人狼物語(瓜科国)


577 【憑狼】それでも列車は北へと向かう【飛び入り歓迎】


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写眞店店主 シュテファン

占い師。
水晶玉ですか。

[限りのある列車内の空間ゆえ、否応なしにそこここの会話は耳に届いている。]

>>157 ああ、そうそう、僕の村も同じような状況だったらしいですよ。

[ミハイルが漏らした「まっさきに殺されたって聞いた」の部分に横から頷いた。]

僕が北に行こうとしているのは、その…例の人狼騒ぎの事を忘れたかったからなんですがね。
シャノアールさんの言う事が事実であろうがなかろうが、この列車に乗り合わせた皆さんは、人狼騒ぎの経験者、という認識で良いのでしょうかね?

( 173 ) 2010/11/22(月) 22:17:22

背徳の賢者 シャノアール

[幾つかの視線が、質問したそうな人々がいるのに気付き、話を聞いていく]

ベルナルトさんと、アナスタシアさん……でしたっけ?
貴方達の疑問はもっともです。

まず、私は……相手が人狼か人間か、見極める手段を持っています。そういった力を持つ人を、私達は便宜的に「占い師」と呼んでいますが……その手段は様々です。

[ちゃり、とポケットの中にしまっていた、ダイヤ型に尖った意匠の水晶製とおぼしきペンダントを取り出し]

その力を無条件に発揮出来れば、人と人が力を合わせ、いかに強力な力を持つ人狼と言えども撃退することぐらいは出来ます。彼等の一番の恐ろしさは、人に溶け込むその能力ですから。

けれども、対象を判断する……占いを行うには、幾つかの厄介な条件が必要なんです。

( 174 ) 2010/11/22(月) 22:21:25

講師 ダニール

[周囲への問掛けに返った声>>168に、そちらへと向き直る]

君は?

[先程小さく自己紹介を始め、ナタリーと名乗った女性の姿を認める]

ああ……いや、診療所の子なら、薬の扱いも慣れているだろう。
飲み合わせや効能は私たち素人では難しいから。

[乗務員室に向かおうとするナタリーに、「部外者が立ち入れる場所なのかい?」と案内人に尋ねる。
強く引き留める事も勧める事も無しに、その際に常備薬についても尋ねて]

( 175 ) 2010/11/22(月) 22:21:50

放蕩息子 ベルナルト

[身体ごと向き直るのは諦めた。
 首だけを回し少し後ろのサーシャの容態を確認しようとしている。
 占いが出来た……漏れ聞こえた過去形の告白に一つ長い息を吐くも、特には触れない。]

 あ、ダニールって言ったよな。
 サーシャに医者は……

[嫌がるかも、と。そう付け足そうとして、ナタリーが名乗り出るのを見て口を噤んだ。厚意を無下にするのも悪いだろう。
 やがて矢張り休みたいと声を震わせるサーシャには、無理するなよとだけ告げ、複雑な視線で見送った。]

( 176 ) 2010/11/22(月) 22:22:17

未亡人 アナスタシア、陽気な女将 サンドラの申し出には緩く首を横に振った。

( A38 ) 2010/11/22(月) 22:23:10

写眞店店主 シュテファン、背徳の賢者 シャノアールの様子をこわごわと伺っている。

( A39 ) 2010/11/22(月) 22:24:48

落胤 ロラン


……私も、か?

[>>157 占いについての話もそこそこに、自らの顔色に言及されれば困惑した。
 多少の人酔いはあるが気分が悪い、という意識はなく]

あ、そう。薬でもあれば、と――。
え?

[>>163 運べるかという問いかけに瞬きながら、その落ち着いた声の主を見やる。
 自分がサーシャを運ぶ、ということはまるきり思考の範囲外で、何か言おうとする前に、>>165 横から口を挟まれた]

………確かに、無理なのだけれど。
運ばれるほどに、気分が悪いわけでは。
そんなに顔色が悪く見えるのか?

[元々のものではないのだろうか、といぶかしむ声には、
 少々子供じみた不満のようなものが滲んだ]

( 177 ) 2010/11/22(月) 22:26:05

医者の娘 ナタリー

[先ほどのシャノアールの演説>>121が聞こえた時は
何を言い出してるのだろう、この人、と思ってしまった。
同時に沸き上がった違和感は、
>>157ミハイルや>>173シュテファンの会話で形となった。]

…私の村でも、自分が占い師だと名乗り出た女性は、
すぐに殺されてしまったわ。
だから、どう占うのか、本当に占い師だったのか
わからないままだった。彼女が生きていたら…。

[霊能者を名乗る男がのさばることなく、父さんだって…。
最後の呟きは、誰にも聞こえないぐらいの小さな声で。]

( 178 ) 2010/11/22(月) 22:26:43

無頼な整体師 ミハイル

>>169

 ああ、乗客だ。
 ちょっと力はあるつもりだ。

[ダニールにはそう答え、名乗ってもおいた。]

 まぁ、二人は無理だな。

[とりあえず、自分よりはあきらかに仕切ってくれそうなダニールに、指示は仰ぐつもりで。]

