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医者の卵 トレイス は 3にんからうしろゆびさされたみたい。
作家 ヒグラシ は 2にんからうしろゆびさされたみたい。
麦わら フー は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
曲芸師 テッド は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
家庭教師 メリーズ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
パジャマ ジェリコ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
アウトロー ジーマ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
わがまま娘 サユラ は 2にんからうしろゆびさされたみたい。
医者の卵 トレイス は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
黒ずきん マーシャ=ハル がどこかにいっちゃったみたい。
のこってるのは、牧童 クゥ、作家 ヒグラシ、麦わら フー、曲芸師 テッド、家庭教師 メリーズ、花屋 マーブノレ、パジャマ ジェリコ、アウトロー ジーマ、わがまま娘 サユラ、王女 サフィラの10にんだよ。
宮殿が燃えていた。轟々と燃えていた。
すると、燃えさかる宮殿の上に、何処からか雨雲が現れて、火が消えるまで降りしきり、
そして宮殿は、砂のように崩れ落ち、跡すら残さずに、
ー消えた。
な…に…これ………ッ…!!
[紅蓮の炎に宮殿はつつまれ、ちぢこまって怯えながら]
不思議−以外と熱くないもんだね……
う…いや…しんじゃうの?
やだっ…いや…
[苦笑を零し吐き捨てても、恐怖が襲い立ちすくむ。そんな時]
マーシャ!!
[ざーっという大きな雨音と、その滝のように降り注ぐ雨を切り裂いてマーシャが飛んできた]
[マーシャは...他、残っていたものの手を引き、崩れ落ちる宮殿の中から助けだしてくれたろうか]
マーシャ、これはどうなって…−−−−
!!!!
[振り返ると。]
マーシャ危な……
[...は、瓦礫が崩れ落ちてマーシャに降り懸かるのに気付いて息を飲んだ。しかしその刹那]
……は……れ…っ
[マーシャはフッと、霧のように「消えた」]
マーシャ…?マーシャ!?
[ぺたりと座り込み、呆然と焼け野が原をみつめていた**]
―回想―
ん? 離れた方がいいの? ルナ、何をするつもり?
〔離れろという言葉>>2:*9に目を覚ました。なにかただならぬ様子が気になったので、いそいでベッドから身を起こして外へ。〕
〔ふと 何かが変わった〕
……なるほど。 確かに現実世界からきた俺も、森からみたら『闖入者』だよな。
〔苦笑いしながら、辺りを見回して。〕
まあ 檻の中に囚われてしまったのは仕方がない。ゆっくり『待つ』ことにしようか。
………手を貸せなくてごめんよ、ルナ。
[食後、小鳥の唄を子守唄に、すっかりと寝入っていた。
観るのは、身分の違う男女のありふれた悲恋の夢]
(暑いなぁ。
暑いなぁ。
熱いなぁ…)
!?
[ガバッと起きたらばそこは灼熱で、驚きを超えて、ここがこんなに明るいのは初めてだと感心さえしたりして。
ジリリと焼ける肌に意識を戻したらば、鳥籠を掴んで、逃げた]
〔続いて檻にやってきたマーシャには〕
ようこそ、『檻の中』へ。
有るべき世界に帰る時がくるまで、この中で自由にしていってよ。
〔やや笑いを含みながらそう告げた*〕
―回想終了―
おーい、他に誰かいるかー!
いたら返事しやがれ!!!
[咳込みながら叫ぶと、見たことのある顔が必死に誘導をしている姿を見つけた。
共に助け、小屋だったところから命からがら飛び出すと]
きえ、た?
[いたはずの女が、瓦礫にのまれる寸前に、消えた]
[瓦礫は砂となり、一陣の風に飛んで消えた。
だがそこには、いたはずの女の姿は、やはりない]
は、目の錯覚であって欲しかったんだが、消えた、のか?
なぁ、お嬢ちゃんも見たんだろ?
[茫然と座り込む麦わらの少女の隣にしゃがみ込み、濡れた肩に(いつの間にか持っていた)タオルをかけてやった]
ふぁー、やな夢見たなぁ…あの宮殿が燃えるなんで不吉だよ…。
[クゥを起こし]
そろそろ戻ろう。
帰って来なかったらみんな心配するだろうし。
[クゥがコクリとうなずくと、犬が先導してくれたので、二人はついていった]
[鳥籠には、何故か傘がちょこんと付いていた。
濡れることも干からびることもなく、金糸雀は綺麗な歌声を聴かせてくれる。
他に焼け出された人にタオルを配り、戻ってきたあとは、籠の隣に座ってその歌に癒されるだろう。
湖から戻る人達が、その歌声を目印にするかもしれない**]
おかしいなあ。宮殿は中の光で目立つのに、全然見えてこない。
[他の方向を見回しても、それらしきものはない]
とりあえずは、ついていくしかないよな。
[犬と、だんだん大きく聞こえる鳥の声を頼りに進む]
[唖然として]
ど、どういうこったい…。
[クゥも口を開けっ放しにしていただろうか。宮殿は綺麗さっぱり消えていた、ぽっかりと空いた平地に人々がいた]
もう少し、この森について色々知らないとなぁ。
魚もこの目で見てみたいし。
[...が思った時、森の一角が明るくなったのに気付く。振り返ると、宮殿が燃えている]
な…!?
