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― 湖→宿 ―
[からりからりと音がする]
?
[少しづつ近づいて、そして止まった音。
思わずそちらの方を見やれば]
あら、あれは
イヴァンと…オリガかしら。
[彼の近くにある台車。
音の正体はそれと知り、なるほどとばかりに頷く]
[薪を買う時などにはイヴァンと。
休憩時間に宿に来た時などにはオリガと。
すごく頻繁に、では無いけれども、話した事がある。
どちらからだったろうか。
それともイヴァンとオリガが一緒にいた時だろうか。
二人は幼馴染だと、そう教えてもらった為に、二人の組み合わせには特に疑問を感じる事も無く]
[水車小屋の近くで柔らかい表情で話す二人の様子を、少し離れた場所から目にして]
ふふ
邪魔をするのは無粋ってモノかしら。
[くすりと微笑みながら、宿に向かって歩く。
玄関前ポーチで、雪と一緒にコートについた寒さを払うように、ぱたぱたとしてから。
綺麗な細工がなされた扉を、静かに開いた**]
[父と母はどこにいるのかと、尋ねたことがあった。]
[好きな花だったのかどうかは、知らない。]
[それでも、祖父がいつも置いていたから。]
[灰が落ちた。]
[俄に陽が沈みはじめた。]
[見上げた空に。
鬱陶しそうに、目を細め。]
[銜えていた煙草を捨てた。]
また、来るな。
[紫煙を吐き出し。]
[湖に背を向ける。]
[足が向かう先は、住み慣れた家。]
**
ありがとうございます、兄様。
[わがままにつきあってくれたことに礼を言う。
台車をひくカラカラという音は、耳に届いたとしても気のせいと片付けけられるほどに遠く]
こんなに近かったんですね。
[なにもいわず、ただつきあってくれるのがありがたく感じる。
井戸の縁をそっとなでて、深遠をのぞき込む。
どこか吸い込まれそうでふらとよろけたなら、再度戻ろうとの言葉がロランからかかる]
[今度は素直にうなずく。
わずかに赤らんだ顔は寒さにさらされたせい]
戻りましょう。
わがまま言ってごめんなさい。
[宿へと帰る―赤光があたりを染める頃]
[知識として井戸があることは知っていたけれど、なんだか幻のように思えたのだ]
ああ、やっぱりちょっとはしゃぎすぎたのかもしれません。
[宿の前に着いたなら、わずかに咳き込む]
ドラガノフ が参加しました。
― 宿 ―
[暖かい宿へと入れば、従業員が一人やってくる]
ん。
役場から手紙を貰ったのだけれど……?
[従業員に鞄を持ってもらいながら食堂の方へ。
アナスタシアから「部屋は何処にします?」と言われれば]
そうね……三階がいいわ。
一度、そこから景色をゆっくり見てみたかったの。
[宿の三階、階段近くの部屋の鍵を渡して貰い。
先に手荷物を置く為に階段を昇り始める。
そのあたりで、ロランとサーシャが宿へ戻ってきたかもしれない]
―自宅―
[ドアも閉めずに、そのまま机の傍へと歩みよる。]
[引き出しを開ける。]
あ?
[引き出しを開ける。]
[引き出しを開ける。]
[引き出しを開ける。]
……ねーな。
どこやったんだ……?
[掌におさまるほどの大きさの、木彫りの人形を手に取り。上着のポケットに突っ込む。]
[右、左、右、下。最後に後ろを振り返り。]
あ。
[古びたテーブルの上の、練炭を手に取り。上着のポケットに突っ込む。]
[屈んで、その下に手を伸ばす。]
あった。
[それから立ち上がると。]
[拾ったそれを上着のポケットに突っ込み。]
[足早に、再び家を出た。]
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