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うん。
[ミズリに小さく頷いて、牢屋の中を見る。
何度か見かけた女性、確かヒルダといったか。
それを見る眸に、感情の色は伺えない]
どう?
……じんろう、だった?
― 地下牢 ―
[ミズリが尋問しているのを後ろで聞いている]
―…確かに見た目は人そのものだ。
でも決定的な違いは…
―…皆と食事をしなかったことだ。
―…食事をしていないのにお腹を空かせる素振りをみせなかったことが、不思議だったんだよな。
[そうこうしているとガヴが近づいているのを見た]
ねぇ、ガヴローシュ。
君は大神氏とどんな関係なの?どうして君だけがここに来ることになったの?
[大神とのやりとりを知らない...はそんな問いをしていた]
/*
…そういえば、食事風景に居合わせた事が無い。
言われて気がつきました…
そしてマルセルさん、何て言うかかっこいい…
*/
とも……だち?
わたしが?
[ヒルダの返答に、驚いたような表情になる。]
そう……ね。
私も、あなたと一緒に写真撮ったりして楽しかったわ。
だから……だからよ。
あなたが人狼だ。とハインラインさんに言われて、余計にびっくりしたの。
あの時、カトナさんも。ガウ君も一緒にいて。
だから……。カトナさんを襲ったのがあなただと信じたくなかったの……。
あなたは。あの太陽が欠けた時から。
人狼に……なってしまったのかもしれない。
うん?おがみは、ぼくをそだてた人の、むかしのしりあい。
[水瀬の問いに答えながら床に座った。
しばらく考えた後、口を開く]
ひと、さがしにきたの。
たんてい、みたいなもの?
みなせは?
リーゼのボディーガード?
―食堂―
[少女は相変わらず沙綾の傍で、トランシーバーを耳に当てて立っている。
他の皆はもう食堂から出てしまっただろうか、そんな中で]
……。
[尋問の様子を聞く事が出来ないか、などと思いながら
トランシーバーを更に耳に密着させて居た。]
― 食堂 ―
[トランシーバーに耳を当てているリーゼ>>12に]
地下牢の方に行こうと思ったんだけど、向こうも何人か人がいるだろうしやめて戻ってきちゃった。
あっちの様子がどうなってるかわかる?
[ガヴの問いには>>11]
僕はボディーガードじゃないよ。
リーゼのお兄さんになりたいだけ…かな。
まぁ僕じゃ心細いだろうけど。
[フッと自嘲気味に笑いながら答えた]
そうなんだ。じゃあ……。
おがみ、ころした?
マルセル、ころした?
……あおかみのひと、ころした?
[牢の中のヒルダを見て、無表情に問いかけた]
ガヴ君への返答
[背を向けたまま]
うん。二人ともアタシ。
大神さんも、マルセルさんも…
青髪の人…?
[その言葉を聞いて思い当たる相手は一人だけで]
は、は、は…
怪我、させるんじゃ無かったなぁ…
もっと飲ませてあげればよかったなぁ…
もう、会いに来てくれないんだ…
[声を殺して、静かに震える。
泣いちゃいけない、
資格は無い。
だったらただただ、
耐えるだけ。]
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