人狼物語(瓜科国)


524  凍れる水車


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視点:


集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……


どうやらこの中には、村人が1人、占い師が1人、霊能者が1人、妖魔が1人、囁き狂人が1人、聖痕者が1人、呪狼が1人、智狼が1人、求婚者が2人、照坊主が1人含まれているようだ。


アナスタシア

……まさか。 ほんとうに?

( 0 ) 2010/08/18(水) 05:01:11

アナスタシア

[夕食の片付けをしながら、窓の外の空を見上げる。]
 
 ――――星が、遠いわ……
 
 
[やがて片付けを済ませたならば。
その場に人が居れば一礼して、自分の部屋へと戻るだろう。]

( 1 ) 2010/08/18(水) 05:01:36

妖精の呻き(村建て人)

 
 夜が訪れた。
 
 空には靄がかかり、冷たい風が吹き荒れる。
 
 
 戦慄の気配が、目覚めだす――
 

( #0 ) 2010/08/18(水) 05:01:58

フィグネリア

― 回想・自宅 ―

[一度自宅へと戻れば、ロランから聞いた手紙の事を、母へと尋ねて]

 ね、母さん。
 村長さんの所のロラン坊から聞いたんだけど。
 あたい宛に手紙か何か、来てなかった?
 

( 2 ) 2010/08/18(水) 08:03:05

フィグネリア

[母からの返事が来るよりも先に、自宅の扉近くに落ちている封書を見つけて]

 ……ああ、これだわ。

[差出人の名前が自分宛てになっているのを見れば、
 封を切り、中の文面に視線を落とす]

 ……相変わらず母さんったら、ものぐさなんだから。
 モノを置きっぱなしにしちゃだめだよって、
 何度もあたい、謂ったでしょ?

[くすくすと零れる笑み。
 笑う娘に母はなんと返したのか、ますます女の唇は弧を描いて]

( 3 ) 2010/08/18(水) 08:07:16

フィグネリア


 はいはい、判ってるよ。

[母親へと肩を軽く竦めると。
 女は簡単に何日分かの着替えを小振りのバッグへと詰めていく]

 ……またこのバッグを使うとは思わなかったよ。

[街へと逃げ出す様に飛び出して行った時にも使ったバッグは、
 少しくたびれていて。
 女は過去を想い、眸を揺らす]

( 4 ) 2010/08/18(水) 08:10:07

フィグネリア

[それを振り切る様に一度かぶりを振ると、
 きゅっと、ファスナーを締めて]

 それじゃあたい、何日かナースチャの所に厄介になってくるよ。
 その間、留守をよろしくね?

 え? あたいに謂われなくても、
 今まで通り留守番してるって?

[眸を一つ瞬かせて]

 ……そりゃ、もっともだわ。

[くすくすと。またも笑みがこぼれた]

( 5 ) 2010/08/18(水) 08:13:27

フィグネリア


 それじゃ、行ってきます。

[両親へとそれだけを告げて、
 女は小さなバッグを手に宿屋へと向かう。

 その先にどんな運命が待っているのか。
 今はまだ知らないまま――**]

( 6 ) 2010/08/18(水) 08:15:08

イライダ

― 早朝 ―

[昨日の朝より、濃い靄。
少し先も見えない状況だけれども]

 ん。
 ……はぁ。

[窓をパタンと開けて、外の空気を吸う。
村のほうから何か騒がしい気配がするでもなく。
湖や森に何か変化があったようでもなく。

いつもと同じ、静寂。
今は、まだ何もない。
いつもと同じ、静寂]

( 7 ) 2010/08/18(水) 08:21:27

イライダ

[先生が居なくなって、それからは一人での食事。
作るのも、食べるのも、片付けるのも、一人]

 昨日は、楽しかったな…。

[アナスタシアやオリガ、従業員達に。
夕食を取る他の客が、笑い、話す。

穏やかな時間が流れていた]

 噂が、何なのかは
 未だに良くわからないけれど。

 久しぶりに、ノンビリと
 楽しく過ごせたのは、収穫だわ。
 
[それでも、ちくりと残る何かは*あるけれど――*]

( 8 ) 2010/08/18(水) 08:22:49

サーシャ

― 回想:宿 自室 ―
[ロランが飲み物を運んでくれたなら>>0:152、火傷しそうに熱いホットチョコレートをそっと受け取る]

ありがとうございます、兄様。
後で作ってくれた人にもお礼を言わなきゃ。

[問いかけるように、首を傾げてみせる。

ロランが作ったと聞いたなら、わずかに目を見開いて見せただろうか]

兄様らしいけど、たまにはゆっくりなさったらいいのに。

[言葉とは裏腹に嬉しげに――不穏な噂さえ未だ知らぬまま]

夕飯は辞退いたしますと伝えてもらえますか。
作っていただいているのに、申し訳ないのですけれど。

[階下へと向かおうとする彼に頼む。

最後に今一度礼をのべたろう]

( 9 ) 2010/08/18(水) 21:06:49

サーシャ、ゆっくりとホットチョコレートを飲み干したならまどろみに*身を浸す*

( A0 ) 2010/08/18(水) 21:08:48

ロラン

― サーシャの部屋・回想 >>9

この程度、手間というほどでもない。

[仏頂面とも取られかねない程度に生真面目に淡々とサーシャに答える]

それに宿の者ならば客の求めに応じるのが仕事だし、
俺も似たような立場だ。
いちいち礼を言うこともないし、――遠慮も無用だ。

[軽く部屋を見渡して、視界の狭い彼女に危険そうな作りがないかを目視]

( 10 ) 2010/08/18(水) 21:34:24

ロラン

他の従業員は判らないが、
アナスタシアさんとオリガは宿にいるだろうから、
何かあれば二人に言うといい。

[男の自分では云い難い事もあるだろう、そんな意味合いを込めて]

わかった。伝えておこう。

[部屋を*後にした*]

( 11 ) 2010/08/18(水) 21:34:46

ナタリー

 ― 回想(>>0:178) ―

 あんな?

[男を見上げたまま、ぱちぱちと瞬きする。
 あんな。こんな。そんな。どんな?
 小さく首を傾げて、唸った]

 んー あそこ、3階から見える景色は好きですよ。
 ミートパイ、はちょっと苦手。

[腕を組み、真剣に悩みながら、答える。
 男の「好きなわけない」ものが、姉と呼ぶアナスタシアを指すとは、思い至らずに]

 だから、好きなときも嫌いなときもあります。

[言って、笑った]

( 12 ) 2010/08/18(水) 21:41:31

ナタリー

[自分の言葉にわきわきさせる手に、男が引き下がる様子を見せれば、さらに一歩迫るが]

 ご馳走してくれるの?

[腹減ってるかと尋ねられれば、わきわきさせた手を合わせて目を輝かせた。

 割り込んでくる声(>>182)、少し前から姿が見えていたから驚かなかったけれど]

 こんばんは、ロラン。
 集まっている人たちって、私たちと同じ手紙? 
 沢山居るんだ。もう集まってるんですか?

[同じ、と口元隠すのは、くちゃくちゃの役場からの手紙。
 待たせているのか、と、苦笑いでごまかした]

( 13 ) 2010/08/18(水) 21:45:54

ナタリー

 そういえば、何で呼ばれてるんでしょうね?

[本当に今頃気づいて、手紙を注視してみたり。

 ほどほどに、と釘を刺す男と。
 驚いたのか……はわからないけれど、墓地の方へと別れる男と]

 ええと。
 行ってらっしゃい。

[二人ともを曖昧に手を振って見送った]

 父さんも、お墓に埋めてもらえば良かったね。そうしたら毎日お参りに行けたのに。

[誰もいなくなった頃、ぽつりとつぶやいて。
 それきり押し黙った**]

( 14 ) 2010/08/18(水) 21:48:09

ドラガノフ

―宿―

うう、随分冷えるな。

( 15 ) 2010/08/18(水) 22:52:27

ドラガノフ

こう寒くっちゃやってられねぇ。


ウォトカでも飲んで・・・



[どさりと釣り道具を投げ出したが

どうやら坊主だったようだ]

( 16 ) 2010/08/18(水) 22:53:57

イヴァン

―回想 宿―

アナスタシアさん、薪を持ってきたよ。

[オリガと共に宿へ戻ると、女主人へと明るく声をかける]

――――――…?

[ふと少女の笑顔>>162が目にとまり、其処に滲む感情の色に気を奪われる。その間にアナスタシアと言い争っていたミハイルは、青年の横を通り過ぎて行ってしまった]

あ、ミハイルに…

[振り返って声をかけようとして、言い淀んだ。アナスタシアの前で、ミハイルを兄と呼ぶことに少しだけ抵抗を覚えて。小さな呼びかけは、彼にきっと届かなかった。やがて扉の閉まる音が響き、立ち尽くしたままその場に残される]

[一瞬の静寂を破るように、アナスタシアの声>>164]

夕食かぁ。ここでの食事は久しぶりだな。
お腹すいてるし、楽しみだ。

[場を取り繕うように笑顔を浮かべるも、視線は心配そうにミハイルの出て行った扉へ何度か向けられていた]

( 17 ) 2010/08/18(水) 22:54:57

イヴァン

―回想 宿→墓地付近の小屋→自宅―

僕、荷物を準備してくるね。
今まで村を回っていたから、一度家に戻らないと。

[食事はそれから、と付け足して、一度頭を下げると宿の外へと。空はすでに紫がかり、やがては夜の闇が訪れるだろう]


今日は綺麗な星が見えそうだ。

[積み荷が殆ど無くなり軽くなった台車を駆け足で引きながら、白い息を弾ませる。
少し回り道をしてミハイルの家へ寄ってみたけれど、不在だったようで。彼が墓地に居たとしても、その姿に気づくことは無く。仕方がなく彼の小屋の前に残りの薪を積み上げてから、自分の家へと引き返した]

( 18 ) 2010/08/18(水) 22:55:48

イヴァン

―回想 自宅→宿―

[宿に泊まると言っても、荷物はそう多くは無く。
簡単な着替えと、それから―――彫り掛けの木細工を鞄に詰めると、自宅を後にする]


あっ。

[途中、宿へ向かうフィグネリアと道が同じになった]

…………………。こんばんは。

[僅かな空白の間の後、静かな声で挨拶だけを述べ。小さく頭を下げると、そのまま駆けて宿まで向かった**]

( 19 ) 2010/08/18(水) 22:56:15

ドラガノフ、真ッ昼間だというのに足は自然と酒場へ

( A1 ) 2010/08/18(水) 23:02:19

ドラガノフ、メモを貼った。 メモ

( A2 ) 2010/08/18(水) 23:03:46

ミハイル

[ぎゃあ。]
 
[ぎゃあ。]
 
[ぎゃあ。]
 
 
 
[鴉の声に、目が覚めた。]
 
 
―朝・自宅―
 
 
[ゆっくりと起き上がり。]
[一旦、元に戻る。]
[……………………]
[しばらく天井を見上げて、もう一度。]

( 20 ) 2010/08/18(水) 23:07:01

ミハイル

…………げ。
 
[窓の外の景色に、思わず声をあげ。]
[軽くコートを羽織ると、外へ。]
 
 
[屍体に鴉が群がることは、ままある。]
[が、鴉が屍体で群がるのは、珍しい。]
 
 
 
[ちらり、と辺りを見回した。]
[濃い靄。]
[よく見えない。]

( 21 ) 2010/08/18(水) 23:07:14

ミハイル

はぁ。
 
[軽く頭を押さえ。]
 
……俺がやらんきゃ、なんねーよな……
 
 
[後始末のことを考えた。]
 
[気が重くなった。]
 
**

( 22 ) 2010/08/18(水) 23:07:29

ドラガノフ

―酒場―

[そこに宿の使用人のオリガがいれば
酒を持って来させたかもしれない]

( 23 ) 2010/08/18(水) 23:10:23

ドラガノフ

まだ、あれあんのか?
ウォトカに生姜を漬けた酒。

あればそれも持ってきてくれ。

まずこれでいいか。


[そう言ってウォトカを生で呑み始めた..勿論何も食べずに。]

( 24 ) 2010/08/18(水) 23:10:47

ドラガノフ

やっぱ酒はこうでなくちゃな!

腹が空いてる時が一番旨い。

( 25 ) 2010/08/18(水) 23:14:37

ドラガノフ

それにしてもすげぇ霧だな。
こう霧がかかってちゃ猟にも出られねえ・・・

・・・

と言う事は今日はここで呑んでて良いって事だな!

