情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
…となると、扱う練習も居るよね。やっぱり。
殴ったら自動で点火する訳じゃなくて、スイッチでの点火式だし。コレ。
[かといって、メカマリオン用のパイルバンカーなんてないし、
シュミレーターなんてもっとない。
どう練習させればいいのか分からなくて途方に暮れた。]
…確か、メカマリオンはコマンドで動かすんだよね?
リロードの動作はコマンド組んどいたほうがいいかも知んない。
後、飛行に関しては…
流石に専用装備とか無いと、ヘリでぶら下げて空輸とかが限界じゃない?
[ジンロボ用バックパックじゃ使えるかどうか分からない。
操縦システムが違う以上、ブースターのコントロールも違うんだから。]
― 詩論シティ/グノーシスコックピット ―
おに…ちゃん。
苦しいの?
わたしなら、大丈夫。
だから、おにいちゃん。
おにいちゃん、何があったか、教えて?
[可能なら、フランは入坂結理人を見つめた後、胸に耳当てるように寄り添っただろう。]
あ、そっか。じゃあ、指を動かさないといけないんだね。
うーん、やっぱり基本動作は登録して……。
[と、ぶつぶつと呟き始める。
如何に効率の良いコマンドを組むかは、メカマリオンの重要な戦略の一つである。
考えるのが嫌いな少年からすると不得意な分野だが、既に戦場に飛び込んでしまった以上そうも言っていられない]
わかった。メカマリオンも使ってどうにかするよ。
[少年は自身の小さな相棒を取り出した。
シミュレーターとまではいかないものの、機内でも自由に動かせる利点がある]
で、空を飛ぶ方はー……
専用装備って事は、博士に頼むしかない?
[と、そこで博士の連絡先を聞いていた事を思い出し、ルッカに断って一報を入れようとする。
しかし、電話の向こうに聞こえるのは呼び出し音ばかりで、一向に電話に出る気配はない――]
―同刻 ゼペット本社/社長室―
「……社長。本気なのですか?」
[ゼペット本社の最奥、社長室。
世界的大企業の中枢で、二人の男が対峙していた。
その内の一人、腹話術人形のメイクをした白衣の男が、スーツに身を包んだ男へ詰め寄っていく]
「本当に、何も知らない子供を、戦場のど真ん中まで送り出すつもりなのですか……?」
『……勘違いするな』
[答える男は、冷徹な口調を崩さない]
『重要なのは操縦者ではない。
メガマリオン――否、それに内蔵されたF.U.In撹乱装置だ』
[Factor of Universal Interface――宇宙境界因子。
それは、全世界を巻き込んだこの戦争の、切り札ともなりうる存在であった]
「それなら、尚更……!
あの子は、ヒーローになりたいと言っていたのですよ」
[尚も言い募る白衣の男。
しかし、次の瞬間、彼はスーツの男が唇の端を歪めて笑うのを見た]
『ならば、尚のこと相応しかろう。
我が社が求めているものは、まさにその、ヒーローなのだからな――**』
[行かないで、と。何処にも、と。
その言葉に頷きたくて、けれどできなくて……そんな中で、ふとフランから伝えられたことに瞬いた]
……父さんも、母さんも、無事、なのか。
無事、なんだな?
[何時だって近くで暮らしていた訳ではない家族。
それでも、それを「離れ離れ」だと感じたことは不思議となかったものだった。
それが、本当に離れ離れで一人ぼっちになってしまったあの日。離れ離れにさせてしまった、あの日。]
ごめん、な。
ずっと、心配掛けて……お前にも、父さん母さんにも。
[けれどそれでも、どこにも行かない、と言い切れない弱さ。
励まされて、頑張ろうとはするけれど、それでも上手くいかない]
……そう、だな。
フランはいつだってそうやって、確り者で、俺なんかより頼もしくて。
[優しい、の言葉には触れずに……何も返せずに、ただ苦笑いしてフランを見下ろした]
……まぁ、こんなとこね。
[シェルターの準備を終え、ぱんぱんと手を払って確認した。急ごしらえならばこんなところだろう。
その場を担当部署に任せ、陣桜市の内部通路を歩きながら携帯端末から内部回線へ接続する]
もしもし?市民生活課に繋いでくれる?
…どう? 市民のみんなからはおかしな報告上がってない? …そう。
いえ、それならそれで構わないわ。
ただ、思ってた以上の規模になるかもしれない。念を入れて宗教法人のほうにも連絡つけときなさい。教会、神社仏閣、何でもいいわ。市民が避難してる方のシェルターの防御は念入りにね。
[指示を出し終え、端末を切ろうとしたところで、はたと重要なことを思い出した。
即座に携帯端末で連絡をつける]
もしもし?
ああ大将? あたしよ、明朱佳。
あと2,3時間で来客があるから、5人前の出前頼める?
すぐに食べられるか分からないから、冷えても大丈夫なやつだと助かるわね。
ありがと。それじゃお願いね。
…あー…と、分かってると思うけど、ことが済むまではくれぐれもシェルター出ちゃだめよ?
ええ、分かってる。それじゃね。
[それから、フランの問いかけに、暫しの沈黙。
見詰めてくる黒い瞳に、己の瞳を少しの間だけ合わせて]
…………。
何を言っても、受け入れてくれる、なら。
今から、言う。
[寄り添う熱。その身に腕を回すことはしないまま、一度目を閉じた]
― 詩論シティ/グノーシスコックピット ―
無事だよ。
おにいちゃん以外、無事。
ほんともう奇跡みたいだった。
[確り者で頼もしいと言われれば]
そんなこと、ないっ…!
