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― ホテル近くの公園 ―
[オキセンシェルナが歩み去って、それを追いかけることはせず、老人はホテルの近くにある公園でベンチに座っていた。空を見上げていた。
この街は明るすぎて、故郷ほど星は見えない。それがありがたくもあり、同時に残念でもあった]
やれやーれ、じゃ。面白いのう。ちょっと揺さぶっただけであの有様じゃ。
[思い返し、人の悪い笑みを浮かべる。とてもとても、嬉しそうな笑み]
兵士としても、人としても、まるでなっちゃおらん。
世界の終焉を止めるとか大それたことを言うにしては、あまりにも半人前じゃ。何を考えとるのかのう。
[自力で立ち上がって手を握るハルナに苦笑い。]
それじゃ、行こうか。
繁華街に行けば、適当なお店があるだろうし。
マルチーズ?ステゴサウルス?
ハルナは時々よくわからない事を言うね。
エネルギー不足?
[歩きながら尋ねた。]
― 街中 ―
解った、適当に入って聞いてみよう。
ビジネスホテルなら開いてるかも知れない。
[そう言って、記憶にある幾つかのビジネスホテルを目指して移動を開始した。
周囲の景色が賑やかになっていった頃、
突然イステがある一点へ向けて
視線を送っているのに気が付き声をかける。]
何か見つけたのか。
……もしかして、また監視か?
[ため息を一つ吐いてふと視線を流した時、彼らは現れた。そのうちの一人、人型の女性に見えるそれを見てキャスリーンの表情が変化する。それは驚きと愉悦の混じり合った顔]
懐かしいにおい――人ならぬにおい――決意のにおい――。
――戦いの、におい。
[そしてキャスリーンは微笑する]
私はアモン伯爵に縁ありし者。あなたは?
[そう、イステに問いかけた]
言語検索の際のエラー。
演算補助デバイス破損の影響。
ルーチンが狂っている。
適切な言語に辿り着けない。
[閑散としている廃工場から街を目指して。
ダンの後ろについてあるく。]
エネルギーは演算ごとに消費。
[蒼真の横を歩いていたイステの足が止まる。]
違う。
監視ではなく―――
[私と同じ存在《インターフェース》。
蒼真は声を聞いたろう。
質素な衣に似つかわしくない艶やかさで、そのおんなは微笑んだ。
対するイステは、変わらず愛想に欠けた表情で]
―――私はイステ。
いにしえに連なる、者。
その伯爵が名、私の記憶にある。
[近くの店で調達した酒瓶の栓を開ける。この近くで作られた地酒。コップにも注がず、そもそもそんなもの持ってもおらず、そのままラッパ飲みする]
くはぁっ。おお、美味いのう。この国は酒が美味くてとてもよろしい。
[強い酒精が、喉と頬を熱くする。時刻はもう夜で、冷たい夜風が肌に心地いい]
なーんも分からんしのう。あれも詳しいことは喋らんしのう。ワシはただの酔っぱらった爺じゃしのう。だからといって、そのままほっぽり出すのは少々気が引けるしのう。
いや、愉快愉快。
[酒をもう一口。それから、クツクツと笑う]
イステ……不穏な響きですね。
私の故郷、遙か彼方の古の時代。何かの禁書に似た名前を見たように……思えるのは、偶然かしら?
……いえ、きっと記憶違いでしょうね。失礼をしました。
そちらは、あなたの主かしら?
[彼女は礼を改めるように二人へ正対して、一礼した]
伯爵の次に華麗で、伯爵の次に聡明で、そして伯爵の次に美しい。地上最高の秘書にして伯爵の第一の従者――それがこの私、キャスリーン・ロンズデール。
機神《コンゴウ》をたくされ、「終焉」に仇なす事を命じられ、此方より彼方へと参りし者。
破損?修理……は、できないんだっけ?
まあ、何とかなるさ。
[持ち前のポジティブを発揮した。]
そう言えば、さっきの黒い機体も機神なんだろう?
向こうのインターフェイスも“終焉”を退けるのが目的だって言ってた。
去り際にも、こちらの無事を祈るような事を言ってたし、ひょっとしたら手を組めるんじゃないかな?
―街―
[――禁書。
イステはほんの僅か眼を細め、
それについては否定も肯定もしなかった。]
―――ソウマは。
[主か否かの問いには、
蒼真の方へ視線を向けて。彼の答えに任せる風。]
キャスリーン・ロンズデール。
終焉に仇なすならば、
目的は私たちと同じ――だが、
[このインターフェースはひとりでいる。
イステは尋ねた。]
乗り手は、如何したか。
ー市街地ー
[街をぶらつくと面白い噂が広まっていた]
「マジ受けるって、未確認HMだって〜。」
「ヤバいヤバい、エンデバーもまじHMじゃない?」
ああ、そうなのか??
「カイトも見にいかないとやばいって!!」
[要領を得ない説明にイライラする]
じゃ、探してみるよ。
サンキューね!!
「あ、ちょっとぉ!? 遊びに行くんじゃないの〜!?」
[声に振り向かずあるきだした]
−ホテル傍路地−
…確かこっちでよかったはず、だけど
[迷ったら、空を見上げる。
建物の隙間から見えるホテルの影
それを目指してあっちへいったりこっちへ行ったり。
まさか老人にからかわれたのだと知らない金色は
とりあえずホテルまでたどり着くのを目標に]
いや……主ってのはちょっと違うと思うんだが。
[少なくとも、自分はそのようなつもりではない。
勿論、対等な関係という意味での否定である。]
――……はぁ、そりゃまた。
[言ってる意味の大半は解らないが、
とりあえずその「伯爵」とやら至上主義である事は間違いないようだ。
ついでに言えば、その次に自分大好きらしい。]
つまりは、あんた……キャスリーンも機神を呼べるって事でいいのか?
乗り手は……忸怩たるものがありますが、少々不手際があったのです。可能性のある人物を一人、見つけてはいるのですけれど。
[自らの失敗を認めた割に、その表情は明るい]
ええ、機神を喚び、使役の補助をする権限を与えられています。もっとも、肝心の乗り手がいなければ、どうにもなりませんけれど。
主では無いのですか? では、あなたが従者の側なのかしら。
じゃあ、味方と思っても……?
[あの、漆黒の機体の例もある。
完全に信用できるわけでもないが……
イステの反応からすれば、大丈夫なのかも知れない。]
いや、従者とか主とかそういうのじゃないんだ。
俺は、イステと対等でありたいと思ってる。
だからそんな上下関係みたいな物は要らないんだ。
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