まさか誰か残って…
[思わず駆け出す。しかし、ここまで足に使ってきた掃除機はマーブノレに渡してしまっている。しかもハイヒール]
[宮殿の入り口の柱に寄りかかりメリーズを見送っていた...だったが暫くして宮殿の奥から焦げ臭さが]
何か焦がしているのかしら。
[などと思っていると黒い煙が漏れ出してきて、チリチリと火の粉が飛ぶのが見えた]
か、火事!?
[中に誰かいるのだろうか。そう思うと飛び込んで見に行くべきなのかもしれないが、突然の事態に気が動転して足が竦んで動けない]
だ、誰かーっ!!
[中に向かって叫ぶ。が見る見るうちに火災が大きくなっていってその声は無駄に終わる]
ど、どうしよう。みず、水っ!
[念じるが、慌てている所為か具体性がないからか都合よく水は現れない]
あ、マーシャさん!
[おろおろしていると風のように飛び込んできた姿に声を掛けた。が、彼女は入り口で突っ立っている彼女に目もくれず中へと飛び込んでいった。何のためらいも無く]
ど、どうしよう…
[その後、出てくる人、戻ってきた人、誘導しようとする人、そんな多くの人に紛れながらも結局は何一つ、具体的な行動を起こす事なく]
どうしよう…
[何も出来ないまま、宮殿が焼け落ちるのを眺めていた。その後、事態の詳細も他の人同士の言葉を耳で*拾うのみ*]
−回想−
[宮殿を出ていく時に、入口にたたずむサユラを見かけ、
何をしてるか?尋ねたかもしれない。
声をかけにくい雰囲気ならば、
ペコリとお辞儀だけして。]
−回想つづき−
[木が倒れる音が響いた。その音をきいたら、
なんだか急に怖くなって、逃げたしたくなった。
ジーマがそばにいれば、]
わ、私やっぱり湖の方へー。
[そう言って、早足になった。
方向はでたらめで、ただマーブノレ達から離れるがために。]
−回想つづき−
[しばらく歩いていたら、
宮殿の方から轟音が響き、
振り向いて、火柱があがっているのを確認した。]
燃えてる?どうして!?
(まだ残っている人がいるんじゃ…)
[よろめきながらも宮殿の方へ戻ろうとしたが、
あまり近づかない内に、恐怖のためか、
その場にへなへなとしゃがみこんだ。]
−回想つづき−
[しゃがみこんだまま、ギュッと目を閉じ、枕を抱きしめた。]
(……力を……て………いっ。)
[ーそうして、そのまま意識を手放した。
火事はおさまったものの、
宮殿が跡形もなく消えたことも、
知らないままにー**]
−回想終了−
消え−−……た…
[ぺたりと土の上に座り込んだまま、ぽつりとこぼすと、精気のない顔でヒグラシを見上げた。
かけられたタオルを握って、か細く震えながら]
マーシャ…マーシャが…
……だ…い…じょうぶ…ですよね?
また消えただけですよね?
………ああ…
[そのまま座り込んで、みんながあつまってくるのを眺めている。……トレイスさんはどこへいったのだろうか?**]
皆は、大丈夫なんだね。
[辺りを見回すと宮殿内に居た人々がいることに、安堵の息をつく。
ただ、それだけ。誰かが居なくなったなど、知る由もなく。]
[ヒグラシの横に籠があるのに気付く。
聞いた声はあの金糸雀の声だったのかと。]
何故…消える?
――跡形も、無く?
[それは建物のことであっただろう。
ただ、前に耳にした「人が消えた」という話が脳裏を横切った**]
身体を借りる? ジェリコ『も』? 〔首を傾げた〕
つまり、ルナはルナであってジェリコではない?
んー わかんないなぁ。。 血液や脳髄を移植すると時々ドナーの意志が患者に入る事が有るらしいっていう話は聞いたことあるけど…そんな大きな手術を子供にするとは思えないし……。
ああ、子供はいいよね。パワーがあって元気がある。
筋肉量は成人に劣るけどね。
〔結構真剣にそんな答えを返しつつ、宮殿の焼け跡を見回した。〕
綺麗に宮殿『だけ』焼けたなぁ。これだけ周りに木があれば、飛び火してもおかしくないのに。
……ルナがやったの?
そういえば、君はなぜ、ここに居るの?
[目が覚めると、『檻』の中にいた]
ここはどこだわさ?
[ものすごい既視感に襲われた]
私は、火事の宮殿に突っ込んで…、何人かを抱えて出た…あと、どうしたんだわさ?
[傍らのトレイスとルシアスに気づき]
お主ら…。そうか、森の番人とやらに捕まえられたということか…?
で、私も…か…。で、ここが檻の中だわさ…?
