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察したのではないわ。
聖盃が教えてくれただけよ。
[開いた扉、そちらを振り返って聖盃の前から一歩横にそれた。
少女と英霊、その二つの魂に譲るが如く]
呪いを解く方法?何のことかしら。
[不思議そうに首を傾げた。
童子斬のことを言っているとは気付かない。
そも、あの刀は肉を伴う鬼でなくては斬れないのだ。
故に、呪いの状態で断つなど出来ない代物。
つまりは、呪いが肉を得て酒呑童子として
再臨して初めて意味を持つものであった]
[しらばっくれているのか、と思ったが渡辺の様子を見るにそうでもないようだ]
呪いを断つための準備では無いのか。
[ならば、一体何のために用意されたものなのだろうか。
”呪いでは済まなくなった時”の為だとすれば、とんでもない策士だったのかもしれない。
つまり、戦争の結果鬼が蘇った事を想定しての準備。
やはり、信用出来ぬ人物だったのだな、と苦笑した。
既に終わったことではあるが]
…聖盃が?
[教えてくれた、という其れに視線を向ける。
欠ける所のない、美しい漆塗りの盃。
――…昔から教えられてきた聖杯とは、少しだけ、イメージが違うけれど。]
――…じゃあ、この聖盃は。
…もう、澱んでない? んですよね?
[それならば、いい。
多くの人を巻き込む事無く。
これ以上、あの影に誰かが苦しむ事も。
酒呑童子たる鬼が、 人を怨む事もなくなったのなら。
それが一番良いと思えたから。]
さて、どちらにしろ全ては終わった。
アンネリーゼ、君の願い聞かせてもらうぞ。
[そう言って、アンネリーゼへと視線をよこす。
自分の願いは既に決まっている。
アンネリーゼの願い事に、耳を済ませようとする]
相手の手は三手先まで読んでこそ策というものよ。
[人ならざるものの言葉に女はただ微笑むのみ]
聖盃なら安心するといいわ。
今は積年の呪いから解き放たれ
貴方たちの願いをかなえるためにここにある。
――え。
[向けられた視線に、ぱちりと一度瞬いて――僅かに思案するように沈黙する。
――正直、大した願いじゃないのだ。…本当に。
…多くの人を押しのけてまで、叶える事に怖気ついた訳ではないけれども。
…まぁ、なればこそ彼が望みを果たすより先に。
己の願いを叶える訳には行かない。]
そっちが、先にお願いしちゃって。
私、そのあとがいい。
・・・・・・?
[順番など関係ないだろう、と言おうと思ったが。
あの顔は何か考えている顔だ]
まあいい、順番など関係ないしな。
我から済ませてしまうか。
[そう言うと、一歩前に出て聖盃に手をかざす]
我の願い。
そう、我は無知である。
この無知を埋めることなく我が王道は完成せぬ。
我が知りたいのは、この空の青さ。
我が感じたいのは、その風の清清しさ。
・・・・・・ そう、我の願いは。
――…そっか。
[呪いから解き放たれたという、それに手を翳す男を見ながら。
渡辺の言葉に、少しだけ安堵したように吐息を零す。
自分の願いが無事に叶うという――それよりも。
積もった呪いが、未来に最早影を落とすことが無いと。
その安堵の方が大きくて、少しだけ苦笑した。]
[いつの間にか、傍に犬と鳩と虫の姿。
どうやら聖盃の力は、余計なお供にも肉体を与えたようだ]
・・・・・・ 多少予定外もあったか。
[いつの間にか、白い法衣であったソロモンの姿は以前購入したジャケットの姿になっていた。
ソロモンが纏っていた魔力は失せていたが、その指には未だに指輪が輝いていた]
[淡い一瞬の光。
瞬きの内に其れは消え失せて――
…ふつ、と。魔力の供給が切れたのが判った。
人間になる、という選択肢も意外ではあったが。
存外に、何て事の無いように呆気なく適う願いに
「聖杯」のもつ力が、やはりすごいものなのだと――改めて、思い知る。
…何を思ったか、一度だけゆるりと翠を瞬いた。]
うん、これでいいの。
――…人間になっちゃって、良かったの?
[振り返る男の言葉に、小さく頷いた。
…例えば、この人間としての生を全うすれば、
再び英霊の座に戻る事もあるだろうが――
…それは、ユダとの約束を果たす時間が 少し先に延びてしまうと言う事だ。
尤も、いつの話になろうと、
約束とやらを忘れる様な男ではないとも思うけれど。
入れ替わるように聖盃に近付きながら、それだけを問う。]
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