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俺は殺人者側に加担するつもりは毛頭ない。
逆に言うとお前たちにとって俺は“生存を脅かす存在”だ。
だったら排除すればいい。
今俺は抵抗できないんだ。
起き上がってから、なんて悠長なこと言ってないで
今ここで杭を打てばいい。
ただ、今の村人たちはお前たちが自分たちの命を脅かす脅威の対象で、排除すべき対象であるという共通認識があるからな。
俺一人を殺したからと言って村の結束は瓦解しないだろう。さらに結束を固めるかもしれないな。
[男は伽耶のほうを向き尋ねる]
おまえさんこそ、人間なのになんで屍鬼の味方なんだ?
いっそ同じように屍鬼にしてもらえばいいじゃないか。
[屍鬼に血を吸われた者がみな起き上がるわけではない事を知らないからこその質問である。]
"生きることを許された彼ら"が、"食事"をして生きている。
何もおかしな事はないのよ。
起き上がれない者は、淘汰されるべき"不要なモノ"だっただけのこと。私の両親も"不要なモノ"が"消えた"に過ぎない。
私は、その汚れた血を持っているから、起き上がる事は叶わないのだけれど、彼にとって私は"必要なモノ"として、生かして貰ってるの。とても感謝してるわ。
[高瀬がそれでも理解出来ないと言うのであれば、紫苑の許しが出れば少し時間を取って、自分の過去を話しただろう。
人間の欲望、己の欲のみの為だけに、他人を貶める事を平気でするような人間が居ると言うことを。全ての人間が、同じように平和を望み、他人を慈しむことが出来る訳では無いと*言う事を*]
[食事をやめることが出来るかの問いに]
生きているうちはできないだろうな。
おまえの理屈ではただの食事。
だが、俺達にとってはお前は殺人者。
やめろと言うつもりはない。すでにそんな言葉が通じる相手だと思っていない。だから排除する。
[伽耶の話は黙って聞いていた。男とて人がみな平和を求めるものではないことくらい知っている。多分これ以上何を言っても無駄だと判断し、黙ったのだった。]
気に食わないな……
[かたり。椅子から立ち上がり、ゆっくりと、男の方へ歩みよって行く。
男は彼らに対する憎しみばかりを口にする。拘束され、今この場に確実に迫っている死――それに対する恐怖はないのだろうか。
命乞いをするのは男の矜持が許さないのかもしれない。しかし、自分が死ぬ、ということに何も感じないはずはないだろう。
ゆっくり――ゆっくりとあえて時間をかけて。不穏な気配を滲ませて、青年が男に歩み寄る]
[テーブルの横を歩きながら、言葉を紡ぐ]
ねえ――先生?
聞かせてもらえませんか。
自分が殺人をしていることをどう思っているんです?
交渉決裂、いいでしょう。我々はあなたの敵だ。あなたたちから理不尽に奪おうとしている、大いに結構。
納得しろ、とはいいません。生きることは奪い合うことです。奪われようとしていれば当然抵抗する権利はあります。
俺は、ずっとお前にこう、言っているのだがな……
――殺人者はお前だろう、と。
命を奪って生きている存在の癖に、自分が正義の側に立っていると信じて疑わないその傲慢が、腹立たしいんですよ。
俺達が殺しているのは…人間じゃない。
ゆえに…“殺人者”ではない。
[口調は静かでも、体は危機的状況に反応していた。
体中から汗が滲み、息も上がっている。]
"人間の理から外れた人の姿をしたイキモノ"が人の血を吸い、結果死んだのを"殺人"と言い
その"人間の理から外れた人の姿をしたイキモノ"の命を止めるのは"殺人"とは言わない……のね。
おかしなものよね。屍鬼にだって感情は有るのに。
日の元に引きずり出され、杭を打たれる前に、『殺さないで』と懇願した者も何人も居たでしょうに……。
[自分にとっては、紫苑、須藤以外の屍鬼はどうでも良い存在だったが、あえて高瀬の心をえぐるように、冷たく言い放つ]
[ゆっくりと、不穏な空気を纏わせながら、高瀬に近づく紫苑からすっと顔を背ける。
どんなに焦がれても、屍鬼になれない自分の嫉妬は、限りなく深く、重く――
抑えきれない感情で歪む自分の素顔を見せない*ように*]
伽耶、この男が死んだら、餌と一緒に閉じ込めてやろう。
そうすれば、いずれ理解するさ。
先生――もし起き上がったなら、またお会いしましょう。
[そして男には牙が迫り――]
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