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[城へと至る道。
坂を駆け下りてくる馬車を避け、その紋章にチラリと視線を走らせる。]
──あれは…
[匣体の上にスーツケースも見当たらないし、速度からしても空馬車のようだ。
御者の様子を見て、城から逃げ出してきたのではないと見当をつける。
送迎の馬車だろうが、少なくとも自分のためのものではない。]
>>27
ここだけ、白薔薇なのね。
ん、よく見るとこの近くは色が混ざって…?
[白薔薇のそばの薔薇は、赤と白が斑に混ざっている]
へぇ…花ってこんな風に混ざり合うものなのかしら。
赤い薔薇も綺麗だけど、やっぱりわたくしは白薔薇が好きだわ。
白い花は美しいもの。
この咲き誇る白薔薇の園を観れただけでも
遠回りして挨拶に寄った甲斐もあるかしら…?なんてね。
古よりの眷属 イヴァン が見物しに来ました。
――客室――
[広大な城の一室、客を泊めるための部屋を、男は無言で掃除していた。
この部屋に誰が泊まるのかは知らない。訊いていないからだ。
ただ、誰かが泊まる。それだけを知っていれば十分なのだった]
……
[ふと、その視線が、窓の外から見える薔薇園に注がれた]
――畏まりました。
[トリストラムの言葉>>29に笑みを返す。
どちらがどうだ、ということもなく。
望みどおり、光の射さぬ部屋へと案内するだろう。]
[途中、門番の姿>>22があれば、ご苦労と声を掛け。]
[真紅と純白のコントラストに目を細めて見入っていると、薔薇に見惚れる少女>>24に、黒い髪の男がふわりと近付く>>35のが見えた]
……相変わらず、無駄なことをするのが好きっすね。
[亡霊である黒い髪の男――ダニールの姿は普通の人間には見えないというのに。
あとは無言。少女とダニールを見送ると、男は掃除を再開した**]
[近づくほどに、圧迫感を増す城だった。
それでいて、逃れ難く惹きつけられる。
毒と知れきってなお、眸に甘く映る蜜花のごとく。
振り仰いだ塔の高みの窓に咲くと見えたは、女か、あるいは城の魔性そのものか。]
< ── お い で ―― >
[そんな声を聞いた気がして。
ゆるりと首を振ると、城を管理する者へ訪いを告げる。]
わたしはユーリー・レオノヴィチ・ザハーリイン。
近隣で起きている農民革命について、ご城主に警告を差し上げようと、罷り越した。
[己が身分を証明するものといえば、紋章のついた銀の指輪のみ。
旅の埃にまみれ、伴も連れていない徒歩の貴族など怪しいことこの上ないが、騙りと思われても構わない、今は休息が欲しかった。]
このままでは失礼だ、
お目通りの前に、身支度を整えさせてもらいたい。
― 三階・自室 ―
[盥に張られた熱い湯に、手巾を浸す。
垂らした香油の薫がたなびき、紅茶のそれと混じり合う。深く息を吸って束の間、穏やかに瞼を閉じた]
――。
[靴を脱いで、緩く絞った手巾で暖めるように足を包み込む。
爪先、甲、踝と拭ってまた盥に手巾を沈めた]
貿易商 ニコライ が参加しました。
[聳える古城を前に]
ここ…ですか。
[明らかに身分不相応とも思える男の手には…なぜか招待状が握られていた]
なるようにしか…なりませんね。
[ひとりごち、城へ続く門をくぐる]
― バルコニー ―
[城に囚われた亡霊たちの囀りが耳朶を擽る。
解放せぬはその存在への執着の表れか。
城にある存在の一つ一つに意識を向ける為閉じられる眸]
―― おいで。
[くちびるのみで綴られる囁きはぬばたまの闇にとけ]
私を愉しませに。
[ただ甘やかな薫香だけが外へと流れる]
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