( 26 ) 2010/08/18(水) 23:17:37

ドラガノフ、足をストーヴの方へ投げ出した**

( A3 ) 2010/08/18(水) 23:18:28

ナタリー

 ― 井戸/早朝 ―

[吐く息がことさら白い。

 井戸の縁に手をついて。
 深い、暗い、底を覗き込む]

 ……。

[薄く、目を閉じて、呟きを落とす。
 いつもの、日課]

( 27 ) 2010/08/18(水) 23:19:16

ナタリー

 さて、行かなくちゃ。

[言って、ふと首を傾げた。
 そう言えば、昨日もそんなことを言った気がした]

 まあいいか。

[悩んだのは、ほんの数瞬。
 なんとなく宿の方角へと歩き出した]

( 28 ) 2010/08/18(水) 23:32:19

イヴァン

―宿 回想(夕方〜深夜)―

[その日の夜は、久しぶりに宿で食事をとった。窓を揺らす冷たい風が嘘みたいに、夕食の席は温かな空気が流れていたと思う。
イライダさんとも久しぶりによく話をした。頭はあまり良くないと自負しているので、難しい話は理解できなかったと思うけれど。森や湖の話が出るなら、多分、子供みたいに目を輝かせながら興味深そうに聞いていた。
ちなみに水車小屋の前にいたのを彼女に見られていたことには、まったく気づいていなかったらしい]

それじゃ、お休みなさい。

[あまり遅くなる前に、割り当てられた部屋へと向かう。
作り掛けの細工と木堀ナイフを取り出して]


――――――……よろこんで、くれるかな。

[一人、少しだけ笑って。
その日は夜が更けるまで、木を彫る小さな音が部屋に響いていた]

( 29 ) 2010/08/18(水) 23:35:33

ミハイル

―数分後―
 
えっ
 
 
[ 間。 ]
 
 
…………くし。
さむ。
 
[家に入ろうとして。]
[扉の傍に、薪が積まれているのに気がついた。]

( 30 ) 2010/08/18(水) 23:35:52

イヴァン

―宿 1日目―

ふわぁ。

[眠そうな目を擦りながら、一階へと降りてくる。
揚々と酒を飲む男の姿が一番に目にとまった]

おっちゃん、随分派手にやってるなぁ。

[豪快にストーブへ足を投げ出す姿に、ニイと笑い。
猟師の彼と、樵の父。森で生活を立てる彼らは、親交があったようだ]


僕は朝ご飯をください。……え、もうお昼だって?

[寝ぼけた顔でずれたことを言えば、訂正する誰かの声が挟まれるか。誤魔化すように頭をかくと、席に付いた]

( 31 ) 2010/08/18(水) 23:36:18

ミハイル

[しばらく、じっとそれを見つめたあと。]
[5・6本ほど持って、家の中に入る。]
[暖炉に薪を放り込むと。]
 
[ふと、思い出し。]
[ポケットに入ったままの、ぐちゃぐちゃの封を切ってみる。]
 
[ざらっと目を通し。]
[それから。]
 
 
[ライターの火を灯すと、暖炉に放り込んだ。]

( 32 ) 2010/08/18(水) 23:36:36

オリガ

―使用人部屋―

[胸の奥を、つんとした痛みが襲った。
――多分、それは、身体の調子の悪さからきたものでは、なくて。

両親を失った後のくすんだ世界の中で、唯一と言ってもいいくらいの光があったこと。
それを、久し振りに思い出したから、だろう]

[ゆっくりと給仕服に着替えると、使用人室を出る]

おはようございまーす。

[精一杯の明るい声を、その場に響かせる]

( 33 ) 2010/08/18(水) 23:41:30

イライダ

『――/――.――――。
 早朝から靄がかかっている。
 例年に比べ濃い為、そのうち濃霧になるやも。』

[研究日誌に、まずそれだけを書き込む]

 ………
 他の事は、ここに居ちゃわからないわね。

[日誌にお手製の栞を挟み、ミニデスクから離れる。
ベッドに腰掛けて、編み上げブーツの紐を締めなおした]

( 34 ) 2010/08/18(水) 23:46:24

イライダ

[下にある食堂へと降りて朝食を取った後もその場に居れば。
釣りを終えたドラガノフがやってくる。

来たと同時にオリガへと酒を注文するのを聞けば]

 ふふ
 ドラガノフさんは、相変わらずね。

[オリガと二人で顔を見合わせて、笑ったかもしれない]

( 35 ) 2010/08/18(水) 23:46:56

アナスタシア

[朝の光が射し込むよりも早く、女は定位置に着いた事だろう。]
 
 
 ふふ。よろしいですけど……
 うちの酒蔵を空にされちゃあ、嫌ですよ。
 
[ドラガノフに微笑みかけ]
 
 
 ……あ、イヴァンさん。
 
[――イヴァンの姿が見えたならば、数十枚の硬貨>>0:156を差し出し]
 
 これ、あの子からです。

( 36 ) 2010/08/18(水) 23:52:57

ナタリー

 ― 宿 ―

[宿への道すがら、掌サイズの雪だるまを作りながら。
 振り返れば無数の雪だるまが並んでいる]

 うう、冷たい。

[わずかな雪でも降れば、すぐ埋もれるだろう。
 かじかんだ手で宿の扉を開ける]

 こんにちは。

[宿を覗けば、食堂兼バーには見知った顔がいくつもあっただろうか]

 あらら、みなさん、お揃いで。

[ぱちぱちと瞬きした後、驚いた顔のまま、言う]

( 37 ) 2010/08/18(水) 23:56:38

オリガ

あさからお酒ですか?
寒いですしね。

[イライダと目を合わせて小さく笑う。
視線の先にはイヴァン。少しだけ息を呑んだ後に]

朝でも、お昼でも、
とにかくご飯をもってくればいいのね?準備するわ。

[まずは酒をドラガノフに差し出し、その呑みっぷりにいつもながら感嘆する。
その後はカウンターで軽食を用意し、イヴァンの所へと]

( 38 ) 2010/08/19(木) 00:01:02

ロラン

― 宿の自室 1日目 ―

[部屋割りには特に希望を持たなかった。
階段側を男性陣が押さえた方が何かあった時にいいとは思ったが]

(その何かとやらを、仮定として持ち出すのも、な)

[他の人の希望を優先して最後まで残っていれば、
ぐらいの気持ちで部屋を用意してもらっていた]

昨晩は、賑やかだったな。

[イライダの話は新鮮で、村の特に若者達の興味を惹くのには十分だったようだ。彼女やアナスタシア達に賑やかさは任せて、自分は邪魔にならないように控えながら、時折会話に加わる程度にしていた]

( 39 ) 2010/08/19(木) 00:20:07

ロラン

村の若い人間が老人を交えずにこれだけ集まったのは、いつ以来だ。

[村から逃げるように出て行く若者が増えた事で、
こうした集まりは周りの目もあって自然なくなっていた]

(姉さんやサーシャ、ミハイルのように普段あまり人前に出てこない人もいる)

[子供の頃は考えもせず、想像もできなかったような事がいくつも起こる。こうして頭を悩ませるような事も]

面倒なことなど、ない方がいい。

[部屋に篭ったまま、何度も読み返した本を拾い上げて頁を捲った*]

( 40 ) 2010/08/19(木) 00:21:46

イライダ

 おはよう、イヴァン
 もう……お昼と言っていい時間だけど、ね。

[まだ眠そうなイヴァンを軽く茶化すように、挨拶。

それから、ローズジャムを一口。
そして、暖かいティーを一口]

( 41 ) 2010/08/19(木) 00:22:18

イライダ

[パチパチと薪がはぜる音を聞いていれば。
やってくるのは]

 あら……、ナタリー。
 外はやっぱり寒いかしら?

[外から来たせいか、何時もより少し頬の赤い彼女を見て。
ひらひらりと手を振った]

( 42 ) 2010/08/19(木) 00:24:04

イヴァン

[アナスタシアから差し出された硬貨>>36に瞬く]

……え、これ。

[「あの子」がミハイルだということはすぐ分かったけれど。驚いたのは、その金額。彼があのとき支払ったであろう金額よりも、幾らか多いようだった]

ありがとう。

[其れでも一応、受け取った。きっと適当な金額を置いて行ったのだろうなぁと、微笑ましく想いながら。余剰の分は、何か今度お礼しようと心に決めた]

( 43 ) 2010/08/19(木) 00:25:42

イヴァン

[オリガが息をのむ様子>>38には、気がつかなかったが。
彼女の声を聞けば、嬉しそうに顔を向けた]

流石オリガだ。
楽しみに待ってる!

[朝食を誰かに作って貰うなんて、久しぶりだ。
どうして宿に集められたのかは相変わらずあまり理解していないが、今のところ、青年は現状をとても楽しんでいるようだった]

ナタリーさん、おは……こんにちは。

[新たな来客の姿に、挨拶を向ける。言いかけた言葉を言いなおす前に、一度だけ小さく咳払いを挟んで]

( 44 ) 2010/08/19(木) 00:31:34

ロラン

[朝から本を読んでいたらいつしか昼になっていたようだった]

ああ、食事を忘れていた。

[ボロボロになった本を枕元に置き、ベッドから起き上がると部屋を出て1Fの食堂へ]

おはようございます。

[食堂にいる人達に対して軽く頭を下げて挨拶し]

何か軽いものをお願いできますか。

[空いている席へと腰を下ろした]

( 45 ) 2010/08/19(木) 00:34:53

ナタリー

[適当な席を探しながら]

 アナスタシア、なんか暖かいの……ええと、紅茶ください。

[丁度イライザが見えて。
 他人が飲んでいるものは美味しそうに見えた。
 そのまま、彼女の近くの席に腰を下ろす]

 寒いですよ。
 今日はことさら寒い気がします、ほら。

[雪だるま作りで冷えた手は、早速しもやけじみて真っ赤だった]

( 46 ) 2010/08/19(木) 00:36:44

オリガ

[パンと紅茶とヨーグルト。
卵を焼いて、香ばしい匂いはそのままに皿に盛る]

はい。
朝から食べてないなら、ゆっくり食べた方が良いわ。

[イヴァンの前に食事を降ろし、一言告げた]

こんにちは、ナタリーさん。
そうですね、お客様も結構いらしてるみたい。

[賑やかになった宿を振り返り、そんな事を言う]

( 47 ) 2010/08/19(木) 00:37:47

オリガ、ロランにも軽食を給仕しただろう。

( A4 ) 2010/08/19(木) 00:38:25

アナスタシア

[やって来た面々には、その都度、軽く声を掛け。
頼まれたものがあれば、微笑んで提供する。
 
――やがて、フィグネリアの姿を見たならば、何か言い掛けようとして――
……――止めた。]

( 48 ) 2010/08/19(木) 00:46:42

ナタリー

 こほん? あ、おはよう。

[挨拶に咳を混ぜるイヴァンに、なにも考えずに返事をして]

 本当、いつにも増して、大繁盛みたい。

[イヴァンの傍にいたオリガの言葉につられて、宿内を見回すと、くすりと嬉しげに笑った]

 こんな手紙なかったらなあ。
 あ、みんなは違うのかな。

[もはや原形をとどめない役場からの手紙をひらひらさせて……はっきりとした内容は知らないから、気軽な様子で]

( 49 ) 2010/08/19(木) 00:51:00

イライダ

[ナタリーが見せてくれた手をじっと見]

 なるほど……
 これは今夜あたり吹雪いてもおかしくないかも。

[彼女が雪だるまを作っていた事など露知らず。
至って真面目そうに、こくこくと頷く。


ナタリーが紅茶を飲み。
ロランとイヴァンが軽食をするのを、横目で見ながら]

 これで、全員なのかしら?

[ふとした疑問を口にした]

( 50 ) 2010/08/19(木) 00:51:22

ロラン

ありがとう、オリガ。

[食事が用意されれば、簡単に祈りを捧げてからパンを手に取る]

(まだ外には出られる、のか…)

[穏やかな宿の光景を見て、安堵のような拍子抜けのような感情が過ぎる]

(あの老父のことだから、平然と数日間宿を封鎖ぐらいしてくるかと思ったが…)

まあ、何もないのならそれが一番だ。

[食べながら、小声でボソリと呟いた]

( 51 ) 2010/08/19(木) 00:53:39

ロラン、イライダの呟き(>>50)を耳にしたが、場にアナスタシアがいるので口を挟むことなく食事を続ける

( A5 ) 2010/08/19(木) 00:57:15

ナタリー

[アナスタシアが用意してくれた紅茶、礼を言って受け取った。
 口を付ける……熱い]

 ロランおはよう。昨日はお世話になりました。

[結局すぐは来なかったから、様子を伺うようにじっと階段から下りてくるロランを伺った。

 そう言えば、ミハイルの姿がないのに気がづいて、ほら気まずい、とつぶやいたりする]

( 52 ) 2010/08/19(木) 00:57:22

イヴァン

ありがとう。…大丈夫、分かってる。

[温かな食事の香りは、自然と青年の表情をほころばせて。
勢いよくパンを頬張る姿は、本当にオリガの言葉>>47を理解しているのか疑わしい]

卵の硬さが丁度良いや。美味しい。

[イライダの食事風景と比較するとかなり優雅さに欠けるが、御愛嬌である。
ナタリー>>49の手にした手紙(と思われるもの)に目をやると、首を縦に振った]

あ、僕も手紙をもらったよ。
何か用があるのかと思ったけど、まだ何も言われてないなぁ。

[事情を知っていそうなロランへと顔を向けて、首をかしげて見せる]

( 53 ) 2010/08/19(木) 00:59:09

ロラン

おはよう、ナタリー。

[声をかけられれば、食器を置いてから挨拶]

求められた仕事をしていただけだから気にするな。
面倒事や厄介事を厭うのは当然の心理だしな。

[彼女の言動(>>49)を思いながらも淡々と言葉を紡ぎ]

逃げ回りたい気持ちも…

 まあ、わかる。

[彼女の呟きの真意を察すればそう締めくくった]

( 54 ) 2010/08/19(木) 01:02:28

オリガ

はい、おはようございます。

[ナタリーにはアナスタシアが紅茶を用意していた。
イヴァンの姿、ロランの姿、ナタリーの姿を静かに見ているが、やがて手紙の事に話が及べば]

……だから、皆さん集まっていらしたんですね。

[納得した様子で面々を見やり、一人頷く]

( 55 ) 2010/08/19(木) 01:05:47

ナタリー

[イライダがじっと自分の手を見れば(>>50)、いたずら心で、相手の頬に触れようとしたりしながら]

 ええ、吹雪ですか! あんまり酷くならないといいなあ。

[イライダの真面目な顔に、宿の外……の雪だるまを心配するように視線を向けたりもした]

 頷くイヴァン(>>53)には「あらお揃い」と漏らしたが、ふと、これで全部と言うイライダの言葉に思い至って、再度食堂を見回して。
 結局行き着いたのはロランの顔] 

( 56 ) 2010/08/19(木) 01:11:28

アナスタシア

[イライダの声>>50が耳に入れば]
 
 ……いえ。まだ――
 
[そこで小さく、溜息を吐いた。]
 
 オリガさん。
 後片付け、お願いしてもいいかしら?
 
