情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[気づくと、足元には沢山の花びらがつもっており、まるで自分を弔っているかのようだと思うとぞくりと身震いした。その事実から目を背けるように顔を上げると、]
…ぁ
[赤毛の少女のそばに、男性が手を差し伸べているのが見えただろうか。既視感。]
――ああ…そうだった
(私は、見たことがある)
[...が思い起こしたのは四角い白い部屋の、わずかな光。差し込む四角い隙間。それは「窓」。さらさらと入るヒカリの中で、紫のドレスをまとった少女と、赤毛の少女が、往来の中ですれ違う瞬間。その場面だったろうか―]
あの、ペンダントを見たのも、そのとき…か
[…動けない自分は、気品あふれる少女も、元気に動き回る少し不機嫌そうな少女も、ひどくうらやましくうつった。そのとき、少女の胸にあのペンダントはあったろうか?
覚えているのは、私と視線が合って、気まずそうにどこかへとかけていく赤毛の少女の姿だけ。]
[少女の答えに首を少しかしげ、拒まれなければそっと頭を撫でるだろう]
なれなかった自分って、そんなに素晴らしいの?
俺から見たら、君はとっても素敵なんだけどなぁ。
[空中から大きなカサブランカを取り出した]
君に似合うと思うんだよね。凛としてまっ白で飾らないのに美しい。東洋ではユリって言うんだよ。
君の名前、サユリって言うんだろう?同じだね!
[勘違いしたまま笑顔で花を差し出した]
[手を差し伸べてくれる人がいるのだ、彼女には。...は、目を伏せた]
…私には―いたのかな…
[自分に手を差し伸べてくれる人が。いたのだろうか。もう起き上がれないとあきらめて、そこで生きているのか、死んでいるのかわからないまま、夢の中で遊び続けたから。解らないのだった]
(マーシャなら、「まほう」を使ったかな。
トレイスさんなら、治してくれるかな)
[自嘲的に夢の中で夢を見て、――――つぶやいた]
もっと、生きたかった。
泡みたいに、消えるのなんて、嫌だ。
[それは「現実世界で」。]
[消して自分は亡くなってはいない――それは覚えている。
けれど、夢の中から抜け出したくなかったのだ。
そこに、逃げていたから。]
だから、暗闇は恐くなかったんだよ。
いつもそこにいたから。
[誰に言うでもなく口にすると、立ち上がった*]
花を…
ありが、とう。
[大きなカサブランカを受け取れば、そうすんなりと言えた。あれだけ素直に言えなかった礼の言葉が]
うん、ありがとう…
それと――
私の名前は……
[...は自分の名前を苗字も含めて告げていた。]
[「光」というのは「出口」と同じモノではなかろうか?等と思いながら、]
あ、じゃ、湖、行く?キラキラ光ってるのよ。
みんなもまだいるかもしれない。
[とはいえ、湖まで案内できる可能性は55%だったりするけれど。
もちろんヒグラシ達が他に行こうとしても強く反対はしない。]
[>>78名前を告げる花を持った少女の姿をまじまじと見つめている]
カサブランカ、やっぱり君によく似合うよ。
その花の花ことばは高貴って言うんだ。
その姿がさ、上を向いて子供の笑顔みたいに、天真爛漫に咲いてる他の花と違って、まっすぐと前を見て背筋を伸ばして立っている淑女みたいじゃないか?…女王様の花だよ。
君はこれから淑女になるんだろうねぇ。今はきっと、カサブランカの蕾だね?
自分のなりたい姿かぁ。
…それ、今から咲けばいいんじゃねーのかな?
[話しながら空中をまさぐり、どんどんと花を取り出す。
白い蔓薔薇のとげを落とし器用に編むとレースフラワーと組み合わせて、緩やかに垂れさがる花冠を作り、少女の頭にそっと乗せた]
女王様になる前だから、今ははカサブランカのお姫様かな?さぁ冠をどうぞ。
お嬢さん、君は笑った方が可愛いよ。
[花屋はいい仕事をしたと自画自賛しつつ、腰に腕をあてて少女の姿を眺めている*]
高貴…、ふふ、そう。
[彼の目に映る自分は当然――今の自分。
それでも彼がそう言ってくれる事が嬉しくて、
自然に笑みが口元から零れていた。
これから…などと言われても、なんてことは今は忘れる。
褒められたことはある。けれど、褒められて笑ったのは――いったいいつ以来だろう?]
フフ、有難う。
[森と森の番人は、彼女達は、などということを忘れ、素直に花の香気――を*楽しんだ*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新