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(ほんの人垂らし、傷口にその薬が宛がわれたその時、指の感触を確かめる。――動く。だるさは残るが、時間はない。直ぐさま顔を上げると、まだ試験管に残る薬を強奪しようと、押さえ込まれるそれを振り払い、起き上がったと同時にオズマの腕を掴み上げる)
僕の本当の意図、しりたいんでしょ?
…なら、おしえてあげますよ。
(それは小さく囁くような声で)
僕は……村の全滅を願うもの。ですよ。
だからね、ティラエルは助けるんです。
それには貴方が必要なんです、わかるでしょ?
(ね?と、その笑みはどこか狂ったように見えるだろうか)
(起き上がられたことに驚く。が、薬はこぼさないように死守した。捕まれた腕は、ぴくりとも動かない。仕方なく、ヤブラスを静かに見据える。)
…わかりませんね。
意味が、分からない。
(ティラエルが狼と言うことは何となく察していた。ヤブラスが狂人なのも理解した。が、なぜそこで自分が出てくる。)
…いいから、その手を離してください。
薬はきっかり1人分。
一滴でも貴方に使った時点で、貴方に使いきるしかない。
それとも、二人とも死にますか?
(冷ややかに問う。)
こういう薬っていうのはね…きっちりした分量よりも若干多めに作ってあるものなの。もっというなら、傷口から塗り込むような薬だったら、漏れる事も確認して、相当量は多めの調合になってるんじゃない?
実質問題、どのぐらいの量の毒が僕に入ったのかも分からないんだから。
多少、少なくても、まぁなんとかなるよ。
(さっきまでのたいらくは何だったのか、と思うぐらいに語り出す。そして「わからない」という疑問には、ふっと笑みを零し)
僕がどうして、貴方の生殺権を放棄していないんだと思います?
きっとあの人はね、貴方が居なくなったら余計生に執着しないから。
(そうしたら、誰も殺してくれなくなるでしょ?と、狂気じみた笑みを零した)
ついでにね、解毒剤はなくても延命の処置なら、方法はいくらでも。今僕が動けているように、ね?だけど、君を解毒したいから、大人しくそれを自分に使ってもらえないかな?
…
(ぐ、とつまる。実際、自分はこれが一人分だと習ったレシピ通りに調合しただけで、そこまで詳しいことは分からない。言われてみれば、確かにと思う部分もある。)
…そう、ですか。
(ひとまず、ヤブラスがティラエルに真の意味で害を与える気は無さそうだと理解した。…けれど。)
…残念でしたね。
僕の存在が、あの人を生に縛り付けるなんて…
あり得ませんよ…
(頑なに拒絶して。)
…とりあえずこれ、貴方が使ってください。
…僕は、今からでも作れるんですよ、解毒剤。
(ただし、作る気があるか、間に合うかは別である。実際、普通に喋ってはいるが、手足がしびれ始めていた。経験から、今回は昏睡まで一気に来るパターンだと予測がついていた。)
(体の節々が凝っているのか、首をごきっと回しながら)
君がどう解釈していようが、それが=事実とは限らない。
今は君がいればいい。
そして、この先を望むなら…僕を殺すのが一番いいのだと気付かないのか?
(バカだな、と、頭を優しく撫でる。そして、オズマの変貌をさっし、その手から解毒剤を取り上げると、彼自身がつけた傷口に注いだ)
(試験管が取り上げられたのは、感覚の無くなった指先から試験管が滑り落ちる寸前だった。)
ぁ…!
(止めようと思うが体が動かない。歯噛みしながらヤブラスの手先を見守る。)
…死ぬ…つもり…だったのに…
(咎めるように小さく呟いた。)
…僕のした…ことは…それだけ…の制裁を…受け…てしかる…べき…
(体から力が抜けると意識を失う。毒は体の自由と意識を一気に刈り取った。解毒剤が効いてくるまでは眠り続けるだろう。常人なら数分もかからないが、オズマの場合、どれだけかかるかは分からなかった。)
死を持っての制裁なんて…
ここでは無意味だよ
(崩れ落ちるオズマの体を抱き留めて、また自分のベットへと寝かしつける)
血液の循環がよければよいほど、解毒も効くのでしょうか。――――くっ
(くらりとめまいがする。毒を盛られて彼が立っていられたのは、尻を突いたあの瞬間に、別の毒を打ち込んで、一時的に効果を打ち消してきたに過ぎない。打った毒が弱まれば、オズマから受けた毒は徐々にこの体を蝕むだろう。それでも…構わないと思いながら、ベットの横に倒れた)
(どの位の時間が経った頃だろうか。)
…ッ
(暫く眠り続けたが、突然、獣の遠吠えに似た声が聞こえた気がして、目覚める。一瞬状況が思い出せないが、左腕の傷の痛みに全てを思い出した。手を握りしめてみる。)
…動ける。
(指先に痺れは残るものの、動くことは可能だった。起き上がって、辺りを見回し、すぐ側にヤブラスが倒れているのを発見すると、ベッドを滑り降りて、ヤブラスをベッドにあげようとする。が、対格差で無理なことを悟ると、諦めてそのままに、足早に自室へ向かった。)
…3時間…
(触れた様子から、タイムリミット迄の時間を予測する。解毒剤を調合するのにかかる時間とほぼ同じだった。)
…急がないと…
(自室に入るとベッドのしたから鞄を引っ張り出す。結構な大きさのそれをよいしょと持ち上げると、ヤブラスの部屋へ戻っていった。)
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