そんなことはないよ、おにいちゃん。
わたし、いつだっても怖くて、不安で、わたし……
遠い場所にいるおにいちゃんが、皆が居てくれたから……。
[寄り添う。鼓動が何も聞こえない事に、暫しフランの目は閉じられずに開かれたままだったが、やがて慣れるように受け入れるようにフランの目は閉じられた。]
うん…、話して。
[フランは入坂結理人に、沢山聞いて欲しくて話したい事はあった。何故どうして、ジンロボのパイロット訓練所である、シルヴァクロック・アカデミーに入って今ここに居るかだとか、宇宙怪獣達がどんな事を齎したのかだとか。でも、今は、兄の言葉に耳を傾ける。]
受け入れるよ、おにいちゃん。
[きゅ、と更に強く寄り添うように頭が動いた。]
[2分後、そこにはピカピカに新調された《パーツ》に身を包む。
──ぶすくれた中年の姿が!]
自分でやるって言ってるのによおー。
聞く耳持たずにその上抑え付けるたあ、あんまりじゃねえのかよー。
["奴"に向けて、修理後ずっと吐き続けている言葉。
修理自体に不安がある訳ではない、其処は本業だけあって、流石に仕事が違う。
気になっていたのは、《魔力回路》が無事に《"起動"するかどうか》で──]
──《ハウリング/極小》
[──けれど、心配は杞憂に終わった様だった。
しっかり《魔力回路》は繋がっている。
大丈夫だと言わんばかりに、指示に応える《相棒》は《吼えて》]
[そんな様子を、ぼんやりと、眺めていた。
騒ぎが完全に収まるまでは暫く、身を潜めた方が良いだろうと思っての事だった**]
―シームルグ甲板―
なんで、自分が犠牲になっても良いとか思えるんだろ。
ワケわかんねえ…。
姉貴だって、結局何も守れないままやられて…体勢崩した小隊は散り散りのバラバラ。
守れた!と思いながら逝けたなら幸せだろうけど、後は悲惨だったって知ってるのか。
なあ、姉貴。
俺は同じようにはなんねぇ。
カッコ良く死ぬよか、無様にかっこ悪く生きてやるよ。
…いやもうすげぇかっこ悪いんだけどな。
このハニエルからしてもうな……
[それから独り言を空に投げて。
レーザーガンの事をルッカに尋ねようとしていたのを思い出して艦内へと戻って行った。
テルオとの話が終われば折を見て尋ねるつもり]
[基本的に指の動きは重視されていないメカマリオンだが、メガマリオンでは例外的に、指の動作に関するシステムも汲み込まれているらしい――と博士から聞いたのは、ようやく電話が繋がった30分後の事だった]
「――で、そのスイッチを切り替えると、肘から先の動きを完全に連動させられるのだ。
その代わり、それ以外の部分は全く動かせなくなるから、うまく使い分けるように」
はーい。
[電話越しの声に威勢よく返事する]
「ああ、それと、飛行装備の件は上に掛け合っておこう。
恐らく、開発自体は既に始まっているはずだ」
はずだ、って博士、知らないの?
[少年の問いに、少しばかり気まずい間が空いた]
「……メガマリオンの開発には、多くの部署が関わっている。
そのロボットは、"いろんな人"の、夢の結晶なんだ。
よく覚えておきなさい」
[その言葉は不自然な箇所を強調されていたが、少年には聞き返している余裕がなかった。
目の前の新武装の方が、少年にとっては大切だったからだ。
電話が切れて、今度こそ少年はメガマリオンに向き直る]
――シームルグ艦内廊下――
……調子がおかしいのは何でかしらね。
[はぁ、とため息をつく。こんな事はなかったような気がするのだけれど。
……いつからだっただろうか。思い返してみるけど、どうもはっきりとしない。]
あの時口走っちゃったみたいに、……ってわけでもないわね。
ったく。
[お手洗いへと入って、洗面所で顔を洗う。目を閉じて、パパパン、と軽い音をさせ。
両手の杖から水が零れ落ちる。ふと、両手の杖をみて、あ、と口を開き。]
……そういう事なのかしらね。
もしくは――、どちらにせよ、余裕はもう、そんなにないかもね。
[少しして、また廊下に出る。一応護衛である以上、外を見張りにいく必要はあるから、また、再び、外に出る。都市はもう、近い筈。]
[それから小1時間後。陣桜シティが見えて来る頃]
そろそろ到着、かな?
そういえば、何かが騒がしいみたいな事を言ってたような……。
[と、ルッカ>>122の言葉を思い出す]
もしかして、早速メガマリオンの出番、だったりする?
[不謹慎ながらもそんな事を考える。
新しい武器の事を思うと、わくわくするような気持ちもあり]
へっへっへ。
オレの新しい力を見せてやるぜ!
[どう考えても"オレの"ではないのに、ついそんな風に嘯いた]
奇跡、か。
そうか……奇跡って、あるんだな。
[目元が緩む。自分勝手な気もするが、それでも妹や両親に奇跡の恵みがあった、というのが嬉しい。
けれどその目の色は、フランが告げてきた思いに、少し弱まった。]
……ごめん。
[もう何度、ごめん、と言ったのだろう]
本当に、俺のせいで……辛い思い、させてきたんだな。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新