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(笑うヤブラスを冷ややかに見つめる。)
いえ、正確には、「ご自分だったら何に喜ぶか」だったでしょうね。
ご自分も、貴方も、他人に嫌がらせすることに楽しみを見いだすと、そう位置付けていたようですから。
僕は、あの方に従うだけでしたし…ね。
(ふっと笑う。
そもそもが、違うのだ。自分は、ヤブラスがどう思おうが、関係なかったのだから。ただ、ティラエルの邪魔をしないよう、できることなら助けよう、と。それしか考えていなかったのだから。)
悲劇…か。
(ぽつり、と繰り返す。
何を今さら。そんなのは、もう、関係ない。
自然、笑みがこぼれる。構わないのだ。あの人さえ、傷つかなければ。
オズマはヤブラスに、吹っ切れたような微笑を向けた。何も、思い残すことはない。
それは、この場には、あまりにもふさわしくない表情だった。)
僕がいやがらせ、ねぇ。…
(暫くの沈黙。その後に「そうだね」と肯定した。オズマの言葉を聞く、表情を見る。そして考えた。まだ熟していない二人の思いを、完熟させる方法。今のままでは面白くない。…そう、面白い訳がなかった)
仲間意識を持たれていたのは分かっていたけど…
(彼は僕の何をみたんだろうね。と呟いた)
彼を助けられるのは、君だけだよ。
どっちも、死ぬのは御免だからね?
(清々しい表情を見て、その内の気持ちを探るようにかけた言葉だった。そのまま部屋を出ようと扉に向かうために背を向けた)
えぇ、知っています。
そして、僕が放っておくとでも?
(口角をあげて、笑う。まだ僕が行動を起こさないと思っているのだから…この医者も甘い。)
…僕が聞きたかったことの答えはいただけませんでしたが…
十分理解できましたので、もう結構です。
(静かにそれだけを呟くと、床を蹴ってヤブラスの背後に迫る。その手には、護身用ナイフ。今度は躊躇わず、その背中を斬りつけた。
一見、とても、命を奪える傷ではない。が、地がにじみ出るのを確認すると、一旦刃を収めた。)
(背中を向けたときから、その覚悟はしていた。
何故なら、そうさせるように仕向けたのは、自分がオズマにかけた言葉も一つにあるだろうから)
…っ!
(別に超人でもなんでもない。痛覚は人並みのもの。服を裂き皮膚を裂いたその衝撃に、びくんと体を大きく震わせて。服に滲む血の感触から深い傷じゃないことはわかる)
僕を殺します……か?
(振り向いて、そう微笑んだ)
いえ。
あなた次第です。
(淡々と言葉を続けた。)
この刃、毒が塗ってあります。
僕の家に伝わる…まぁ、秘伝の神経毒です。
当主と跡継ぎしか持てないため、現在これを持っているのは僕一人です。
同時に、作り方を知っているのも。
(一旦言葉を切る。それから続けた。)
効果は、体内に入って5分以内に体の自由が効かなくなります。
約1時間後、呼吸困難に陥ります。
更に約3時間後、昏睡状態に陥り、その後半日以内で体の機能が停止します。
(まるで記憶している文献を読み上げるかの調子でたんたんと言った。そして、最後に一般では、と付け足した。)
なるほど。一般で5分、か。
解毒剤の交換条件、
ティラエルの生殺権の放棄だろう?
――――断る。
僕を殺して、ティラエルが救われるなら
そうしなさい。
(額ににじみ出る冷や汗は、切られた所為か、毒のせいか。そんなのはわからないけど、オズマに向けたのは、柔らかい笑顔だった)
くす。分かっているなら話は早い。
(拒否されたにも関わらず、何故か笑う。そして。)
ただ、手放せなんて、言いませんよ。これは、賭けです。
(そして、再び刃を抜き放つと、あろうことか、自らの左腕に斬りつける。大事な血管を傷つけないように、慎重に。)
ッ…
(歯を食いしばって耐えると、再び微笑を向けた。)
人を命の危険に曝すからには、当然自分も…ね。
(そして、続けた。)
僕は特異体質なのか、この毒、体内に入れても、効果が出るまでの時間がまちまちなんですよ。出方もね。
一般より、早く強く出ることもありますし、逆もしかり。
そして…
(首元からロザリオを引き出す。暫くいじったかと思うと、中から細長い試験管を取り出した。)
これが、解毒剤。ただし、一人分です。
意味、分かりますか?
…僕が倒れるのが早ければ、貴方の勝ち。生きてください。遅ければ、僕の勝ちです。
ただし、場合によっては、僕が倒れる前に差し上げることも考えますよ。
(微笑を浮かべたまま言いきった。何の恐怖も無いかのように。)
>>64
…くすぐったいよ、スレシュ…。
(吐息が耳元にかかって、小さく肩をすくめて笑う。
自分の髪を梳く手をそのままにしながら、身体の向きを変え、肩を並べるようにして隣に腰を下ろす。
足をのばし、こめかみを相手の肩先にあてるようにして凭れる。
今までずっと部屋の隅で気配を消していた猫が、不意に身動きをしてこちらの方へ近づいてくる。
ベッドに飛び乗り、大きなあくびを一つすると、足元の方で丸くなる)
…今日、泊っていくだろ…?
(触れ合う部分から伝わる体温の心地よさに、瞼を半分落としながら控え目に尋ねる)
もう、自分の部屋に戻るとか…言うなよ?
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