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[夏でも凍れる湖。
付近にある質素なベンチに積もる雪を軽くはらい。
腰掛けて、薄荷煙草の二本目を取り出す]
行かなきゃいけないんだけど…。
[宿には行かなくてはいけない。
役場から名指しで来た手紙に逆らう事は、自分は出来ない性分だ。
けれど、呼ばれる理由がわからなくて。
研究室を出たのはいいけれど、すぐに行く気にはなれないまま]
もう少し、だけ。
[コートの襟をそっと立てると、二本目に火をつけた**]
[ロランの食事が終われば、また後でねと。
軽く手を上げ、宿を辞した。
外へ出ると、途端に冷たい風が身を切る様に吹きつける]
……っ。
[外套の襟を立て、風を避ける様にしていると、
どこからか紫煙が流れてきて]
誰……?
[燻る紫煙を追ったさき。
初めて見る顔の女へ、*声を掛けた*]
あまり変わっていないよ、姉さん。
この村が変わらないように、村の中にいる限りは。
[刺激と変貌を欲すれば、村の外に出るしかない。
ここにあるのは停滞と緩やかな退廃]
(だからこそ…)
[頭を撫でられるのを厭わず、食事を続ける]
(頑なに村は変わる事を拒絶する。研究所の存在だって、中央の意向さえなければどうなっていたものか)
ごちそうさまでした。
[フィグネリアと一旦別れれば、アナスタシアを物陰へと誘う]
地下牢の掃除はここを出る前までに、従業員の方にお任せします。使われる事などないとは思いますが。
薪は後で村から持ち込まれる手筈になっていますので、
今以上の補充は考えなくても問題ありません。
[などと、村長からの意向の伝達やら、今後の準備への打ち合わせなどの話を手早く済ませた**]
[寒空。震える風。
歩を進め、彼女の風上に立てば、森を指差す]
森の近くに一軒の建物が見える?
あそこで森と湖の研究をしていたの
……はじめまして、かしら。
[彼女が村に遊びに来た旅行者には見えなくて。
誰?と聞かれれば、答えない理由は無いと感じ。
至極手短に自分の事と、これから宿へ行く事を説明しただろう]
― 2階 階段脇の角部屋 ―
[まどろみよりの目覚め。
自室とは異なる空気に、自らの在り処がつかめず視線が泳ぐ]
ああ、そう・・・。
[宿だったと思い至るにはわずかばかりの時間を要す]
[無意識に長い黒髪をかきあげると、ざらりとしたその感触にため息をつく。
およそ健康的とはいえない――]
どれぐらい・・・
[寝ていただろうと考えるけれど、夏の日没は遅くいまだ日は明るい。
まどろみに夢見たのはあの日の雪原――]
・・・そして、水車・・・?
[記憶の底から浮かび上がる凍れる一対の風景―水車と湖の――]
― 2階→食堂 ―
[ベッドより身をおこすと、手になじむ杖を手にする。
慣れぬ場所に少々危なっかしくも階下へと向かう。
いつか見た風景を求めて]
あっ。
[わずかばかりにでも急く気持ちがあったのか、最後の一段を踏み外す**]
[首を左右に振って]
煙はそれほど。
村に返ってくるまで、一緒に住んでた人も吸ってたしね。
[謂いつつも、自然と手は下腹をそっと撫でていた]
研究所……?
ああ、あたいが出てってから出来たって噂だけは聞いてるよ。
こんな村に何の研究しに来たのかは、よく判んないけど。
[軽く肩を竦めた後、
同じように簡単に自己紹介をして。
イライダも宿へ呼び出された事を知って]
あんたも噂に振り回されて大変だね。
……ったく、良い迷惑だよ。
[もしすぐに自分と気づかれなければ「ロランだ」と名乗りつつ]
サーシャが、というかもう来ている人がいるとは思わなかった。
[一人で来られたのか、付き添いは、家族、特に妹さんは――
そんな質問は頭に浮かんだが口には出さず]
どこかに出かけるのなら付き添おうか。
それとも誰かを呼ぶか?
[アナスタシアは無理として、オリガか他の従業員に頼むか。それとも彼女の家から誰かを呼ぶべきかなどを考えつつ、]
ああ、すまない。
[身体に触れたままだったことに気づいて、*身を離した*]
[危ないと認識したそのときには手がさしのべられ、誰ともわからぬ相手に身をすくませる]
あ、ロラン兄様…?
[いつも気にかけてくれている親しい人の声に、知らず詰めていた息を吐き出す]
ありがとうございます。
でも、どうして…?
[ここにいるのだろうと首を傾げ、自分と同じように呼び出されたのだろうとあたりをつける]
兄様もここに…?
でもアナスタシアの宿で、ゆっくり出来ると思えば
……悪くないかもしれないわ。
[彼女のフードに、肩に、雪が落ちていくのを見ながら]
今日はますます寒くなりそうね。
フィグネリアも、何か用事があるのであれば
早めに済ますほうがいいかもしれないわよ。
[身体を冷やしては良くないだろう、と。
彼女を促すように、軽く背に触れてから、にこりと微笑んだ]
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