( 179 ) 2010/11/22(月) 22:27:23

未亡人 アナスタシア

[慣れ親しんだ村でも、裏切りが起きた。
こんな、誰かも分からない相手が持っていた茶に――毒でも入っていたら。]

何故みんな初対面の相手とそんなに打ち解けられるのかしら。
……理解出来ないわ。
人狼はわたしの赤ちゃんを食べた。
人間はわたしの夫を殺した。
どちらも、人殺しよ。
何時わたしを殺すのかしら。
どちらがわたしを殺すのかしら。

( 180 ) 2010/11/22(月) 22:27:55

落胤 ロラン、講師 ダニールにも体調が悪いということで納得されていた、やや遺憾の意

( A40 ) 2010/11/22(月) 22:28:09

背徳の賢者 シャノアール

その条件の一つが、どんなに優秀な「占い師」であっても、一日に一人までしか占えないということ。基本的には割と、不完全な力なのです。
そしてこれが問題であり、この列車に人狼がいると気付いた理由ですが……周囲に目覚めた状態の人狼がいないと使えるようにならないという、割と致命的な条件があるのです。

[その水晶の色は、白。革ひもに結びつけられて、ゆらゆらと揺れている]

それで、使える状態になっているんですよ。みなさんにはわからないでしょうけれど。そもそも、誰にでも使える物ではありませんので。

だから、この列車には……既に、いるんです。

既に、いるんですよ……奴等―――人狼が!
その数も、目的も、全くわかりません。けれども、確実にいるんです!

信じて……いただけますか?

( 181 ) 2010/11/22(月) 22:29:41

背徳の賢者 シャノアール、不安そうに、切々と、そう訴えかけた。

( A41 ) 2010/11/22(月) 22:30:04

医者の娘 ナタリー

[>>175ダニールの言葉にコクリと頷くと、食堂車を後にしようと、]

あ、サンドラさん、後でいただいていいですか?
>>1724(6)が飲みたいです。

[口元だけ笑みを作って、出ていった。
乗務員室から鎮痛薬や救急箱を持ち帰るのは、しばらく後のことで。]

( 182 ) 2010/11/22(月) 22:32:05

放蕩息子 ベルナルト、落胤 ロランの顔色談義を背に聞き、いやあ白いぜ…と思っているが口には出さない。

( A42 ) 2010/11/22(月) 22:33:07

講師 ダニール

[辛そうに俯き息を震わせるサーシャの姿>>171に、近くへと向かい手を差し延べる]

……そう。立てるかい?

[差し延べた手が取られるなら肩を貸す心算で問い掛けて。
同じく傍らのミハイルにも声を掛ける]

もし彼が立てないようなら、助成してくれると嬉しい。
私も力がある方では無いし……もう歳だから、腰がちょっと不安でね。

[40の声を聞いたばかりの身体で、じじむさい事を告げる]

( 183 ) 2010/11/22(月) 22:35:12

落胤 ロラン


ああ、体が温まると、
少し楽になるかもしれないな。

[>>172 サンドラの差し出す茶……何か見慣れぬ色のものも混ざっていたが、確実な危険物が判断によって回避されたことは知らず。

好奇心のままに3(6)に、手を出してみた。
カップに触れれば、指先はすぐに熱を持って赤く染まる]

皆も頂いておくといい。
気が落ち着くだろう。

( 184 ) 2010/11/22(月) 22:36:38

未亡人 アナスタシア

[演技をしているようには見えない切羽詰まったおんなの声。
だが、女には判る。

――彼女は、「占い師」ではない。]

……人狼が居るのは確かなようね。
ただ、それは、貴女を信じているからじゃないわ。
貴女が、占い師ではないから。
では嘘を吐いているのは何故か?
――貴女が、人狼か、若しくは人狼の喰事を歓迎する者だから、ね。

[じっくりとシャノアールを観察する。金糸の髪、パープルアイ、若い、おんな。
部屋に戻ったら水晶玉に映してみよう。
このおんなの魂は、ケモノか、ヒトか――……]

( 185 ) 2010/11/22(月) 22:41:07

講師 ダニール

[いつの間にか戻っていた占い師を自称した女性も、周りの雰囲気も。
未だに、己にとって忌まわしい記憶を起因する話題から離れる様子は無い。
本当に人狼がこの列車に居ると言うのならば情報を集めるべきだろうけれど、自分に出来る事はいつだって後手に回る]

……聴きたく、ない。

[村を離れて、遠くなった怨嗟の声。
記憶の中だけに残るその声を、また此処でも聴く事になるのは嫌だった]

[人狼の話からも声無き声からも耳を塞いで。
そうして生きていける状況に今は無い事は、空気で感じていたけれど]

( 186 ) 2010/11/22(月) 22:43:08

青年 サーシャ

……たて、る。

[ダニールの手──ロランに触れていた後ではひどくしっかりしたものに感じられる──をそっと取って、立ち上がる。]

薬だけ、ほしいな。手当は、大丈夫だから。

[ナタリーが救急箱を持ってきたのを見れば、ほんの少しほほえむ。人狼が近くにいるかもしれないと思っているから、その笑顔はなめらかなもの。]

( 187 ) 2010/11/22(月) 22:43:14


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