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−三津田宅−
えっ、……入院?
[高校からの帰り道。
わたしは、猫缶を持って銀子おばあちゃんの家にきていた。お見舞いと、あの様子じゃ、きっと猫の世話まで手が回らないだろうと思ってのことだった。
しかし、何度声をかけても返事がなく、代わりに隣の山迫さんの美知子おばさんが、昨日あれからお婆ちゃんが帰ってきていないことを教えてくれた]
そんなに悪かったんだ……。
おばさん、病院を勧めて正解ですね。
[美知子おばさんにお礼を言って、一応、お邪魔しますと声をかけてから、銀子お婆ちゃんの家の庭に入る。
呼ぶまでもなく、虎縞の老猫が、にゃおんと擦り寄って来た]
よしよし。
今あげるからね。
……でも、貴方も歳とったね。銀子お婆ちゃんに貰ってもらった時は、手の平に乗るくらい小さかったのに。
――夕刻、屋敷の一室――
[かたり。棺の蓋が開く。
ここからは彼らの時間だ]
おはよう。さて、どうだ、予定通り行っているか?
[伽耶や須藤が傍にいたなら起きたその場で、もしくは居間に移動して彼らの報告を聞いた]
―夕刻・自宅―
[不安そうな面持ちで母がやってくる。
これだから嫌だ、私はもう大学生なのに。
昔ならすぐに言葉をぶつけていたが、今日は笑顔で]
別に、すぐ帰って来るから大丈夫よ。
あ、電話とかしないでよね?恥ずかしいんだから。
[具体的な行く先については最後まではぐらかした。
さっさと家を出て、兼正の方へとまっすぐに向かう。
すれ違う村の人たちにはばっちり目撃されていたかも]
――屋敷・台所――
[>>67張り切る須藤に声をかける]
ああ、可愛らしいお嬢さんだよ。若くて健康な、ね。さぞ喰らい甲斐があるだろうよ。
起き上がるようならお前の"恋人"にしてやったらどうだ?
[くくっと人の悪い笑みを浮かべる。
悪びれずに軽口を叩くこの男の前では自然、彼自身の口からもそんな言葉が出てしまう。
須藤は彼に従うが、彼を恐れない。その空気が気に入っていた]
俺も"もてなして"やりたい所なんだがな、どうも、病院に挨拶に行かなければならんらしい。
まあ丁度、昨夜"招いて"もらった所だ。評判の先生を見に行くことにしよう。
ああ、今更言うまでもないとは思うが"言い聞かせ"はしっかりしとけよ。
咲田さんは食事を楽しんだだけ、兼正の"素敵な人たち"に歓迎されて、な。
―→兼正―
[病院は大騒ぎみたいだが、関係ない。
兼正の人たちと会って、ご飯を食べて、そしてさっさと都会に帰るのだ]
でも、いい時期に帰省できてよかったなー。
[さんざん怒られて、ようやく決めた帰省。
憂鬱で仕方なかったが、帰ってきてよかった。
軽い足取りで、兼正の門の正面に立った*]
[高瀬が大田を連れて戻ってくるのと前後してか、高瀬医院を一人の少女、桜子が訪れていた]
桜子ちゃん。今日は。
銀子さんのお見舞いかな?