[『檻』と呼ばれた空間は、特に鉄格子もなく。ただ、何もない空間。上下左右どちらの方向に何があるのかも分からない]
とりあえず、少し休みたいものだわさ。
[そう言うと、目の前にソファが現れる]
これは、さっきまでの森の中と変わらぬということか…。
[とりあえず、出現したソファに身を委ねる]
[マーシャと別れ、掃除機をお供に森を進む。
不意に背後の上空に茜がさした]
日の出…?まさか!そんな当たり前の事、この森じゃ怪奇現象だぜ!
[しばらく見通せる場所を探して移動したが、どこまでも高く茂った木々に阻まれて茜に染まる空しか見えない]
埒があかねえ。こい!飛ぶぞ!
[お供の掃除機が合点承知!とばかりに足元に滑り込み、次の瞬間には木々の上空に]
何だありゃ、あれがマーシャの言っていた宮殿か…?燃え崩れてくじゃねえか。
みんなは無事なのか?…兎に角行こう!
[掃除機を向かわせようとするが、何故かその場を動かない]
おいおい、なにやってんだ?行けよ!
[ノズルをブンブン振って嫌がる掃除機。更に言い募ろうとした…の耳に土砂降りの雨音が聞こえた]
ぬ、宮殿が消えてく…?
雨で霞んで見えないだけか?
いや、もう何も無いのか…。
あ!てめぇ、雨でショートするのが嫌で動かなかったな?!
役立たずめ!
[がっくりとノズルを落とし、うなだれる掃除機。言い訳するように小刻みに震えるとノズルから銀幕を吐き出した]
ぬぬ!なんだこりゃ?
燃えあとが映ってる?
ちくしょうみんな無事かちゃんと見せろよ。
こら、音声来てないぞ!
[あちらの様子が音声付きで映し出され、食い入るように銀幕を見つめている]
マーシャが…消えたのか…。
[あらかた見せ終わると、掃除機は勝手に下降し森に戻る。…は地面に座り込み溜息をついた**]
今ここにいない人は他に誰か知らない?
[マーシャは多くの人の目の前で"消失"した。だが昨日既に旅人や誰かいなくなっているとの情報もあり、呆然とする皆の中で自主的に点呼を取っていた]
トレイスさんは? 彼はまだ戻ってきていないの?
[彼と共に宮殿を出た者がいないか、外で彼を見た者がいないかその場に居る皆に聞いてまわる。手にはどこからか出現した紙とペンで皆の名前があった]
(なんて偽善……)
[火災に対して何もできなかったことへと点数稼ぎ…マーシャの行為に比べて、自分は何も出来なかったことへの悔悟と、自分への腹立ちがこんな行動に彼女を駆り立てていた]
[結局、ろくに眠ることなく、人探しに奔走する。
火災と消失に反応する人々の間を聞いて周り、改めてトレイスの不在を確認したところで、
ジーマからは一眠りする前の彼が
>>2:106「また、誰かが"捕まる”のかなぁ?」
と漏らしていたという情報を聞いた。
そう…彼は中にいたの、ね。
[一度外に出ていた自分と入れ違いになっていたことを確認し]
(宮殿の最後は焼け落ちたのではなく、雨によって火は止み、砂のように崩れて消えたというところに救いを求めたいところだけど…)
[...はマーシャとトレイス二人の無事を祈った。その際、胸元のペンダントが手に当たって微かな不快感を覚えたが今は気にせずに、*ただ祈った。*]
[小鳥の歌に導かれ、いなかった人が何人か戻ってきた。
その中に医師見習いの男がいなくても、まだ迷子になっているのだろうと気にかけたりはしなかった。
いつの間に抜け出したのか、牧童の帽子の上で、小鳥がチチチと囀っていた。
思わず立ち上がり、問う]
君が、森の番人かね?
その小鳥が何かを伝えようとしているんだが、私には分からないのだよ。
私はただ知りたい。何故、と。
それを知っているのは、呼ばれただの望んだだの言う女か、番人とやら位だろうからな。
なぁ、君がそうなのか?
[例えそうであったとしても、違う何者かであったとしても、牧童からは満足のいく答えを得られたりはしないだろう]
……なんとなく、予想がつきそうで怖いな。
[>>2:117の言葉に。一瞬だが、マーブルが爽やかに汗を流しているところを想像した。鳥肌がたった。
と。大きな物が倒れたような音>>がした。彼女が焦るように早足になれば、意図はわからずともついていく。
急いで歩くと危ないぞ、と注意を促しながら。]
――なッ
[後方から轟音と共に、この森に似つかわしくない明るい茜色が暗闇を遮れば。
直ぐ様後ろを向いて何が起こっているか確認しようとしただろう。]
燃えてる……だと。
[確か、あの周辺には何人か残っていたはず。不安になって駆け出しそうになるが、少女の方を見やるとよろけていて。]
お、おい。大丈夫か。
[慌てて駆け寄り、少女を支えて。ゆっくりと腰を下ろさせた。
と同時に。自分の左手がビクンと跳ねた。小さく舌打ちをして左手首を掴む。]
こんな時に……
[苦虫を噛み潰したような表情で、頭の中で響いた乾いた音の余韻が止むまでしゃがみ込んでいただろう。
――今回は、なぜかサユラの姿が浮かんで。……何か関係があるのだろうか。。。]
って、んなこと考えてる暇はねぇ、な。
[気がつけば、少女の方は意識を失っていて。どうしたものか、と少し悩み。
枕を少女の腕から抜くように取り、小脇に挟むと、気を失っている少女を背負っただろう。]
……とりあえず、皆が無事か。確認しにいかねぇと。
[かと言って、ジェリコを置いていくこともできるわけがない。
考えた結果が一緒に連れていく。……機転はそう上手くはまわらない、良い方法が他に思いつかなかった。]
―回想終了―
[……そういえば、人をおんぶするのって初めてだよなぁ。
とか、しょうもない事を考えつつ。宮殿があった場所まで戻ると、欠けてはいるものの大体の面子はその場に居ただろうか。
すっかり、火は消えており、それどころか残骸まで綺麗さっぱり無くなっていた。
……地面は暗くてよく見えなかったものの湿っていた事は感じ取れたかもしれない。]
皆、無事か?
