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森の真実は歩き回って見つけるものじゃなかった。
本当は常に自分の中にあったんだね。
それ、どこの物語よ
[そう言って、一人で笑った]
[...は目を細めて、思い出している]
***********
「君は背が高いから、ハイヒールがきっと似合うよ」
と無責任に言われたこと。
彼に捨てられた日から、このハイヒールを履き始めた。
特に存在を主張するような赤いものを。
もっといい女になって見返してやる、と自分に言い聞かせて。
でも本当は、相手の言うことを受け入れない自分の欠点があったからこそ、彼が去ったのに気付いていた。
毎朝、靴を履くとき、いつも彼のことを思い出す。
そうして自分を傷つけることで精神のバランスを取らなかったら外に向かって歩いていけなかった。
喪くしてしまった、たった一つの恋。
もう、遠くなってしまった1度きりの本気の思い。
忘れようとして・・・・・・・・・・そして森に囚われた。
**********
あぁ、そうか。
まだ、心の中に残っているのか。あの時の思いは。
[番人の突き放すような物言いはカチンとはきたが冷静さをくれていた]
森の番人は排除する意思しかなかったのに。
でも、森は自分を一瞬とはいえ受け入れた。
思いは消えてても、自分が【彼】に依存する思いに森が答えたのか。情けない
やっぱ、喚ばれたのでなく、呼んでたんだ。
[...は自嘲するように唇をゆがめた]
とりあえず、誕生日おめでとう、かな? メリーズ。嬉しい歳でもないけれどね。
[湖の上の橋が光り、森の番人の声>>0が【檻】の中にも届く。]
さぁ、帰らなくてはならないわね。
[立ち上がり光の中に歩いていこうとすると、最後の奇跡とばかりに、...の香りがローズマリーに変わる]
この湖を越えたら、この花は消えちゃうだろうなぁ…。
[マーブノレからもらった花に優しく触れる]
でも、この花は忘れないだろうね。
バラ科に見えるのに、花びらが「がく」の数が6本のものなんてね。
・・・・・・でも、戻ったらそんなのありえなさすぎて、自分の頭が変になったって思っちゃうかなぁ…。
自分に自信ないや。
[...はそうブツブツいいながらも、ハイヒールを脱いで、檻の中に残して歩いていった**]
(>>17>>18続き)
[花嫁のベールに白い薔薇冠を飾り、挙式用のブーケを持たせ控室から送り出す]
今日はウソみたいに顔色がいいな。…え?一週間前に森の夢を見た?
…うんそれで?朝、検査の結果が出たのか。…どうだったんだ?
はぁ?!影が消えた?マジデカ?!…あははははははははは!やったな!やったな!道理で顔色がいいはずだよ。
さぁ、赤毛の花婿が顔まで赤くしてお待ちかねだ。行ってこい!
[病院のお仕着せのピンクと青の縞模様の寝巻姿ではない、純白のドレスに煙る氷霧のようなキラキラ光るベールをつけて、カサブランカを基調にした彩雲のようなブーケを持った彼女が軽やか笑いながらに出て行く]
あの森ではあんなに小さかったのにな。…なんで気が付かなかったんだろう?くくくっ、いま思えば同じ瞳なのに。
[教会の庭で行われる結婚パーティーの飾り付けの仕上げをしようと、車に戻りながら一人微笑む。
森が己の死と彼女の病巣と言う、まっくらな局面を吸い取ってしまった事。
森の迷い人が望むものを形にするには、もしかしたらそう言う負のパワーが必要だったのかもしれない。
森にとっては負の力ではないのだろう]
たまたま選ばれたのでもいい。この奇跡と偶然に感謝の祈りをささげたいくらいだぜ。
[カサブランカとシダにラベンダーのアクセントを加え、テーブルを仕上げて行く]
「すいませーん、余興に呼ばれた曲芸団の者ですけどー。」
ああ、合図があったらそこにある舞台でメインのショーをしてくれ。その後音楽がかかったら、各テーブルをめぐって賑やかしを頼むよ。
[ぞろぞろと数名の曲芸師が配置につこうと通り過ぎて行く。その中に茶色い髪を後ろで結わえた身軽そうな男と光るような金茶の毛並みの柴犬がいたが、準備に忙しい…は気が付かない]
[...は隣の病室がなにやら騒がしいのに気づく。窓から吹き込む風に誘われるように外を見れば、小柄な女性が純白のドレスをきて、ほどけるようにはすむかいの教会へ…]
………!
…、わぁ、……。
[両手いっぱいの花は、花嫁を美しく彩っていて。そのひとひらが運ばれて]
ふふ。
[教会からはいろとりどりのバルーン。賑やかな音。サーカスの声**]
よし、準備完了だ。もうそろそろライスシャワーとブーケトスの時間だな。
[列席者は協会の表階段に並んで、手に手に紙吹雪や花びらの混ざったライスを持って歓談している
病院で仲良くなったと言う長い髪がまるで青味がかったような色白の少女が、病弱だったとは思えないような明るい歓声で新郎新婦の登場を彩る]
よし、後は俺の仕事はねぇな。ちょっと一休みするか。
[鐘の音の中、少女のはしゃいだ声が楽しげに花嫁の名前を呼ぶ。先程の曲芸師は驚いた顔で声の主を探しただろうか?その顔を見つけた時に嬉しそうにほほ笑んだだろうか]
通りに面した表階段でのブーケトスを、通りすがりのスーツ姿の女性が足を止め眺めていた。
赤い髪をきつくひっ詰めた眼鏡の女性は、結婚式の光景に微笑みを浮かべ、その一瞬後、微笑んだ事に酷く驚いたような顔をしていた]
あ…れ…?
[思うより早く手は残ったカサブランカを掴み、足は疲れなど忘れ走り出した]
―――――――…!
[名前を呼ばれた女性は覚えているだろうか?
凛としてまっ白で飾らないのに美しいこの花と、怪奇現象が大好きな男の事を**]
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