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(血の薫りに、くらくらする。薄れかける意識の狭間、聞こえた言葉に呟いた。)
…哀れな…奴…
(愛は人を狂わせる。そう、意識の片隅で思った。理性が本能に塗りつぶされていくのを、はっきり感じる。喉の奥で、低い唸り声が生じるのを、他人事のように感じた。)
……っは、や、あ…ン、よう…じ…?―うぁッ
(激しくなった突きあげにされるがまま、必死で身体を支えて嬌声をあげる。時おり脳内が真っ白になり、その合間にタオが話す声がどこか遠くで聞えるように感じた。
――用事?そういえば俺もあったような…ああ、でもそれはもう済んだか。
そう一人ごちて、ふと窓から見える月を見上げた。
月か自分の視界が揺れて見える)
それでも、幸せでした。
(オズマの呟きにそう答えると、本人からは見えないだろうが、どこか愛おしげに微笑んだ)
……貴方から人の姿を奪うこと
許して下さい
(ぽそり。そう呟いて)
。o0(というかプロからずっと部屋の中にいるから、全然状況がわからねぇんだよな…。
ホラー映画じゃ真っ先にやられそうな事ヤってるのに生き残ってる!ふしぎ!)
(いつの間にか、赤毛の若狼に変貌を遂げる。蒼く燃える瞳には、“獲物”しか映らない。理性は既に、焼ききれた。が…ヤブラスの呟きに対して声無き声で言った。)
“幸せだった…その言葉が聞けたなら、それで良い。許す…”
(実際に彼が言ったのか、ヤブラスの狂気が生んだ幻聴か。その言葉を最後に、赤毛の狼は、“獲物”に向かって牙を剥く。その柔らかい喉に、牙を突き立て…)
――――――――っ
(赤毛の狼に全ての身をまかせ。潰れた喉で一言)
『これで………』
(残された意識のなかで確認したのは、狼に覚醒した…主の姿。口から血を吐き出しながら、それでもその狼に微笑みかけ、そしてそのまま眼を閉じた)
(喉笛を食い千切り、その肉を、血を貪る。…美味い。暖かい血潮が喉を滑り降り、飲み下す。美味い。渇望したものを得て、体が悦びに震えるのが分かる。なのに…なぜだろう。)
…くぉーーーーんッ…!
(赤毛の若狼は、月に遠く吠える。何故か、その蒼の瞳から流れる雫が止まらなかった。)
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