[そう言って皆の反応が返ってくるのを待っただろう。]
[サユラから点呼をとられれば>>24、無事だという事を告げただろう。恐らく、ジェリコも気は失っているが大したことはない、という事も。]
トレイス、中に居たまま宮殿の跡と一緒に消えちまったのか……?
[マーシャも消えた、と聞けば。ワケが分からねぇな、と納得のいかない表情で跡地を見つめた。]
これも、森の番人とやらがやったのか?
トレイスや、マーシャを消すために?
[思っている疑問をつらつらと呟くように吐いていく。
ふと、ヒグラシの言葉>>26が聞こえて。つられるように牧童の少年の方に視線をやる。森の番人……彼がか?いや、確かに緑色でそれっぽいけれど。
ヒグラシもヒグラシで何故そんなことが分かるのだろう。
気になる事が重なり、その二人のやりとりを見守るように見つめていただろうか**]
[あれこれと聞いて回っているサユラの陰を横目に感じながら、びしょぬれの...はひたすら呆然とその場に座り込んでいた。これだけ濡れているのに不思議と寒くない。身体も重くない。夢なのだろうか、夢というのは便利なものだ。こんなにショッキングだというのに―身体に痛みを伴わないなんて。それとも、そう望んだからだろうか?]
………トレイスさんは?
やっぱりいないの?
[昨日―という表現で正しいだろうか。夕べ、彼に違和感を覚えたのは確かであった。誰かが消えたかもしれないということに対しての応答が、何かはぐらかされているように感じたのである。...がそう、誤解しただけであるかもしれないが。]
………消えたのか。
消されたのか?
[雨はやんだのだろうか。しっとりとした空気の中で、ぽっかりとなくなったその場所を見つめると、くるりと踵を返す。タオルでぼふぼふと乱暴に身体を拭き]
おかしい!
絶対に、変!
[文句というよりも、ただ断定するように口走る。]
みえなくなった人たちと、ここに今いる人と、何が違うんだろ?
闇に解けたの?
まっくらな森と、一緒になってしまったってこと…
[ぶるり、と身震いする]
[ふと気がつけば湖にかかる霧が、晴れています。
そして湖の上には、霧が凝固したかのように白い橋が一つ、
架かっていたのでありました。]
―――……、いいえ、まだ。
でも、早く渡らねば、落ちてしまうかも。
[言い知れぬ予感を呟けば、一度振り返ります。
遠いのか、近いのか、その距離もわからぬまま、
宮殿が燃え落ちるその光景を、わたくしはこの目に映しました。]
[自然と胸元に手が触れました。
けれど、そこには何もありません。
あるべき物が存在しない、そんな気がしました]
――…失くしてしまったのかしら、
そう、大事な……
あの人に貰った……
[胸元を押さえればそこにあるべきものがない悲しみを感じます、そして燃え落ちるその宮殿の姿にも、溢れた悲しみは涙となって零れ落ちて――ああ]
……わたくしは、あのようなこと、
願ったわけではないのです。
[それは遠い、とても遠い記憶の残滓、
わたくしはゆるりと今は雨に濡れた宮殿の跡地へと足を進めたのでした]
[小鳥の啼き声と聞き覚えのある一つの声を聴きました。
その方の姿や、作家という職業などと知らなくても、
そうその声には確かに夢でわたくしに問うたそれでした。]
わたくしは、違います。
――そして、あなたも、違うのですね。
[それだけ告げれば、
しばし喧騒に耳を傾けておりました。
誰かが消えた、という言葉。この森で人が消えることは、それほどまでに恐ろしいことでしょうか?むしろここに在ること自体が不思議で、哀しくて。
わたくしはやはり胸元に手をあてたまま、
ただ涙の溢れるに任せていたのです**]
[考えを巡らせていると、先程まで籠の中にいた筈の金糸雀が自分の頭上で鳴いているのに気付く。]
君の声は、よく響くね。
――開けている場所だから?…森だから?
[変わらず囀る金糸雀に微笑をこぼす。]
>>*5
[どこからともなく声が聞こえ、眼が覚める]
ほむ…。なるほど、これは、「森の力」ではないのだわさ?
