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―2F 迷路の何処か―
[熱い閃光は少年AIに向かい。そして防がれる。互いに間合いを読み合うような緊張の隙を見て少年AIは走る。
扉を開け、奥に向かい。その場にようやく男は追いついた。こちらも攻撃意思はないまま(無論、仕掛けられるなら別だが)彼に近づく。
会話に出てきたira、と呼ばれる参加者は彼らの既知の参加者のようだった。最初期の参加者一覧の中に名があったかどうか程度しか記憶にない名に首を傾げる。]
あれの持ち主は――ira、ですか。
[先の光の主人の名を反芻する。呟きは二人に聞こえたろうか。]
― 2F ―
[ 優しくも不愉快な声が聞こえる。少なくとも、今構築されてゆく記憶から導き出された答えはそうだった。]
the noise?
[ しかしながら、その手はメタリカルブルーの髪をノイズ化するに留まる。速く躯を引く事が出来たのは、補佐プログラムのなせる技。]
――邪魔な参加者ね。
あなた……、死んで。
[ 唇が死を願う。
杖を、くるりと右手首で回転させ、持ち直す。
静かに立つ様は、元の補佐AI−seraphを思わせる。]
noisyね。
あなたのどこを攻撃すれば死ぬのかしら。
あなたの額?あなたの目?あなたの唇?
それともアダムの林檎?
それとも、そのアバターの急所は心臓に設定されているのかしら?
[ 歌い上げるように言葉を紡ぎ上げる。
杖の切っ先は丸やかなソレから変化し、赤く燃ゆる刃が覗き始めていた。]
はァん?
[男の手を、青い髪がすり抜けていく。その動きに目を見張った。男の笑みが、また深くなる]
邪魔だァ?死ねだァ?
(ザザッ)
バッカお前ぇ。そう思うんだったらなんで今オレがここに立ってるだけなんだ?
手前ェ。おう、手前ェのことだぞクソ犬シャーロット。
オレッチ様をなァ。殺すつもりがあるんならなァ。
御託なんざ並べる前にブチ壊すくらいはしてみせろッつゥンだよっ!!
[男の叫びとともにその姿が大きく揺らぐ。その揺らぎは空間を伝い、フロアを伝い、やがて男の周囲が丸ごとノイズに包まれた。そのノイズは手当たり次第全てを破壊しようとするように、目前のAIにもその手を伸ばす]
― 2階 迷路 time:>>157 ―
[防御・反撃行動に入っていたソレは、近づくVincentからも距離を取る。攻撃意思は汲み取らず、呟きに微かに虚の瞳を瞬かせた]
アイラ たたかえないと言っていた 何も出来ないって>>1:88
アントリオン?
[不明な情報。情報量の不足から解は繋がらず、ソレは浮かびVincentを牽制するレーザーアイを伴って、Tobeyの方へ向かった ―>>153下段へ]
>>155
書庫?
[位置情報の通称を告げられても、把握できずTobeyの曖昧な表情を模すように顔を曇らせる]
歪みの震源 ならわかる あっち?
[座標情報でしかない、overloadの発生地点――書庫の方――を、軽く指で示して]
行く 行ってみたい
[消されるという言葉には、きょとんとしたように眉を上げた。アバターの顔は微笑に似た形を為す]
消すはしってる
――ぼくも そういうプログラム
[レーザーアイの動きに、MARIAが目を光らせる。ぴんと張り詰めた警戒線。
しかしそれがこちらへの攻撃を仕掛けてこないのなら、自ら動くことはなかった。
Corneliusは少年AI―Tobeyのほうへ。追うか追わぬか僅かに躊躇い、しかしあの力を直接受けたTobeyの言動は非常に興味深く、同じくTobeyを追った。
常に後ろに付き従う女中は珍しく、男を先導している。]
― 2F ―
[ ノイズノイズノイズ。
男を基点とするノイズ。それは膨張する球を思わせ、触れたもの全ては、意味をなさないデータと化してゆく。]
御託はあなたでしょ?
