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おーけーおーけー。
そんじゃあ、こっちは周りの警戒でもしとくわ。
[市長の声も聞けたところで気持ちを切り替える。
警戒といっても飛行物体とかを見回してないか確認する程度だが。
例の影については見たのは覚えているが、言うのをすっかり忘れていた。]
[市長が通信をしている同じ頃、天使も通信回線を開いていた。
その視界の端、何かが飛び去るような姿は見えたものの今はそれを気にしている場合ではないと、意識の隅へと追いやった。]
…こちらHaniel、応答しやがれ。
えっと、飛行ユニット壊しちゃった☆
てなわけで、一旦そっちに転送したいんだけど。
…代わり?あぁ、イラネ。しばらくは飛行無しで良い、
ちょっと…思う所あってな。
修理が済み次第、また送ってもらえたら良い、頼む。
座標は分かるな……うん、OK。
それじゃ。
[通信の向こう側、何かあったのかと問いたそうにしているのを強引に切って、通信を終えた。
その後は作業の邪魔にならないよう、何らかの指示があれば移動するつもりだ。**]
少々不名誉なことをいわれた気がするけど、今は甘んじて受け取っておくわ。
[頑固とか言ってくれたフェイトこの野郎の言葉にも、素直にうなずく]
まぁ、あなたからすればそうかもしれないけどね。
事故の原因は、あたしが慌てて判断をミスったせいよ。
慌てなければ、メガマリオンとぶつかる前に気がつくくらいの余裕があったわけだし。それに、慌てた理由にしたって、『あたしがあんたの機体壊したかも』って思ったからだし。
早とちりに注意力散漫、おまけに判断ミス。
どれも市を預かる人間としてやっちゃいけないことのオンパレードよ。
だから、総じて事故はあたしの責任なの。
そこを譲るつもりはないわ。
[多少理屈が強引なところはあるが、市長たろうとする少女はあくまでも真剣だ]
――――。平和だねぇ。
[事故現場で責任の所在を自分へとある意味譲り合うその光景を目にして、流れてくる声を耳にして。
空を見上げて、まったりと、のんびりと、ひと時の平和を満喫していた]
悪いけど、お願いできると助かるわ。
[おそらく、今いる中でこと戦闘力に関してなら一番高いと見ているエリーが周囲を警戒してくれると言うなら、それほどありがたいこともない]
それからルッカ、荷物増やして悪いんだけど、あたしの機体も運んでもらえる?
テルオ君にお願いするにしたって、街までは陣桜市までは遠すぎるわ。
[個人資産のほとんどを公費に寄贈している少女のポケットマネーは、せいぜい金のかかる趣味を持たない一般公務員の貯蓄程度しかないのだが。修理費と運送費用にはぎりぎり足りると言う概算だった**]
―― 上空 ――
[頭の中で、何かが、聞こえる。響く。
それはかつて己の思考を支配した、昏い声色。
それは再臨への祝福のようでもあり、《えーまた自慢の怨念ゴーレムにケチつけるんじゃないの……》というような懸念のようでもあり。
ともかく、改造人間――怪人 イルは、昔の感覚を取り戻すかのように大空を駆けていた。
羽ばたき進む方角は、内陸部の中心都市。
その最中、風が、どこか激しいと感じた。
空の色が……どこか、違和感を持って見えた]
あいよー。
[相手――市長明朱佳からも任せされたからには、と戦場にいるときの様に、気を引き締めなおす。
とりあえず、事故現場が立ち直るくらいまで――――視界の通る限りを、見回しなおすことに、した**]
[やがて、前方に映る、宇宙怪獣の影。
例えるならば、それは大きな蛾のような]
……あるじのため、このボディ朽ちるまで戦う。
それが俺の宿命《さだめ》だ。
[《あるじ》の語を加えて。
銃を手放したまま、人工の冷たい瞳は敵の方角を見据えた**]
ま、先行ってまたあんなの出たら難儀だしね…
[見た限り、有効だったのは魔法と音波。
実弾火器しかない卯月では、
正直太刀打ちできそうになかった。]
輸送は別に構わないよ?
グレスパ何機か積んでるし、
ジンロボ一機ぐらい増えても大して変わんないから。
[他の荷物と一緒に運ぶなら、
まとめ割引するし。
等と軽く言外に代金不要と言った。]
― 詩論シティ ―
[緊急警戒サイレンが鳴っている。]
[タッタッタッタッタッタッタッタッ]
[フランが駆け込んだ先は、第三開発施設。
扉のロックを解除して飛び込むが、明るい日差しから室内灯が点いてはいるが急に眩さの違う屋内で入り込んだことで、フランは目が眩んだような仕草をした。
目元に当てた手を離せば、そこにあったのは様々な太さ長さのケーブルで繋がれた新型ジンロボ『グノーシス』]
フラン・A・入坂、来ました!