どうも、私の記憶が少し戻ったような気がするのだわさ。ここに来る前の…。
えい!
[と言うと、目の前にフルーツの盛り合わせが現れる]
なるほど、やっぱりね。
[そういうと、目の前のフルーツ盛り合わせから、パイナップルのスライスを取り出して、ぱくつく]
どうやら、ここに来る前の職業は…「魔法使い」だったようだわさ。道理で、空飛ぶ箒とかも、慣れてたはずだわさ…。
しかし…。
[そう言って、腕組して]
では、なんで、私は、ここにおるんじゃろな…?
[首を傾げる]
ギリッ
[再び森の外に投げ出されたままになっていた格好で...は腕を組んだまま立っている。奥歯を噛み締める音が自然と口の中で漏れていた]
変? 森の番人? 闇と一緒?
誰かが何かをしているなら、とっとと何とかして欲しいものね。
私に、何をさせたいって言うのよ。
[マーシャが消えたのは何かをしたからなのか、ただ何かの理由で選ばれたのか、邪魔だったのか]
わけわかんない…
[募るのは苛立ちばかり]
[意識を取り戻して、まず耳に入ったのは金糸雀の声。
それからトレイスやマーシャが消えたという話。
パチリと目を開けたら、視界に飛び込んできたのは、紅。]
え?わ、何?
[状況が把握できずにあわあわとしているのを、
ジーマや周りに気づかれただろうか?
宮殿が燃えて消えてしまったこと、
自分が倒れてしまったことも説明されるだろうか。]
もう大丈夫、ありがとう。
[そう言えば、背中からおろしてもらえたでしょうか。
なんだか少し勿体ない気もしたけれど。
まだちょっとふらつきつつも、枕を返してもらえば、
ぎゅっと抱きしめて、その場にいる皆の顔を見回します。]
[はたと、>>42でサユラが奥歯をかみ締めているのに気づくと]
んー、まあ、早く戻れるに越したことはないけど。
消えた人が「帰った」のか、それともどこかにいっちゃったのか…
解れば、何かヒントになるかも…?
[イライラしているのを感じ取ったのか、少しは前向きになれるだろうかと声をかける。
早く戻れるに越したことはない…「みんなにとってはね」、と心の中で付け足すか。自分はこの世界の身軽さに慣れてしまって。思えば、かすかな苦笑い]
うーん…
あの雨。宮殿の炎。
森の力が起こしたのだとしたら、マーシャはその力にやられて…
……森の力をなくせば、もどれる、かな?
[首をかしげた*]
うむ。ここにおっても、埒があかんのだわさ。
ちと、ここから出てみようかの…。
[ぱちんと指を鳴らすと、箒が現れる]
行くぞい。
[箒にまたがって、ゆらんだ空間に向かって飛んでいく。ぶにょと音がして、まるでゼリーの中に飛び込んだような感覚]
こなくそー。
[ものすごい圧力を押しのけ、前に進んでいくと、やがて、その圧力も感じなくなり、あの森に出た]
およ…。出られたぞよ。
[そのまま、あの宮殿のあったところに向かってみる]
焼け落ちたところまでは覚えておるのじゃが…。
皆は、無事だったのじゃろうか…?
[宮殿はすっかりなかった]
なんと、なんと。
[元宮殿のあったあたりには、数名の人影が見える]
おーい!おーい!
皆、無事であったか?
[しかし、誰一人として返事する者はいなかった]
どうした?お主ら、聞こえんのか?
[大声を張り上げて、皆に近づいていく。しかし一向に反応はない。やがて、皆の座り込んでいるところに降り立つ]
お主ら、大丈夫だったんだな?
[助け出したフーに近づいて、その手を握ろうとした瞬間。手が透けたかのように、空をつかんだ]
な、なに…?
そ、そういうことなのだわさ…?
(炎が誰かの意志であるなら、)
[害意を持っている人がいる。それは無意識的にも含めての可能性]
(雨が誰かの意志であるなら、)
[モノを出すだけの自分達以上の力を持っている人がいる。でもそれは私の力が弱いだけかも知れないが]
駄目ね。
仮説だらけで、まとまりゃしないわ。
-元宮殿前-
>>43
[枕をぎゅっとしたジェリコに向かって、指をさし]
お主が、森の番人だったのか。
[と言った]
[しばらく地面に座り体を休めていたが、立ち上がると紙とペンを取り出し、何か書きつけている]
森から出られたんなら消えるのも悪くないだろうけど、消えかたってーのがなぁ。
…燃える宮殿と共にって後味悪いぜ。
[一人ごちながら書き終えると紙飛行機にして空へ飛ばした]
多分届くだろうよ。まぁ届かなかったらそれはそれ。
[紙飛行機の中にはこう綴られていた]
ジーマへ
やぁ、今日も迷子か?俺は元気だ。
火事の光景は森の怪奇現象で一応認識してる。
しかしそちらに行く気はいまのところねぇ。
一か所に集まったせいで起こった火事な気がするんでな。
一応生存確認のために一筆書いた。
そんじゃー元気で。またなー。
=???=
[ふわふわと今まで出来なかった宙に浮くと云う技を習得しマーシャ=ハルの元へと飛んで行った]
どうも、こんばんは、かな。
貴女も『檻』に閉じ込められてしまったひとりですか…
どうも、いろいろ不便ですが元に帰してくれる日は来るそうですから、もう少しの辛抱ですよ。
こうなったら、いっそこの摩訶不思議な世界を堪能するのも手かもしれません。
[少しでもポジティブな事が言いたくて、そんな科白を吐く。
フーに触れようとして、失敗している様子には]
『檻』と云うのはどうも、この真っ暗な森の中さえ異質なもののようです。
[肩を落としたように淡々と現実を述べた**]
[地下通路への入口は見つからず]
地下通路も宮殿の一部で、いっしょに消えたってことかあ…。
[犬と目を合わせる、犬は困ったような表情を浮かべたようにも見えた]
そして消えた二人……おいらもこの世界から消えちゃうのかな。
これが夢なら、現実世界にちゃんとおいらは居るんだろうか。
もしおいらが、誰かの夢の登場人物なら、おいらっていう存在はどうなるんだろう…
[と呟いた、誰かの耳に入ったかもしれない]
………森の怪奇現象、か。まぁ、その言葉が一番納得出来るか?
