情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
は、破廉恥なっ!
ジュリアはそんなお安い女ではありませんの!
[不意に喉が渇いた。
傍らのカップに注がれた液体をぐい、と飲み干す。
次の瞬間、そのままソファに倒れこんで、静かな寝息を立て始めた。]
−ラナ拠点−
[さて、今日の話へと移ろう。
英霊は今日も時課をすませて朝食の用意をした。
先にセムルクが何やら出していたので食卓は甘い匂い。
アイスに興味はあるけれど、再度凍らせたそれは少しだけ怖かった。
トーストにハムエッグとサラダ、コーンスープ。
今まで用意した食事の中で一番簡素かも知れない。
薬について話しているのを余所に、ミルクティを用意しながら少し考え事。
服の話、偵察やら何やら。そんな話も右から左に受け流す。
ただ、セムルクの口から出たトナカイ、という単語で顔を挙げた。
その単語が彼から出てくるのはちょっと意外で、素直な驚きがあったからだった]
あ。ええと。…解りました、一番信用できる一頭をお預けします。
[何となくそう答えておけば間違いない気がした。
流石幸運Aランク。ルナになんだかんだで一番なついた紫の馴鹿を預けることに。
そして、洗濯やら何やら言い付かりながら]
−忍神町→樹那町上空−
[こうして、少し前に至るわけである。
荒涼とした街に入った途端、英霊は主とは言葉を交わさなくなった。
其処にあった絶望と、枯渇した魔力の流れ。
総てを読みとるために、状況から想定し、仮定を導き出すために。
英霊はただ主の言葉に従い、そして、今は白い馴鹿を駆る。
サンタさんみたい、という主の言葉に少し笑いながら]
…そのようですね。行ってみましょうか。
上手く雲に、紛れることができればいいのですが。
[流石にまた雪を降らせるわけにはいかない。
手綱を繰ると、白い馴鹿の蹄は夜空を蹴って西へと向かう]
[開始される戦闘。槍を投じるライダー。]
っ、
[駆けそうになって、留まる。
いつぞや聞いた彼女の言葉。
差した傘はそのままに、雪駄で地を踏みしめる。]
……。頑張れ、ライダー。
[届かない程度の呟き。
エウロパが語った英雄の姿。
自分に庇われることを、拒んだエウロパ。
青年と、望月も似たようなことを言っていた気がする。
そして。
――この時代で、普通に生きていきたいと語ったライダー。]
…負けたら承知せんぞ。
[今の自分に出来ることは、彼女の戦いを汚すことではないし、「もしも」を考えて逃走手段を考えるなど、英雄のように勝ちたいと願う彼女の誇りを踏みにじることと、何が違うのか。
――踏みしめるのは、この大地だけで十分。
ただ彼女の戦いを、見守る。]
―北ブロック/廃ビル高層階―
[狙いは違わなかった。
黒い人影が、足音に合わせて窓を過ぎる。
緩やかに斜め上の軌道を取り、放つ手裏剣は風穴に吸い込まれるように]
……何!?
[桟にぶつかったわけではない。
目標に届く前に、見えない壁にでも弾かれるように、室内へと跳ね返ってきた]
まあ、魔術師ならば魔法障壁くらいは朝飯前か。
[リノリウムの床に刺さった手裏剣を回収しながら独白する。牽制にもならなかった]
[気配がある方向へ、走る。
途中で風を切るうねりの音が近付き、近くの樹木に突き刺さらんとしている。
悪い視界ではそれは、何らかの飛び道具であることしか分からない。]
来るが良い。
『鋼 鉄 の 乙 女』
[何時も、フェイント攻撃を避けるのに利用している『鋼鉄の乙女』を召還。
した途端、遠くではなく、すぐ側に複数の落雷。
焦げる匂いは、激しい雨に滲んで消える。]
──…ッ
雷を 使う か!
[居場所が知れる前提で明瞭に叫んだのは、遠距離攻撃が出来る相手に対する防御の必要性をラナに伝えるため。
フェイントの後は、大抵は本体の直接攻撃が来るもの。相手が(キャスターか)ライダーで無ければ。]
…っ!
[急に開けた視界の先には、ランサーといつぞや教会で出会ったサーヴァント。
確か、カリン、という名の。
戦いが始まってしまったのならば、そこに割り込むのは実力的にも条件的にも不可能だ。
ふと、気付いて視線を泳がせる。
――確かに気配を感じたはずなのに、カリンのマスターはどこに居るのだろう。
その時。]
――――!
[突如、自分の周りに壁が発生し、何かを弾き飛ばした。]
はいはい、ストーップ。
[緊張感のない言葉で戦闘に割り込む。
いつもより更にやる気のない声だっただろう]
って、止まるわけないかな?
じゃ、そこのルナと姫倉のにーさん、こっちにおいで。
[マスターでもない人間の命令を聞くとは思えない。
ま、もっともサーヴァントはどうでも良かった。
自分が用があるのは、マスターの方なのだから]
[雨足は強く弱く、
叫ぶように啼くように雷鳴が轟く。]
――――そうか。
[愚直で直向きな、
ただひとつの願いの欠片を
稲妻纏う槍の者に重ねた。]
私は。
叶うならば“全力”が、欲しい 。
[不意に。
ランサーの、本多忠勝の相棒を呼ぶ声に呼応するように稲光が走る。]
[公園が見えた辺りで下へと降りていく]
…待って。
下にもいる。
[令呪に柔い反応がある。
先ほどの場所はここか公園であるなら北の方か]
あら、寝てしまいましたか。
しかしあそこまで憤慨するなんて。
……おそらく、私の下卑た想像では及びも付かない快楽の日々を送ったのですね。
恐るべしは夜のドラキュラ、ですか。
[腕を組み、一度だけ見たその姿を思い出して、一つ頷く]
もし彼がここに来て、近寄って来たら……去勢しましょう。
[つ…と、首筋の辺りに液体が流れるのを感じる。
それは、血であったか、自身の汗であったか、志乃自身にも判断がつかない。
――ざわ、と、全身の毛が逆立つような感覚を覚え、背筋が冷たくなっていく。]
(……れた…?)
(なら………さ…くて…)
(…ろす…)
[思考が闇に侵食される。
手が、自分の意思とは関係無しに上がろうとした時――]
…っ
[ふいに胸元から、強い光が溢れた。]
――……いやな、気配!!
[雨煙の向こう。怖気を感じる、闇色の神気。
霞む彼方に叫ぶ、警戒の声を。耳にすれば]
あの、距離なら――……。
[間に合う、と。降下した牡牛の背へと、よじよじと]
…っ、
[煙る視界の向こう、走る光と共に、
鼻に届くのは――雨に混じる消炎の匂い。
其れと同時、サーヴァントから投げられる声には言葉を返さずに
――此方が声を上げれば、マスターの居場所もバレる。
ポケットに捩じ込んでいた手鏡を手の内に収めるのが了承の意。]
A pravi zabluda. Za razliku od ――
[手の内のストックは一つ。
必要ならば、其れを解放するのも厭わないと詠唱を紡いで――
それは、更に現れたマスターの気配と同時、第三者の声に中断される。]
…ッ、誰。
[自分の名と、…どうやら対峙している相手の名前を呼んだ所を見るに
向こうからは見えているらしい、手鏡を握る手に、僅か力が籠る。]
[白い馴鹿は涼やかな気配を伴って下へと向かう。
が、主の言葉に僅かだが手綱を手繰る]
…下、ですか?
[馴鹿の背から下を覗き込む。
取り敢えず、己は主の望むままに馴鹿を駆るだけなのだが]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新