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>>133
私は映し鏡…貴方が、私を疑わない限り私は貴方に嘘を付いたりしないわ…。
[そして、ポケットから一冊の本を出し、広げる]
ユーリー…このページを見て。
[そこには、(>>66)「憑依する狼」の絵と文字が]
>>124
おや。
やっぱり、駄目か。
[満面の笑みを浮かべる]
私が誰か、そうだな。
シャノアール・アカベラス。
ただの人間だよ。
幼気な少女の躰を借りた、ね?
[ユーリーがそのページに興味を示したなら]
ねぇ…覚えている?あの、カチューシャという女の子。
あの子、ついさっき、部屋から出てきた時(>>5:91)、右手をパペットで覆っていたわね。
あのパペットごしに、鍵をあけたり、細かい作業をするのは無理。
つまり、あの子は左手で作業をしていた事になる…
でも、私の記憶が確かなら…あの子はは、絵を描く時、>>114右手を使っていた。
なにも、できない……。
[小さく呟いて、おとなしくアナスタシアのテーブルに座った。]
……シャノアールが、おおかみさま、でも、許せない、けど。
……。
[何が言いたいのかわからなくて、黙り込んでしまう。
両手で抱え込んだ紅茶は、猫舌の青年には少々熱かった。
……恋人たちがその間なにをしていたとしても、現世に気を取られている青年はきっと気づかないだろう。]
殺すにしても、なんてむごいやり方を…。
[荷物を徹底して破壊するやり方を伝え聞き、水晶のペンダントは絶望的だろうと悟った。
きびすを返して食堂車に向かおうとしたが、その前に、ナタリーをじっと見つめる]
あんたは…人間?
[それに、ナタリーはなんと答えただろうか。…は返事を聞く前に首を振って、元来た道を戻った]
>>+91 狼は好きでも、ああいう狼は許せない、という事でしょうかね?
[もはや気味悪く思う気持ちはなく。
さらりと、サーシャに訊くとはなしに言葉をかけた。]
ミハイルが人狼なのは本当だし、サーシャがその手伝いをしたのも本当。
それでミハイルの味方ではあるが、私の味方ではないサーシャを殺そうと思ったら、邪魔したロランを殺したのも本当だから……そうだね。
大した嘘は云って無いんだが。
信用しろと云うのも、無理な話かな?
[愉しそうに。実に愉しそうに、ベルナルトへと語りかける。]
んー。
[狼という抽象的なものに宛てられていた心が、初めての友人に向かった結果優先度が逆転した、ということなのだけれど、青年にそこまでの自覚はなく。説明も出来なくてカップの縁を噛んだ。]
……狼様、いつでも、優しかったけど。シャノアール、ロランのこと撃ったから。
[単純にして幼稚な答えを返した。]
[ふ、と思いついて、睦ましげなミハイルとロランに、両手の親指と人差し指でフレームを作り、かしゃり、と心の中でシャッターを切った。
ようやっと、何か一つ大切な物を取り戻した気がして、気持ちが落ち着くのを感じる。]
――…人狼とは、
人であり獣であるもの、そのように思っていたが。
[地上を見やる
己を撃った女は、少女の顔を歪めて笑う]
確かにあれは人だの獣だのとは、もはや関係ないな。
もちろん、悪い意味で、だが。
シャ……!!!!?
[シャノアール、と口中で繰り返す。]
………ッ、馬鹿な!
シャノアールは確かに死んだはずだ!!
[無理に身体を回した為か脇腹の傷がひどく痛み、表情を歪める。
躰を借りた、という意味は分からない。
しかし、最悪の状況ばかりが頭を過ぎり]
何を言ってる………?
ああ、どうしてロランを殺したかなんてもう、構わない。あいつが死んだのも殺されたのも事実だ。
だが、それじゃ、お前が本当にシャノアールなら、元のカチューシャは………何処に行ったってんだ!
[サーシャの言葉>>+93に]
まあ広い意味ではそういう事なのでしょうかねぇ。
[と軽く頷き]
よっぽど、ロランさんの事が好きなのですねぇ。
[と、こちらも至って単純な答えに辿り着く。]
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