[誰にも止められなければ、自らミハイルを呼びに行く心算で。]

( 57 ) 2010/08/19(木) 01:11:33

ロラン

イヴァンは事情など関係なく、ここに居られるのはそう悪くない事なのではないか。

[イヴァンの視線(>>53)を受ければ、無感情な瞳をオリガに向けてそんな事を口に出す]

必要があればそうするが、俺の口から勝手に説明するのは筋が違う。悪いがアナスタシアさんの方から聞いてくれ。

[そうしてから、どこか何かを躊躇っていたような彼女(>>48)に視線を向け]

ただ全員の前で言わねば、二度手間になるだろう。
どうせもう暫くかかる。ゆっくりしているといい。

[最後に自分の皿へ視線を戻して、食事を再開した]

( 58 ) 2010/08/19(木) 01:12:08

オリガ

……。

[何か事情がある事は察せた。
だが、それ以上を問う事は無粋に思えて]

はい、わかりました。

[アナスタシアに言われたとおり、食器を片づけ始める]

何も起こらないと良いんだけど……

[ぽつりその場に残された呟き。
ふうっと息を吐いて、カウンターの向こうで皿を洗いはじめる**]

( 59 ) 2010/08/19(木) 01:15:40

ナタリー

 ええと、面倒だ。とか、思ってないですよ。
 ……。

 ちょっとしか。

[淡々と紡がれるロランの言葉(>>54)に図星を指されて、う、と視線を反らしてつぶやいた]

 わかる、とか。
 そんな顔して、言わない。

[視線を反らしたまま、ぽつりとこぼした**]

( 60 ) 2010/08/19(木) 01:18:45

イライダ

[ナタリーの持つ手紙やら、自分の疑問やらが、話の中心になり。
挙句の果てにアナスタシアが溜息までつく]

 ……そう…。 

[顎に片手を当てて、首を傾げる、が。
昨日の様子と、皆の表情を見れば。
来ていないのが誰か、何てのは察しがついて。

視線をティーカップに移せば、眉を顰めた**]

( 61 ) 2010/08/19(木) 01:19:57

ナタリー、アナスタシアの様子を伺いつつ、紅茶を啜った**

( A6 ) 2010/08/19(木) 01:20:40

イヴァン

――――…え、な、なんで。

[ロランからの冷静な返答>>58に、心中に走る動揺を誤魔化そうとして視線をそらしながら熱い紅茶のカップに口をつけた。
むせた]

……?? 

ロランさんが皆を集めたわけじゃないってこと?

[てっきりそう思っていた、と言外に告げて。正確には彼が、というよりは、彼の父である村長が、ではあるが。
不思議そうに呟いてから、もう一度首を傾げる]

分かった。まあ、のんびりしてるよ。

[けれど深く追求することはせず、素直にのんびりと頷いた]

( 62 ) 2010/08/19(木) 01:23:14

ロラン

……?

[何故か動揺しているイヴァン(>>62)を不思議そうな目で見た]

俺は集まらない人を呼びに行っただけだ。
まあ、それでも集まっていないのだから役目を果たしたとは到底云えないが。

[微妙に食い違っている答えを返しつつ、食後のお茶を飲み干すと]

ごちそうさまでした。

[そう言って、食べ終えた膳を持ってカウンターへ。誰かに話しかけられたりしなければ、折を見て自室へと*戻るだろう*]

( 63 ) 2010/08/19(木) 01:33:48

イヴァン

…………………。

[誰かを呼びに行く風なアナスタシア。一瞥を送るも、声をかけることは無く]

御馳走様。

[食事を終えれば、カウンターの傍まで皿とカップを運んだ]



今日は、森が、遠い。

[霧の中、曇った窓越しに見える景色は遠く。
やがて睡魔に襲われて、ソファの上でこくりこくりと舟を漕ぐ**]

( 64 ) 2010/08/19(木) 01:43:02

サーシャ

― 昼過ぎ:宿・自室→食堂 ―
[朝食を食べないのはいつものこと。

少々遅くなったけれど調子もさほど悪くなく、食堂へと足を運ぶ。

思っていたよりずっと多い人声に、いつもこんなに繁盛しているのだろうかと首を傾げる。

聞き覚えのある声がほとんどで、村人が自主的に宿に泊まることも皆無ではないだろうけれど、皆手紙に呼び出されたのだろうとあたりをつける]

こんにちは、にぎやかですね。

[アナスタシアには夕食を辞退した謝罪を述べ、少し遅い昼食の席に着く]

( 65 ) 2010/08/19(木) 02:29:20

サーシャ、食事を終えたなら飲み物をもらい*歓談に加わっただろう*

( A7 ) 2010/08/19(木) 02:37:24

ミハイル

―自宅―
 
 
 
[とん。]
 
[とん。]
 
 
 
[戸を叩く音に、目が覚めた。]
 
[どうやら、眠っていたらしく。]
[ゆっくりと腕を上げると。]
[時計の針は昼近くを指していて。]
 
 
[しばらく、天井を見上げていると。]
[足音が近づいて来ただろう。]

( 66 ) 2010/08/19(木) 02:41:49

ミハイル

……回りくどいこと云いやがって。
 
[ソファに横になったまま。]
[上げていた腕を、額の上に。]
 
[靄。]
[昨日の様子。]
[いつかの、話。]
 
 
 出たんだろ。
 
[眼球だけを相手に向けて。]
[唇の端を歪める。]
 
[アナスタシアの顔から、血の気が引いた。]
[兎に角、宿へ来るようにと告げて。
 逃げるように走り去って行ってしまう。]

( 67 ) 2010/08/19(木) 02:42:38

ミハイル

 
 
[乱暴に扉を閉める音が耳に入れば。]
[そこでようやく、身体を起こす。]
 
[それから。]
 
 
[煙草を銜え、火を点けた。]
 
**

( 68 ) 2010/08/19(木) 02:42:56

イライダ

[ティーポットが空になったタイミングで、席を立つ]

 ん。
 少し一服してくるわ。

[背もたれに掛けていた、ファーショールを肩に巻いて。
かかる髪をはらえば、ブレスレットとお揃いのイヤリングが、しゃらりと鳴った]

( 69 ) 2010/08/19(木) 05:18:59

イライダ

[日が昇っているはずの時間なのに、辺りは暗い。
靄はますます、その濃度を増している]
 
 どこかの村では、靄が人を襲う
 そんな言い伝えがあったわね。

[靄のかかるような視界の悪い日に出歩くのは危ないよ、と。
親が子供へと、少し誇張表現を入れながら、言い聞かせる。
そのような、よくある話だと思ってはいるが]

( 70 ) 2010/08/19(木) 05:20:37

イライダ

 伝承のように、襲われるなんて
 思わないけれど
 ……視界がはっきりしないと
 不安になるのは、確かね。

[自分の両手で、肩を抱くようにしてから。
宿の壁に軽くもたれかかる。

手にしている薄荷煙草から流れる一本の煙。
靄の白と同化しては*消えゆく*]

( 71 ) 2010/08/19(木) 05:23:38

ミハイル

[指に挟んだそれが、ほぼ灰の塊と化したころ。]
[ようやく、ソファから立ち上がり。]
[暖炉に投げ込み、火を消した。]
 
[それから、簡単に。外に出る用意をすると。]
 
 
 
――人狼、か。
 
 
[扉を開けた。]
 
**

( 72 ) 2010/08/19(木) 06:06:00

サーシャ

― 食堂→水車小屋内部 ―
[普段めったに家を出ることのない彼女の姿に、驚かれたり体調を心配されたりしただろうか。

フィグネリアの存在に気がついたなら、懐かしく感じたかもしれない]

少し宿の中を散策してきますね。

[誰にともなく告げると、とりあえずは水車小屋へと向かう。

好奇心と住み慣れた家でない不安に、宿の様子が知りたく思った。

水車小屋の内部のからくりは動いているはずもなく、凍り付いたまま――**]

( 73 ) 2010/08/19(木) 07:46:32

フィグネリア

[目がさめれば、とっくに昼を過ぎていた。

 幾ら陽光遠い村だとしても、その太陽の位置で今がどのくらいなのか。
 それぐらいの時間は、判る。

 苦く笑い、軽く下腹を撫でて]

 なれない場所で寝たからかしら。
 寝坊してしまったよ

[誰に言うでもなしに、そう一人五散る]

( 74 ) 2010/08/19(木) 10:02:18

フィグネリア

― 食堂 ―

[食堂へと降りれば、人影がまばらに見えた。
 きっと自分と同じ、この騒ぎに巻き込まれた不運な者たちだろう。
 女はそう結論を付ける。

 水車小屋へ向かうサーシャの姿を見つければ、
 少し驚いた様に目を見張る……が、すぐに笑みを浮かべて。
 片手を軽く上げ、いってらっしゃいと見送った]

( 75 ) 2010/08/19(木) 10:21:29

フィグネリア


 おはよ、ナースチャ。
 なに? もう昼過ぎだって?

 固い事謂うでないよ。

[渋い顔をする友人に、けらけらと笑う]

 この子が宿ってから。
 どうにも眠る時間が長くなっちまってね。

 二人分眠ってるみたいだよ。

[下腹を撫ぜながら、無邪気に笑う]

( 76 ) 2010/08/19(木) 10:37:07

フィグネリア

[カウンターのスツールに腰をおろす。
 其処は女の指定席。

 友人を訪ねる時は、必ず其処に座るようになっていた]

 ……ねえ、ナースチャ。
 何か貰えるかい?

 昨日のストロガノフの残りとパンでも構わないから。

[ぽんっと。
 まだ目立たぬ下腹を叩き]

 この子がお腹減ったっていうもんだからさ。

[そう謂えば、ちょうどぐうっとお腹が鳴って。
 ほらね?と。何時ものように笑う]

( 77 ) 2010/08/19(木) 10:52:58

ミハイル

―宿へ―
 
……はぁ。
 
[出てきたとはいえ、気乗りはしない。]
[呼ばれたということは。
 自分にはなんらかの。容疑が掛けられているという、ことなのだ。ろう。]
[宿に、というのも。 合点がいく。]
 
 
[呼んだものを、拘束でもするつもりなのか。]
[それとも。]
 
 
 
[ボコッ。]
 
…………ぼこ?
 
[なにか、蹴飛ばした。]

( 78 ) 2010/08/19(木) 11:21:24

ミハイル

[見れば、足元に転がった雪玉。]
[それもふたつ。]
 
[しゃがんで、拾う。]
[さらに見れば、無数に並んだ……]
 
……こうか。
 
[もう片方の雪玉に、手に持ったそれを乗せる。]
[とんとん、と2回。軽く掌で、上から叩いて。]
[首を傾ぐ。]
 
 
[ポケットの中を、探ってみる。]

( 79 ) 2010/08/19(木) 11:22:48

ミハイル

[なにかの木の枝。]
[魚の頭。]
[十字架。]
[黒曜石のナイフ。]
[馬の蹄。]
[他。]
 
[どこで拾ってきたのか、全く覚えていないけれど。]
[手の部分として、生やらかす。]
 
よし。
 
[頷いた。]
 
**

( 80 ) 2010/08/19(木) 11:23:50

フィグネリア

[アナスタシアが用意してくれた食事を取りながら、
 暫くは食堂で。とりとめのない会話を続けるだろう。

 他に話しかけてくるものがいれば、
 二言三言、言葉を交わして。

 部屋に一人でいるのが寂しいのか、
 暫しその場に留まり、ゆったりとした時間を暖炉のそばで過ごす*だろう*]

( 81 ) 2010/08/19(木) 14:45:12

イライダ

[靄の向こう。
誰かが向かってくる気がして。

急いで薄荷煙草を消しては、宿の中へと戻る]

 はぁ……っ。

[両手を胸にあてて、目を閉じてから。
ゆるく首を振った後、深呼吸を数度]

( 82 ) 2010/08/19(木) 17:23:04

イライダ

[再び目を開けた時は、何も無かったかのように。
冷えた身体をさすりながら、食堂へと。

フィグネリア達が部屋には戻らず、暖をとっているのを見れば。
暖炉近くに行って、カーペットにぺたりと座る]

 やっぱり外は寒かったわ
 まだこんな時間だってのに、嫌になっちゃう。

[肩にかけていたストールを、膝掛けのようにしてから。
ボトルの横に伏せてあったグラスを手に取り、ウォッカを注ぐ]

 私も少し頂くわね。

[そしてカツンとグラスを鳴らした**]

( 83 ) 2010/08/19(木) 17:26:08

ドラガノフ

―回想・宿の酒場(昼頃)―

>>31
[ちらりとイヴァンを見て]

んー、だんだん親父に似てきたか・・・?

いや、そうでもないか。
まだまだ坊主だな。

( 84 ) 2010/08/19(木) 19:35:42

ドラガノフ

>>36
アナスタシア、おめぇも飲めよ。俺の奢りだ。

この酒はホント旨いな。
今年も沢山作っといてくれ。


>>38
だってよ。こう冷えちゃ堪んねぇぜ。

オリガも飲むか?