壊す機会に逃し続けたのは、あなた。
[ 赤い小さな羽が、ふわり、と躯を浮かせ――――]
構いはしないか。
だって、これで、
[ 「ソレ」の笑みが濃くなる。]
あなたは終わるもの。
[ 「熾」える刃。切っ先は男を捉え。
杖を、白の長グローブ(指の先端は赤いシンボル)に覆われた手で構える。周囲には、重力に逆らうようにノイズが舞う。]
[ふと、傍らに立つ人物>>157――game開始前に見掛けた男だ――の存在に気付いた。
小さく頷きを返してから、Corneliusに向き直る]
そう――そこだよ。
[歪みの震源、と示された場所は、自分がアイラを最後に見た場所と一致した]
そうか、きみも何かを消すプログラムか……。
もしかして、きみならあのプログラムに対抗出来るのかな?
[微笑したような表情のCorneliusを見詰める。
行って、何をするのかと問うように。
そして、元来た方へ戻るために向きを変えた]
死に慄きながら、死を噛み締めながら、
誰も堕ちたことのない暗渠に堕ちなさい。
[ 熾える。「ソレ」は、Attackの性質を持つ補佐プログラムの稼動を強くしてゆき―――突如、熾えさかる一つの炎となると、人間の目では捉えられない速度で、男の躯の中央を抉り貫く軌道を一直線に駆けた。]
『分かってるなら――遊ぼうよ。
この世界にたくさんの雪を降らせようよ。
そしてそれをたくさんの人に見てもらおうよ』
…………。
[他の参加者にそう言われたならば確実に切れただろう。
だけど私にそう言うのは、誰よりも私のことを知り、誰よりも私に知られている、他でもない私の半身]
『もしとびっきりの雪景色を見せることができたなら、きっと――』
何を言うか。
私はここを出て、本物の雪の下で遊ぶんだから、
[再び歩き出しながら、私は告げる]
「きっと死んでも本望」なんて言うものじゃないよ。
[身構えることをやめたTobeyに、防御行動は鈍る。警戒を緩めるソレと相反するように、レーザーアイはMARIAの中心に照準をひたりと当てていた。
少年の光を放つ瞳を見つめ返す虚に、色は浮かばない]
わからない アタックプログラムは食べられない
でもいく アイラにあう
[向きを変えるTobeyに先導されるように、一行は ―書庫へ―]
(ザザッ!!ザザザザザザッ!!!!)
そいつァごもっとも!
(ザザッ)
悪ィなァ。生憎とオレッチ様ァ過程を楽しみてェ派なんだよなぁ。強ェやつ。綺麗なやつ。そーゆーのがブッ壊れッから面白ェんだ!
クソ弱ェドカスなんざブチ壊す意味もねェ!
[男が声を上げる間にもノイズは広がっていく。そのノイズが、刃に舞い飛ばされる。もはや姿を認めることさえ困難になった男は一層笑みを深くし、高鳴る笑い声のようにノイズはその勢いを増す]
その点、お前ェは上出来だよ、クソ犬。そうでなくっちゃなんねェ!
(ザザッ!ザザザザザっ!ザザザザザザザッ!!)
(ブツッ)
[その笑い声が、ノイズが、一線の元に、断ち切られる。男の体が、二つに裂けた。ノイズとなるわけではなく、本当の意味で、真二つに]
[頷くTobey、場を指すCornelius。二人の行動にiraという存在とその居場所を確認する。]
MARIA、書庫の位置データ座標は把握できますか。
[問う。女中は頷きを返した。望まれるなら、座標をポップアップすることもできるだろう。
しかし実際に順路を知っている者の案内のほうが早いだろうことは明白で、それ以上の命令-commands-は下さなかった。]
[レーザーアイはMARIAをひたりと捉えたままだ。それを意図もせず、男は両アバターを追い、書庫へ向かうだろう。]
……そう。
[Corneliusの意志は固いように見えた。
それ以上は何も言わず、書庫のある方向へと戻る。
空白の空間が視界に入ったなら、未だブロック状の変形を除去し切れていないハートが、警戒を示すように縮こまる。
思考プログラムに損傷を与えられるのは、余り快い経験ではなかった]
― 2F/書庫へ ―
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