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フン!行くぞ!
[服の襟首を直し、後ろも見ずに受付を後にするクロノ。
その後姿が見えなくなった頃、一緒についていかなかった側近が受付スタッフに近づき、そっと一枚のカードを差し出した。]
「大会に規定以上の被害が起こった場合、これでお支払い下さい。」
[僅かに苦痛を滲ませながら、囁いて頼む。]
「……それより、何が起こっているのか理由を聞かせて頂けませんか。」
[暫し、受付スタッフは考え込んだ後――、そう口を開いた。側近は、口を開くのも辛そうな表情をした後――…]
オイ、お前ら、少しボコってやれ。
[大会本部を出て、暫く歩いた頃、クロノは側近達に告げた。「え?」という表情をする側近を見――]
少し喧嘩して来いってンだ、―――よ!
[側近の背目掛け、ドロップキック。
タン、と着地すると、クロノの胸元で、時計の短針長針とハートを組み合わせたような飾りが揺れる。
一方、蹴られた側近は、何処かの酔っ払いとぶつかり、早くも喧嘩が起こり始めている。]
おい、お前らもやれ。
[次々に側近達を蹴りまくり、その場は混乱の坩堝となった。]
フン。
[たす、たす、と両手を払い、傍らにあった酒店へと近づく。
チキュウ人ではない店主に、充分な金を渡す。]
喧嘩が収まったら、ここにいる奴ら全員に奢ってくれ。
[それだけを言うと、クロノは一人その場を後にした。その背に、ふいに寂寥感が漂う。だが直ぐに、人ごみの中に紛れ分からなくなった。]
―― 格納庫 ――
お前ら、ピットインに「「ClockWorks.rant」の技師達は連れていっただろうな?
チキュウ人達に、ヲレの機体は任せられん。
[別の側近が頷くのを当たり前と見、自分のBF機体を見上げた。精緻で荘厳。芸術品の域に達するBFだった。]
「隊長。」
ヲレは知らん。
[部下に背を向けたまま、クロノは告げる。]
自称撃墜王(エース) ニックは、見学人 ププピドゥーに今塩をふったら、旨い漬物になりそうだなあと(犬が漬物を食うのかとのツッコミはスルー)。
……
[大会本部の受付で巻き起こった喧騒>>18>>19を、物陰から見つめる影一つ。
すにーきんぐみっしょんしてたら上空からスゴイのがハデに>>1->>9現れたから、後をつけてみたのだけど…。
後をつけて大正解だった。当の黒くてもふもふしたいきものが、去り際とても素敵なこと>>19を言ってたのを小耳に挟んだのだ]
…時にフヅキ。
あの方達に関する情報は所持しているでありますか?
[ケンカが一段落してから、しっかりご相伴に預かるつもりで物陰に身を潜めつつ。腕に抱えたプレート型端末に問いを投げる。
フヅキの返答は…+パー+ぐー:詳細な情報を引き出すことができた。ちょき:名前と、簡単な噂程度の情報だけ。ぱー:さっぱり]
ほぁ?なんか知らんが、どっかでお祭りやってないか?
[ホットドッグをパクつきつつ、>>19の騒ぎを耳にして首を傾げた。]
どーせ、上でもお祭りになるのになあ。元気な奴らだねぇ。
へえー…フヅキにも分からないことがあるのでありますなぁ…
[『不明』と簡潔な返答が表示された端末を眺め、感心したようにさっきの黒いのの部下達を眺める]
[ぐぅぅー…]
[と。腹が鳴った]
…喧嘩が収まったら。が、条件でありますから。
さっさと収めてしまいましょう。
フヅキ。リモートによるリトルアースの起動を。
コードサテライトにて至急召喚するであります!
[口にしたのは、操縦者と離れて制御を行うモード。その仕様上、弾幕兵装は使用できないのだが…]
あさると。あそこらへんに。
[フヅキの端末上をとたたたたっと指が踊り、言葉とともに喧騒の坩堝を指で指し示す。
肉弾戦にはちょっと大人気ないくらいの勢いで、喧嘩騒ぎの中心に、3m大の質量を持った球体BFが突っ込んだ。
そのさまは、さながら隕石でも落ちたかのよう。
騒ぎを蹴散らすには十分だろう。
スタッフに怒られるのが誰か、という点を考慮さえしなければ]
さぁ。
先ほどいただいた言質に従い、おごっていただくであります!
[そんなこと欠片も考慮してない操縦者は、リトルアースを傍らにふよふよと浮かべて、期待にきらきら輝く瞳で、喧嘩の火付けとなったもふもふしたいきものをがっちりつかまえていた]
―― 格納庫 ――
[部下が問おうとする言葉を遮る。
クロノが見つめる先は、何処とも接せずに浮いて収まるラント製BFメテログラフトではあるが、思考はリープ。
クロノ以外の兎人達が外に感情を滲ませている一つの事柄だ。
理由分からず滅んだ母星。
先ずは外的危険を全てシャットアウトする装備で2名の部下を調査の為に母星に降ろした。リアルタイムで送られる彼らの映像。その最後の送信データは、同士討ちだった。
遅れて、宇宙連邦がよこした調査隊。調査隊が降り立ち、次第に明らかになっていく事柄。部下達からの志願。
クロノは考えた上で、部下の一人に許可を下した。宇宙連邦の他の調査員達と共に母星に降りる部下。
だが、結果は]
何だ?
[格納庫の何処かより飛び立つ、一機のBigFire。]
「搭乗者ニーナ、BF名リトルアースとあります。」
[凄くアバウトな指示で、隕石のごとく地面にめりこんだBFリトルアース。騒ぎは、ピタッと止まるどころか、一部恐慌に陥っている。]
「ClockWorks.rant」……。
[グレンは、再びツアーを終えた後。格納庫に、何処とも接せずに浮いて収まるラント製BF機体を眺めていた。
ピピッ
と、腕章から通信。
BFが群集に突っ込むという騒ぎが勃発。事態解決の為、召集がかかる。]
―― 格納庫 ――
事態を報告しろ。
[ポイントF-3にて、部下が捕虜となったのを確認しました。]
[捕虜というには緩い拘束ではあるが。]
チッ
[吐き捨てるように舌打ちする。]
お前はここでチキュウ人共が近寄らないよう見ていろ!
[途中、他の搭乗者も見かけたかもしれないが―― 一挙に駆け抜け、]
―― 格納庫→先程の荒れ場へ ――
★登録名:撃墜王 ニック・ブランケット
★所属:無し
★搭乗機:Diable Rouge
嘗て撃墜王と呼ばれた地球の古の下級貴族の愛機・フォッカーDr.Iの複製。ペインティングは当然真紅。
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