―回想了―

( 85 ) 2010/08/19(木) 19:35:59

ドラガノフ

・・・おっと。ちょっと眠っちまったみてぇだな。

( 86 ) 2010/08/19(木) 19:36:17

ドラガノフ

[まるで東洋の娘みたいに
カーペットにぺたりと座ったイライダをぼんやりとみつめた]


・・・なあ。

こんな深い霧なんて初めてだ。
なんつーか、あまり気分の良い天気じゃねぇな。


お前さんならこういうのは何でだか
解るんじゃねぇのか?**

( 87 ) 2010/08/19(木) 19:38:35

サーシャ

[水車小屋の内部をゆっくりと歩き回ったなら、入ってきたのとは別の扉を見つける]

多分、直接外に出られるのね。

[扉をあけたなら、濃霧がぶわりと身体を這う。

その湿った空気にぶるりと身をすくませる]

・・・さむい。

[急いで扉を閉めたけれど、もしもすぐ近くまで来ていたならミハイルの影が動くさまをちらと目撃したかもしれない]

( 88 ) 2010/08/19(木) 20:48:35

イライダ

 ええ…
 確かにこんなに濃いのは、珍しいわね。

[自分を見るドラガノフを、見つめ返して]

 霧や靄と云えば
 様々な伝承があるけれども

 この村の場合
 近くにある森や湖と言った要素が絡むから…

[あの本に、書いてあった事は、確かなんだったかな。
なんて、そんな事を思えば]

( 89 ) 2010/08/19(木) 20:59:49

サーシャ

[しばらくは気の向くままに宿の中の散策を続ける。

――酒倉の奥に隠された地下牢の存在には気がつかぬまま]

ここ、いつ頃から宿をやってるんでしたっけ。

[隣村出身だったか隣村に嫁いだんったんだか、アナスタシアはずっとこの村にいたわけではないと聞いた気がする。

もしかしたら勘違いだったかもしれないけれど、折を見て問いかけてみただろう、この宿の来歴を]

( 90 ) 2010/08/19(木) 21:03:20

イライダ

 ………
 あ、いえ。

[ウォッカを一口飲み、グラスを両手で抱える]

 こんな「何で」なんてのは
 書籍での知識が中心の私より
 村の人のほうが
 思い当たる節があったりするものなのよね。

[少しだけ眉尻を下げて、笑った]

( 91 ) 2010/08/19(木) 21:04:06

イヴァン、うつらうつらと、食堂隅のソファの上で居眠り中。

( A8 ) 2010/08/19(木) 21:06:22

サーシャ、食堂へと向かう。杖の音を響かせながら。

( A9 ) 2010/08/19(木) 21:10:20

イヴァン

―宿―

[夢を見ていた。少年の両親が亡くなった日の夢を。
あの日も確か今日のように、村は深い霧に覆われていた]


(まだ若いのに)(ああ、やはり)(あの家は―――…)

[一人ぼっちになってしまった寂しさに、囁く村人たちの声に、耐え切れなくなった少年は逃げるように森へと駆けだした。
行くあてなどある筈もない。けれど霧に覆われた森は、何もかもから逃避させてくれる気がして]

[だけど、そんなの幻想だった]

[視界が悪い中、ただでさえ危険な深い森。
小さな少年は、容易に道に迷い、彷徨った揚句、終いには崖から足を踏み外す]



[深い谷に落ちた少年を、助けに来てくれたのは誰だったか]

( 92 ) 2010/08/19(木) 21:21:14

イヴァン

―――――ドサリ。

[静かな暖炉の火が爆ぜる音に、大きな落下音が重なる。
寝ぼけた青年が、ソファから転げ落ちた音だ]

痛たた…。

[首を押さえながら半身を起こす]

へへ。寝相の悪さだけは、しっかり父さん譲りだよ。

[ドラガノフと目が合えば、苦笑を浮かべつつ軽口を。でも、あながち間違ってもいないかもしれない]

( 93 ) 2010/08/19(木) 21:28:00

サーシャ

[ちょうどイヴァンが転げ落ちた時間に食堂に戻ってきたようで、思わず足が止まる]

え、なぁに?

[その後に続く言葉に、イヴァンと知る]

・・・そんなに寝相悪いんですか。

[特に悪気はないつもり]

この宿、4階層なんですね。
おもったよりずっと広いわ。

[誰にともなくつぶやく、他の人々には周知だったのかもしれないけれど]

( 94 ) 2010/08/19(木) 21:38:58

ナタリー

[階段を下りてきたフィグネリアの姿に、やはりぱちぱちと瞬きして]

 フィグネリアも、ですか。

[も、呼ばれた、とも。
 も、朝寝坊さんなのか、とも。とれる呟きを漏らして]

 みんなにおんなじ用件っていうのも、なんだろうなあ。

[疑問というよりは、不安の響きで言って。
 紅茶と共に運ばれていた蜂蜜を一匙すくって、口に運ぶ]

( 95 ) 2010/08/19(木) 21:39:48

ロラン

― 宿・食堂 ―

[紙の束を抱えて、部屋から1Fへと降りてくる]

ん?

[落下音を耳にし、起き上がるイヴァン(>>93)を見れば、一拍間を置いてから]

別に何かあったわけではないみたいだな。

( 96 ) 2010/08/19(木) 21:45:29

イヴァン

…あっ、サーシャさん。
ごめんなさい。驚かせちゃった?

[止まった足音>>94の方へ顔を向けて、申し訳なさそうに声を零す]

僕なんてまだまださ。
精々、週に3回ベッドから転がり落ちるくらいだよ。

[無邪気に笑って見せる。十分酷い寝相であった]

4階……?
そっか。確か地下があるんだっけ。
お酒が沢山置いてあったね。

[まだ幼かったころ、「探検」と称して酒蔵へ忍び込んだことがある。
その時のメンバーには、彼女の妹もいたかもしれない。
けれど、見つけることが出来たのは其処まで。地下牢の存在は知らない]

( 97 ) 2010/08/19(木) 21:52:02

ナタリー

[居眠りしたらしいイヴァンがソファから落ちて。
 サーシャが遠慮無く言うのと。
 ロランがいつもの調子で言うのとを聞いて。
 思わず吹き出して笑った。

 みんな結構酷い、とは言わなかったけれど]

 サーシャお帰りなさい。
 3階から見える景色もけっこう良いですよ。

[彼女がどれほど見えるのか、詳しくは知らなかったから、つい、そんなことを言っていた]

( 98 ) 2010/08/19(木) 21:54:02

イヴァン

村おこしの為の会議、とか!

[不安げなナタリーの声>>95を打ち消すように、敢えて明るい調子で言ってみる。
たぶん違うだろうな、と思いつつ]


この村も、随分と人が少なくなったからね…。

[僅かに視線を伏せて、ぽつりと付け足した。誰へ向けた言葉か]

( 99 ) 2010/08/19(木) 21:58:10

イヴァン

おおむね、いつも通りだよ。

[此方を冷静に見つめるロラン>>96と目が合って、困ったように肩を竦めた。いそいそとソファへ座り直す]

ロランさん、此処に来ても仕事?大変だね。

[彼の抱えている紙の束に目を止めて、感心したように呟いた]

( 100 ) 2010/08/19(木) 22:02:04

サーシャ

[思った以上のイヴァンの寝相の悪さ>>97に冗談かと疑ってみたが、まあいいかと流しておいた]

そう、妹から地下があるとは聞いていたんだけれど、話に聞くばかりじゃよくわからないですしね。

[そう、妹の話は大概誇張されていたから、話半分に聞くのが癖のようなもの]

3階まであがるのはちょっと骨が折れそうだったので、2階に部屋をもらったのですけれど、ナタリーさんはそれじゃ3階に?

[なんだか新鮮な反応で>>98、どこか嬉しい。]

( 101 ) 2010/08/19(木) 22:03:37

ロラン

少し、出る。
すぐに戻ってくるが。

[特定の誰かに言ったわけでもなく、ただそれだけを口にして宿の入り口に向かう]

ああ、これを置いてくるだけだ。

[扉を開けて一旦、閉めると
その場で入り口の外で村の誰かを呼び止める]

すまないが、これを家に届けてくれるか?
ああ、ん? なに? ……それで?
……そうか。なら頼む。

[相手から何かを伝えられた後、短い会話を交わして紙の束をその誰かに渡す。

これで本当にすることがなくなったな。

[すぐに扉を再び開けてそのまま宿の中に戻ってきた。
宿の扉脇にひっそりと置かれていた小さな雪だるま(>>80)には、気づくことなく扉を閉めて]

( 102 ) 2010/08/19(木) 22:04:14

サーシャ

[ロランに気がついたなら、昨日の礼をのべて体調がいいことをアピールしただろうけれど、イヴァンの言葉に>>96>>100むっと顔をしかめる]

兄様、また仕事ですか?
兄様こそ少し休んだほうがいいのに。

( 103 ) 2010/08/19(木) 22:06:48

ロラン

今のところ、他にやることがないだけだ。

[イヴァンの言葉(>>100)やサーシャの言葉(>>103)に答えた]

一区切りはこれでつけたし、
暫くはもう何もないだろう。

……気遣ってくれてすまないな。

[淡々としながらも、最後はサーシャに顔を向けて云った]

( 104 ) 2010/08/19(木) 22:10:57

ナタリー

[ドラガノフがイライダに聞いたのはいつだったか。
 伝承などには彼女が詳しいのは知っている。

 なんとなく、なんで湖に水車が建っているだろうなんて、思ったりもしたけれど]

 村おこし、ですか。なるほど。

[自分の呟きに、明るい声を返すイヴァン(>>99
 ぽむりと手を打ち合わせて頷いた]

 ロランもいるし、あり得るかも。
 住んでて楽しい村になれば出……、いいですもんね。

[あり得ないだろうとは思いながら。
 出て行く者も減るだろう、さすがにその言葉は飲み込んだ]

( 105 ) 2010/08/19(木) 22:16:28

サーシャ

[動いているものは認識がしやすい、ロランの顔がこちらに向いたのは分かっただろう>>104]

ほんとに?
それじゃあ、今度の呼び出しはちょっとした休暇ですね。

[数日前に手紙をもらって以来、不安は胸の片隅に居座り続けているけれど――]

村おこしは確かに必要かもしれません。

[イヴァンの言葉に>>99冗談めかしてうなずく]

( 106 ) 2010/08/19(木) 22:19:22

アナスタシア

[サーシャの問い>>90には]
 
 そうね、もう7年ほどになるかしら。
 ……尤も、4・5年ほど前に一度、休業していますけど……ね。
 
 アレクサンドラさんはご存知ないのね、あたし達のこと――
 
[丁度、フィグネリアが村を出たのと同じ頃。
女もまた、愛する男と村を出て――
 
そんな遠い日の想い出を、聞かれれば、かいつまんで話したかもしれない。]

( 107 ) 2010/08/19(木) 22:24:06

ロラン

村おこしか。
観光になりそうなものはどうなのだろうな。

[余暇ということもあって、雑談に参加する]

そうだな。

凍れる湖なんかは…
研究所が出来るぐらいだ。何か珍しいのかもしれないな。

[イライダがいれば彼女の方へ視線を向けたかもしれず]

( 108 ) 2010/08/19(木) 22:26:02

ナタリー

 あ、まだ部屋借りてないんですけど。
 いつも立てこもるときは3階の奥の部屋ですね。
 きっと遊びに来てください。

[サーシャの問い(>>101)に、まるで旅行に来た子の様にはしゃいで笑って。

 ロランを気遣うサーシャと、二人のやりとりは目に入ったけれど]

 お休みかあ。
 シュテファンさんちゃんとやってくれてるかなあ。

[店主兼伯父を思いやって、ため息をついた]
 

( 109 ) 2010/08/19(木) 22:27:41

イヴァン

あの子、いつもサーシャさんの話ばかりしていたよ。
宿の地下に「冒険」に行った時も、姉様に帰って楽しい話をたくさん聞かせるんだ、って。

[思い出し笑いをくすくすと零す。遠い昔のことだけど、変わり映えのしないこの村を流れる時間は緩やかで、過去の出来事は遠くて近い]


……………。

[次いで、淡々としたロランと彼の身を案じるサーシャのやり取りを見れば、小さく瞬いた。
ロランが彼女の見舞いへ行っていたことは知らなかったが、仲良さげな様子に目を細める]

( 110 ) 2010/08/19(木) 22:32:44

サーシャ

[遊びに来てくださいといわれれば>>109、嬉しげな笑みがこぼれる]

立てこもるんですか?
ナタリーさんも、イヴァンやうちの妹の同類なのね。

[親しみをこめて告げれば、きっと遊びに行くと答えたろう]

あの子はいつもそう。
私を気遣ってくれるわ。

[イヴァンの言葉に>>110愛しげに眼を細める]

( 111 ) 2010/08/19(木) 22:37:58

サーシャ

[皆との会話は楽しくて、けれど彼女にとってこうして人と接するのはまれなこと。

すこし疲れたようで、皆に断るとにぎやかな位置から離れるようにカウンターのスツールに腰掛ける。

フィグネリアとアナスタシアの会話の合間にたずねてみれば>>90、答えが返る>>107]

( 112 ) 2010/08/19(木) 22:39:10

サーシャ、アナスタシアの思い出話にそっと耳を*傾ける*

( A10 ) 2010/08/19(木) 22:43:33

ナタリー

 同類、どうかな。
 私は結構、悪い子でしたから。

[サーシャの問い(>>111)に、くすくすと笑いながら。
 どうかな、と肩をすくめたりもするが。

 きっと行くとの返事には、嬉しそうに頷いた]

 凍る湖で観光の村、かあ。
 水車があるんだから昔は凍ってなかったんでしょうね。

[湖の氷はかなり分厚い。
 ドラガノフと釣りをしたときに、教えてもらった記憶がある]

 不思議な生き物でも居たりして。

[冗談半分の、響き*]
 

( 113 ) 2010/08/19(木) 22:51:15

ロラン

[ナタリーの店の、どこか心配性な陰を持った店主の顔を思い出しながら]

業務に支障が出る分は後で補填が出るかもしれない。
全てが終われば、その辺の話もあるだろう。

[やはりどこか外れたような話を、ナタリーや他の仕事を持つ者達に対して交わした]

( 114 ) 2010/08/19(木) 22:53:39

イヴァン

昔は湖って凍っているのが普通だと思っていたけど。
実は珍しいみたいだね。

[この村からただの一度も出たことのない青年は、平然とそう告げる。村の外のことは、書物や絵画で知っているだけ。文字を読むのだって、そんなに得意なわけじゃないし]

観光地になって人が沢山集まれば、
この村も賑やかになるのかな。
大きな道が出来たりしてさ。

[わくわくとした面持ちで話す。気晴らしにこんな話題を持ち出したことも忘れて、人の集まる村の風景に想いを馳せた]

ミーシャさん、酷いや。
僕は立てこもったりしたことなんて、……ある、なぁ。

[さらりと話題に出されて、少しだけ不満げに口をとがらせるも。彼女の言葉はもっともだったので、結局苦笑を浮かべることとなる]

いいね。家族って。

[愛しげな姉の顔に、呟きが零れる。嫌味とか嫉妬とかではなく、それは純粋な憧れで]

( 115 ) 2010/08/19(木) 23:09:11

イヴァン

僕は仕事を終わらせてきたから、暫くは心配ないけど。

[本当に気になっているのは、補填とかそんなことではなくて]


……あ。

[その声を遮るように。窓のずっと遠く、向こう側から、獣の遠吠えが聞こえた気がした**]

( 116 ) 2010/08/19(木) 23:14:56

ロラン

>>116
そうか、問題ないのならいい。

[人の事情には深入りはしない。興味がないと同意でもあるが]

森の獣の遠吼えだろう。
やや近い、か?

