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占い師。
水晶玉ですか。
[限りのある列車内の空間ゆえ、否応なしにそこここの会話は耳に届いている。]
>>157 ああ、そうそう、僕の村も同じような状況だったらしいですよ。
[ミハイルが漏らした「まっさきに殺されたって聞いた」の部分に横から頷いた。]
僕が北に行こうとしているのは、その…例の人狼騒ぎの事を忘れたかったからなんですがね。
シャノアールさんの言う事が事実であろうがなかろうが、この列車に乗り合わせた皆さんは、人狼騒ぎの経験者、という認識で良いのでしょうかね?
[幾つかの視線が、質問したそうな人々がいるのに気付き、話を聞いていく]
ベルナルトさんと、アナスタシアさん……でしたっけ?
貴方達の疑問はもっともです。
まず、私は……相手が人狼か人間か、見極める手段を持っています。そういった力を持つ人を、私達は便宜的に「占い師」と呼んでいますが……その手段は様々です。
[ちゃり、とポケットの中にしまっていた、ダイヤ型に尖った意匠の水晶製とおぼしきペンダントを取り出し]
その力を無条件に発揮出来れば、人と人が力を合わせ、いかに強力な力を持つ人狼と言えども撃退することぐらいは出来ます。彼等の一番の恐ろしさは、人に溶け込むその能力ですから。
けれども、対象を判断する……占いを行うには、幾つかの厄介な条件が必要なんです。
[身体ごと向き直るのは諦めた。
首だけを回し少し後ろのサーシャの容態を確認しようとしている。
占いが出来た……漏れ聞こえた過去形の告白に一つ長い息を吐くも、特には触れない。]
あ、ダニールって言ったよな。
サーシャに医者は……
[嫌がるかも、と。そう付け足そうとして、ナタリーが名乗り出るのを見て口を噤んだ。厚意を無下にするのも悪いだろう。
やがて矢張り休みたいと声を震わせるサーシャには、無理するなよとだけ告げ、複雑な視線で見送った。]
……私も、か?
[>>157 占いについての話もそこそこに、自らの顔色に言及されれば困惑した。
多少の人酔いはあるが気分が悪い、という意識はなく]
あ、そう。薬でもあれば、と――。
え?
[>>163 運べるかという問いかけに瞬きながら、その落ち着いた声の主を見やる。
自分がサーシャを運ぶ、ということはまるきり思考の範囲外で、何か言おうとする前に、>>165 横から口を挟まれた]
………確かに、無理なのだけれど。
運ばれるほどに、気分が悪いわけでは。
そんなに顔色が悪く見えるのか?
[元々のものではないのだろうか、といぶかしむ声には、
少々子供じみた不満のようなものが滲んだ]
>>169
ああ、乗客だ。
ちょっと力はあるつもりだ。
[ダニールにはそう答え、名乗ってもおいた。]
まぁ、二人は無理だな。
[とりあえず、自分よりはあきらかに仕切ってくれそうなダニールに、指示は仰ぐつもりで。]
[慣れ親しんだ村でも、裏切りが起きた。
こんな、誰かも分からない相手が持っていた茶に――毒でも入っていたら。]
何故みんな初対面の相手とそんなに打ち解けられるのかしら。
……理解出来ないわ。
人狼はわたしの赤ちゃんを食べた。
人間はわたしの夫を殺した。
どちらも、人殺しよ。
何時わたしを殺すのかしら。
どちらがわたしを殺すのかしら。
その条件の一つが、どんなに優秀な「占い師」であっても、一日に一人までしか占えないということ。基本的には割と、不完全な力なのです。
そしてこれが問題であり、この列車に人狼がいると気付いた理由ですが……周囲に目覚めた状態の人狼がいないと使えるようにならないという、割と致命的な条件があるのです。
[その水晶の色は、白。革ひもに結びつけられて、ゆらゆらと揺れている]
それで、使える状態になっているんですよ。みなさんにはわからないでしょうけれど。そもそも、誰にでも使える物ではありませんので。
だから、この列車には……既に、いるんです。
既に、いるんですよ……奴等―――人狼が!
その数も、目的も、全くわかりません。けれども、確実にいるんです!
信じて……いただけますか?
[演技をしているようには見えない切羽詰まったおんなの声。
だが、女には判る。
――彼女は、「占い師」ではない。]
……人狼が居るのは確かなようね。
ただ、それは、貴女を信じているからじゃないわ。
貴女が、占い師ではないから。
では嘘を吐いているのは何故か?
――貴女が、人狼か、若しくは人狼の喰事を歓迎する者だから、ね。
[じっくりとシャノアールを観察する。金糸の髪、パープルアイ、若い、おんな。
部屋に戻ったら水晶玉に映してみよう。
このおんなの魂は、ケモノか、ヒトか――……]
[いつの間にか戻っていた占い師を自称した女性も、周りの雰囲気も。
未だに、己にとって忌まわしい記憶を起因する話題から離れる様子は無い。
本当に人狼がこの列車に居ると言うのならば情報を集めるべきだろうけれど、自分に出来る事はいつだって後手に回る]
……聴きたく、ない。
[村を離れて、遠くなった怨嗟の声。
記憶の中だけに残るその声を、また此処でも聴く事になるのは嫌だった]
[人狼の話からも声無き声からも耳を塞いで。
そうして生きていける状況に今は無い事は、空気で感じていたけれど]
……たて、る。
[ダニールの手──ロランに触れていた後ではひどくしっかりしたものに感じられる──をそっと取って、立ち上がる。]
薬だけ、ほしいな。手当は、大丈夫だから。
[ナタリーが救急箱を持ってきたのを見れば、ほんの少しほほえむ。人狼が近くにいるかもしれないと思っているから、その笑顔はなめらかなもの。]
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