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[ほにゃらららんど某ショッピングエリア]
えーと、やっぱり無難にクランチとかがいいのかなぁ・・・
[ようやく停電の復旧も見通しが立ったらしく、残念ながら来ることが出来なかった友人たちのためにお土産を選んでいた]
キーホルダーなんかはちょっと子供っぽいよね。
[二人分多めに思い出を作ってきてと言われたが、実際楽しんだ思い出を話すと彼らはどう思うのだろうか]
うん、無難なものにしておこう。
[結局、チョコクランチと金魚ちゃんクッキーをカゴに入れてレジへと向かった]
[クラスメイトだったか、
たまたま学年が一緒だったか、
今はもうよく判らない人々たちが大勢、
多目的ホールを出て、喧騒となって園内を繰り広げていた
まるでこの数日間の停滞が嘘だったかのように]
人多いです。帰りたいです。
.
騒がしいです。帰りたいです。
[学生になりすまして混ざっていたキャストの話など
早くも笑い話程度に収まっていて、
その事に対する騒動らしいものは、
元木教師の言によると起きてはいないようだった。
生徒側は思い出の一環として収まり、
キャスト側は、園長が一枚噛んでいた事で
納得する流れだったらしいとかなんとか]
[彼女自身、この数日間で改めて、新たに、
幾らか会話を深める関係になった者は多く、
その事を教師に報告したところ、自分の事のように
喜んでくれたのがとても印象的だった。
そしてその反応を予期していたからこそ、キチンと報告していたのだが]
面倒臭いです。帰りたいです。
[自分に親身になってくれている、泣き虫で変わり者の人だが、いい人であるぐらいには流石に知覚していたし、幸い忘れる事も無かった]
皆とアトラクションを楽しんだり、イベントを満喫したりしている時にも、ふと二人のことが頭をよぎることがあった。
少し前に<<香屋 望>>にフラれて以来、ヤンデレ属性を身につけながら2次元にどっぷり浸かりつつある鳥杉さん。中二病が昇華されていつも見えない何かと戦い続けているブタゴリラ。
他の皆と仲良くなったからといって二人との仲が壊れてしまうなんてわけはないとは思う。
それでも何か言い知れぬ恐怖を感じるのは、僕が今二人に対して後ろめたさのようなものを抱いているからだろうか?
二人は僕を笑って迎えてくれるだろうか。
僕にお帰りと言ってくれるだろうか。
この修学旅行で仲良くなれた友達。二人の親友。この両立は可能なのだろうか。
「 」
「 」
「 」
ああ、どうもどうも。
本当にお世話になりました。
[すっかり顔なじみになっていた三人からの挨拶を受け、頭を下げる。一様に笑顔を向けられている以上、悪い関係ではなかった筈だった]
あ、これお返しします。
[ふと思い出して一枚の紙切れを手渡そうとするが、なんだかんだと言われて逆に押し頂く流れになった]
そう言えば……なんかあったような。
[初めは等間隔の距離にいたような人達も、この数日で大分変わっていったようだ。
男子二人で行動していた彼らは、
既にそれぞれ別の女子と行動を共にしていたし、
ずっと彼の傍にいた彼女は、より傍にいるようになっていた。
誰かに近寄ったものの、また離れた人もいたが……その明確な線引きは誰の想いで誰の願いか運命か、考えるのも億劫だったが]
まあ、たいしたことではないでしょう。
[あっさりと言い切って、相変わらずの単独行動で園内の日陰を歩く]
おや……ええと……
[歩く先に見覚えのある顔に気がついて声を掛けようとしてから一拍置いて、ポンと手を叩いた]
思い出しました。
もとい、忘れていました。
ではなく……特に、何もしませんでした。
[呟く三度の言い換えの意味はなく、誰に聞かせるものでもなかった]
「 」
[背中から唐突な猫の鳴き声。それが気を惹く結果になったのか、合図となったのか、たまたまか。ただぼんやりとしていた彼女の存在を相手の方から気付かれた]
おはようございます。
もしくはこんにちは。
ひょっとしたら、こんばんはですか?
