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[ディーンに連れられて、皆が集まっている場所に合流する。そこにフリードとハインラインの姿を認め、微妙な顔になった。
しかし直後に読み上げられたメモとそれに続くイザークの言葉>>50>>51>>52に、その眉が跳ね上がる]
ちょっと待ってください。
人狼って、そんなホラー映画のモンスターが現実にいるとでも!?
処刑とか、牢へ監禁とか…まさか本気じゃないでしょうね。
[まるでこの事態を楽しんでいるかのようなイザークに詰め寄ろうとした時ドミニカが叫び>>73始め、そちらに意識を向けた]
[…朝、布団の中で暫くもぞもぞして居たら呼び出された。>>50
ディーンの不安げな様子には気付かず、寝ぼけ眼で着替えて、とりあえずついていくと・・・主人の訃報を聞かされた。]
・・・コレ、冗談とかじゃないのよね?
[起きたからにはそれが現実。分かっていても、信じるのは難しく。]
・・・ああもう、やってやろうじゃない!
人狼だろうがジェヴォーダンの獣だろうが、とにかく実態は有るんでしょ!?
それに、「昼のうちに監禁する」とか書いてあるからには多分どうにかできるんだからっ!
昼間から動く化け物なんて滅多に居ないのよっ!
[そう言いながらUMA事典を床にバシンと叩きつける]
……監禁よ。
[目を開けると、その場にいる人に向けて、きっぱりと言い切った。]
じゃなきゃ、私がわからないもの。
私、こうみえてねちっこいの。
どんな悪人でも泣いて真実を話したくなっちゃうくらいには。
それでも、生憎、死者からお話を聞くほどの、技量は私にはないわ。
あなたも。そういうことで協力してくれないかしら?
[ドミニクに強い視線を向けた。]
[>>73ドミニカに近寄ると冷たい目で]
何もわかってないのはあんたさ
もう俺たちに選ぶなんてことはできないんだよ
さっき調べたけどな、ここの電話は使えなくなってるし無線施設も壊されてる
化物どもがやったのかシューゾーがやったのかはわからねえがな
それにシューゾーの話しではこの島は日食を前後して潮の流れがおかしくなってるらしい
つまり誰もこの島には近づけないし誰もこの島からは出られないってことさ
わかるか?
俺たちには奴らを始末する以外に生き残る手はないんだ
[ある者は叫び。ある者は笑い。こそこそ囁き交わす者、自分なりに事態を受け止めようとする者、ただうろたえる者。
それらの様子を、男はじっと見つめる]
……何故だ。
まるで「人狼の実在」が共通認識ででもあるような、この異常な様子は…。
それにあのメモ。あれでは、まるで───
[そう小さく呟くと、自分の手に視線を落とした]
[冷たい目のままさらに一歩ドミニカに近寄り]
処刑しろだって?
いい覚悟じゃないかお嬢さんよ
なら・・・
[懐から銃を取り出しドミニカの額に押し当てる]
死ねよ
[周囲が騒然としていても、そのまま厳しい顔を崩さずに]
私は10年前に人狼騒動を経験してるの。
ちょっとみんな隣の人の顔を見てみて。
そこにいる相手が本当に人間なのか、人狼なのか、それすらわからない。
あなた達から見れば、こうしている私が人狼かも知れないし、私から見ればあなた達が人狼かも知れない。
これが事実。
そんな状況で処刑なんて始めたら、きっと館の中は疑心暗鬼に包まれて、全滅は免れないと思うわ。
監禁するなら監禁するで、全員が同意しないと意味が無いの。
それが私が見て来た事実よ。
/*
ヒルダさんのトリビアコーナー。
ジェヴォーダンの獣っていうのは、
フランスのジェヴォーダン地方で大くの人を殺したと言われてる狼に似た生き物の事よ。
ただその正体は今も不明で、単なる狼の被害を脚色したものとする説から人狼説、凄いのになると為政者に殺された人々を「怪物に食われた」と表現したとか言う説まであるの。
まぁ、何処までが真実でどこまでが伝承かなんてのは今じゃもう分からない事だけれどね。
*/
[>>88>>89 イザークに]
わかってないのはあなたの方よ。
島には誰も近寄れない。
その状況で誰かが引き金を引けば、その銃口が次はあなたに向けられることになる。
その自覚があるのならご自由にどうぞ。
っ!
[寝ぼけた頭で状況を理解しきれていなくとも、イザークの行為>>89が洒落にならないと言う事だけは分かる。
とっさに床に叩きつけたUMA事典を、イザーク目掛けて蹴り飛ばした。]
何銃出してんのよアンタはっ!?
銃をおろせよ三下デカさんよ
俺がびびって引き金引いちまうかもしれねえぞ
[>>93にクククと喉を鳴らして]
随分といい度胸だな
あんた・・・学者先生にしとくには勿体無えよ
[そう言うと銃口を横に逸らせて引き金を引く
・・・パァンという軽い音と共に色鮮やかな国旗の数々が銃口から飛び出る
それと同時に辞典>>94がイザークにヒット]
痛っ、何すんだ三流記者!
ダメよ。
処刑……。しかも、こんな誰も同意を得ないやりかたじゃ。
あなたは何をしたいの?
ここで、彼女を殺すことで、賭けに勝てる確率はどのくらいあがるのかしら?
[ドミニカに向けていた視線を、イザークに向けた。>>89]
―朝・自室にて―
[ぱち]
………。
[何故だろうか、今日は嫌に目覚めが良い。
寝る直前に考えて居た事については、やはり様々思う事は
あるものの]
――…っ
[放ってはおけない、とすぐに着替えて部屋を飛び出した。
その先は沙綾の部屋]
・・・へ?おもちゃ・・・?
えーと、その、なんていうか・・・
ゴメンナサイ色々と早とちりしたのっ!
[まさか直撃する>>96とは思っておらず、しかもその銃は本物ではない。
それを理解した瞬間眠気が完全に吹き飛んで慌てて平謝りし]
えーと。
まぁとりあえず、アタシは監禁のほうが良いと思うのよ。
処刑だったら取り返しがつかないけど、
監禁ならまだどうにでもなるでしょ?
監禁して本当に人狼と分かったなら処刑、とすれば問題ないと思うんだけど・・・
どうかな?
[とりあえず、折衷案っぽいものを出してみた]
[辞典の当たったところを手でさすりながら、ニヤっと笑みを浮かべて旗の飛び出ている銃をドミニカに放り投げる]
ったく、一介の使用人風情が銃なんか持ってるわけねえだろ
全く大したお嬢さんだよ、ちょっと脅かしてやろうと思ったのに眉一つ動かさねえ
あーあ、かわい気がないねえ
あはは、わかりづらかったかしらねぇ……。
[ヒルダの提案に苦笑した。>>99]
もう一度いったほうがいいかしら?
処刑じゃなくて、監禁にして。
【牢屋に閉じ込めてくれれば、私が尋問できるわ。】
―沙綾の部屋―
[勢いで飛び出して来たは良いが、何を話せば良いのか。
少女は扉をノックするも難しい顔をして黙ったままで
沙綾が出て来るのをそわそわと待った。]
……ん。
貴方は…えっと、ディーンって言ったわね。
何の用?
[部屋から出て来た沙綾の手を取って、様子はどうかと
尋ねようとした所にディーンから聞かされた怖ろしい知らせ。
沙綾が昨日と同じように泣き出したなら、とにかく一緒に行こうと皆が集められた場所へと行く。
嫌がっても、一人には出来ないと無理矢理連れて行く気ではあるのだが。]
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