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―街―
[蒼真の答えに僅かに瞼を伏せる。
否定は未だ定まらぬ心ゆえと思ってのことだった。
キャスリーンの声に視線はそちらへ向けて]
不手際が。
私たちのいた時代と今は随分と変わった。
予測不可能な状況も起こりうる。
既に動き出しているものがある。
機神のインターフェース、
コンゴウを託され
終焉に歯向かうならば、
深紅の機体に注意することだ。
[まさか弱点がニンニクで、相手が円城寺だなどとわかるわけがないのでそんな答えを返す。]
ソウマが従者?それは違う。
[今度は即答だった。]
あなたが「終焉」に敵対する者であるなら、取りあえずは当てにしていただいて構いませんよ。私も、あなた方を当てにさせていただきますわ。
[「取りあえず」の向こう岸は、彼女にもわからない。しかし、何の縁も無しに、いきなり仲間として手を取り合えるとは彼女も思わなかった。――が]
対等?
[それはとても奇妙な響きに思えた]
お戯れを……と、いうわけでも無さそうですね。それが果たして形だけのものなのか、深淵にたどり着く答えなのかは存じませんが。
イステ、あなたは面白い方を選んだようですね。
[振り向けた微笑にどんな意味が込められたのか]
真紅の機体? つまり、それはあなた方に敵対したのですね? その巨人の所属はわかりますか?
−ホテル−
…戻ってきてない?
[どういうことだ、といわんばかりの顔をフロントマンに向ける。
逗留中かどうかの確認が取れただけでもましだろうが
そんなことを金色が理解するはずもない]
あ、いや…それなら、いい
[部屋を聞けばと思ったがどうやら数えている余裕もなさそうで
早々に諦めるしかないのをひとつ学んでホテルの外に出る。
流石に叫んだり走ったり、予想外の状況が続いて
これ以上無駄に金の雫を扱うわけにもいかない。
尤も、感情の吐露によって駄々漏れるのはどうしようもないが]
あのジジイ、どこ行きやがった…
[仕方ないので歩き出した。手にした澄んだ金色が微かに光を宿す。
自らを媒介とする機神が、繰手を探すその意思を頼りにするべく]
[金色を媒介に
澄んだ金色によって望みを伝える。
宵闇の黒の間を縫って
機神は顕現と消失を繰り返す。
光と闇、見え隠れする様は
古い都市伝説を再現するかのようでもあった]
いやぁ、まことに……。
取り立てられたのう。
[夜空を見上げ、酒を手に、呟く]
分からんのう。
逃げれんのう。
酔うておるのう。
[かかか、と笑い]
なら、仕方ないのう。
[キャスリーンの言葉。
そしてイステから向けられる視線。
その両方が、なにか今自分が「普通ではない事」を言ったと告げているように思えた。]
……な、何か変なことを言ったか?
[意見を求められた事は初めてだ、と言っていた。
つまり彼女達の時代に於いて、この考え方は異常なのだろう。
でも、だからといって自分までイステにそんな扱いをするかと聞かれたら。
――答えは、否。悩む必要すらない。]
かのEndeavourに……とすると……。
私は寡聞にして存じませんが、「終焉」に眷属はいたのでしょうか?
「終焉」も「機神」も喪われて久しいこの時代、Endeavourが機神に似る物を生み出し、私が永き眠りから覚めた。それは偶然より必然。
Endeavourの壁の向こうに「終焉」が眠る……この予感はただの憶測の域を出ないのでしょうか。
[そして風限の戸惑いを見て、キャスリーンは好奇心の表情を隠さなかった]
対等に至る道には、壁がそびえているものです。あなたと彼女は「ちがうもの」だから。
時にその遮りを尊び、時にその遮りを乗り越える。そうして、対等へと近づく。壁を避け続けては、対等に近づく事すら叶わない――私の古における経験は、そう答えを出しました。
あなたはどう答えを出したのでしょう。あるいは、どう答えを出すのでしょう。僭越ながら私から言えることは、その程度の言葉だけ。
[イステを見る。彼女の意志はどこにあるだろう。尋ねてみたい気持ちを、敢えて抑えた]
私の記憶では「終焉」は「ひとつ」であったように思う。
確証を持っては謂えない。
――…《Endeavour》のもつ
喪われた筈の技術か。
HMは此処近年に急速に普及した。
そうだったな、ソウマ。
……。「終焉」を。
可能性のひとつとして、記憶すべきか。
脆弱とはいえ、HMは間違いなく機神の似姿だった。
[キャスリーンは好奇心を隠さない。
イステは少ない動きだったが彼女を見て、蒼真を見て。]
−街−
『ダン、止まって。
信号が複数。
一つは漆黒。
紅色は不在。
他は不明。』
な、なんだって!?
ああ、でも、エネルギーを補給しておかないと、万が一戦闘になったら大変だ。
さっと食べられるもの……。
そうだ、ハルナ、こっちへ。
[ハルナの手を引いて街中を駆ける。辿り着いた先は牛丼チェーン。
入店して二人前を注文すると、席に座るのとほぼ同時に丼が提供された。]
さ、食べよう。
あ、ああ。
HMが発表されたのは数年前……しかも突然だ。
当時は大事件だったからな、よく覚えてる。
しかし、それが終焉と……?
[彼女達が「終焉」と呼ぶもの。
それがもし本当に、裏でEndeavourと繋がっているとするなら。
もはや現代の大部分を裏から操れると思っても過言ではないかもしれない。
その絶望的な予想に、思わず口を噤む。]
[「違うもの」
「壁を避けては通れない」
その言葉が、どこか重く心の奥へとのしかかる。]
――解った、肝に命じておく。
「それでも、返答に躊躇をすることは無かった。
あれほど「異常」を嫌っていたというのに。
何かが小さく……でも確かに、内から変わってきている証拠だった。」
−ラボ−
[コックピットのハッチが開き、フィリップはラミアの外へと身を乗り出し、近くにいるクルーへと声をかける]
着陸準備感謝する。
サラ・ミラー氏との待ち合わせをしている、ここにいると連絡をいれてくれないか。
[怪訝な表情を浮かべたクルーが、何処かへ連絡を入れている。その姿を確認した上で、ラミアから降りる]
[卵を割って、器の中で軽く溶いて、丼にかける。ハルナもそれを真似た。
器を前にして、手を合わせる。ハルナもそれを真似た。]
いただきます!
『いただきます。』
[丼を片手に持って、その縁に口をつけると、箸でがつがつと口の中に流し込む。ハルナもそれを真似た。
しかし、ハルナの小さな口はそれを受け入れきれず、端からぽろぽろと零れる。]
ああ、ごめん。
ハルナは君のペースで食べてくれていいよ。
[ハルナの頬についた米粒を取って、自分の口に運んだ。]
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