611 ぬばたまの檻
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
>>113
ええ。蝋燭なら会議室に沢山燭台があったから借りていくことにする。
[礼拝堂には近づけない、と言ったトリスの声をふいに思い出して、表情は変えず内心で舌打ちする。
――やってみないとわからないでしょう]
ナタリーは良い子ね…ずっとついていてくれたのよ。
( 122 ) 2011/01/27(木) 23:40:19
―― 夜・井戸の傍 ――
[愛しい娘の気配>>+2に気づけぬ侭…
青年は裏口経由で食堂へ行こうと歩を進めた。
――其れが、運命の別れ道。
偶然出会った人影>>11 …アナスタシア。
ユーリーから聞いた、宴を、闇を、識る人物と思われる女性。
……夢物語を謳った。
穏やかな笑顔で、嬉しそうにうれしそうに愉しそうに道化てワザと]
( +20 ) 2011/01/27(木) 23:40:29
…。
[冷ややかに褪めた顔に、声だけはどこか悲し気に、憐れむように、ヴェロニカへ告げる]
でもね。
きっとその剣では身は守れない。
礼拝堂に人が集まるなら、夜の間はそこを離れない方がいいわ。
その方が良い。
( 123 ) 2011/01/27(木) 23:41:38
[睨まれたけど、嗚呼、…それでも。
既に犠牲が出ていることも解っているけれど、嗚呼、…それでも。
誰かひとりくらい、甘い言葉を吐いてもいいじゃないか。
快楽に耽る甘さとは違う…まだ青臭い故の未熟な甘さ。
現実を直視していないからかもしれない――でも其れはある種の優しさで。
だから青年は止めない。
厭がる彼女に言葉を重ねて意味があるのか。
…頓着はせずに。ただ、ずっと。]
( +21 ) 2011/01/27(木) 23:41:51
[頼りなく揺れるオリガ>>111を支えようと手を伸ばす。
触れれば人よりもあたたかみのない事が知れる魔性の手]
オリガ
[呼ぶのは姉ではなく妹の名]
逢わせてやれず――…済まない。
[彼女の耳朶に囁くは静かな謝罪]
――…代わり、に?
[意外な言葉に瑠璃が不思議そうに瞠られる。
懇願の声に考えるような間を置いて]
望むならば、傍に――…
[控えめな言葉が甘い響きを伴い綴られた]
( 124 ) 2011/01/27(木) 23:42:00
っ……ぁ…、…か……!
[不意に絞られた喉>>14は、肺に残った呼気を苦しそうに零した。
しばらくして手は離れたけれど、
乱雑な扱いは病に冒された青年の身には辛く。
荒い呼吸で胸を押さえ、不自然な形に躯を折って痛みに喘ぐ]
……く、……っ…、……ぁ、……なすた……
[彼女の方を向いて、其れでも諦めず声を紡ごうとした。
背後から近づく、死神には当然気づくことはなく――…
引っ張られ不意に躯が傾いだと、意識する間もあったかどうか。
銀の煌きが青年の左の背を抉り、紅い返り血がぬばたまに咲いた。>>16>>52]
( +22 ) 2011/01/27(木) 23:43:06
[フィグネリアの提案に、目を瞑った>>116。]
献花――ああ、分かりました。
私も共に参りましょう。
[己のせいで落命した青年の顔が浮かぶ。
――まだ、ニコライの最期を知らない故。]
( 125 ) 2011/01/27(木) 23:43:28
-- 自室 --
[部屋の中で何が起きたのか。]
[小さな叫び声と花瓶の割れる音。]
[それから、刀が床に落ちるカランと乾いた音。]
[あとは布のすれる音と、くぐもった声。]
[それが嬌声に変わるまではそう時間はかからなかったはずだ。]
( 126 ) 2011/01/27(木) 23:43:51
[絶叫。
己の血の薫の濃さに、咽そうに狂いそうになりながら。
力が抜けて大地に崩れた。べしゃりと無残に。
背が熱いあついあつい熱いあつい。何、何が、今、なにが。
解らなくてわからなくて。
痛い痛いいたいいたい痛いいたい痛いいたいいたい
嗚呼、どうして上手くいかないんだろう俺は。
痛いいたいいたいいたい…居たい、のに。