[開発施設では未だ完成へ向けて作業が行われ続けている。
傍らの更衣室で、フランは躊躇いなくワンピースと帽子とサンダルを脱ぎジンロボパイロットスーツに着替える。銀の懐中時計は持ったままだ。
ジンロボパイロットスーツ――身体密着型、体のラインを際立たせ、搭乗者の物理・精神耐性と『グノーシス』との共感性を高める仕様だ。腕から指先はこれから何かを嵌めるかのように保護仕様とはなっていない。
既に一週間前に、最終適性チェックは終了済みだった。]
[更衣室を出て、作業中の技術者の傍らを通り『グノーシス』の胸部へ至る階段を昇る。
自動的に『グノーシス』胸部が開き、球型コックピットが差し出され、軽快な音でコックピットが開かれる。
全高17m、コックピット直径約3m、現行ジンロボの20m仕様よりも小柄。球型コックピットは全天球型モニタシステムでもあった。
フランは、するりと内側に入り込み、背後の脊髄経路と繋がるジンロボコントローラー一体化仕様パイロットシートに座る。
コックピットが閉じられ、無音と薄暗闇に満たされた。]
[突如、割り込む声。
目の前の全天球型モニタに簡易映像として矩形に投射される映像。
現在、”孔”から現れだした宇宙怪獣の群れの解析映像だった。
空が罅割れ、裏宙が現れるエネルギーパターン、その後の宇宙怪獣達の巨大な大きさと膨大な数の概算が、ピクトグラムと合わせて表示される。]
「現在の状況、そしてこれが先程、機械化連隊第三中隊Wolfリーダーから全域チャンネルへ送られてきた通信だ。」
≪Wolfリーダーより本部!
至急増援を頼む!繰り返す!至急増援を!
急いでくれ! この数ではどれだけ保たせられるか…≫
「その後、現れた上空の”孔”、
普段よりも苛烈な裏宙のエネルギーパターンだ。敵の姿も見た事がないものばかりだ。
指揮所と、Wolfリーダーとの連絡は途絶えたままだ。
今までにない膨大な数の宇宙怪獣、……アカデミーも全戦力を全て駆り出し事にあたる。」
[抑えたビブラート、バリトンの声。]
これは、何?こんな姿の宇宙怪獣は、初めて見た。
こんなに大きくて凄い数の宇宙怪獣の襲来は、いままでなかった。
太陽が、見えない。
しろんシティの危機、ううん、世界の危機だ!!!
[息を呑むような光景に、フランの口調が突っ張った口調になる。]
「奴ら、本腰を入れてきたのだろう。
激戦が予想される。
軍も民間も協力し合わなければ、この危機を切り抜ける事は難しい。だが見ろ。本腰を入れてきた為か、”孔”は開いたままだ。
こちらも、戦力を集結させ相手の本丸を叩く。
フラン、お前はそれまでの間、宇宙怪獣を倒し人々をシティを護れ。」
[フランは、両拳をそれぞれ握り締めた。]
「三日前に宇宙怪獣達にテスト機で向かった時はどうなるかと思ったが……」
ごめんなさい。
だけど、わたし、待ってられなかった。
『グノーシス』が完成間近だと分かって待機だと言われても、
待っているだけなんて。
「テスト機が大破したのに無傷で帰れたのは運がいいだけだぞ。」
[目の前に矩形に投射される映像の中では、何処かの連隊が”孔”近くの宇宙怪獣達へ向けて吶喊しているピクトグラム。]
「残念ながら、『グノーシス』に搭載予定だった、
スーパー転送機関は時間が足りずに搭載出来なかった。
それが完成していれば、宇宙怪獣達を地球から追い払えただろうし、私達の味方を送り込む事だって出来ただろう。
だが、時間はなく、万全でなくとも出動するしかない。
フラン、最善を尽くし、生きて帰れ。」
分かりました。
[映像と音声が途絶える。
聞こえるのは、フラン自身の心臓の鼓動の音。
一定のリズムを刻み、全身を廻る血潮、生きている証の音。]
「準備完了。
事前に説明したように行動して下さい。
『グノーシス』を起動出来る筈です。」
[再びコックピット外部との通信。
技術者の言葉が流れてまた何も聞こえなくなる。
フランは、両目を瞑り、深呼吸を行った。]
[ アメンボ型(蟲型) 宇宙怪獣 ]
[細く長い脚部状を持つ蟲型宇宙怪獣。通称”アメンボ”とも言われる、”親蟲”から生み出され撒布される中でも対処がし易い宇宙怪獣。]
[ 魚型 宇宙怪獣 ]
[魚のようにぷっくりし、ふくよかな様を見せつけ躍り狂う宇宙怪獣。通称”魚”と呼称される宇宙怪獣。
単体でも”アメンボ”より巨大であり、魚群のように一つの目標に殺到等し、対処が厄介な宇宙怪獣。]
[”アメンボ”でも”魚”でも、最初期に現れた”蟲”型にもない異形、大きな姿の宇宙怪獣。その群れが、今地球を襲っている。]
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