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…どうやら、時間がないようだからね。
[「未知のHM」と「サラ」が呼ぶモノのひとつを見上げる。
「僕」の目覚めは遅すぎたようだった。
結局手に入ったのはこれだけ。
しかも、万全の準備ができたってわけじゃない。
残りは、おそらく「僕」の機能の復活が近いことを察してだろう、動き始めてしまっているらしい。]
[空に浮かんだパネルには、最新の戦闘だけではなく、ヴォルバドスと対峙した時のME=08 シグのデータも同時に展開されている。黒い機体の影に反射しているのは、リルの真紅の瞳の色。]
… では、
共に、乗る事を。
[触れる手のひら、フィリップ身を預けるようにして、そこまで言い掛けて。小さく首を振り、相手を正面から見詰めなおした。]
また共に、乗る事を、
約束 してくれる のだな?
我々の機体は──、
[そこまで言って、戦闘から離脱したME=08 シグのモニタとのリンクを切断した。研究室の中は、再び静寂。]
―蒼真宅―
…いや。わびることはない。
[手が離れた。温度の残る掌へ視線を落とし
ゆるく握ってから、イステは蒼真の顔へと眼を向けた]
そうか。
落ち着くのが、いい。
[頷いて、見守る様子。
呼吸が落ち着くのを待って、口を開いた。]
此処からは離れているが、
街から煙が上がっていた。
交戦が行われたものと推測される。
イステちゃーん、またなぁ!!
[やけくその様に叫ぶ。
結局何も収穫はなかった。
そして、何時もは気にならない周りの視線が痛々しかった**]
交戦……まるで戦場、だな。
[顔を手で覆ってから、静かに眼を閉じる。
昨日の戦闘、HMを破壊した事。
此方にも事情があったのは確かかもしれないが、対外的に見れば問題を起こしたのは此方だろう。
自分が乗ったHM……機神は、現代で作られたものではない。
とすれば個体ナンバーどころか機種信号すら未登録の筈。
それが街中で戦闘を行った、大問題以外の何だというのだ。
もしかすると、社会的に裁かれる恐れもある。
家に誰も訪ねてない所からすれば、まだ名前や顔はばれてないのだろうが……最悪を想定した方が良いかもしれない。]
……非日常、か。
[こちらは望んでないというのに、向こうから転がり込んでくる。
一体何の恨みがあるというのだろうか。
俺はただ、群れの中で生きようと決心しただけだというのに。]
とりあえず、荷物纏めなきゃ、な。
[いつでも逃げ出せるように。
準備だけはしておかなければ行けないだろう。
そう思って上体を起こせば、
此方を見守るイステが視界に入る。]
[光学迷彩……ではない。細い目を見開いて、その光景に唖然とする。
先ほどまで響いていた、駆動音がしないのだ。
シェルナの詠うような一節と共に、リュースはこの場から消えた。それを理解して、なおも驚きを隠せはしなかった]
やれやれ、これはまた……高くついたのう。
[独りごちて、そして残る問題は自分だけとなったことに気付き、懐から財布を取り出す。紙幣で分厚い財布から数枚の札を抜くと、シェルナに差し出した]
すまんがこれで適当に見繕って来てくれんか?
お主もこんな小汚い格好の爺と表通りを歩きたくないのは、分かるよってな。
俺はどうすれば良いんだろうな。
[どうしていいかわからなくて。
まるで数年前の日が脳裏によみがえってくる様で―――
藁にも縋るような思いで、イステへと手を伸ばす。
それは拒否をされなければ、頬をそっと撫でただろう。]
……聞いても、わからねぇよな。
[これで問題ないだろう、と老人へと視線を向けたとき
既に瞳の色は花紺青へと戻っていた。
滴る金色も既に遠いものであった]
…何だよ、借金取りに追われてるんじゃなかったのか
[出てきた分厚い財布。
渡された紙幣の額面を見る。
尤も、渡された額面の丸の数を数えただけで
特に金額の単位がわかっているわけでもない]
でも、この時間に店とかやってるのか…?
[一番の問題はそこじゃないのかと
渡された紙幣を手にまじまじと老人を見返した**++]
じゃあ、ラミアとやらがある場所に行こう。
Endeavour社の場所なら判るが、ラミアがある場所に心当たりは無いな。
だが、行くしかないだろう。
[抱きしめていた腕を緩め、外に行こうとリルの手を掴もうとする]
何を求めてる、か……。
[別れ際の両親の笑顔。
それが未だに自分の内を、理不尽に締め付ける。
指先から伝わる感触はひんやりと冷たくて、
イステの頬に触れていた指が少しだけ震える。]
わからねぇよ、そんなの。
わからねぇから……俺は―――……。
[その言葉の続きは、結局紡がれることなく。
冷たいはずの肌は……何処か、暖かく感じられた気がした*]
[共に。その言葉は契約の印となる。]
──……
契約を
我が胸に焼き付ける。
[言の葉で誓う必要も無いと信じていた故の揺らぎが消えて、リルは小さく息を零した。見詰め合う眼差しが近く、吐息が触れそうな事に気付いた。]
フィリップ。
[名を口にする。
腕が緩むと離れ難そうに、だが同時に安堵したように、笑みを浮かべた。]
機体は、ラボまで戻らずとも召還しよう。
ただし、此処ではない場所で。
先へ踏み出せば、戻れぬとしても。
この場所は、望まないだろう。
召還出来るのか。
オートパイロット機能までついているとは、随分と進んでいるな。
場所か、少なくとも大学は危険だ。
この都心部で呼び出しても問題が無い場所と言われれば・・・・・・
ビルの工事現場、か。
[昨日、帰り道に通ったときには作業は終わっていた。夕方以降の作業は禁止されているかもしれない。
そしてあそこであればHMが稼動出来る場所もあるし、人目もガードによって防げる]
大学にくるまでの道にあった、ビルの工事現場にしよう。
―中核研究所・自室―
[「リル」のデータを呼び出す。次いで、既にこの部屋でしか閲覧することすらできない「フィリップ」のデータを。]
…ふう。
[眺めても、もはやどうにかなるものではない。
賽は、投げられたのだ。]
ぱぱ。まま…
[そっとディスプレイを撫でる。]
─ 大学→工事現場へ向かう ─
[掴まれた手。指を重ねたまま、フィリップの頬を撫でて離れる。]
開発中の他のHMとは、種別がまったく異なる。
誓約の深さ、我々の繋がりが、
召還を含む、機体の性能に大きく影響する。
──工事現場。
嗚呼、あったな確かに。
―蒼真宅―
――……。
[言葉を、イステは待つ。]
ソウマ。
[震えた指先に己の指先を触れさせ
重ねたまま、名前を紡いだ。
もう一度薄く開いた唇は
声を発することなく、
彼の父母のことを知るはずもないイステは
ただ傍に寄り添うように、在った*]
─ 工事現場 ─
[日はほのかに暮れ、既に工事現場は静寂に包まれていた。
白いガードに囲まれ、入り口は閉められている]
とりあえず、今日の工事は終わっているようだな。
この中に入れればHMの1つくらい呼んでも大丈夫だろう。
[入れれば、なのだが。昨日のリルの身のこなしを思い出せば、空中からの進入は可能だろう。
自分は不可能だが、と心の中では付け加える]
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