[森の獣に関わることとして、村の仕立て屋であるナタリーの顔を見る。深い意味はなかったが、少しだけじっと*見つめた*]

( 117 ) 2010/08/19(木) 23:31:45

アナスタシア

[集まっている面々を、一人一人、確認し。
ロランに向けて視線を送る――
 
何か、決意めいたものを、孕ませて……]

( 118 ) 2010/08/19(木) 23:33:44

イライダ

[ドラガノフのピッチにつられるように。
何杯目かわからないウォッカを飲みながら]

 観光になりそうな話…ね。

[人差し指を唇に当てて、しばし考える]

 「一年に一度だけ…
  湖のどこかに、氷の華が咲く」

 そんな話が
 凄く凄く古ぼけた本に書いてあったわ。

( 119 ) 2010/08/19(木) 23:45:16

イライダ

[この村の森や湖、井戸なんかに明るい話は、聞かない。
自分が知っているのは、ただ、それだけ―――]

 私も見た事は無いし
 それ以上の情報はないのだけれど
 もし本当に咲くのであれば

 見てみたいわね。
 
[その幻想的な光景を想えば、自然と表情は柔らかくなっただろう]

( 120 ) 2010/08/19(木) 23:45:57

イライダ

[食堂の暖炉に集まる面々。
楽しい雰囲気に、明るい話題。

アナスタシアの様子には、気がついていない**]

( 121 ) 2010/08/19(木) 23:49:04

ロラン、アナスタシアの視線(>>118)に気づけば、軽く首肯した。

( A11 ) 2010/08/19(木) 23:51:24

アナスタシア

[ロランに頷き返すと]
 
 ――実は……
 
 皆さんに、お伝えしておかなければならないことが
 ……あるんです。
 
[女主人は、何やら言い辛そうに目を伏せて――
暫くの沈黙の後に、再び唇を開くだろう。]
 
 
 此処へ集まって頂いた皆さんには、
 ある『疑い』が掛けられているんです。
 ――勿論、あたしにも。

( 122 ) 2010/08/20(金) 00:06:53

アナスタシア

 
 人狼というものを、ご存知でしょうか?
 

( 123 ) 2010/08/20(金) 00:07:15

アナスタシア

 ――ヒトを喰らって生きる、獣です。
 昼間は人間の姿をしていて、夜になれば本来の姿を現すと謂われています。
 
 ……その人狼が、村の中に紛れ込んだというのです。
 
[其処で一旦、女は言葉を切る。]

( 124 ) 2010/08/20(金) 00:07:58

ドラガノフ

アナスタシア。

冗談ならもうちっとばかし・・・

( 125 ) 2010/08/20(金) 00:45:08

ドラガノフ

―いや。違うのか?

お前はそういう冗談を言うタイプじゃねえ。

( 126 ) 2010/08/20(金) 00:45:33

ドラガノフ

>>122

嫌疑とは物騒な言葉だぜ。

俺は昔っからこの村に住んでるし
お前らの事は、たいていガキの頃からよく知ってる。

勿論、最近ここに来た連中の事もな。

( 127 ) 2010/08/20(金) 00:53:44

ドラガノフ

だけどな、人を食べるって・・・そんなの俺は信じられねえよ。

ましてそれが
ここにいる連中の中にいるなんてな。

( 128 ) 2010/08/20(金) 00:54:07

イライダ

[先ほどまでの笑みは一変。
グラスをぎゅっと握り締めつつ、アナスタシアへと視線を向ける]

 ――人、狼………。

[研究者として、人狼探しに協力させたいのか。
それとも村の出身ではない異端として疑われているのか。

その両方なのだろう、と]

 そう…
 そういう事、なのね。

[そっと、息を吐いた]

( 129 ) 2010/08/20(金) 00:54:12

アナスタシア

[静かに首を振る]
 
 噂の真偽は、わかりません。
 
 ただ――あたし達は、人狼ではないかと疑われている。
 それは、確かです。
 
 
 
 (……それに、あたしは――)
 
[言い掛けて、口を噤む。
まだ、本当に人狼がいるかどうかなど、わからない。
むやみに不安を煽るような事は……]

( 130 ) 2010/08/20(金) 00:57:33

ドラガノフ

よせよ、イライダ。
村の奴もそうじゃない奴も関係ねえ。

俺は皆を信じてるぜ。勿論お前の事もだ。

( 131 ) 2010/08/20(金) 00:59:16

ドラガノフ

>>130

―なあ、お前さんちいとばかし
働き過ぎなんじゃねぇのか?

俺に出来る事があれば言ってくれ。

力仕事くらいしか役には立たないかもしれねえが
代わってやるからよ・・・。

( 132 ) 2010/08/20(金) 01:02:22

ミハイル

―宿の近く―
 
[音>>88がした。]
 
 
[見れば、靄の向こうには水車小屋。]
[実は、眼は良い。]
[見ようとしないだけで。]
 
 
[しばらく、そちらを見てから。]

( 133 ) 2010/08/20(金) 01:02:52

ミハイル

―水車小屋―
 
[緑一色の光景に、眉を顰める。]
[が、何度か来たことのある場所。
 手探りでなんとか逆側の扉まで辿り着く。]
 
 
[と。]
 
 
……ぬ。
 
[声>>122がした。]

( 134 ) 2010/08/20(金) 01:03:09

ナタリー

 ん。保証というか……品質のほうが。

[ロランの申し出(>>114)に思わず本音が漏れた。

 村おこし、楽しげな様子のイヴァンと。
 観光の目玉になりそうなイライダの「氷の華」の話と。 本当にそんな村おこしが出来ればいい、と表情をゆるめたが。

 向けられたロランの視線(>>117)に気づいて、きょとりとしたが]

 ああ。まだ遠いと思いますよ。
 夜は静かだからよく聞こえるって言ってたから。

[確かに材料を集めるために、森に仕掛けをはることもあるけれど。
 それより猟師らから仕入れる方が格段に多くて、又聞きの情報を告げる]

( 135 ) 2010/08/20(金) 01:07:02

イライダ

[ドラガノフの言葉に、思わず彼を見つめる]

 ありがとう。

 そうね……
 私も、ここにいる皆が
 人を殺めるなんて、思えない。

 ……そうよね。

[握っていたグラス。
中のウォッカを一口飲んで、こくりと頷いた]

( 136 ) 2010/08/20(金) 01:07:14

ナタリー

[そうは言ったものの。
 続くアナスタシアの『人狼』の言葉には]

 うそ……

[今し方の遠吠えが、人狼のものであるように思わせるには十分で]

 そんなわけ、ない。

[ゆるゆると首を振る]

( 137 ) 2010/08/20(金) 01:09:44

ドラガノフ

>>136
そうさ。心配すんな。
きっとただの狼だろ。それを誰かが見間違えたんだ。

狼なら、俺が狩ってやるから。


>>119
氷の華・・・か。

見てみてぇな。きっと綺麗なモンなんだろうな。

まあ、それにしても
もうちっと晴れねぇ事には、みつけようも無さそうだがな。

( 138 ) 2010/08/20(金) 01:13:41

アナスタシア

 ――大丈夫。
 
[ドラガノフ>>132に笑顔を返そうとしたが、巧く出来たかどうか]
 
 信じたくないのは、あたしも同じです。
 
 ……でも。
 
 
[夫を殺した人狼が、この中に居るかもしれない、などと――]
 
 御免なさい。
 少し……部屋に戻ります。

( 139 ) 2010/08/20(金) 01:14:53

ドラガノフ

>>139

アナスタシア、お前さんはただの噂じゃないって口ぶりだな・・・。


なあ、何か証拠でもあるのかい?

あるんなら・・・
(教えてくれ、と言い掛けて)


[部屋に戻る後姿を目線で追いかけた]

( 140 ) 2010/08/20(金) 01:19:24

ドラガノフ

そっか。ゆっくり休むと良い。


明日はきっと晴れるだろうし

俺は森に狼を撃ちに行くぜ。

( 141 ) 2010/08/20(金) 01:20:03

アナスタシア

[ドラガノフに向けて軽く頭を下げると――
 
自分の部屋へと向かった。]

( 142 ) 2010/08/20(金) 01:22:53

ミハイル

 
…………ふ。
 
 
[思わず、笑い出しそうになった。]
 
[煙草を銜え。]
[ライターの火を灯す。]

( 143 ) 2010/08/20(金) 01:23:22

ナタリー

 この村に人狼が紛れたっていう噂で。
 私たち疑われて集められたなんて。

[被っていた毛皮の帽子、ぎゅっと胸に抱きしめて]

 そんなの、嫌だ。

[ドラガノフの様には、強く言えない。
 ぽつりと、つぶやいて俯いた]

( 144 ) 2010/08/20(金) 01:26:39

ミハイル

……やっぱりな。
 
[扉を開けた。]
[半分だけ開けて顔出そうかとも思ったが、全部開けた。]
 
どうせ、そんなこったろーと。

( 145 ) 2010/08/20(金) 01:37:46

ミハイル

――おもっ…… う。
 
[思ったより、眩しかった。]
[眉を顰めたまま、2,3度瞬き。]
 
[食堂の連中に近づくが。]
[そんなに近づかない。]
 
……昨日ぶり。
 
[ナタリーに気がつけば、そう呟くように。]

( 146 ) 2010/08/20(金) 01:49:02

ナタリー

[扉が開く音(>>145)に、びくりとして振り返った]

 ……ミハイル。

[アナスタシアの話を聞いたみんなの反応はどうだったか。

 それにしても煙草を銜えた男の表情は他の誰とも重ならないように見えて、ただ茫然と見る]

( 147 ) 2010/08/20(金) 01:51:14

イライダ

[カーペットから立ち上がれば。
レースのついたスカートを、撫でるように掃う]

 少し飲みすぎたかも、しれないわ
 何か違うものを貰えるかしら。

[カウンターの向こうにいるオリガに声をかけ。
適当な場所に腰掛ける。

誰かの隣に座れれば、良かったのかもしれないけれど。
何故か、それは出来なくて。
そんな自分が少し情けなくて、下唇を噛んだ**]

( 148 ) 2010/08/20(金) 01:54:26

ナタリー

[確かに眩しさに顔を顰める様(>>146)は、他の誰とも重ならないか]

 ……うん、あたり。昨日ぶり。

[男の視線が自分を捉えて、幽かに呟きが聞こえて。
 笑おうと思ったのに、泣きたい気もして、うまくいかなかった]

( 149 ) 2010/08/20(金) 01:59:57

ミハイル

[視界に入った彼女>>149は。]
[なんだか、変な表情をしているように見えた。]
[他の者は、どうだったか。]
 
[指で煙草を挟み、煙を吐き出すと。]
 
[特になにを気にする様子もなく。]
[近くの壁に寄り掛かった。]
 
**

( 150 ) 2010/08/20(金) 02:11:18

ロラン

さて、少しだけ話を補足しよう。

[アナスタシアが奥に下がれば(>>142)、口を開いた]

近隣の村に人狼なるものが出て、それがこの村に流れてきた疑いがある。
その際、目撃された人狼は若い男女のようだったとも。
ここで集められた面々は、その噂に近い年齢層だ。

[若者全員でなく、身寄りや家族親戚の乏しい者や事情がある者などどちらかと言えば弱い立場の者が意図的に選ばれているのは口にしなかった。
ドラガノフさんは大人が一人ぐらいは、そんな配慮らしい。]

( 151 ) 2010/08/20(金) 02:22:24

ロラン

人狼とは何か。
具体的なことはわかっていない。

人間以外の混じった旧い血が先祖帰りのように覚醒してとも、
病気として感染、発病してとも、
そもそも人狼という種族がいるとも、云われている。

人狼は、人に混ざって人を襲い、人を喰らう存在だという事。
人狼は、別の人狼を惹きつけるとも、生み出すともされている事。
人狼は、人間に化けることができる、と云われている事。

[書物や伝聞で得た知識を披露する。無論確証は何一つないと前置きをした上でだが]

( 152 ) 2010/08/20(金) 02:23:18

ロラン

目撃されたのが若者だから化けている先も若者とは限らない。
それと昔からの馴染みだからとか、余所者だからとか、それで人狼かどうか見極めるのは危険だと付け加えておく。

件の目撃された人狼らしいものが、この村に来たとは誰も見ていないし、どこからかそう強く訴えがあった訳ではない。
人狼という存在自体、懐疑的な者もいるだろう。
それでも、この村に対して「人狼の噂への対策」をしたということが強く求められている。

恐らく数日間、ここに篭って何も起きなければそれで終わりだろう。
正直なところ迷惑だろうが、国の意向ということで村としても協力願いたい。

[そう言って、頭を下げた]

( 153 ) 2010/08/20(金) 02:25:04

ミハイルロランに眼だけを向けた。

( A12 ) 2010/08/20(金) 02:31:34 飴

フィグネリア

[アナスタシアが謂いだした言葉には、
 一瞬眸を瞬かせて。小さく吹きだした]

 やれやれ。何を言い出すかと思えば。

[友人の傍へ行き、その肩をそっと抱いて]

 あなた、少し疲れてるのよ。
 後片付けはやっておくから、休んでおいでよ。

[一度その背中を撫ぜた後、ドラガノフと一言二言会話し、
 自室へ戻る友人を心配そうに見送った]

( 154 ) 2010/08/20(金) 02:32:17

フィグネリア


 それ、本当なのかい?

