情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
──…ァ、ア
ア
[Endeavour社のシグ編隊をのみこむ【終焉】の力。
今まではサラと共に(偽りのと言ってもいいかもしれない)味方であった、リルに共感を感じさせる者達であった彼等を、一瞬で。]
……あれは、まさに
この地を奪い、
覆い尽くし、
変質させ、
死をもたらすもの──だ、な。
[熱とも寒さとも、恐怖ともつかない何かに、身体が震えた。
コンゴウがぶつかった衝撃、連動する痛みと相まって、グラグラと吐き気がするような。]
……フィ、ル。
あの装置の名前は、
何 と、
何と呼べば良いんだ、 ……?
[フィリップを見る、涙がリルの頬を伝う。
過去の彼の罪を背負う。
彼の復讐と、【美しい星】の住人達の幾億の命を背負い直す。
【青い】【星】のすべてを、今、目の前に居るフィリップを生かすために犠牲にしても良いと信じている。けれども、フィリップは──。]
[インターフェイスの状態に左右される。ラミアは目的地点を越えて停止した。
波動塊を突き抜けて飛び込んできたコンゴウと、正面衝突したラミアの胸部はボコリと凹み、装甲にヒビが入っている。停止を受けて、ぼろぼろと剥がれるウロコのような漆黒。]
[《終焉》に刃は届いたか。
それはかの装甲に傷をつけはしよう。
決定打にはならない。
《終焉》が口より熱線を吐くが止まれども
炎は止まらない。
広がるは阿鼻叫喚の地獄。
断線した電線から高圧電流がのたうち爆ぜる。]
……ッ、硬ぇ……!
[全力の斬撃。
それすらも決定打には繋がらない。
逆に此方への反動が大きいくらいだ。
コクピットへと伝わる衝撃で、体を軽くぶつける。]
ソウマ!
[反動、イステ自身は
コードに絡めとられているため揺らいだだけだった。]
――出力を上げる。
[白い膚に刻まれる魔導の文字は
首筋を取り巻いて]
セクター7 記録時期 B.C.∞
[観測記録 調査装置稼動開始より【130日】。
妻は、私に隠し事をしていた。それも、二つ。
ひとつは、惑星探査装置に搭載されているテラフォーミング装置を、独断で稼動させていた事。先ほど発覚した。
そしてもうひとつは、彼女自身が【青い】【星】の毒に侵されていた事。
テラフォーミングが成功しても、きっと私しかもう生存出来ない。
言葉にならない。だが、私も覚悟を決めた。
その最後の刻まで、共に生きよう。
私は、テラフォーミングを開始した惑星調査装置をこう名づけた。]
[ヴォルバドスから溢れ出る青き炎は
更にその勢いを猛り狂わせたか。
まるで何かに呼応するように、力が全身へ行き渡る。]
イステ……それは。
[それは、胸の内に湧いた一つの黒い不安。
たった一つの点だったそれは、
じわりとその染みを広げ、まるで思考を塗りつぶすように。]
……機体からのイステへの反動《フィードバック》
でかくなるんじゃねぇのか―――?
―――ッ、お前にはなくてもなぁ!
[思わず声を張り上げるが、
それでもヴォルバドスの動きは止まらない。
生み出された焔は打倒すべき者へと向かい
闇夜を喰らうその煌きを更に強くする。]
[スクリーンに映し出されるのは、蒼き炎の出力を上げ、剣を掲げ、ギルゲインに向かわんとするヴォルバドスの機体。]
《ギルゲイン!》
《──その子を止めさせはしないッ!》
[機神は勿論、【終焉】に向かうものは全て──Endeavour社のシグ達であっても。]
[惑星探査装置の禍々しい風貌に、全身ぞくりとする。
しかし、うっすらとこの装置の構造が頭に広がる。
やはり、これは過去のフィリップが生み出したものなのだろう。
人類にとっての終焉。
しかし、これがいきつく先にこそ、自分とリルの終着点がある。
それでいい。迷いはとうに無い]
うおおおおおお!!
[腕に力が入る。記録開示の衝撃を乗り越え、さらにラミアの出力を上げていく]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新