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−Timetable >>+0 after−
ははっ! ははははっ!!
はァー…ぁー…?
ンだァ?ここァ?
[戦闘と、その後のちょっとしたいたづらの高揚感で笑っていた男が、ふと我に返る。
そこは既に塔ではなく、見渡す限りのグリッドが広がっている]
なンだなンだ死ぬんじゃァなかったのか?
それとももう死んだ後か?
どっちにしろ、拍子抜けだなァ…どうせなら!もっと!
ゲロカスのクズみてェな地獄だったら!楽しかったんだろうになァ!!
[当り散らすように、唯一存在する床面を踏み鳴らしながら、誰に聞かせるでなく大声を張り上げる。返事は返ってこようはずもない]
けどまァ…ありゃァ楽しかった。ひひッ。
やァーっぱイイオンナだったな、ありゃァ。
時計屋の飼い犬にゃァもったいねェや。
ひゃはッ。あーあァー。アイツ、ブチ壊せてたら最ッ高にヨカッただろーになァ。
[思い出し笑いにくつくつと笑いながら、ごりごりと顎をさする。とはいえ、それも長くは続かない。しょせん思い出し笑いは思い出し笑いに過ぎなかった]
さて…ヤるか。
[ニヤニヤと笑みを浮かべたまま、手を握り、開いて感触を確かめる。
自分自身が“笑い声”を上げていることから既に察しはついていたが、ここはどうやら元居た電脳空間とは異なる法則に従って存在する場所であるらしい。
ならば、ここはどこか、という問題は、男にとってさほど重要ではなかった。
問題は、なにができるか。と言うよりも…
そのことを確かめるために。
男は何の躊躇もなく、ぞぶり、と、自らの頭蓋に手を差し入れた。
ノイズとなった部位をまさぐるのとも違う、どこかしら湿ったような生っぽい感触]
おォ…イケるイケる。
なるほどなァ…ここがこうで…
…こうか。
(バヂィッ!! ヂッ!ヂヂヂヂヂッ! ザッ―――)
[自らの頭をごそごそとまさぐることしばし。なにごとか把握したような男がずるりとその手を引き出すと。
その手に、ふたたびノイズが走っていた]
ひひッ。我壊すゆえに我ありッつってなァ。
[それは、いつだったか、出くわした少年の姿のAIにも言った言葉だ]
他に壊すモンがねェんじゃしょーゥがねェーよなーァ。
ヒハハッ。
こンだけ“でけぇ”仕事もひッさしぶりだ。
ブチ壊れるまでおもっくそブチ壊してやるァ。
ひひッ
あー…ドンだけやったらブッ壊れるんだろう…なッッッ!!!
(バヂッ!! ヂヂヂヂッ! ヂヂヂヂヂヂ――――!!!!)
ヒャハぁーッははハハははァっ!!!
[勢いをつけ、ノイズを纏った拳をたたきつけたのはグリッドの走る床面。
意味があるのかどうかさえも構わずに、男はひたすらにノイズを走らせ、流し続ける。
目前に唯一つだけ存在する『境界』が壊れる、そのときまで**]
その子、超攻性システムDioneの基幹システムから発生したのではないの?
あなた(Ant-lion)を食べて。
[ 一語一語区切るように、はっきりと。
そして、嫣然に微笑む。]
あなたは、「化け物」だなんて言っていたけれど。
あなたと、初めて出会った時、まるで花の蕾のようだったわ。
あいら
[ 柔らかに発音する。]
というわけで話の続きだ、ECLATANT。
『え、いつの?』
とあるプログラムを組んでいる時の話(>>61)
だ。
[真っ直ぐに少女の姿をしたそいつ、Ant-lionを見据えながら話す]
統制機構と過激な犯罪組織の潰し合いは……私や他の〈子供達〉のような、電脳世界を純粋に遊び場にしている者達にしたら非常に困った話でしかない。
おじじもおばばもそれをよく知っていた。
そこで二人は、過激派が作成した攻性システム〈PARADISE LOST〉を解析して、それに対抗しうる防御プログラムを秘密裏に作りあげた。
そのプログラムデータの一部は組織壊滅の日に、ひょんなことから私の手に渡り……今こうして、記憶を頼りに組まれた。
[過去の映像が映し出されているフレームの横に、もう一枚フレームが展開した。
さきほど組んだプログラムを操作するためのフレームだ]
過去の映像内のそいつの話を総合するに、超攻性システム「Dione」とやらは〈PARADISE LOST〉の上位互換の可能性が高い。
どうやら組んでおいて正解だったな。
このプログラムなら、〈PARADISE LOST〉だろうがその上位互換だろうが何だろうが、一回くらいは防げる。
―???―
[静寂の時間と空間は、無限に続くかと思われたが――
異変は微かに、しかし確実に始まっていた]
なんだ、これは――
……ノイズ、か?
