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[このまま、一人で部屋にいたい。
…だけど、それでは何も解決しないのは解っている。]
―主よ、どうかわたくしに勇気をお与え下さい。
< コン コン >
[何かが扉を打つ音に、とっさにアナスタシアのヘアピンを握って振り返る。
だが、ノックの後に続いた声は、朝食の準備ができたと告げる貿易商のものだった。
昨夜、一緒にグレゴリーをここへ運んでもらったから、心配して様子を見にきてくれたのだと思う。]
ありがとうございます、ニコライ・ミハイロフさん。
身支度が終わり次第、行きます。
[応えて、昨日同様にヘアピンを軍靴に押し込むと部屋を出た。]
[しばらく………涙は止まることはなかった。イヴァンはときたま励ましの言葉をくれたりもしたが、基本的には何も喋らずにただ一緒にいてくれた。どんな励ましの言葉よりも…私のために居てくれる…それが嬉しかった。]
…………………
[やがて…涙が止まった]
―自室―
[自室に戻り、着慣れた服へと着替える。ずしりと重い感触を左の懐に感じ、上から撫ぜた。]
吸血鬼……ヴォルコドラークねー。
[曰く、猫が跨いだ死体のなれの果て。
曰く、流れる水を渡ることはできない。
曰く、鏡にその姿は映らない。
曰く、床に落ちた小麦の数を数えなくてはいられない。]
要らん事ばっかり思い出したなー。
[吸血鬼の恐ろしさを夜な夜な語って見せたセルビアの男は、流れ矢に喉を貫かれて呆気なく死んだ。
クローゼットに借り物のスーツを仕舞おうとする――奥で、何か、ごとんと鳴った。]
おいおい、これは……。
[目が眩むほど絢爛で、目を覆うほどの悪趣味。
入城の際、従者に預けたはずの剣がひっそりと立てかけてあった。]
……はー。
[気味が悪い、ため息をつく。]
何処かに居るってことねー、ここの従者は。
[持ち歩こうか考え、止める。こんなものを持ち歩いたなら……。]
アナスタシア怖いからなー。
[薔薇園で酷評された衣服。それだけでも気が重いのに。
ノックの音で、ニコライから朝食の知らせを受け、部屋を後にした。]
[一生分 ― 生きていれば ― の涙を流したように思えて清清しい気持ちではある。しかし、泣きつかれてしまったのか表情はまだ冴えない。本来、この体で疲れを感じることはないのだが、精神的な疲労感がそうさせるのだろうか]
イヴァンさん…ずっと居てくれて………ありがとうございました。
[イヴァンの胸に寄りかかる]
すみません…疲れてしまって………少しだけ………このままで………
―食堂―
みなさまおはようございます。
昨夜はよく眠れまして?
[気を許せない者達との食事。
だが、貴族の少女はそれに慣れていた。表面上の付き合いに。]
[イヴァンの胸の中で>>2:+51の言葉を思い出している。ゆっくりと口を開く。まだ喋り方はぼんやりしている]
楽しかったこと…嬉しかったこと…あ、そうだ、私、ここ最近で友達ができたんですよ?そう、あの子…
[かすかに疑問を覚える。彼女は確か…裕福な家庭ではなかったはず。なんでこんな立派なお屋敷の宴に呼ばれているのだろう]
トリストラム・シアー…
「不死の血塗れ船」の船長……
[仲間内でその名を知らぬ者はいない。
海賊の中でも最も恐るべき存在―男もその力は嫌というほど知っていた]
これだから宴は――
[いつの間にか、「また宴が来たか」と密かに楽しみにすることもなくなった。
そこまでに至る長い年月を思っていると、泣き止んだアリョールが、お礼の言葉を口にした後に寄りかかってきて]
……
[無言で胸を貸すことにした]
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