[ぱちくりと眸を丸くして。
 一息に喋るロランを、ポカンとした表情で見詰める]

( 155 ) 2010/08/20(金) 02:34:00

ロラン

実際どうなのかは俺も知らない。
噂でも人は死ぬし、疑いでも人は殺される。
だから迂闊な事は云えない。

[人狼として疑われ、死んだ友の亡骸を思い起こしながら]

村としては「対策をしましたが何もおきなかった」という状態を望んでいる。

( 156 ) 2010/08/20(金) 02:44:32

ミハイル

[声をあげた女>>155を見やる。]
 
[いつだったか、見た覚えはあるようだったが。]
[名前は出てこない。]
 
 
[同様に、イヴァン以外の顔と名前が一致しないことと。
 昨日ぶりのはずの女の名前まで、すっかり忘れていることに。]
[軽く絶望しつつも、平然と。]
[周りのやりとりを眺めるでもなく。]
[聞くでもなく。]

( 157 ) 2010/08/20(金) 02:48:29

ロラン

できれば明るい話題で集まれればよかったのだがな。

[先ほどの白々しい会話を思い出しつつ]

まあ、恐らくは暫くは暇を持て余すことになるだろう。
ここにいる限り、諸経費は全て村が持つ。好きにしてくれ。

遊具など持ち込んで、遊ぶのもいいかも知れない。
酒を飲むのも構わんが、飲み過ぎないようにな。

( 158 ) 2010/08/20(金) 02:49:19

フィグネリア


 ……莫迦らしい。
 噂だか何だか知らないが、そんな夢物語みたいな話につきあわなきゃならないなんて。

 まったく役所は何を考えてるんだか。

[憤慨した様にぶつぶつと呟いて]

 ……なんだい? あたいの顔に、なにかついてんのかい?

[こちらを見やる男>>157へ、その勢いの侭話しかけた]

( 159 ) 2010/08/20(金) 02:52:28

ロラン、フィグネリア(>>159)を口先で宥めたり、誰かに何か聞かれれば答えたりしつつ。**

( A13 ) 2010/08/20(金) 03:17:30

フィグネリア、宥められれば渋々とその矛先を収めるも。どこか納得行かない顔で、宛がわれた自室へと戻った**

( A14 ) 2010/08/20(金) 03:29:39

アナスタシア

[誰にも気づかれぬよう、食堂に面していない方の扉から廊下を出た。
階段を上り、向かうのは――――旧友の部屋。]
 
 あたしよ。
 ……開けてくれる?
 

( 160 ) 2010/08/20(金) 06:15:03

アナスタシア

[部屋に入れて貰えたなら、女は唇を開くだろう。]
 
 御免ね、びっくりしたでしょう?
 でも、もっとびっくりする事、あんたに話しときたいの。
 
 うちの人が死んで、あたしが村に戻って来た時の事…… まだちゃんと、話してなかったわね?
 あの人――――、殺されたの。
 
 人狼に。
 

( 161 ) 2010/08/20(金) 06:15:28

アナスタシア

[別の村で、人狼騒動に巻き込まれたこと。
 
夫が殺されたこと。
 
そして自分はその時の生き残りであること。
 
 
金緑石を握り締め、時折、肩を震わせながら。
 
フィグネリアだけに、打ち明けただろう。]

( 162 ) 2010/08/20(金) 06:16:48

フィグネリア

― 自室 ―

[納得いかないまま、自室に籠っていると戸をノックする音が聞こえる。

 開いてるよ、と。

 一言だけ答えれば、開いたドアの向こうから姿を見せたのは旧友で]

 ……ナースチャ。
 どうしたの? 顔色悪いよ。

 暖炉あたる?

[と、ぱちぱちと薪を爆ぜる音を響かせる、
 暖炉の傍へと彼女を導いた]

( 163 ) 2010/08/20(金) 10:39:47

フィグネリア


 殺された―――…?

[アナスタシアが口にした言葉に、思わず眸を数度瞬かせる]

 あ、んたまで、なに謂ってるんだい…?
 そんな冗談、

[笑えないよと謂おうとして、
 彼女の眸が真剣であることに気づく]

 ……嘘じゃ、ないようだね。どうやら。

[大きく息を一つ吐いて]

 聞かせて。詳しくその話。

[彼女と対面するように寝台に腰をおろし、
 真剣な面持ちでアナスタシアを見据えた]

( 164 ) 2010/08/20(金) 10:42:50

フィグネリア

[金緑石を握りしめ話す友人が話す男の最期に。
 女も、眸を揺らす。

 肩を震わせるアナスタシアを抱き寄せ、その背を叩き]

 あんたも……辛い思い、してきたんだね…。

[呟く声は、自身が街で経験した想いも含んで。
 重く重く、床へと落ちる]

( 165 ) 2010/08/20(金) 10:45:46

フィグネリア

 ありがとう。あたいにだけ、打ち明けてくれて。

[彼女の眸に涙が浮かんでいたならば、
 その雫をそっと拭っただろうか]

 ……しかし。
 ただの噂だと思っていたのに。

 本当に”い”るなんて、ね。

[何が、とは口にしない。
 ただ不安からなのか、がり、と。親指の爪を噛んで]

( 166 ) 2010/08/20(金) 10:51:56

フィグネリア


 あたいは……死にたくない。
 この子を産んで、育てるまで。絶対に……。

[呟き、下腹を撫でる。
 まだ目立たぬ腹であろうとも、この中には確実に。
 新たな命が芽生えているのだ。

 それを生まれ落ちる前に摘ませる訳にはいかない]

( 167 ) 2010/08/20(金) 10:52:07

フィグネリア


 あの人を喪って、
 傷ついてるあんたにこんな事を謂うのは、酷い事だって判ってる。

 でも――――

[唇を僅かに噛み、下腹をそっと撫ぜて]

 教えて。
 あんたがどうして生き残れたのか。

 その村の事、狼の事。そしてあんた自身の事を――

( 168 ) 2010/08/20(金) 10:54:46

フィグネリア、アナスタシアを見詰めて。その眸に強い意思を込めて、そう尋ねた**

( A15 ) 2010/08/20(金) 10:55:42

ナタリー

[アナスタシアの話しを聞いて。
 ロランの話を聞いているうちに。

 何となく宿の外に出てきてしまった]

 とんでもない疫病神だわね、あんた。

[手紙に向かって、唇をとがらす。

 宿から出れば何となく、視線を感じる気がした。
 遠巻きに、疑いと哀れみと恐れの混じるような]

 気に、しすぎ。

[村中に知れ渡っている訳がない、はずだ。
 宿の壁に寄りかかって、ぽり、と頭を掻いた]

( 169 ) 2010/08/20(金) 11:51:27

アナスタシア

 
 ――あたしにはね。
 絆が、あったのよ。
 
 お互いを信じあえる、唯一つの絆……
 
[あの人と繋がっていた、絆。]
 
 村は……、疑わしい人達を次々と殺していったわ。
 その間にも、人狼に襲われて何人も死んだ。
 最後に残されたあたしは――…… 護られたの。
 
[死闘の末に最後の人狼を仕留めた守護者もまた、その毒牙からは逃げられなかったのだ――
 
……――そうして、女だけが、残された。]

( 170 ) 2010/08/20(金) 12:00:10

アナスタシア

[聞かれたならば、総てを話すだろう。
 
村であった事も。人狼の事も。
そして自らに与えられた、『結社』と呼ばれた力の事も。
 
女の識る、総てを――……]

( 171 ) 2010/08/20(金) 12:00:21

ナタリー

 遠くに行かなきゃいいんでしょーだ。

[誰にともなく言って、宿の周りを歩く]

 ……あれ?

[白い雪の中に、記憶と違う造形物が]

 成長した!?

[沢山並ぶ雪だるまのひとつ。
 いつの間にか手が生えていた(>>80)]

( 172 ) 2010/08/20(金) 12:05:56

ナタリー、いつのまに。と雪だるまに聞いたりしている**

( A16 ) 2010/08/20(金) 12:11:02

フィグネリア

[友人が話す事を、一つ一つ頷きながら。
 女は真剣な面持ちで聞いて行く。

 一通り聞いてしまえば、はぁ…と大きく息を吐いて]

 なんだか物語の様な話だねえ……。

 いや、この期に及んでまだ疑ってるって訳じゃないよ。
 あたいはあんたを信じてる。こんな嘘を言う様な人間じゃないってね。

 ただ、あまりにも……ね。
 情報過多って謂うのかね。頭がパンクしかけてる感じ。

[昔からお頭の出来は良くなかったからねえ、と。
 苦く笑う]

( 173 ) 2010/08/20(金) 13:03:39

フィグネリア


 ただ……あたいはともかくとして。
 他のみんなはこんな話、中々信じにくいだろうから。

 今回の騒ぎが、役所の勘違いじゃなく、
 本当に村の中に人狼が入り込んでいるのだとしたら、どうしたものか……。

[腕を組み、悩ましげに眉根を寄せて。
 ぽつりと*呟いた*]

( 174 ) 2010/08/20(金) 13:23:05

ミハイル

[女が話し掛けてきたとき>>159には。
 もう既に、こちらの意識は相手にはなく。]
[彼女が去ったのすら、気づかない。]
 
[人狼なんて居る訳無いじゃん、などと云う気もなければ。]
[集められた本当の理由への驚き、もない。]
 
 
[ただ、確信はしていた。]
[いや、ここへ来て、確信に変わった。]
 
 
 
[この中に、確かに。]
 
[人狼は、いる。]

( 175 ) 2010/08/20(金) 13:59:26

ミハイル

[かちり。]
 
[右腕で、時を刻む音。]
 
[左手で、軽く。]
[おさえた。]
 
 
 
**

( 176 ) 2010/08/20(金) 13:59:55

イライダ

[まばらに食堂から人影が無くなっていく。
ある者は部屋へ、ある者は外へ]

 何も起きない事を望んでいる
 ……か。

 起きないと信じたいけど
 話を聞いた後じゃ
 ……不安の方が強いわね。

[誰が聞いているかも、解からないが。
静かに心境を吐露する。


空になったカップを残し、立ち上がる。
薄荷煙草に火をつけ、マッチの燃え滓を暖炉へと抛った**]

( 177 ) 2010/08/20(金) 17:41:38

サーシャ

[アナスタシアの言葉に>>122、彼女へと顔を向ける―どこか心配そうに。

告げられた言葉>>123にはびくと身をすくませたのが分かったかもしれない]

・・・人狼?
この村に・・・・?

[否定してほしいと>>124、どこか懇願するようにつぶやく。

ドラガノフや>>124イライダ>>129の言葉にかき消されてしまっただろうけれど。

アナスタシアの言葉に静かに耳を傾ける>>130、その顔色は青ざめて――認めたくはない心とは裏腹に、嘘ではないと体のほうが先に反応したかのように]

( 178 ) 2010/08/20(金) 18:24:29

サーシャ

[アナスタシアが自室に向かうのを見送る>>142]

・・・どうせ・・・・?

[聞きなれぬ声が聞こえた―その物騒な言葉にふと顔を上げる。

彼女の声は届かなかったろうけれど、ミハイルの声は彼女に記憶されたろう。

イヴァンが兄と慕う人の存在も、その名も知ってはいたけれど、結びつきはしない]

( 179 ) 2010/08/20(金) 18:28:02

サーシャ

[次いで聞こえてきたロランの言葉に>>151>>153>>156>>158、彼のほうを注視する。

不安よりも、怒りが、湧く――安全な場所で保身故のきれいごとを並べる連中に、そして彼女に死をもたらすかもしれないその存在に。

再び伏せられた彼女の顔には、おそらくは家族以外が知ることはなかっただろう冷ややかなまなざし。

アナスタシアとロランの心痛を思う]

・・・年取るごとに愚かしくなっていくのかしら。

[周囲には届かないほどに小さく独りごちる―そんなもの達ばかりではないと理解してはいるけれど。

目を細めて思う先には、彼女をこの場に呼び寄せたもの達のことはすでになく――]

( 180 ) 2010/08/20(金) 18:28:35

サーシャ

[カタリと音をさせて立ち上がるけれど、まだ皆と居たほうが安全かと思い直してその場にとどまる]

最後に来た方、どなたかご存知ですか?