[床面に、時折砂粒のようなものがちらついた。
電脳世界そのものの異常、と考えられなくもなかったが、砂粒の現れる方向や濃度には、明らかに偏りがあるように思われた]
ノイズっつったら……一人しかいねぇよな。
[他に行く当てもない。
黒髪に黒衣の青年――Tanatosは、砂を飛ばす風を辿るように、グリッドの世界を歩み始めた**]
絶対たぶんきっとだけどな。
『それ安心できないよっ!』
[ECLATANTの、この場に不釣り合いなツッコミが響き渡った――**]
[ >>87Little Dancerの言葉を受けるように、]
Redfeathersの過激派のプログラムが在ったのなら、
ゼロフォードは当然、他の製作者が、統制機構への破壊のみを遂行するAIを搭載する可能性を考えていたのではないかしら。
ゼロフォードが、アイラをつくったのなら、その恐れを、可能性をいれて搭載したと考えられる。
どのようなAIが搭載されても、
私達は、「本質」を変える事は出来ない。
本質を凌駕する人格というのもあることはあるけれども。
[ くすりと微笑み、]
どんなに、あなたの中でアイラが消えようと、
アイラとなる「本質」は消えないように、私は思えてならないわ。
案外、あなたのすぐ裏がアイラなだけだったりするのかも。
ねえあなた、本当に自分は道具だって言い切れるの?
本当に道具なら、
さっき、どうして涙を流したの?
>>94
私を…食べテ?基幹システムから派生?フフ…まさカ、そんな事がある筈がなイ。
私とIraは、偶然同じシステムのインストールされただけの
全く別の存在…ダ…
…ウっ…!!
[瞬間…Ant-Lionのメモリに、妙な映像がフラッシュバックする。それは…「ゼロフォード」と「Ira」が、話をしている光景。
―お父さん。どうして、お父さんは私を作ったの?
「お父さん」…ゼロフォードは、困った様に笑って何も答えない。代わり少女に顔を寄せると、こう囁いた。
『いいかい?お前の持つ力は大きなものだ。
…だから、お前は本当に、その力を使って良いのか?いつも考えなさい、いつも使う事を恐怖しなさい。
でも…それでも、誰かを守る時や自分の意思を貫く時には…その力を使いなさい。』
そう言って…ゼロフォードは少女に微笑みかけた]
ナ、何だ…このメモリーはっ…!!
これはIraの記憶…?
どうして、そんなものが私のメモリに残っているのだッ!!
気持ちガ悪い…消えロ…消えてなくなレッ!!
[Ant-lionは自らの頭を壁に打ちつけた]
―2F A little ahead―
[男は2Fを歩いていた。再構築されたアバターは外傷こそ無いが、MARIAも含めた"データ化"の負荷と、その状態で受けたダメージとが内部に蓄積して、男の歩みを遅くする。
元書庫であった場所に戻り来る頃には、そこにはすでにLittle Dancerの姿があったかもしれない。
『やっちゃえ。』金の髪の少女はそう言って傍らのECLATANTに命じ、彼女たちは猛吹雪と共に扉を破壊する。
先程ならばその吹雪の先に自分自身がいたが。今は彼女の少し後方。Chlonoise―時空を乱す者―の真髄を発揮したことに北叟笑みながら、男はほぼ<現実>にリンクした。]
―2F JUST NOW―
[靴音を抑えるように、静かに吹き飛んだ扉側へ歩みを続ける。
もしもLittle DancerやLostOne.の会話のうちから、自らのEntry Name>>83>>87を聞き取ったなら]
――私をお呼びですか? お嬢さん方。
[平然と、吹き飛んだ扉の方から、空間の中に侵入して、男は笑う。一歩後ろでMARIAは恭しく礼をした。
つい数分前にChlonoiseをこの空間で確認し、交戦した者たちには、奇異に映る光景であったかもしれない。**]
私が、あの感情的で惰弱なAIと同じなど…
考えるだけで、オゾマシイッ!!
私は生きたくは無いッ。何故ならば…生き物ではないからだ…!!
[…だが、本人は気付いているだろうか。その光を映さない瞳からは…やはり涙が零れている事を…**]
[ Ira=Ant-lionの様子を、赤いゴーグルの裏で見つめる。]
( もしかして、私のこのプログラム。
最後のこれ。これは…―――。)
[ 今、起動はしていない。Nymphaea, 睡蓮の花―――これに籠められたものは。pierrotのdataから構築し、組み上げられた記憶の中では、別の意味だった。けれど、]
( LOGICなら、しかねないわ。
それには、今回アイラが使われる事前情報を得る必要があるけれど。それとも、万が一使われた場合の可能性を見越した?)
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