭乗員に任せる事にすれば問題ない。
何か問題があればそのつど高度な柔軟性で対応すればいいだけの話、だ。]
[ひとまず]
……なんか、聞いてたらすげぇ博打な方法ではあるな。
でも俺にしてみりゃそっちの方がやりやすいつーかだな。
[市長・エリー・ルッカそれぞれの『大砲』について集音センサーを傾けていると、自然と漏れる苦笑]
ただ、弾って直進させるもんにはすげぇ回転がかかってんじゃなかったか。
それに乗っかって行けんのかはちょっと不安なんだがよ。
俺には玉乗りのスキルはねーぞ…。
[砲弾の上をチマチマと歩くように飛んで行く己の姿を想像して、少し噴いたという]
うん!
[駆け出していくエリー>>214に、もう一度返事して。
少年もまた、駆け出していた。
自らの、相棒の許へ――]
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