[あいつらしい、と紙面に綴られた文字を目で追いながら呟いた。]
一箇所に集まったせいで起きた事故……?
どういうことだ、人が集まるから事故が起こりやすくなる、のか?
[確かに人の密度が高ければ、人同士やら単独の事故は起きやすくなるだろうが。。]
アイツの考えてること、いまいち良く解らんな。
[息をついた。もし誰かがこの文面を見たければ、シワの寄った手紙を渡しただろう。]
[曲芸師の方の呟く声が聞こえます。
自身の存在の不確かなこと、たしかにそうなのです]
……わたくしも、夢から醒めたら、
海の泡となって消えてしまうのでしょうか。
[ぽそり呟けば、風を切る飛行機を見つめました]
[ジーマがサユラに元紙飛行機を渡すのを眺めながら、]
アイツって?
マーブ…さんのこと?
[恐らくそうだとは思いながら、とりあえず聞いてみました。]
みんなで一緒にいると、よくないの?
…一人でいた方がいい?
[不安そうに尋ねました。]
[ジーマから手紙を受け取り、眺める]
この文面、名指しからして…貴方達は非常に親しい仲?
ここに来る前からの知り合い?
あと、彼は何か知っているのかしら。
[ジーマの表情を窺いつつ、思いつく先からぶしつけに尋ねていく]
>>*7
なんじゃ、一発で当たってしまったのか…。
おもしろくないだわさ。
[適当に言ってみただけらしい]
だからと言って、なにかできるわけでもないがな。
適当に暇をつぶさせてもらうぞよ。
[とりあえず、ジェリコのパジャマ帽子ぺちぺちしておいた]
ん?んー……まぁ、最初森で会ったときよか、打ち解けたとは思うが。
[別に、非常に親しい、ってわけじゃないと思うぜ?とサユラの探るような言葉に頬を掻いた。
が、ふと自分の胸に刺してある花を見て。あー、と考え直す。]
……いや、まぁ。妙なやつだが、悪い感じはしねぇな。
いんや、オレがあいつと会ったのはこの森に来てからだ。
怪奇現象やら花を探してる、って聞いたが。森のことを知ってる感じではなかったような気がするがな。
[実は自分が知らないだけ、というのもあり得るか。と、肩をすくめてみせた。]
>>+14
おやぁ?お主はどうやって、あそこから出てきたんじゃ…?
堪能したいなら、お主一人で堪能するがよいだわさ。
私は、適当に暇つぶしをするだけだわさ。
おい、ジェリコとやら、あの「檻」とやらは、欠陥物のようだわさ。
[ジェリコの目の前に歩み寄って、そう言い放った**]
そそ、あいつだ。あのむはーむはーだ。
[ジェリコの言葉に頷いて。]
……どうだろうな。一人は一人でつまらないと思うが。
オレは事故が起きようと誰かと一緒に行動したいな。
これがもし夢の中……なら。楽しまないと損だろう。
[しれっと、言っただろうか。]
[そして淡い灯火を手にその場を去ろうとすれば、
ふと目が惹き付けられました。お下げの少女の胸元にあるペンダント]
………、あれは、
[つき、と胸が痛みました。
あのペンダントがわたくしではなく、彼女の胸元にあることが無性に悲しかったのです。
あれはわたくしの大事なもの、そんな気がしました。
けれど何故そんなふうに思うのかは、どうしてもわからなかったのです]
さぁて、サフィラでも探そうと思ってたのに出鼻を挫かれちまったし、なーんか気晴らしでもしたい気分よねー。
[掃除機を引き連れてぷらぷら森を進む。少し広い空き地に出た]
あ、そうだ!なんつーのこれ、東洋の言葉で厄落とし?
湿っぽくしてりゃー助かる訳でもなし。ぱーっとしたいじゃないの!
