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― 運転士室 ―
シャノアール………?
[少女の手からナイフが離れる。
赤く染まった刃の意味は、運転手の死体から溢れる血を見れば一目瞭然だろう。]
いや、カチューシャ……か?
まさか。でも、あいつ………そんな筈は。
[困惑に首を振り、疑念は消えない。
しかし、血の海に膝を付き、手は自然と伸ばされる。
有り得ない万が一、その可能性に引き摺られるように。*]
………、……。
[涙を見れば、言葉に詰まる。
カチューシャをよく知る者であればこれが本来の少女であるかどうか判断がつくのだろうが、自分には分からないのだ。
苦渋の表情の末、結局は、少女の目の前に座り込む。]
……こいつは、お前がやったんじゃない。
大丈夫。大丈夫、だから。
[涙を流す少女に言い聞かせようと繰り返す。
運転手を殺したのは、「カチューシャ」ではないのだと。
血の付いたナイフを一瞥しただけで遠ざけもせず。]
べる…おにーさん…。
[縋るように、少女はべるおにーさんの胸へと飛び込みます。まるで、助けて助けてと、叫んでいるかのように。涙を溢れさせながら。]
[シュテファンの表情に、彼が自分の死について責任感或いは罪悪感のようなものを感じている事に気付いた。
否定をするようにかぶりを振って]
……そんな貌しないで。
対話をしようとしなかったのはわたし。
信じて貰える努力を怠って、人狼を見つける力を放棄して、死んだら家族に逢えるって勝手に思い込んで飛び降りたのもわたし。
わたしは――
死ぬ、きっかけが欲しかっただけかもしれないわ。
だから、貴方が気に病む必要はないの。
話なら、ほら、今出来ているじゃない。
独りになってから淹れる気なんて起こらなくなった紅茶も、もう何度淹れたかしら?
[優しく微笑みかけて、シュテファンの前にアッサムのミルクティーを、ことり、と置いた。]
[地上をみる。
運転手の魂にも、お疲れ様と紅茶を置いて。
ベルナルトの胸で泣くカチューシャ。あれが<<偽者>>なのは、此処に居る本物の彼女が証明している。]
……悪趣味ね。
[どん、と。袖口から出したもう一本のテーブルナイフを、その胸に突き刺します。突き刺し、そしてねじり込むように。抉り込むように。]
……。
だから、云ったのに……。
[前肢をじたばたさせて訴える]
サーシャ、ぉい、急に背中に乗り掛かるなっ
[彼がどけば、ふぅと息をはく]
は。サンドラが、庇いに行ったか。
全くスリー(ナタリー)もとんだ悪女だな。
…ぜってー、感化されたに違いねぇ。
[ジョーカーが進行方向に駆け出したのを見れば]
あぁ。暢気な奴がもう一人居たな。
―――ぐ、あぁッ………!
[急所を辛うじて逸れた人狼の爪跡から、ほど近い場所。
胸を突き刺し抉るその刃は、息も出来ぬ程の衝撃と激痛とを伴って、深々と身体に埋まり]
…っ……は……っ、
は、はは……やっぱり、か。
シャノア……ル……ッ……
[少女の皮を被った悪魔を抱きしめ、
背を撫でる、その姿。眉根を寄せる]
――……みすみす、機会を逃すか。
男というのはセンチメンタルな生き物なのだな。
[現世の出来事は、
もはや遠く感じた気がした、が。
傍らでそれを聞いた男の反応はどのようなものだっただろう]
[渾身の力を振り絞ってシャノアールを殺そうとしたのだろうか、腕が伸ばされる。
しかし、その手は少女の首元を掴む事無く静止した。
腕の中の少女の眼は、見慣れてしまった女の物で。
冷ややかなその色を捉えれば、憎悪と、憤怒と、悲哀と、ありとあらゆる感情が綯交ぜになり、最後に僅かばかりの安堵とが浮かんだ。
それぞれの感情が何に対しての物なのか、薄れ行く意識の中ではもう分からない。]
…………、………
[止まった指先が僅かに空を切り、やがて静かに背中へと下ろされた。泣いていた少女を宥めるような、撫でるような動きで掌が数度上下した後、落ちる。
シャノアールが離れれば、男の身体も容易に床に崩れただろう。]
−食堂車−
[>>77ナタリーの手当てを受けながら、椅子に腰をかけて深呼吸をする。]
ありがと…。平気…。なんかあんたに迷惑ばっかかけてるね。
[ナタリーの分析を黙って聞いていたがベルナルトが危ないと聞くと]
ああ、追いかけよう。
[迷わず立ち上がったが、わずかにふらつく。ナタリーがそれを支えてくれたが、大丈夫と首を振った]
[ナタリーに武器を探すように言われ、周囲を探すがあまり手ごろなものは見当たらない。
細い棒のようなものが見当たり、なんだろうと取り出してみるとシュテファンの私物だったのだろうか。破損した三脚のようだった。持ち手の部分を破けたスカーフで縛り滑り止めにする。
こんなものかね、と調子を見ていたが、>>78ナタリーの言葉に度肝を抜いた]
運転手を殺した!?
この列車はどうなるんだ!?
あのバカ娘・・・・・・・!
ベルナルトは…
[...は痛む傷を押さえながら前方へ急いだ]
>>87
背徳の賢者には、騙されるなよ?
[そう云うと少女は、擦れ違う様に。どさりと、支えを失ったベルナルトの躰が倒れる。]
……。
[ごしごしと、袖で涙を拭う。]
…いただきます。
[つ、とアナスタシアが差し出したカップを受け取り、そのまま一口啜る。
と、優しげな色合いの芳香が、舌の上を通って喉へと滑らかに転がった。
「気に病む必要はない」と言われても、そのまま素直に気分は晴れず。
とは言えそこを言い募り、その微笑みを消してしまう事が怖くて、紅茶へ逃げた。]
お茶を淹れるのが、とてもお上手ですねぇ。
旦那さんは幸せ者です。
[あえて、の現在形。]
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