[いつも通りの惚けた口調。巫山戯た語り口。幸い、このぐらい気にする相手でもなかったので、頓着せずに行動を続けた]
上坂芽莉沙さんと変だった人。
[視界に入った対象は二人。四つの瞳に向けられる視線。
彼女らがすれ違いから喧嘩となり、今は仲直りをしていたという経緯は知っていた。作戦も聞いていた。場合によっては手伝ってくれとも言われていた気がする。全くナニモすることなく、片付いていたようだった]
何だか目出度そうで何よりです。
これからお買い物か、食事か、何かですか?
やるねーにくいねーこのこのー。
[肘で二人をつんつんとつつく仕草]
少し変だった人も、もう変ではなくなったようで良かったです。
これでも心配していたのです。
高級料亭で時価のものを頼むぐらいには。
いえ、そんな経験ないですが。
[抑揚のない口調。変わりのない表情。
頭を叩かれれば蹲り、
頬を抓られればされるがまま、わき腹を叩かれれば転げまわった。
それもその場限り、その時限り。ちょっとだけの、時間]
[白魚姫のお話が頭に蘇った]
そうだね、信じること。僕自身が疑ってしまったら、本当に絆は壊れてしまうかもしれない。
物語のように、いつもいつでもハッピーエンドとはいかないかもしれないけれど、きっと皆で仲良くやっていける。
あの二人はちょっと変わったところがあるけれど、よくよく考えれば僕のクラスメイトたちは一風変わった人ばかりだ。きっとこれからは小さな群れじゃなくて大きな群れになれる。
お互い頑固な風紀委員。
神出鬼没の男子女子。
やりたい放題のカップル。
危険な男の娘とミステリアスな女の子。
振り回されても優しくて、でもちょっと抜けてる二人・・・は実は少し違ったけれど。
みんな素敵な友達だ。
僕の短い高校生活はまだまだ楽しくなると思う。
園内での残り少ないこの時間、
これからのひと時の始まりであれきっかけで
あれあれやこれやのあめあられ……あれ?
こういう時、モットーはなんて言ってましたっけ?
[首を傾げる]
まあ、それはおいておいて、お疲れ様でした。
[結局、上手い事を言うことを諦めて、軽く頭を下げて二人の横を通り過ぎる]
夜間見回りの際、多目的ホールの落し物で届けられていました。
桐生さん、貴方のでしたよね?
[そう言って、彼の胸に無造作に投げて渡したのは、ありふれた英単語帳]
夢の終わり、ですね。
[その言葉に意味があるのか、自覚もないまま口にする]
ごきげんよう、Tokyo Honyarara Land(ユメノクニ)。
こんにちは、受験地獄(ゲンジツシャカイ)。
[その言葉と、彼に投げ渡した一枚だけ切り取られた単語帳を最後に、背を向けてゲートを目指して歩き出す。
17歳の彼女の修学旅行はとっくに終わりを告げていた。**]
[そろそろ集合時間かと腕時計を見ながら歩いていると一人の係員に声をかけられた]
「やぁやぁ、色々と悪かったね。声が聞こえるどころか触れる奴なんざずいぶん久しぶりだったもんで。楽しんでもらえたかな?まぁ気が向いたらまた来ておくれ。大人のジュースでも飲ませてやるから」
[停電前にいつの間にかカインに代わって自分を引っ張っていたおじさん。青春真っ最中の学生にお酒を勧めて来たおじさん。恐らく他にも何度か会ったそのおじさんは楽しげにそういい終えると、すぅっと消えてしまった]
御祓い・・・また行った方がいいのかな。
[なんだか妙な友達まで一人増えてしまったと思いながら、昼間のように明るくなり始めたほにゃらららんどをまた歩いていった**]
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