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ぴんぽんぱんぽ〜ん♪
皆様、ご乗車ありがとうございます〜。
のんびりing号は予定通り19日の6:00に新鹿児島駅を出発し、新八代駅に向かっております〜。
ただいまからお客様の元へ切符を拝見しにお伺いいたします〜。
ご協力をお願いいたします〜。
ぽんぴんぱんぽ〜ん♪
えーと、お客様。お客様〜?
[連結部からドアに張り付いている美紗子に声を掛けるが、やたらと夢中になって何かを注視しているようで、さっぱり反応が無い。]
列車は現在走行中ですし、鈍行列車なので揺れます。
危険ですのでどうぞお席にお戻りください、お客様。
[というかこのまま張り付かれては、客車に移動できない]
困ったなー。
[にゃー]
……返事が想定外のところから戻ってきたわ!
えー…お客様、ペットは手荷物として籠の中に……。
……はぁ。
[妙な中腰状態で微動だにしない相手を、「足腰丈夫だなー」などとおかしな感心をしながら、芽衣はその場で小さく溜め息を漏らした]
[3人で歓談していると、車内放送からアナウンスが聞こえてきた]
切符拝見、だそうですよ。
私の実家の方ではいまだに電子化されていなくて、車内精算の時は紙にパンチャーで穴をパチパチ開けているんですよ。
【小湊鉄道 http://www1.odn.ne.jp/kominato...】
ここはどうなんでしょうね。
[ふふっと笑うと、バッグから切符をごそごそ探し出し、膝の上に置いた。
副車掌が確認に来るのに備えて]
(さすがにそろそろ切符チェックに行かねばねば〜)
[飽きることなく車内を見詰める美紗子の前に]
失礼します〜…。
[小声で呟きながら入り込み、そっと連結部の扉を開いて客車の中に滑り込む]
私の存在は空気状態…。
[遠い目]
あのお客様からも切符を見せていただかないといけないのだけど、果たして確認する機会があるのかしら?
[ポケットから真新しい改札鋏を取り出すと、カチカチと鳴らしてみる]
(このカチカチやってみたかったのよね〜)
[切符は硬券の、免許証程度のサイズのものが全員に配られている。それをこの鋏でぱちりと]
切り欠きがなぜかメロン型なのよね。
特注製だわ。
[まだ少ない車内を、客人の切符を求めて車内を*進み始めた*]
切符、切符……あ、あったあった。
ここはどうなのでしょうねー、楽しみですね。
[佳奈につられるように笑い、副車掌がいつ切符を確認しに来てもいいように、準備をしてまっている]
あ、やっと来ましたね。すこし遅かったですけれど…。
[確認に来た副車掌に、切符を手渡した]
はーい、切符をお預かりします!
[切符を目にして、芽衣の瞳がキラリと光った。
するりと切符を受け取ると、今日の日のために練習をした鋏さばきを存分に披露すべく、ちょっと大げさな振りを入れた後におもむろに]
ぱちり☆
[切符にメロン型の切り欠きが入る]
おおぉ…。
[それを見て、自分で感動している芽衣。
こっそりと、切り落とされた切符のカケラをポケットに忍ばせていたりして]
確かに確認いたしました。
良い旅を。
[にっこりと微笑むと、永莉に切符を戻した]
[元気で愛嬌のある副車掌だなーと、思いながら切符を受け取る]
確認お疲れ様です。
旅の間はよろしくおねがいいたします。
[そして、受け取った切符を財布にしまい、他の2人との*会話に戻った*]
――連結部分――
[美紗子は飽きもせず、車内を穴が開くほど見つめていた。
そう、途中人が増えて居たことも気付かずに。]
『私の存在は空気状態…』
そうよ!私は空気…。さすがよく心得ておいでね?
素晴らしい…それでこそわたくしの…はがぁ!!
[背後か真横から聞こえた謎の声に感心しつつも、微動だにしなかった美紗子だったが、誰かが寄りかかっていたドアを開けた勢いでバランスを崩し]
ぎゃー!!足攣ったわ〜〜!!
[にゃー]
[連結部分のアコーディオン部分に見事沈没。
ガタンゴトンと揺れる振動と共に、悶えている。]
はぁ…。
なんだかえらい酷い目にあったわ。
[にゃー]
[アコーディオン部分に倒れてから数分、ようやく美紗子は起き上がることに成功。
服についた埃を、レースのハンカチーフで叩き落として服装を整える]
さすがに家政婦ごっこも飽きたし。
席に着いて食事にでもしようかしら?
うちの子達がせっかく風情を味わえるようにと、駅弁を買ってくれた事だし…。
[レースの手袋を嵌めた指先で帽子のつばをつまみ、形を整えると。
美紗子は先程までとは打って変わり、女将としての佇まいを纏いながら再び客車へと足を踏み入れ、空いている席に座り、ウェットティッシュで手を拭いた。]
さて、このツバメ弁当という品を、食するとしましょうかねぇ。
だからミーアちゃんは、大人しくそこで座っていてね?
[みゃー]
[空席に置かれた真っ白い猫のぬいぐるみは、愛くるしい表情を微塵も動かさないまま、主の食事を黙って見つめている。
そして美紗子は、するするとツバメ弁当の封を*解いていくのだった*]
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