[近くに居たイライダが立ち上がった際>>177にたずねた]

墓守の・・・。

[イライダが答えてくれたなら礼をいい、ようやくミハイルの情報と一致する。

彼女の妹はイヴァンの慕うその相手をあまり好いてはいないようであったけれど、それは彼の墓守と言う役割の故であったのかもしれない。

特にどちらの評価に傾こうとも思わないけれど]

( 181 ) 2010/08/20(金) 18:29:35

サーシャ、ミハイルと思われる人影をちらとみつめたなら、静かに眼を*伏せる*

( A17 ) 2010/08/20(金) 18:39:39

イヴァン

[決意めいたアナスタシアの様子に、何故か此方も真剣に話を聞かなくては悪い気がして、ソファに姿勢を正して座り直す]

………人狼って、あの、お伽話の?

[けれどその内容には些か困ったように眉を寄せた]

僕たちに疑いがかかっているって、
だって、ここにいるのって皆…。

[よく知った相手ばかりである。
ただ、態々大がかりに一か所に集められたということは、あながち嫌疑の話は冗談でも無いのだろう。
オリガの様子が気にかかり、彼女がこの場に居るのならば、そちらへ心配そうな視線を向けた]

( 182 ) 2010/08/20(金) 20:42:46

イヴァン

ミハイル兄さん……。

[扉をくぐり宿へ姿を現し、「やっぱり」と告げる男へ顔をあげる。
彼の様子はいつもと変わらぬように思え、それは何処か心強くもあったのだけれど。それでも、渦巻く不安を全て振り払うには足りなくて]


―――――――……。

つまり、この宿で何日か過ごせばそれで良いってこと?

[頭を下げるロラン>>153に、小さく首を横に振る。彼が謝ることではないような気がしたから]

それくらいなら何てことないよ。
部屋は温かいし、ご飯は美味しいし、言うことなしじゃない。

[空元気を出すように、笑って見せた]

( 183 ) 2010/08/20(金) 20:43:30

イヴァン、一度自分の割り当てられた部屋へと戻る。

( A18 ) 2010/08/20(金) 20:54:09

イヴァン

―自室―

[机の上には、昨日夜遅くまでかけて完成させた木彫りの水車小屋が佇んでいる]

[からころからころ]

[凍れる湖に固められた水車と違い、指ではじくだけで、軽快な音を響かせる]


人狼なんて怖くない。…けど。

[少し立てつけの悪い窓を開け放てば、冷たい風が吹き込んでくる]

( 184 ) 2010/08/20(金) 21:32:13

ミハイル

[短くなった煙草を、一番近いテーブルの上の灰皿に押しつけ。]
[そのまま正面の玄関へと向かう。]
 
もう話は聞いた。
帰る。
 

( 185 ) 2010/08/20(金) 21:41:39

イヴァン

[木彫りの水車小屋の側には、まだ作り掛けの木彫り人形が置かれている。
それは髪の長い少女の形をしていた]


………あ、兄さん。

[窓から外を眺めていれば、真下に外へ出かけようとしている人物の姿が見えるか]

( 186 ) 2010/08/20(金) 21:52:34

ミハイルイヴァンの部屋のある方を、一瞬見上げたかもしれない。

( A19 ) 2010/08/20(金) 22:17:09 飴

ロランサーシャの妹は今頃、どうしているのかとフト気になった。

( A20 ) 2010/08/20(金) 22:20:34 飴

イヴァン

[ミハイルの視線が此方に向いたような気がすれば、嬉しくなって手を振ってみた。返事が返ってきたかは、分からないが]

待って、待って。

[慌てて一度部屋の奥へ引き返すと、長いマフラーを首元に巻き、コートを羽織って再び窓際へ]


えいっ。

[それから、とん、と白い大地へ飛び下りた。2階ならば、高さは知れている。お行儀は悪いけれど、こんなことは日常茶飯事だった]

( 187 ) 2010/08/20(金) 22:29:55

ミハイル

ん。
 
[上から、下へ。]
[灰の眼が、イヴァンの動きを追って。]
 
どーした?
 
[特に驚いた様子もなく。]

( 188 ) 2010/08/20(金) 22:34:17

イヴァン

兄さんが何処か行くなら、ついて行こうと思って。

[雪の上に立ちなおすと、無邪気に笑う]

宿の中、緊迫してて。 …少しだけ、居辛い。

[小さな声で困ったように言い訳を付け足した]

( 189 ) 2010/08/20(金) 22:41:05

ドラガノフ

[ドサリと荷物を置いた。

どこかに外出していたようだ。]

( 190 ) 2010/08/20(金) 22:47:02

ドラガノフ、肩に降り積もった雪を払い落とした。

( A21 ) 2010/08/20(金) 22:47:26

ミハイル

[今度は少し驚いたようで。]
[少しだけ、目を見開いたが。]
 
そうか。
 
[唇の端を上げた。]
 
……家、帰るだけだぞ?

( 191 ) 2010/08/20(金) 22:48:46

ドラガノフ

ったく

村長のヤロウ無茶苦茶だな。


だが、ヤツの呼びかけでここから出られねえんだから
ここの宿代は村長持ちって事だ。


羽伸ばさせてもらうとするかね。

( 192 ) 2010/08/20(金) 22:48:55

ドラガノフ

[外で話している兄弟を横目でチラリと見つつ

荷物の中から苗木をそっと持ち出した。]

( 193 ) 2010/08/20(金) 22:51:12

ドラガノフ

・・・まったく

閉じ込めるならそう言いやがれ。


こっちにも準備ってモンがあらぁ。

( 194 ) 2010/08/20(金) 22:51:27

ナタリー

[何処に出かけていたか、ドラガノフが宿に戻ってきて]

 おかえりなさい。

[そんな挨拶をしてみた。
 宿の外で。手は、小さなかまくらを作りながら]

( 195 ) 2010/08/20(金) 22:55:46

イヴァン

それじゃ、家に付いてく。

[墓地の方向へ一度顔を向けてから、相手へ向き直る。
「いいよね」と確かめるように、首を傾げながらニイと笑う]

久しぶりに、兄さんのいれたココアが飲みたいな。

[なんて、我儘を挟みながら。先行くように、歩き出す]

( 196 ) 2010/08/20(金) 22:57:22

ドラガノフ

おう。ナタリー

外は寒いぞ。風邪ひくなよ。

( 197 ) 2010/08/20(金) 22:57:35

イヴァン、ドラガノフの視線>>193に気づいて、小さく手を振ってみた。

( A22 ) 2010/08/20(金) 22:58:57

ドラガノフ

>>193
・・・こんな騒ぎで枯らしちまったら馬鹿みてぇだからな。

これだけは、そういう訳にはいかねぇ。
ヤツとの約束だしな。

[そう言うと穏やかな目で苗木をみつめた]

( 198 ) 2010/08/20(金) 22:59:13

ドラガノフ

イヴァン、ミハイル・・・

あいつら大きくなったな。

こんな村長のたわごとに付き合わされて気の毒なこった。
ふたりとも無事に家に帰してやりたいもんだ。

( 199 ) 2010/08/20(金) 23:01:34

ドラガノフ、イヴァンに手を振った

( A23 ) 2010/08/20(金) 23:01:55

ミハイル

[さっさと行ってしまった後姿を、しばし見つめて。]
 
 
……ま、いっか。
 
[特に急ぐこともなく、その後を追う。]
 
[ドラガノフに対しては、軽く目だけやって。]
[途中でナタリーを見たなら、またか、と呟いた。]

( 200 ) 2010/08/20(金) 23:04:02

ナタリー

[振り返るドラガノフ(>>197)に少し笑って]

 ありがと。
 ん、今はこっちの方が……すっきりする。

[しばらく言葉を探して、思い出した冷気でくしゃみをしかけて。
 鼻をつまんで我慢した]

 あれ、イヴァン。ミハイルも。
 いってらっしゃい?

[首を傾げつつ、二人にも声をかけた]

( 201 ) 2010/08/20(金) 23:05:46

ナタリー、ミハイルの呟きは聞こえなかったけれど、首を傾げた。

( A24 ) 2010/08/20(金) 23:10:51

ドラガノフ、暖炉の側で荷物を整理している**

( A25 ) 2010/08/20(金) 23:11:31

イヴァン

はやくー。

[のんびりと後ろを歩くミハイルを振り返り、声をかけるけど。
其れは何処か楽しげな声で、別に本当に急かしている訳ではない]

―――――……兄さん。

[やがて彼との距離が縮まったら。白い息を吐きながら、少しだけ神妙な声で呟いた]

何か、知ってるの? 
人狼のこと。

[青年と付き合いの長い彼ならば。そこに不安の色が滲んでいることに気づいただろう]

嘘みたいな話だと、思うけど。

[言葉が続かなくなって、俯いた]

( 202 ) 2010/08/20(金) 23:16:04

ミハイルナタリーに適当に手を振った。

( A26 ) 2010/08/20(金) 23:16:31 飴

ミハイル

ん?
 
[距離が縮まったかと思うと。]
[少し、様子が変わった。]
 
……あー。
 
[相手の口から発せられた言葉に、僅かに眉を顰めて。]
 
人狼、ねえ。
 
[俯いた彼の頭を、軽く。撫でようと。]
[手を伸ばし。]
 
 
……知らん。
 
[明らかに嘘をついた。]

( 203 ) 2010/08/20(金) 23:21:34

イヴァン

―ちょっと前―

ナタリーさん、風邪ひくよー。

[くしゃみをしかけた彼女の姿に気づいて、肩を揺らす]

はい。貸してあげる。あったかいよ。

[マフラーを外して、彼女に差しだした。
よく考えたら此れは相手の店で買ったものだったような気もするが、深く気にしないことにした]

行ってきまーす。

[疑問形の挨拶へ、元気良く返事して、白い道を歩き出す]

( 204 ) 2010/08/20(金) 23:22:06

イヴァン

>>203

[俯いていれば、大きな掌が頭の上に乗る。
嬉しいのと、恥ずかしいのと、気持ちはせめぎ合い。でも今は不安が勝っていたので、素直に撫でられておくことにした]

嘘だぁ。

[けれど、人狼のことを知らないという相手の声に口を尖らせる。ちらりと上目遣いに様子を伺えば、相手はどんな表情をしていたか]

僕だって、もう一人前さ。
難しいことだって、ちゃんと考えられる歳だよ。

[撫でられて安堵を得ていたことは、棚上げして大人ぶる]

( 205 ) 2010/08/20(金) 23:30:37

ナタリーミハイルの適当な仕草に、むむ、と唸って、雪玉を投げておいた。

( A27 ) 2010/08/20(金) 23:31:23 飴

ナタリー

 あらら。

[くしゃみがマンしたのを笑われて(>>204
 誤魔化し笑いをしてみるが]

 わ、ありがとう。

[差し出されたマフラー、出かける相手は寒くないのかと迷うが。
 迷う隙にイヴァンは出かけていった]

 行ってらっしゃい。

[今度は疑問形でなく言って、手を振った]

( 206 ) 2010/08/20(金) 23:32:37

ミハイル

……ぬ。
 
[ばれた。]
 
[どうしたもんかと考えていると。]
[上目で見られたので、視線を外す。]
 
[それから続く言葉に、再び視線を相手に向けると。] 
[ふう。]
[とひとつ、溜息。]
 
……なにも、難しいことじゃねー。
 
[だから、説明しづらいのだと。]
[肩についた雪―さっきナタリーにぶつけられたやつ―を払い落としながら、ぼんやりと思う。]

( 207 ) 2010/08/20(金) 23:41:55

ミハイル

わかるんだ、俺には。
「いる」のが。

( 208 ) 2010/08/20(金) 23:42:34

イヴァン

>>207

……………?

[相手が心中で、何を思っているのかは知れず]

難しくないことなら、もっと得意!

[何故か胸を張った]
[そのまま、相手の片から払い落される雪を何となく眺めていれば。首元が冷えたのか、くしゃみを一つ]

へくしっ、…………、…え。

[直後に聞こえた言葉>>208に、声を零した。
確かにそれは酷く簡単で。でも、だからこそ、よく分からないことだった]

( 209 ) 2010/08/20(金) 23:51:46

ロラン

― 宿・食堂 ―

[他の人の様子を窺うもの、一度宿から外に出るもの、奥に引っ込んでしまうもの、それらを遠目にぼんやりと見ながら、...は壁に寄りかかる。村長である父ならばもっと詳しい事を知っているだろうが、自分に答えられる事はそう多くない]

(人狼についてなどは――)

[全て自分で調べた付け焼刃の知識に過ぎない。
唯一度、父の意思に背いて
友の亡骸を引き取りに向かった時からの知識]

( 210 ) 2010/08/20(金) 23:53:08

ロラン

(とんだ茶番となるのか、それとも…)

[父の警戒の仕方、そして直接告げられた言葉も、随分ときな臭いものはある]

(何もない白い世界に、全て覆われてなくなってしまうのか)

[人の意思も、その想いも遠く、遠く吹雪く思考の奥へと沈んでいく*]

( 211 ) 2010/08/20(金) 23:53:31

イヴァン

[相手のことを、驚いたようなまなざしで見上げるが。そこに疑いの色は無い。
おそらくは、慕っている相手のことを疑うという発想も、青年にはない]


あの宿に、「いる」の?

