情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
落ちろよ!
[崩れた姿勢の相手の背へ、足蹴を加える。
容赦はしない。相手は4倍もの体長差があるのだ。
槍を出さないのは、飛行中の爆撃機という、足場の不安定な戦場のため]
[マリオンの動きの注視も続ける。これだけの巨体。爆撃機のどこかから「見て」動かしているなら、操縦者の視界に入らない方向があるかもしれないと]
[頭と左腕を着けた不安定な姿勢に、容赦なく足蹴が喰らわされた。
歩行時はメガマリオンの背中を後ろから見る形だったから、今はこちらから相手の背中が見えている]
……このっ、これでも喰らえ!
[倒れ込んだメガマリオンを更に屈めさせると、上体を勢いよく跳ね上がらせた。
ダメージとはいかないまでも、一瞬でも振り払えないかと]
……っ!
[片足の不安定な体勢に、下からの意外な攻撃を受け、一瞬、両膝が浮いた]
しまっ……!
[風に浚われ、逆に自分の方が爆撃機から身を躍らせる結果となってしまう]
ジュリエットさん!
[メイドへ呼びかける。青年のコントロール下を離れた左腕が、メイドの計算と命令で動き、爆撃機の表面を裂く……!]
[爆撃機にしがみつくことは、あっさり諦め、代わりに爆撃機を損壊させて、不時着させようと]
<第二ラウンドは地上でと行こうか!>
[風圧に逆らい、叫びながら、装甲戦闘兵は落ちて行く]
やった!
[狙い違わず敵機を引き離したが、喜びも束の間。
飛んで来た敵の左腕が、爆撃機表面を引き裂いた]
あーっ!!
[予想外の動きに、まだ立ち上がり切っていないメガマリオンでは防御が間に合わなかった]
ルッカさんの機体が……
あいつ、許せない!!
[相手の目的は未だにわからない。
とは言え、少年の心を今満たしているのは、怒りと悔しさの方だった]
ルッカさん、降ろして! あいつを追っかけないと!
[本音では今すぐ相手を追いたかったが、飛行装備のないメガマリオンを飛び降りさせる訳にもいかず。
今は艦の操縦者に移動を頼るしかなかった**]
うへ……ゆれるゆれるって言うか……
きっつ。
……あーもう!
――我、古の盟約を引き継ぐ者なり
――我、世界を憂うものなり
――我――セカイを手にするモノ、エリーの名におい――て――……へぶっ!
[舌を噛みかけて、床を転がる始末。それでも杖は手放さなかったが……
色々と大変な事になっていた**]
―陣桜市市庁舎・市長室―
………。
[執務机に向かい、溜まっていた事務仕事を片付ける。書類の数字一桁まで目を通し、必要ならば採決の判を押し、必要ならば担当の部署に連絡をつけて確認する。続く襲撃の合間、すぐにも次の襲来が来るかもしれない中で、しばしの静かな時間が流れていた。
そこへ]
…すぐやる課?い組ね。
どうしたの?そろそろ到着するころだとは思ってたけど…
外ね。分かった。
[シームルグに残してきた部下からの連絡に顔を上げ、促されるままに市庁舎の窓から外を見やる。
―――シームルグが、黒煙を上げて、こちらに向かってきていた]
…事態は把握したわ。そっちは作業ロボット隊動かして、可及的速やかに応急措置に移りなさい。
なんならグレスパは投棄してもかまわないわ。
航続距離を保たせることを優先して。
輸送艇のことはルッカが一番よく分かってるはずよ。彼女の指示に従いなさい。
[手短に指示を出し、回線をルッカへと回す]
もしもしルッカ?
今忙しいだろうから片手間で聞いて頂戴。
今からそっちに 滑 走 路 を 延 ば す わ。
距離は800m程度だから滑走距離には足りないだろうけど、こっちでもマニピュレーターを出して受け止めるから着陸は可能なはずよ。
何とかそこまで保たせて。
こっちの部下たちも勝手に動くかもしれないけど、好きに使ってくれてかまわないわ。
じゃ、また後で会いましょ。
[緊張をほぐすような軽い口調で通信を終える。続けざまに繋いだ回線は機関室へ]
もしもし機関室?
