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無頼 陣 は キャスター に投票した。
ゲームマスター は キャスター に投票した。
監督者 ルーサー は キャスター に投票した。
メイド セリア は キャスター に投票した。
姫倉 達生 は キャスター に投票した。
望月 胡蝶 は キャスター に投票した。
メイアル・ユーリ は キャスター に投票した。
ライダー は キャスター に投票した。
滝川 志乃 は キャスター に投票した。
キャスター は ゲームマスター に投票した。(ランダム投票)
ランサー は キャスター に投票した。
ラナ ヴラニェシュ は キャスター に投票した。
バーサーカー は キャスター に投票した。
セイバー は キャスター に投票した。
キャスター は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、メイアル・ユーリ が無残な姿で発見された。
P.ランサー は立ち去りました。
P.バーサーカー は立ち去りました。
P.アサシン は立ち去りました。
現在の生存者は、無頼 陣、ゲームマスター、監督者 ルーサー、メイド セリア、姫倉 達生、望月 胡蝶、ライダー、滝川 志乃、ランサー、ラナ ヴラニェシュ、バーサーカー、セイバー の 12 名。
― →朝・南ブロック / 姫倉拠点 ―
[滝川をホテルまで送り届けて拠点まで帰ると、もう空は白み、陽を覗かせていた。
ただひたすらオフィスで待ちぼうけをした一日。
…今までのどの時間より、時計の音を聞いた。
雪駄を脱ごうと座り込み、――指先から力が抜けた。
下ろした腰が重い。…伸ばした腕が重い。]
…。ちょっとな。
[じっとしていると、「大丈夫か?」との問いが聞こえた。
なじみのある足音。加藤がやってきたらしい。
――どうやらずっと待ってくれていたようだ。
久方振りに自分以外の声を聞いたような気がして、ほんの少しだけ微笑んだ。]
[「姐さんは一緒やないんですか?」]
…自分の国に帰った。
[「…はあ。そら、また急ですね」]
元々、ここは……あいつの家とちゃうしな。
あいつには、あいつの帰るべき場所があった。
…って言うことやろうな。…多分。
[「…。分かりました。若い衆には、伝えときます」]
おおきに。加藤。
そうしてくれると、助かる。
[廊下の奥へ去ろうとした足が、止まる。
気配がこちらを見ている気がして、振り返った。]
? 何や…?
[加藤は何かを言いかけて、閉じた。]
…。気になることがあるんやったら、言い。
[暫くの沈黙。
結局、加藤は「いえ」と呟き、首を横に振った。]
[自分の部屋で眠る気にも、エウロパの部屋を片付ける気にもなれなかった。どちらへ向かっても、積もる静寂に押しつぶされそうな予感がした。
何も伝えられない。何からも伝わってこない。
――過去と、今。
二つの死を想起させる気配には、触れまいと、足は歩く。
それでも、辿り着いたのは結局、朝の静けさが降りる庭。
日課のように瞑想をし、…大体毎日のようにエウロパがその中心に立って、そこへ朝食の報せを行いに来た場所。]
…。
[手近に雪駄がなかったので、そのまま庭へと降りた。
刀も、傘も、酒瓶の籠も、装備したままだ。]
[中心に立ち、空を仰いだ。
もう、じきに見る見る青くなるであろう秋の空。
…今はまだ、青と呼ぶには程遠い白い空。
彼女がそうしていたように、立ち尽くす。
何も聞こえない場所。
――目を瞑ると微かに、風に流される雲の音が聞こえた。]
[瞑想する。
高く飛ぶ空は、雲をどこへ流して行くのか。
白い空は、いつ頃から陽光を受けて青く変わるのか。
これから自分がどこへ行くべきなのか。
今、自分はどこに立っているのか。
――姫倉の魔術師は、まず自己を確立しなければならない。
その時々の自己を、見失ってはならない。]
[最後に父とした会話はどんなものだっただろう。
最後に、カリンとした会話はどんなものだっただろう。
最後に、ファフにどんな言葉をかけたのだったか。
最後にエウロパは、どんな表情をしていたのだったか。
瞑想の狭間に、今は亡き人達へ、伝えたかったことを纏めた。
いつだったか父が亡くなった日。
過去にたった一度だけ行った、長い、長い瞑想。
――父に受けた恩と、謝罪を込めて。
何が出来るのかと――何を引き継いでいけるのかと。
考え、出した結論が、…姫倉の家を継ぐことだった。]
[ 『だけど――家族にまた、逢いたかった。』
『其々の人生を、歩いたあとだから。あの頃には、戻れない。』
『だから――強いていえば、願いは。
天高きオリュンポスの神々に、乱されないで。
もういちど、生きてみたい――かな。』]
[遺された言葉と、伝えたかった言葉。
二つを絡み合わせ、積み上げていく。
もう、この世にはいない彼らの。
――彼女のために、何が出来るのか。
静かに目を閉じ、風の音を聞く。]
[明ける
明ける
夜が明ける。
太陽の光が夜の藍を白く染めていく。
――なにゆえ世界と聖杯はまだ
――この光景を見せるのか
――声が届くことなどないのに]
…――
[猫が咥えていった風呂敷は
綺麗に折りたたまれたまま望月家の片隅に在ろうか。
何処かで猫が啼いた。]
[手を伸ばす。
それに触れるのは やはり闇。
届かない。
届かなかった。
願いにも、あの雷神にも。
いつ。
いつになるだろう。
いつ、私は。]
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