[問いかけた後、ごくりと唾を呑んだ]

( 212 ) 2010/08/20(金) 23:53:37

ミハイル

[自分のマフラーをひとつ、外して。イヴァンに差し出す。]
[あんまり襤褸だから、女の子に貸す気にはならなかったのだが。]
 
いる。
 
[問いかけには、頷いた。]
 
……いなくなっても、わかる。
 
と思う。 多分。
 
[そっちはあんまり、自信がない。]
[なんせまだ、いなくなってない。]

( 213 ) 2010/08/20(金) 23:59:47

ナタリー

[渡されたマフラー、しばし見つめて思案して。
 いろいろ逡巡したけれど結局巻いた]

 温かい。……雪だるまだったら溶けるなあ。

[確かに自分の店で売ったものだけれど。
 こうして他人が使っているのを見ると、やはり嬉しい]

 よし、完成。

[口元をほころばせたまま、かまくらを作り上げると。
 その中に、手の生えた雪だるまをそっと移した] 

( 214 ) 2010/08/21(土) 00:08:53

イヴァン

[差しだされたマフラーを、遠慮なく受け取って首へ巻く。温かい]

―――――…!

[「いる」という。きっぱりとした返答に、思わずびくりと肩が揺れた。
そして躊躇うようなしばしの間が空いて、おずおずと口を開く]


「誰」が、っていうのは。…分からない?

[分かったら、どうするというのか。
答えが見つからないままに、問うたのはきっと反射的なこと]


いなく、なっても……。

[いなくなるというのは、具体的にはどういうことなのか。
宿を後にするということか。それとも、それとも]

( 215 ) 2010/08/21(土) 00:09:37

イライダ

― 回想・食堂 ―
>>181

 ん?
 彼はミハイル。

 ほら
 湖の近くの、墓地の…。 

[湖の調査をしている時に、数度見かけた事がある。
話した事は、無い]

( 216 ) 2010/08/21(土) 00:18:01

イライダ

[ありがとう、とサーシャが言えば]

 いいのよ。

 しばらくは一緒に此処に居るモノ同士ですもの
 気にしなくていいわ。

[サーシャが一度ミハイルを見れば、つられるように視線を向けるが。
同じように、何も言わず、何もせず。

暖炉へと視線を戻した**]

( 217 ) 2010/08/21(土) 00:18:25

ミハイル

わからん。
生きた人間は、みんな同じに見えっし。
 
[昔から、他人の顔と名前が覚えられないのは。そのせいもあった。]
 
……教えてくれない。
 
[主語は省いた。]
[なぜなら、自分でもわからないから。]
 
 
多分それは……俺の役目じゃねーんだろ。
よく、わかんねーけど。

( 218 ) 2010/08/21(土) 00:22:39

ミハイル

[言葉を詰まらせる、イヴァンを見て。]
 
人狼が、いなくなったら。
 
 
[おそらく。]
 
……死んだら。

( 219 ) 2010/08/21(土) 00:23:29

イヴァン

[生きた人間は、みんな同じに見えるという。
兄と慕う人の告げたその言葉は、何故かひどく哀しく感じられた。吹き抜ける風が、マフラーを靡かせる]

……………。

[じっと相手の顔を見つめていたが。やがて、視線を伏せる]


死んだら。

[彼の言葉をなぞるように、静かに繰り返した]

( 220 ) 2010/08/21(土) 00:38:22

イヴァン

[何が起ころうとしているのか、とか。これからどうなっていくのか、とか。考えても仕方のないことは、深くは考えないことにした。少なくとも、今は。
小さく息をつくと相手へ歩み寄り、子供っぽい笑顔を浮かべる]


兄さん。「僕」のことは、分かる?

―――――…分かるよね。

[ポケットから、木彫りの花に紐を通したものを取り出して]

これ、御守り。あげる。
昨日の花代、多かったと思うんだ。そのお礼。
お金返そうにも、ちゃんと値段覚えてなかったし。

[押しつけるように其れを渡すと、再び相手の先を行くように歩き出す**]

( 221 ) 2010/08/21(土) 00:39:28

ロラン

― 宿・食堂 ―

[戻ってきたドラガノフの呟き(>>194)に片眉を上げると]

ドラガノフさん。
どうやら詳しい話がいっていなかったようで……申し訳ありません。

[苗木を穏やかな目で見る彼(>>198)に頭を下げた]

研究所設立の経緯にしろ、今回の事にしろ
所詮は自立することも難しい小さな村。
中央からの意向に異を唱える術はありません。

ご不快なことも御ありでしょうが、しばしのお付き合いお願いいたします。

( 222 ) 2010/08/21(土) 00:41:50

ナタリー

 どうせ雪が降ったら埋まっちゃうけど。

[立ち上がると、手を打って、手袋の雪を払う。

 一度ぐるりと雪の景色を眺めて、宿に戻った。
 たぶん、ドラガノフの持ち込んだ苗木類に、目を丸くしただろう]

( 223 ) 2010/08/21(土) 00:45:06

ドラガノフ

ロラン、気にするな。

お前の親父は昔っからよくわからん所があるで。


つーか、息子を寄越さずに手前で来いってんだよな。

( 224 ) 2010/08/21(土) 00:50:08

ナタリー

[そんなドラガノフに対応するロランの姿(>>222)も見えて]

 ロランも、文句のひとつも言っていいんじゃないです?

[先程から頭を下げるところばかり、見ている気がする]

 ……謝らなくて、いいんだよ、たぶん。

[そんな性分じゃないだろうなとは、思ったけれど。
 なんとなく思ったことをつぶやいた**]

( 225 ) 2010/08/21(土) 00:51:13

ドラガノフ

>>223

[宿に入って来たナタリーをちらりと見た]


ああ・・・これか。

これは奴ら
ミハイルとイヴァンの親父から譲り受けたものなんだ。


なんでもこれは”虹の樹”らしい。


[そう言うとニヤリと笑った]

( 226 ) 2010/08/21(土) 00:52:30

ミハイル

[ふと、笑顔を浮かべた相手>>221に。]
[再び目を見開いて。]
 
[それから、細めた。]
 
ばーか。
決まってんだろ。
 
[ぺし、と。軽く、イヴァンの頭を小突く。]
 
[受け取ったものは、上着のポケットに入れようとして。]
[やめる。]
 
……そうか?
 
[下衣のポケットに突っ込んだ。]

( 227 ) 2010/08/21(土) 00:53:53

ロラン

>>224
そういう人ですから…

[奥に篭って姿を見せない事が権威に繋がると思っているのか、
あの人(村長)が村の皆に姿を見せる事は長らくない]

そう言って下さると助かりま、す…?

[戻ってきたナタリー(>>223)の首に巻かれたマフラーを見て、少しだけ間を置いた]

今日も、寒い夜になりますね。

[つまらない感想]

( 228 ) 2010/08/21(土) 00:55:04

ナタリー

 虹の樹?

[ドラガノフの笑み(>>226)を、きょとりとして見返す]

 虹色の花が咲くの? おじさま。

[思わず苗木に手を伸ばして。
 触れる直前に慌てて手を引っ込めた]

( 229 ) 2010/08/21(土) 00:56:38

イライダ

[従業員も気を利かせたのか。
それとも、この場から逃げたいのか。
自分たちの部屋へと戻ってしまい]

 ……仕方ない、か。

[吸い終わった煙草を捨てれば。
キッチンへと入る]

 勝手に使っても大丈夫よね?

[鍋を一つ手にとって。
冷蔵庫から出したミルクを、火にかける]

 そして
 蜂蜜を、一匙。

[木のスプーンで混ぜながら、食堂に戻ってきた皆の話を*聞いている*]

( 230 ) 2010/08/21(土) 00:57:49

ドラガノフ

>>229

さあな。

”虹”が何かの喩えなのか
実際に花かなんかがそういう変わった色なのかは俺は知らん。


(まあ、虹には”絶望の後の希望”―と言った意味もあるからな。)

( 231 ) 2010/08/21(土) 01:02:43

ドラガノフ

でだ。

奴はどこからかこの樹の種をみつけてきてな。
俺に託したんだ。育てて欲しいと。

( 232 ) 2010/08/21(土) 01:03:03

ロラン

[ナタリーの言葉(>>225)に、...は]

下働きである俺はせいぜい、
こうすることぐらいしかできないから。
でも、

[自分の為に言ってくれているのか、ただの不満の共有を求められているのかはわからなかったが]

ありがとう、ナタリー。

[つい不用意に彼女の頭に手を乗せ、少しだけ間を置いて数度撫でていた]

( 233 ) 2010/08/21(土) 01:03:09

ドラガノフ

だから大切に育てて来たんだが、
ここからがなかなか大きくならん・・・。

俺が思うにこの村は、この樹が希望を抱くには
ちっとばかし寒過ぎるのかもしれん。

( 234 ) 2010/08/21(土) 01:03:59

ミハイル

[再びさっさと歩き出した彼を。]
[やっぱり、特に急ぐこともなく、追う。]
 
 
[家に着けば要望どおり、ココアでもなんでも用意するだろう。]
[それ以外には、大した持て成しはしないだろうけど。]
 
**

( 235 ) 2010/08/21(土) 01:04:35

ナタリー

[引っ込めた手が手持ちぶさたで、掌をすりあわせたりしながら]

 ……。

[ロランの感想までの短い間には(>>228
 たぶん似たような顔をして相手を見ていて]

 そうですね。

[ごく平凡な答えに、小さく吹き出した]

( 236 ) 2010/08/21(土) 01:08:12

ナタリー

 へえ、木の、希望、か。
 イライダさん、虹の樹って見たことあります?

[ドラガノフが語る、虹の樹の話しを聞きながら。
 イライダが温めるミルクの香りに、良い香り、と目を細めて]

 大きくなって、観光の目玉になったらいいのに。

[昼頃戯れに話していた村おこしの話しの続きをするつもりは無かったけれど。
 真面目な顔してつぶやいた]

( 237 ) 2010/08/21(土) 01:13:39

ロラン

そんな由来が…

[ドラガノフとナタリーの会話を聞けば、軽く相槌]

先のことは別として、
苗木の今はなるべく暖かいところに
置いておく方がいいのかも知れませんね。

( 238 ) 2010/08/21(土) 01:14:29

ナタリー

 ……わ。

[驚いたというよりも]

 はは。どういたしまして。

[いや、やっぱり驚いたのか。
 ロランから伸びてくる手と感謝の言葉(>>233)を、受け入れて]

 ……こんな夜は、さ。
 お酒でも飲んで大声で文句言ってさ?

[こんな状況に酒など飲めるか、と思うが。
 なんとなく、笑ったように見えたので。
 それが目の錯覚だとしても。

 続けばいいと。わざとにやりと悪い笑みを向けた]

( 239 ) 2010/08/21(土) 01:21:14

ドラガノフ

>>229
なかなか、葉も変わった色してるだろ?

>>237
なるほどな。確かに珍しいモンだと思うぜ。
花でも咲けば
観光の目玉にはなるかもしれんな。

( 240 ) 2010/08/21(土) 01:21:51

ドラガノフ

>>230
イライダ、俺にもちょっとよそってくれ。


うん。ありがとな。

[蜂蜜を落としたミルクの器を手に取った。]



>>238
俺もな、そう思って温度には気を遣って来たんだ。
だが、なかなかここから大きくならん。

明日、晴れたら窓際に置かしてもらおう。

( 241 ) 2010/08/21(土) 01:22:26

ロラン

(なんで、だ)

[サーシャの妹を除けば、頭を撫でるという所為は近年していなかったので、手を載せた時(>>233)に少し自分でも驚いていた]

(いきなり失礼、と言うべきだろうが)

[驚いた素振りの相手(>>239)に心の中で謝る。口に出さなかったのはその方が失礼かと思ったが故]

(そう言えば…)

[年下の女性にはこうするものだと、姉さんから教えられたのは子供の頃だったか]

( 242 ) 2010/08/21(土) 01:32:12

ロラン

俺が大声か…。
自分のことだが、あまり想像できないな。

[胸の中に湧く懐かしさと目の前のナタリーの笑みに、どこか空気の和らぎを感じ]

明日は日差しが、出るといいですね。

[ドラガノフ(>>241)とイライダにもそんな会話を交わしていた]

( 243 ) 2010/08/21(土) 01:33:35

ナタリー

 そうだね。
 私も想像出来ない。

[ロラン(>>243)には、大まじめに頷いてみせる。
 もちろん、その前のなにやら黙した間にロランがなにを考えたのかも、想像出来なかったけれど]

 そうですね、なんか、きらきらしてる。

[ドラガノフが示す苗木の葉(>>240)に顔を近づけて。
 どんな花が咲くのだろうと、思いをはせた**] 

( 244 ) 2010/08/21(土) 01:40:34

ナタリー、イライダに、私も欲しいです。と蜂蜜ミルクをおねだりしてみた**

( A28 ) 2010/08/21(土) 01:41:51

ロラン、イライダに「淹れるのを手伝いましょうか」と声をかけたりしていた。**

( A29 ) 2010/08/21(土) 01:47:37

アナスタシア

[フィグネリアへの告白を終えて――
 
自室へ戻る前に、女はある部屋へと向かう。
そして、ドアの隙間からメモのようなものを……]

( 245 ) 2010/08/21(土) 01:51:20

フィグネリア

[告白を終えた友人を見送り、
 暖炉の傍の椅子へ腰を掛ける]

 …………。

[何か思いつめた様に、眸を伏せて。
 死にたくない、死ねない――と、小さく呟き、
 子供が宿る下腹をそっと撫ぜた*]

( 246 ) 2010/08/21(土) 03:11:10


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ミハイル
33回 残2096pt
イライダ
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イヴァン
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ウートラ
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33回 残2176pt 飴飴飴
ナタリー
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