[鼻歌まじりで色々空中から出し手は準備を進め、ヘルメットにジェラルミンの盾を用意すると、手早く幾つもの導火線に火をつけて回った]
(ばしゅーーーー!!ばしゅーーーー!!ばしゅーーー!!…)
(ひゅるるるるるるるるる…ドーン!ドドーン!)
(ぱらぱらぱら…ドドーーン!)
[先程の雨の名残を払うかのように、どんよりとした真っ暗な空に大輪の花。
白・赤・青・緑・黄色。とりどりの鮮やかな火花が枝垂れ、連なり次々と咲き誇る]
あっちでも見えてっかなー?まぁ肩の力抜いて行こうぜー。
よし、残りの[[10d10000]]発の点火はお前やれ。
[掃除機に花火の点火を任せると、ビール飲み飲み花火見物]
たーまやー。かーぎやー。ぃよっ!中村屋!
[ちょっと間違えている]
……そか、別に大丈夫ってんならいいんだが。
[その割には元気がなさそうだけどな、と思いつつも口には出さず。]
闇の中をさまよわせる、それが森の望み?
もしそうだったら……それでこの森は何を見せたいんだろうな。
それに、わざわざ連れてきた奴らを皆の前から消す意味も。よくわからねぇ。
[迷わせる事を生きがいとしている愉快犯でもあるまい、とワケの分からなさそうな表情をしていただろうか。
……サフィラの触れた花は赤く染まり。それを見た...は。うわ、と少しのけぞった。]
[闇を裂く音、そして、空に咲く花。
見上げれば暗い空に鮮やかな大輪の花火が咲き誇っておりました。わたくしが一度目を奪われれ見上げた瞬間、光の花は白くその顔を照らしだしたことでしょう]
……何を、見せる?
それはきっと、闇の中でしか、見えないものを。
[赤い花に仰け反る人の、赤い髪が揺れます。
赤は深い悲しみの色、悲しみの記憶に触れる気がして、わたくしはそっと目蓋を伏せました]
まー、気持ちはわかるけどな。アイツはいろいろ不思議な奴だし。
[サユラの言葉に、特に気にして無い、という素振りを見せると、煙草を口にくわえて。]
でも、そんなに焦ってどうしたんだ?
[なんかあったのか?と、焦っている理由がよくわからず。
率直にあまり納得のいってなさそうな表情のサユラに聞いただろう。]
な、なんだぁ?
[いきなり空から轟音が聞こえたと思えば、色とりどりの爆発が。]
……。
[あいつだな、きっとあいつだ。と、少し呆気に取られていただろう。]
しかしまぁ、景気のいいことで。
[どっから持ってきたんだか……って、欲しいと思えば出てくるのか、今思えば。
……え、花火、見たかったのか?]
火事…じゃないよね?
[誰にともなくそう呟いて、再びサフィラの方を見れば、
自分と同じように花火を見つめるのがみえて。
綺麗な人だな、と思いました。]
今日突然、普段出来ていたことができなくなってたら…
[自分がもっと早く火災に気付いていれば、トレイスを宮殿で見つけていたかも知れず、マーシャが中に飛び込むこともなかったかも知れない]
普段から自分は咄嗟の行動を取れるはず…なんてうぬぼれていただけ。
せめて、次に同じ失敗したくなって思っているだけよ。
[自己完結に終始した言葉を漏らす]
……番人ってそんなに怖いのか?
確かに、この火事を起こしたのが番人の仕業、ってんなら少し怖いかもしれんが。。。
[別にそう言うわけでもないんだろう?と自分の後頭部を掻く。]
だったら、怯えるだけ無駄だろうよ、多分。
……それに、森の番人とやら。そいつらの目的も少し興味はある。
[サフィラの言葉が気になったから、というのも一部入るだろう。
今は納得の行かない頭を解してくれるような。そういうものを望んでいるのかもしれない。]
……闇の中でしか見えないもの、か。
[目を瞑り、溜息をつく。闇の中だったら何も見えないだろうに、と考えるも。
恐らくそういう話をしてるんではないんだろうな、と目を開け、サフィラの表情を伺う。]
………まぁ、いい。
もし、森が何かを見せようっていうのであれば。今に分かるだろうしな。。。
ジーマさんは、番人さん、怖くないの?
ジェリコはよくわかんない。
でも、みんなが話しているのを聞いてると怖い気がする。
[頭を掻くジーマをじっと見上げながら、]
ジーマさんは強いんだね。ううん、臆病じゃない?勇敢?
番人の目的、か…。
[何やら考え込んでるようにみえるジーマをみながら、
自分も何やら考え込んでいるふりをしてみます。]
……ぁー。。。あれは、火事じゃないだろう。うん。
あれは、あーゆーものだ。楽しむものだ。暗い所だからこそ映えるものだな。
[もしかして、ジェリコは花火とか見たこと無いのか?と一瞬頭をよぎる。しかし、良い説明は思い浮かばない。]
……いや、なんで花火が上がってるかはオレは知らんがな。
………なに?
