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…は、い……、イライダさま…
[娘は城主に軽々と運ばれる。
透き通る白薔薇の衣は、だがけして娘の体を露にはしない。
柔かな寝台に寝かされれば城主へと眸をひたり向ける。]
――…ん、… いちねん
[たった其れだけの刺激に腰が浮きそうな痺れが走る。
焦れったさに咥内で舌を動かした。
一年前の娘は如何であったか。
毒のように快楽を齎す血に抗い、
玲瓏な声と芯のある強い眼差しを持っていただろうか。]
[書庫に入ると、ナタリーの腕を外して改めて礼を言った。
インクと皮の薫に包まれる]
さて……
[棚の一つ一つを、*あらためていく*]
―本棟四階/居室―
――…あの薔薇はあのことの思い出。
穢してはならぬモノ。
[常よりも低い声で呟いて寝台に膝をつく。
名も知らぬ赤いケープの少女が別の場所を望んだなら
気が進まぬながらも連れてゆきはしただろうが
あの場所だけはそのままが良いと思う。
白薔薇の似合う穢れなきディアーナ。
けれど今腕にある白は別の魂――]
ふふ、その時期になったらご招待しましょうか?
[くすりと笑って首をこてり。]
[もちろん、ここから出られたらの話ではあるがそれは敢えて口にはせず。]
えっ?
[その後のアナスタシアの言葉>>48はすごく意外だった。]
[口は悪い、木や屋根に登る、スカート嫌い…挙句乗馬まで。]
[自分と殆ど同じじゃないか、と。]
えっ…それって…私も、ですけど。
[彼女の時が止まってしまっていることは知りもしない。]
[今はこのままでも時が来れば女らしくなる…ということだろうか?と捉えた。]
だって、画だけでも魅力的で…。
本物はどんなにかと思うとそわそわしちゃいます。
[城主に対しての言い方に違和感を覚えたが、抱いた憧れは消えることはなく。]
何か、調べごとでもあるんですか?
[書棚を見始めたアナスタシアに問いながら、自分も別の書棚を見上げる。]
[自分が探しているのは、吸血鬼についての記述。]
[どうも自分だけ、危機感が希薄な気がするのだ。]
[それはもちろん、噂や伝承の伝わり方が緩いし、実感が湧いていないせいなのだが。]
えーっ、と。
[背表紙をじーっと眺めていく。]
[何を探しているのかと聞かれたなら素直に答えるのだろう。]
[吸血鬼を知りたい、と。**]
[トリスの言葉がどんなものであれ、拒む心算は元よりなかった。]
分かりましたわ。
出来るか分からないけれど、お約束します。
[だから。]
嗚呼……。
早く、早く、お逢いしたいですわ。
[うっとりと、心からの願いを乗せて漏れ出る吐息は甘く。
始祖に魅入られたる娘の貌は、城に来てから最も美しい笑みだっただろうか。**]
[男はすでに冷たくなっていた少女に語りかける]
リディヤ…なぜ一人でいってしまったんだい?
リー…リャ……!!!
[愛称が口をついて出た瞬間、男は目を見開き、膝から崩折れる]
リーリャ……!!
[男の記憶から封印されたはずの…
二度と思い出すまいと決意したはずの…
それは男の―娘の名]
――…んっ
[娘の首筋に城主が口接ける。
ロランに求めたのはもっと強い刺激、
首筋にあてられた城主の牙が本当は欲しかった。]
う…そ……
お師匠様が、そ…んなはやく…――ひゃん
[城主が指を這わせれば更に煽られ敏感に反応する。
頬は紅く、紅い舌は虚空へと突き出される。]
――…あ、ぃやぁ……イライダ…さまぁ
[痙攣するように快楽に打ち震える。]
― 回想・夜明け前 ―
[城主の部屋を辞した男が次に現れたのは、使われていない客室。
二列に並んだ上着のボタンを外し、脱ぎ捨てる。
ひさしを取り払われた己の中心が、未だ熱を持て余していると告げていたから]
だから……そう…だった…んだ。
[今となってはわが子の顔も朧げなのに、リディヤの名を聞いた時から言いようのない愛おしさを感じていた。
それが何故か分からなかったが…気づいたときにはもう
何もかも手遅れだった]
――…あぁ、あっ、
[潤んだ眸が見開かれる。
城主の銀糸の髪が視界の半分を覆う。
欲しいものは与えられず、
然し熱い舌が膚を焼き焦がしてゆく。]
……ひ、…
[喉が震える。
聴覚全てが城主の声で埋められる。]
……たしの声で…?
[思わぬ言葉だった。
師が弟子の責め苦の声で折れるとは思えずに。
城主に見詰められれば、彼の眸から、目が離せない。
紅い舌は艶かに濡れて光を弾いている。]
[妹の利き手とは逆の、自分のそれをそろりと伸ばし、布越しにそっと熱源を押さえた]
(……いまは何も考えない)
[ぽやりと中空に視線をさまよわせる。
しかし意思とは裏腹に、脳裏に浮かぶのは官能の薔薇か]
[口接けを落とされれば更に蜜を溢れさせる。]
いや…続けて…ください…
[もう我慢は出来なかった。
男に連れられて居室の前に訪れたのも、
城主に逢う為だった。]
……っ、………んん…
[滑らかに撫で上げられれば今度こそ痙攣が走る。
白い膚は仄かな桜色に染まり、
城主が与えるものに敏感に反応した。]
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