[柔らかく笑んで確認する。銀子は引き続き入院させて経過を見るという事だった。肯定が返されれば頷き]
昨日と比べたら、大分良くなったみたいだよ。
このままなら、明日明後日には退院出来るんじゃないかな。
[その現状を話して聞かせた。心配しなくても大丈夫だろうと。実際には全く不安がないというわけではなかったが、昨晩からの回復を見た限りでは、急変する事などはなさそうに思えた。そう信じたかった。それから、看護婦の一人が桜子を病室に案内して]
[病室の銀子は説明通りに、元気とまではいかずも安定した様子で、早く退院したいと口にしていた事だろう。
桜子が戻ってきた頃だったか、山入についての話が出、事務の戸田が様子を見に行く事になった。桜子が疑問を抱いたなら]
ん? ……ああ。それが、山入のタツさんが暫く来ていなくて。
本当ならそろそろ薬を取りに来ている筈なんだけど……
どうも、三人ともの様子がよくわからないようなんだ。
だから戸田さんが様子を見に行くって。
[そのように説明しただろう]
[その後、どれくらいの時が経ってか。
医院の電話のベルが鳴り響いた]
[診療時間の内――及び職員が残っている時に来る電話は、その多くを事務である男や戸田が取る。故に男は何の気無しに受話器を取った。また新しく患者が出たのだろうかと思いながら。あるいは死者が出たのかもしれないと考えながら。
だが、受話器越しに聞こえた声は、その内容は、予想外のものだった。本当なら、戸田が出て行ったという時点で、目的が「そう」である時点で、予期され得るものではあったのだが。きっとそんな事はないのだと、無意識に思い込んでいた]
……山入が……――全滅。
[呟きは重々しく空間に落ちた。
聞こえた声――戸田の声。告げられた内容――山入の三人が死んでいた、無残な死体で発見された。思わず呆然としながらも、明らかな動揺が滲む戸田の声に、ええ、ええ、と相槌を打ち]
……わかりました。では、先生に……
警察には、其方から? ……わかりました。……
[全てを聞いてから、がちゃりと受話器を置いた。片手で顔を覆うようにして俯き、細く長い溜息を吐く。そしてすぐに受付から出、駆け足で高瀬の下へと向かった]
……先生。今、戸田さんから電話があって。山入が……
[沈痛な面持ちで、連絡を*伝え*]
[診察をしていると神威が慌ててやってきた。
伝えられた事は山入が全滅したこと]
なんだと?山入が…
[神威が気を利かせて診察室に患者が来る前に話をしてくれたために、外部の人間に漏れることはなかった。]
そうか…警察は戸田さんが伝えてくれたんだな。
わかった、多分警察から検死の依頼があるだろうが、
午前の診察が終わり次第駆けつけると伝えてくれ。
できれば今いる患者だけで受付を打ち切ってほしい。
遅い予約患者は午後遅くに回してもらって。
[神威に指示を飛ばす。看護婦にも同じように指示をする]
[思った通り、ベッドで退屈していた銀子お婆ちゃんは、なかなか離してくれなかった。
お婆ちゃんが満足するまで猫の話をして、わたしはやっと退室することが出来た]
あ、戸田さん、どこかお出かけですか?
……え? 山入? わあ、それならわたしもご一緒していいですか?
山入のお爺ちゃんお婆ちゃんには、昔よく遊んで貰ってて……最近姿を見なくなっちゃったから、心配してたんです。
もし、外出がおっくうなほど調子が悪いなら、何か力になりたいんです。
[どうして、戸田さんや神威さんがそんなに気が進まない様子なのか……その時のわたしには想像も出来なかった]
― 山入 ―
[山入に到着すると、警察の検分の最中だった]
『あ、先生、お待ちしていました。こちらです』
[警官に促されて現在入院中の大田敏文の兄、隆文の遺体に近づく]
こりゃ野犬にやられたか。
[獣に引き裂かれたような痕があちらこちらにある。
しかし、遺体の状況をみると死後3日は経過しているようだった]
妙だな。敏さんが此処に来たのは昨日のはずじゃ…
[直接の死因は特定できず、司法解剖に回されることになった。
[次に、白田源三、タツ夫婦の検死もする…が。]
これも酷いな。
[同じように野犬に荒らされていた。ただ、妙なのはタツの死亡推定時刻がおそらく30時間。一方源三のほうは大田と同じ3日ほどだろうか。]
タツさんは遺体と暮らしてたのか…。
[やはり見ただけでは死因の特定に至らず、溝部の病院で司法解剖に回されることになった]
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