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(心のなかで声をかける。しかし声は帰ってこない。
心の繋がりというものを知っているだろうか?
共鳴。心が共鳴することがあるらしい。
彼は共鳴していた。しかしそれはオリバーではない。
彼が共鳴していたのはフェイだった。
ただ運命の輪のイタズラで繋がれた二人は、しかし今はもう居ない。
オリバーが彼を同じ所に言ったのだと、カンが告げていた)
『―みんなどこに消えたの?』
(そっと問う。返事はない)
『ボクはどうやったらそっちに行けるの?』
(返事はない)
『そこは、何処なの?』
(返事は。ない)
(喉を振り絞り。声を上げる。彼に届くように。)
♪
君がいない
運命が居ない
心がいない
声がない
唄が消え去り
喉が枯れ
絵は色を失い
空は濃灰
世界が居ない
ボクの場所がない
涙も枯れ
力無き腕は
どこに伸ばせばいい?
君をかき抱く事もできずに
(掠れながらも凛とした声で一気に唄いきると瞼を閉じる。
人を守れないのは幾度目か。
旅に出た理由は何か。目的は?
過去を捨てるために旅に出た彼にも、過去はあった。
そして。感情も絶望も。)
……旅、やめようかな。
(ふっと口を突く。
しかしそれは明らかに暗い色をしていて、
一所に落ち着く、過去を受け入れるような意味ではなく
そう、それは帰ってこれない別の場所へ行く宣言のようだった)
ふっ…ふっふっふ……
(高らかに笑い始める。しかし能面のように表情はない)
♪
羽を無くし飛び落ちる
鰭を無くし溺れ死ぬ
息を無くし首を締め
色を無くし失血死
(口を突くのは暗き鎮魂歌か、それとも死に逝く者の唄か)
舌を切って息止めて
水の中でどざえもん
薬でも打って飛んでくか
(ワルツのような明るいソングに乗せて。
ふらふらと歌いながら)
♪
心の臓を捨て行くか
獣にこの肉捧げるか
血はワインの樽に詰め
行き着く先は君の所か
(まるで酔っぱらいのように変調を繰り返す唄を口付さみ。
じっと地面を見つめると。)
あっ……う…ぐ……グエッ…
(嘔吐した。)
(白濁液、今日の昼飯、消化してないお菓子、蜜
いろんなものを一気に吐き出し。それをじっと不思議なもののように見つめてから
――あ、帰らなきゃ。オリバーが待ってる。
(まるで先程までの事などすっかり忘れたように立ち上がり、しかし異常な事をつぶやいた)
オレオ?
(ふらつく体で、心の壊れたその姿を追って。オリバーを探す彼の姿をみて慌てて声をかける。もしや…不安が増す)
ああ、どうしたのヤブラス?
(きょとん、と。)
オリバーが部屋で待ってるみたいだから行かないと。さっき何かゲロしちゃってさ。軽い風邪かな?
それでお腹空っぽになっちゃったからちょうどこんな時間だし、一緒に食事をしようと思ってね。
(ヤブラスも一緒に食べる?とにこりと笑った)
(一瞬沈黙する。心が確実に壊れている…そう思った。まだ誰かを見間違えたり幻覚は見えてないだろうが、彼には休息が必要だと…思った)
そうですね。
でも、オリバー君、いま買い出しにでちゃってるみたいなので、一緒にオレオの部屋で待ちませんか?
(ね?と屋敷の中に入るよう促した)
。oO(問題は…オリバー君は狼に殺されたわけではなく、村でつるし上げられたという事ですよね…。多数決で、僕たちは彼を吊した…。)
え?そんなはずないよ。
だってさっき一緒に食べようって言ったばかりだし
料理はいっつもボクが作るんだ。全くオリバーったら料理させると焦がすか溶かすか。まともなものが出来ないんだ
確か食材はオリバーの部屋にあったはずだよ?
(屋敷に。しかし迷いもなくオリバーの部屋を開ける。
鍵がしまっていないのを見ても無用心だなあと一言のみ。
だれもいないはずの部屋に、しかし誰かから言われたように奥に顔をやって)
ただいまー。
(と、幸せそうに笑った)
オリバー君、帰ってきていたんですか?
(今は話を合わせるように。そう、幸せな幻覚に、何処まで閉じこもっているか見極めねばならない。実に…楽しい展開になりそうじゃないか。歪んだ笑みは、居るはずのないオリバーに向けられた)
それじゃあ、ご馳走になりますね。
オレオの手料理はそういえば食べたことがありません。
(寧ろここに来て、僕何か食べたっけ)
えー、本当のことじゃないか
(虚空へ相槌を打ち。笑う)
ああ、ヤブラスは右の椅子ね。オリバーは左…え?
いいのいいの。ボクは奥から椅子を持ってきて座るから。
あー、そうだよね。ボク、オリバーにしか料理作ったことなかったし。
(照れたように笑ってから、左の椅子の方に向かって)
拗ねないの。
じゃあ、ちょっと料理つくってくるね。
(手をひらひらと振って奥の部屋へ入っていった)
オリバー君、意地汚いですよ。
ほらちゃんと待って。ええ、ええ、わかってます。
貴方だってこんなオレオを望んでいないことぐらい。
ねぇ、どうして欲しいです。
元に戻して、嘆き悲しんで欲しいです?
それとも、このまま君の居ない世界で籠の中に閉じ込めておきますか?
(オレオが食事を作っている間、オリバーがいるとされている方に体を向けて、そう一人ごちる。ここはオリバーの部屋…。さてはて。まだ方向性を決めかねていた。本当は簡単なことなのだ、オレオに対する情さえ捨てさえすれば)
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