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[ジェラルドから伝わる何かの感覚――それは「待ち合わせ相手」が会話の合間、ぼーっとしているような時に流れてくる感覚に似ていて。
けれど何なのか分からず、ただ首を傾げるだけ]
…………もっとゆっくりしていけばいいのに。
何を、そう一生懸命になって追い求めてるのー?
[「時間がない」と言い切って急いでいる様子の「待ち合わせ相手」>>23に、思わずぼやき。
まるでジェラルドに向けてそう言ったように聞こえるとは気付かぬまま。
追っているのは、桜かそれ以外の何か、か―――
そんなことを考えつつ。ファズボール人形にオレンジティーを注文した**]
「そうだった、ジョーンズ。
わたしを訪ねてくるなんて珍しいじゃないか。
何かお願いでもあるのかい? 金? また命でも狙われた?」
[眼鏡の女は笑いながら孫の手で背中を掻いている。
茶の一つぐらい出せよと思わなくもないがまあそれは秘密。]
お願いはあるけどそっちじゃない。
これを……。
[ポケットから取り出したのは『瞬間移動レーザー』。
手渡しながら「お願い」の説明をすれば、女は少し首を傾げた]
「それってさ。
今わたしの目の前にいるあんたは消えるってことになるけれど。
そこら辺分かってて言ってるんだよね?」
――分かってるよ、勿論。
[躊躇いもなく、男は微笑む。]
「まあいいけどね。
あんたが消えても、別のあんたと出会う。ただそれだけだ」
[特に何でもないことのような調子。
眼鏡の女もまた時空を漂い、過去に何度も因果を変えていることを男は知っていた。こうした割り切りができる性格だからこそ、この女に依頼をしたのだけれど]
それじゃ、よろしく。
「ああ、さようなら、ジョーンズ。
次に会うあんたも、あの似合わない眼鏡をやめてくれればいいんだけど。」
[そんなに眼鏡は似合わなかったか。
苦笑して、男は入ってきたのとは違う扉を開く。
繋がる先は、あれから6分後の店>>8:2]
― 2年前:もはや記憶にない話 ―
[ふらふらと左右に揺れながら男は歩く。
掛けている眼鏡は薄汚れて、黒いコートはよく見れば誰のものか分からない血で染まっている。
朦朧とした意識の中、ただ酷く喉が渇いていた。
だから。偶然にも見つけた喫茶店の扉に、男は腕を伸ばし――]
……誰?
[声を掛けられ>>9:-35虚ろな目で振り返る。
見たこともない2人組に、眼鏡の下でゆっくりと瞬いた]
べる……べっと?
知らないな……。なんの、話……?
[その声は霞に溶けていきそうな程弱い。
朦朧とする意識は、次の瞬間耳に入った声を知人の探偵のものだと認識することもなく。
不可視の光に包まれ、男の意識は一旦途切れる。]
[珈琲の匂いが男の意識を引き戻す]
ここ、は……?
[ぼんやりと瞬く。
倒れるようにして眠っていたのは、がらんとした広い部屋だった。20人ぐらいなら布団を並べて寝ることが出来そうなぐらいの。
寝そべったまま見渡せば、先程の2人組の片割れらしき青年が端の方で眠っていて]
誰だろう……。
俺は……、何をしてたんだろう……。
[思い出そうとする。
けれど喫茶店の前の出来事はおろか、数か月前までの記憶が曖昧で。――結局眼鏡の男は考えるのを諦めた]
[虚ろな意識で立ち上がり、眼鏡の男は部屋の外へと。
珈琲の匂いに誘われるように階段を下りようとして――]
――……っ!!
[足を思い切り踏み外し13(20)段を転げ落ちた。
それは黒服の女性が立ち上がった瞬間>>23だっただろうか。
轟音が、店に響く。*]
―― マーシャパート・1F(>>91) ――
[――――店内に、轟音が響く。
彼女はタルトのお皿を放り出す勢いでテーブルに戻し、慌てて音のした方に駆け寄った。
そうして転がっている黒いコートの男の人の姿を確認して、]
よかった、ただの知らない人か―――って、眼鏡のお兄さん!?
[思いっきりほっとした表情がすぐさま驚きに彩られる]
確か遠くに飛ばされたはずじゃ……
本物だよね?
[駆け寄ってきた女性を見上げる。黒い服の女性は先程の2人組の片割れと認識するが、「本物」と問われても男にはどれが本物なのか分からない。
今にも飛びそうな意識で、うわ言のように答える]
ええと……、
あなたとはさっき会った、気はするけれど……。
俺の会ったあなたで、いいのかな。
ここはどの時間軸でしょうか……。
[床に寝そべったまま、時空を旅したことのない普通の人間にはおよそ意味の分からないようなことを呟いた。]
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