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そうだ……
野晒しは、駄目だ……
[持ったままだった、己の襤褸のコート。
緩慢な動作で、ロランの上にそれをかける。刃が見えないように。傷口が見えないように。
刃は、抜かず。突き立てたまま]
見捨てるんじゃない、
伝えに行くだけだ……
あとで、きちんと弔ってもらうために……
[おまえだけ、生き残るつもりか。
呻く。
左足が、ひどく、重い]
[薔薇の香りに隠された誰かの血の匂い。
鋭い嗅覚を持つ城主にはそれがはっきりと感じられる。
けれど独りでない今は其の香に惑わされ吸血の衝動が起こる事はない。
今、気になるのは目の前の存在。
赤みを帯びたローズグレイの眸が此方へと向けられている。
薄化粧を施したオリガ>>72の可憐なくちびるから発される言葉。
記憶の中の彼女よりも幼さの残るその声と姿――]
――…ようこそ、我が城へ。
[仮令面影があろうとも同じ存在ではないと理解している。
それでも何処かで重ねてしまいそうになるほど心が騒いでいる。
その心を隠すかのように城主は薄い笑みを浮かべ小首を傾げた]
トリスと取引してまで私に会おうとしたのは、如何して?
ディアーナを探しに来たの?
[彼女の真意を歪めぬよう魔性としての香気は内に潜めた。
敵意は感じられず寧ろ好意らしきものをその眼差しに感じながら
彼女が何を求め此処に来たのかを知ろうとする]
…重ければ強いと思っていたけど…
明日は筋肉痛になりそう。
[武器庫を探していて、大きなものは扱えないと知った。
先刻のヴォッカの瓶と言い、何故こんなにも重いものを、武器として扱えるのか?
大きな剣でさえ、箱入り娘にはまともに振る事など出来はしない。舌打ちをして、己の身に小さく愚痴を吐いた]
…これなら使えるわね。
[散々武器を振りまわしては床に投げ、を繰り返した後、
手に取ったのは一振りのマイン・ゴーシュ
洒落た柄も、刃の振りやすさも、丁度良いものを見付ける事が出来たと納得し。
カチューシャには、やはり小さなナイフを取り、所持を勧めた]
…こういうのって、本当に面倒ね。
[ドレスに武器を括りつける事などできはしない
…マイン・ゴーシュの鞘は、ドレスの上で滑るばかり。
後で普段着に着替えよう。そう思いながら、
吸血鬼に対峙できる可能性がある武器を探して礼拝堂へと向かう]
……ロザリオ……リディヤの、…。
[その胸元に、求めていたそれは在った。
想像していたものと異なる、小さな小さな、芯まで黒朱に染まった十字架。
しかし、今までに見たどんなものよりも力を持っているように感じた、
それは。
不浄なるものを貫く、生命の刃──]
-- 廊下 --
[一度自室で休憩した後、再び廊下へ。]
蝋燭はどこでしょう?
もしもーし、誰か知りませんかー?
[なんて空気に問いかけてみたり。]
なぁんて、本当にお城の人はどこへ行っちゃったのかな…?
[ぶつぶつと独り言を言いながら廊下を歩く。]
[物置らしき扉を見つけて中から蝋燭を持ち出した。]
[もしかしたら、物置に気づいたのは物音か何か―]
[切欠があったのかもしれない。]
………御免なさい、ニコライ。
御免なさい………
[亡骸からロザリオを取ってしまうのは、躊躇われた。
それでも、守るため。傍にある生命を、
『不浄の呪い』から──
…そっと、マイン・ゴーシュを置く。
震える両手で、ロザリオを、静かに持ち上げた]
― 自室 ―
水差しを換えて。
…お湯でも良いわ。
[空になった硝子の水差しを卓に置いて、女は誰もいない部屋へ言い放つ。自分が此処に居る限り、姿なき使用人が応じることはないだろうが。
盥に張った水は冷たく、水仕事を知らない女の手は赤く凍えてズキズキと痛んだ]
[香油を垂らした盥は仄かに香る。薔薇とも血臭とも違う、甘くとも穏やかな香り。
何度も水に晒し、染みを叩いてもシルクのハンカチは斑に黒ずんだままだった。
女は嘲笑う。慣れた皮肉を、かじかむ自分の手に向けた]
惨めったらしいったらないわね。
人を殺したっていうのにハンカチのご心配?
どうせ白になんか戻りっこないのに――馬鹿じゃないの。
―本棟一階―
[礼拝堂の方で通夜が営まれていることを未だ知らず。
人がいるとしたらこちらだろうと、本棟まで戻ってきていた]
誰か……誰か、いないのか。
ロランが……
[足音が廊下に反響する。
宵闇の向こうに、声をかける]
― 廊下 ―
[探し人はなかなか見つからず………活動時間も長引き精神的に大分疲れていた]
…城主様はいる、って言ってたけど…ほんとにいるのかなあ?
[と、>>80の声が聞こえる。蝋燭を探しているようだ]
蝋燭か…そういえば、さっき…物置に行ったときに置いてたきが…
[先刻、探し人がどこにいるか全く検討がつかず…入った物置。そこには主に、生活雑貨、家具などが置いてあった。大き目の椅子、麻縄、古びたシャンデリア…蝋燭も…豪華な蝋燭立ての近くにおいてあっただろうか。]
[ロザリオはカチューシャの手に渡ったのだろうか?]
[しかしその時には違うことを考えていたのでよく見てはいない。]
ヴェロニカさん、武器持ち出してる…
吸血鬼のこと、用心しているんだわ。
[自分は?どうする?]
[吸血鬼の存在を知って、用心は…しない?]
[そんなわけはない。]
[部屋に戻る前に自分も何かを探すべきだ。]
それじゃあ、ユーリーさん、皆さん。私は部屋に戻りますね。
[ここにいた方が安全なのはわかっている。]
[けれど、そうでないかもしれないことも。]
[ぺこりと礼をして、礼拝堂を後にした。]
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