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[彼女の声が脳に響く]
『ああ、さびしいんだろうな。僕は。
きっと僕は生まれたときから正しい意味で誰にも愛されたことが無いのだろう。過去の記憶は愛に満ちていたが、僕は違う。
だから、彼女が現れた時。僕は嬉しかった。
でも今はどうだろう。
インターフェースという存在は僕ではない誰かを求めていたのだろうし、記憶は僕ではなく、僕の元になった人物を愛している。
僕の気持ちなんて、何処にも届いていないんじゃないか。そんな不安から逃げているんだ。どれだけ思いを募らせても、彼女は僕と違う所を見ているんじゃないかって。
寂しいよ』
『寂しいの?』
……えっ?
[流れ込む思念はハルナから発せられたのか。
それともハルナではない誰かからなのか。
何もわからないまま。
名前も知らない男の手元を見守った。]
あの機神のパイロットがEndeavourの社長……
いや、社長じゃなくてもそれに近しい人。
それで黒紅の機神を会社に都合のいい様に利用している……。
[なるほど、ありえない話ではない。
元々HMはEndeavour社の専売特許のようなものだ。
そこに性能を遥かに越えた機神が手に入ったら。]
必ず倒せ。
つまりイステにそう思わせる程の何かが過去にあった?
[どちらでもあった。
その言葉がどの様にでも解釈出来て、
更に思考の迷宮に入り込みそうになる。]
『.....
人間には...
祈りというものがある。
どこに届いているのか、本当に届いているのか
誰にも分からないけど...』
[最後に一度だけ再生されたのは、ダンの声。
自分をハルナと名づけた、初めのお話。]
『祈っている貴方は、
嘘でもなんでもない
まやかしでもない
ちゃんとそこに...今はこうして私にも
見えて....
..いる から ....』
─ 街中 ─
[雑踏を彷徨うように歩く。
街頭の大きなテレビで、Endeavour社のHM軍が未登録の脅威HM、テロリスト達を捕獲すべく奮闘していると言うニュースが流れている。ラミアがリュースと闘っている間、他機を足止めしていた群達。緑機を墜落?消失?させたらしき隊の事は、当然ニュースより、Endeavour社から来たリルの方が詳しい。]
「すげー、あれEndeavour社員の乗ってんだよな。」
「新しく来たヤツ? あれ、かっこいい!」
スズキサンだぞ。
[ぼそりと呟いて。
目立つ服装とEndeavour社マスコット瓜二つの容貌。大勢の人間達と目線が合う。彼等をじっと見詰め返すと大抵はすぐに向こうから視線を逸らされた。]
[何を言うべきか、何を伝えるべきか纏まらないまま]
『だから ... 泣かないで』
[誰に伝えたものかは分からない言葉を、遺した。**]
[ラインオフが完了し、するすると光はフィリップの腕に収束していく]
手は全て尽くした。
あとは、祈るしかない。
少年、彼女に祈るんだ。きっと届く。
難しい所だな……。
情報が手に入らなければ判断が出来ない。
しかし情報を手に入れるには危険が伴う。
[端末を操っているイステに視線を向ける。
恐らくはハルナの反応を探しているのだろう。
邪魔してはならないと、口は出さず。]
鹵獲……奪われる。
敵であり味方……それって、まさか―――
[一つの可能性が大きな現実味を帯びた時。
ざわめきの先にある姿は、Endeavour社マスコットそのものとも言える容姿をした女性。
思い出されるのは数日前の円城寺の話。]
もしかして、あれが……?
─ 街中/雑踏 ─
[Endeavour社のニュースの他にも、情報ネットワークに緩くアクセスしながら歩いているインターフェイスに流れ込んでくる情報は多い。
だが、フィリップの姿は見付けられない。──と、]
インターフェイスの、
気配?
黒蒼、深緑──それとも、
さらなる敵の、
[気配が感じられた方角へ、見えない探査の糸を広げるように振り返る。長く黒い髪が揺れる。
ざわめく人の群れ越し、真紅の双眸で蒼を身に纏うインターフェイスを真正面から見詰めた。]
[小さな身体を抱えたまま、熱い雫がハルナの頬に落ちた。]
あ、あれ……?目が……。
[頭に響く言葉が、誰へ向けられたものかは解らず。
ただ、胸のどこかを揺さぶる。]
―街中―
[ハルナの反応。高台にあって、恐らくは
この端末で感知するには遠すぎるのだろう、と結論づける。希望的観測。]
…――。
[ふと、眉を寄せる。
叩かれた記憶の扉。
それを、更に叩くもの。]
…――インターフェース…
[気配。顔を上げれば。
遠目にも分かる、緋色の眸が、其処にあった。
雑踏など、すり抜けて互いに感じあうもの。]
この子が、好きだったのかい。
[ゆっくりと彼女から手を離す。
痛みに耐えていたせいか、疲労が溜まり近くの座れそうな場所に腰を落とす]
[Endeavour社に有ったパイロットデータと一致する──帝都大学医学部学生、風限 蒼真(カザギリ ソウマ)。インターフェイスの隣に立つ青年にも視線を注ぎ、ゆっくりと首を傾けた。]
私を「リル」と呼ぶ
お前は、誰だ?
[イステに答える。]
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