[サユラの言葉に眉根を寄せた。そして自分の左手をちらと見やり。
……もしかして、左手が痙攣したときに、顔が浮かんだことと関係があるんだろうか。
もし、そうであれば。。。左手で宙を泳ぐ魚を触った時の事もつながる。つながるが。]
疲れてるんじゃないか?気を張りすぎて。
[何故、そんな力がオレにあるんだ?これも森の意志なのか?無論、そんな事は口には出さず。代わりに紡いだ言葉は在り来りで遠まわしな気遣いの言葉だった。]
[また、つき、と胸が痛みました。
遠い遠い昔に、あのペンダントをわたくしに下さったのは、
一体誰だったのでしょう。そして、わたくしの手に穢れをもたらしたのは一体誰だったのでしょう。]
………、
[己に問うても答えはなく、私は赤く灯火光るユリの花を手に、その場を静かに立ち去ることにしたのでした]
怖いとか、怖くないとか。。。そうさなぁ。
[ジェリコの言葉に、少し悩む素振りを見せ。]
番人って位なんだから、人なんだろう。
なら、意思疎通はできるかもしれないしな。
なんだろうな。上手くは言えないが、別に番人が表立って悪いことをしている、って決まったわけでもないのだし。
一方的に怖いだとか言うのは、なんかずれてる、って言うか。。。
[難しいな、とポツリと感想をこぼす。]
とりあえずは、今んとこは怖くねぇかなぁ。うん。
[鈍感、臆病、勇敢。わからない。確かに畏怖するべきのものなのかもしれないが、今の自分にとってはなぜか怖いものとは思えなかった。]
[いつまでそうやって花火を楽しんでいたのだろうか。ふりしきる火花の一つがいつまでも消えずに手元まで落ちてきた]
ぬぬ?火の用心だぜ。あんな火事の後だしな。…っと。これは、ダリアじゃねーか。
[叩き消そうとした…の手元には花火のように鮮やかなボール咲きのダリアがぼんやりと赤く光っていた]
ああ…そうか。俺は…あいつの為に花束を作ったんだったっけ…。
そんな事も忘れちまってたとは…。森、恐るべし。
[ふぅ、と溜息を一つ付くと、最後の花火が上空に上がるのを見つめた]
儚い、な。
そ。よくお祭りであがったりしてるんだが……見たことないか?
[恐らくその表情からすると知らないんだろうな、と心の中で呟いて。]
音はきついが、綺麗なもんだと思うけどな。
よっと。さーて、結構思い出して来たぞ。大事な事までもう少しな気がすんだよな。
顔がなぁー、思い出せないんだよなぁー。
あいつって誰だっけ?[旅人 ルシアス]かな?
まっさかなぁー!…でも覚えてないだけだったりして。
[ブツブツ言いながら尻の埃をはたくと、また森の奥へと歩いて行った。途中誰かに会うなら<<曲芸師 テッド>>かもしれない?**]
……それが不安、か。
いや、オレにはさっぱりだが。。。
そっちが深く考えすぎなのか、それともオレが考えてないだけか。
[どっちなんだろうな?と。誰に言うわけでもなく呟いた**。]
いんや、オレも色々整理がついてなかったからな。
結局、考えはまとまらなかったが……気持ちすっきりはした。
[礼を言われれば、こちらこそ、と返して。]
そか。それじゃ、な。
[ジェリコの後ろ姿を見送れば。煙草に火をつけて、紫煙を燻らせながら、自分もアテもなく歩き始めるだろうか。
ああは言ったものの。考えることが出来たせいかしばらく一人で居たいのかもしれない**]
[振り返れば、幼い少女が後を着いて来ておりました。
何故わたくしの後など追ってきたのでしょう、
枕を抱えた少女に名乗りを返します、そして問いかけを一つ]
……あなたは何か探しているの?
それとも何も探していない?
[闇の中を、ひらり、蝶が舞います。
赤く輝く燐粉を振り撒きながら、
湖への道を、蝶はひらりと飛んでゆくのでした**]
[次に会った時は、との約束を果たした女からも、鳥が指した子供からも、確固とした何かを得られたりはせず]
…帰りてぇ。
私に必要なのは、お姉ちゃんの柔らかい胸と尻なんだよ。
あと。
あと…。
アイツが待ってる。
私は話を持って帰らないと。
[執拗に番人にこだわるを思い出して、独りごちた]
(こんな何も分からないままじゃ帰れねぇ。
何にもならない夢。振り回されるだけの夢。
見つけたい捕まえたい聞き出したい)
[ベッドから飛び起きて]
うあああ!
ゆ、夢…?
[やな夢だ、この小屋が燃え、一人で燃え尽きてしまう]
(でも…夢といえば起きた後の世界も夢か。
あれ…?犬はどこにいったんだ?)
やっぱり小屋は作るべきじゃなかったのかな…、しかもこの不安感は…。
[そうした思いが具現化したのか、小屋は突然、勢い良く燃え出した]
うわ、なんてこった!ちっくしょう!
私が、私自身が番人ならば。
この森の何かを知って、知っていると思い込めているなら。
どうしたいんだろうな。
(そもそも自分ならばこんなことはしない)
[薄闇に瞬く光も、紅く染まる花も、全て幕のような黒に覆われて。
何処かへ向かおうとする小鳥の淡い光だけが、闇の中で浮かんでいた**]
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