整備と組み付けは一時中断よ。左腕部だけでいいから稼動させて頂戴。
持ち上げ90°、海面と水平に、北へ向かって30°よ。
すぐやる課の待機人員を左腕部周辺の汎用マニピュレーターに向かわせて。
大至急頼むわよ。
[ ざ ざ ざ ざ ざ ぁ ぁ あ ぁ ん ...]
[少女の指示を受け、ダイシチョーの腕が持ち上がる。膨大な海水を跳ね除け、滴らせて、海の上を飛ぶ鳥を…シームルグを迎え入れるように、海中から“滑走路”が現れた]
こっちはこれでいいとして…敵襲受けてるってことよね…
…けど、シームルグのほかに機体は見えないし…宇宙怪獣が単体襲撃ってのもない話よね。
もう振り切ってきたか、あるいは…小型機体による単騎駆け? …だとしたら厄介ね…
もしもし、あたしよ。危機管理課に繋いで。
『来客』に備えて最低限の人員は警戒を継続、S班以下の各員はそれぞれCブロックを中心として対空銃座について頂戴。
残りの人員はジンロボで待機。装備は誤射を警戒して乙種兵装。あたしもすぐそっちに向かうわ。
一機余分に暖めときなさい。
[指示を終え、内線を切る。 やりかけた書類を執務机の引き出しに無造作にしまいこむと、少女は格納庫へと駆けていった**]
ごめんテルオ君、今ちょっと本気で無理ぃっ!?
[飛行機の表面というのは意外と大事だ。
板一枚が貼り付けてあったりするだけでも、
板が外れなければ気流が乱れてだいぶ揺れる。
…当然、表面を破かれたりすれば…]
とりあえず急いで機内戻って!
なるべく早く着陸するけど、
陣桜シティまで持つかどうか…
[そんな不安を抱いているところに、
天の助けのような市長からの通信>>196。
墜落か不時着かという状況の今、
滑走距離がないなんて気にならなかった。]
ごめん市長、助かったっ!
とりあえず滑走路までは何とか持たせるから、確保お願いっ!
[ふらふらとゆっくり飛ぶシームルグは、何事もなければ滑走路ぎりぎりには何とかたどり着けるだろう**]
[青年たちの飛行機は、ぎりぎりにシームルグが見える距離、陣桜とは逆の方を飛んでいる。
「武器に見えない武器」という目的に乗っ取って、ジュリエットの構成した飛行機は、輸送機をモデルにしており、戦闘機には見えない。
民間人を装っていれば、いきなり攻撃されることはないだろうと、推測している。
……とはいえ、機甲から変形する所を見られていないとも限らない。用心してのことだった]
良かったね。シームルグは無事に着陸出来そうだよ。
[モニターで確認しながら、青年は安堵の声だ。
人命が助かったことそれ自体よりも、メイドの食事、かつ戦闘相手が沈まなかったことが喜ばしかった]
でも、陣桜シティに保護されてしまうのは面倒だね。
あそこは手出ししにく……あっ、ジュリエットさん、そこだめ! そんなにしたら、イっちゃうイっちゃう……! あの世に!
分かった、なんとかするから、やめないで!
≪『ウァテス・O・グノーシス』、戻りました!≫
― 詩論シティ/シルヴァクロック・アカデミー ―
[アカデミー指揮所に響く声。グノーシスは格納庫へ帰還する。
熱さで体力を消耗したのか、フランはコックピット内で俯いていた。その横顔のモニタに、矩形ホログラムが二つ簡易投射され指揮所と開発所と繋がる。]
「対宇宙怪獣組織各所との情報交換の結果、今回現れた宇宙怪獣達を、飛行型を”鳥”、一段階大きい魚型を”カメ”、水棲型を”イソギンチャク”、侵入・捕獲型を”花”と呼称する事に決定した。
”花”型については、植物に似た卵胞状のものを地上に投下しており、現在除去作業中だ。場所は、厳戒地域79区と命名して軍を主とし、狐夜社や闇烏重工製の機体が除去補佐に向かっている。」
宇宙怪獣達は地球に根付こうとしているっていうの?
[フランが独りごちるような言葉に、声が返される。]
「分からん。
宇宙怪獣対策本部指揮所は、
”孔”への突入を決定した(>>1:75)
戦艦は既に編成が完了。
第一陣はもう向かった。
お前達、よく持ちこたえた。よくやったな。」
[指揮所との通信が途切れる。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新