もっと、此の場に。そうして宴を――…]
( +23 ) 2011/01/27(木) 23:44:13
[選べと告げる声を幻に聴いた。>>16
震える唇の代わりにか、足掻く様に伸びた指先が冷えた大地を薄く削る。
掴む力は、もう無く]
( +24 ) 2011/01/27(木) 23:44:41
[経った時間は、どのくらいか。
朦朧とする意識の淵で、どちらを選ぶのかと再度尋ねる女の声。>>27>>28
致命傷じゃない? 本当かな。
だって背中はどんどん痺れて重くなって。
でも意識だけは不思議と澄んでゆく。
貌を上げて青年はゆると視線を彷徨わせた。穏やかな表情で。
君は馬鹿だと笑うかな。…まあ、いいや。御免ね。不器用で。いつも。
でも、其れでも。
ちゃんとね。最期に選ぶものは間違えないから。
躯の中の全力を掻き集めて――声を、振り絞る。]
( +25 ) 2011/01/27(木) 23:46:05
………おれ、が、…選ぶ……は…
――ラビ、……だけ………
(貴方に生かされるくらいならば、死を選ぶよ――)
( +26 ) 2011/01/27(木) 23:46:33
[命を壊す最後の一突き。>>33
死の断末魔を零す力は、もう無くて。
冷たく優しい月灯りの下、
青年の意識は静かに静かに――闇に溶けてゆく。
其のぬばたまの闇の中で、願った。
もう動かぬ唇で紡ぐは、城主の名…]
( +27 ) 2011/01/27(木) 23:47:20
―――…あぁ、ろらん…
[闇に融けゆく青年の意識に紅く甘い囀りは届いただろうか。]
( +28 ) 2011/01/27(木) 23:49:24
とどめを……刺そうとしたんじゃ、ないんですか?
ほら、吸血鬼って――生半可な傷じゃ死なないんでしょう?
ロランがそうだって認めるわけじゃないですけど……グレゴリーさんは、ハンターもやっているみたいだから。
[ロランを吸血鬼と誤認して殺したか、あるいはアナスタシアの言っていたことが嘘で、ロランが本当に吸血鬼であったのか。
どちらかしか、青年には可能性として思い浮かばない]
……?
[血溜まり。
反射的に口元を抑え、目線を逸らした]
( 127 ) 2011/01/27(木) 23:50:25
[彼は距離を開けて歩こうとするのだろうか。
小さく頷き、手燭を片手に本塔の扉へと向かおうと。
途中でグレゴリーが人の気配に気付けば、
なにも言うことなくそれに着いていくはずだ]
――ぁ、
[傍の闇の気配に反応してか、指の傷が疼く。
まだ血は零れないものの、鉄錆の香りは届くかもしれない]
( 128 ) 2011/01/27(木) 23:51:32
[実に静かな食卓だった、と言うべきか
誰も彼もが疑心暗鬼に陥り、何かを企んでいると言う状態であった
自分はーーー企みの側、であるが]
ふむ、入れ過ぎは良くないか
[オリガの薦め>>2に、今度は直接入れずにちびちびとつまむようにする
静かな中ではもしかしたら声は響いたかもしれないが、聴こえたとしても言葉の意味は分からないだろう]
一人の時に呼べ、との事だ
( 129 ) 2011/01/27(木) 23:51:53
―回想・本棟―
[自室へ向かうと言うヴェロニカと一度別れた。
窓辺に立ち、ぼんやりと外を眺める。
( 130 ) 2011/01/27(木) 23:57:52
それにしても、また「吸血の痕のない死体」…
吸血鬼が死んだら灰なるのなら、死体があること自体が、人間の証ともいえるが、吸血鬼たちはあくまでも、人間の間に潜んでいるのだろう。
血のみならず、人の心まで貪るように。
( 131 ) 2011/01/27(木) 23:58:16
[――空気は、重くなっている。誰かがまた、咬まれた。]
(誰?誰が…。)
[もし、礼拝堂へ向かおうとする面々がいたら、合流するだろう]
―回想・了―
( 132 ) 2011/01/27(木) 23:59:07
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る