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戸田 万寿夫 に 13人が投票した。
二越 鈴 に 1人が投票した。
戸田 万寿夫 は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、城 譲、西野 義則、双海 杏、鶯谷 阿太郎、矢口 恵子、葛城 都、御手洗 業、二越 鈴、碓氷 愛美、結城 丈二、宇留間 悠介、山田 太郎、ガルシア河村 カルロス の 13 名。
―207―
[――また朝が来た。
残念ながら、カレーを食べた前後のことは覚えていない。
とにかくカレーも味噌汁も美味しかった。それだけだ。
…………。本当にそれだけだってば。]
(そういえば、双海さん見なかったな。)
[料理をしたり、カレーと味噌汁の素晴らしいところは、保存が効くところだ! と熱心に矢口へ説いていて忘れかけていたが、昨日食堂に双海がいなかった。]
(いつ行ってもいたのに。)
[何かあったのだろうか。
もしかしたら林に迷っているのかもしれないと思い、今日は朝からタイツを着ていた。
……でも味噌汁は飲んでいこう。うん。
おじやにするだけの余裕がなさそうなのは残念だけど。]
−キッチン−
[本気で一晩砂にまみれて寝てたのは秘密。
服が砂まみれなので、先に大浴場で朝風呂してから浴衣に着替えて
その上から何処から出てきた割烹着。やるな日本政府。
服を洗濯機に突っ込んで、乾燥までセットしたら朝ご飯。
なんか優しい味がどうのこうとか誰かが夢で言ってた気がするので、
今日は略式の参鶏湯。一時間あればバッチリなうえにかけっぱなしで放置できるのがいい。
卵は椎茸と人参、それから刻んだたけのこと葱を加えて胡麻油でふわふわに。
これ、本当にふわふわになるんだよ、お勧め。
それから空芯菜の炒め物、海老と春雨のサラダに酸辣湯。
ちょっと油が多いかもしれないが、まあその辺は気にしない。
調理を終えて、一休み。服が早く乾けばいいと思いながら、
キッチンで何か昼ごはんの準備も今から始めているらしかった*]
ん、…おは、よ
……
…
[朝からすごくバイオレンスだった気がする。
どういうことか]
…
[寝起きの頭、で、状況把握―――できるのか]
…ゆめ… ?
[ある種の悪夢だなと思ったとてもひどい。
悪夢というかなんというか]
ん、…
眠れた。…かざみねは?
[寝起きはあまりよくない。
ぼんやりとしながら頬に手を触れた]
ああ、夢だ。
そのうち忘れるさ。
ん、眠れた上に寝起きも最高だっちゅう話だ。
最初に見るのが青の顔だから、な。
[触れた手を、軽く撫でる]
… 、わ、
[寝起きの思考のままなので
一寸力が入らないままされるがまま。]
ま、待って…
[狼狽えた。
とても恥ずかしいらしい]
[戸田を画面端に追い込み4C→5C→B黒鍵!こっけん!こっけん!→A→4C(jc)→エリアル→JB→JC(jc)→JB→JC→空投げ→あんりみてっどくまさんわーくす→天!]
うし。
これでわざわざ戸田くんが喋ったりする必要なくなったやね。
あたしに感謝しときなさいな。
[服についた埃を落としながら戻ってきた。]
はーい、そろそろいちゃつくのもおしまいにしとくんさ。
もちょっと楽屋裏らしく表をツマミにおしゃべりしようやね。
[カウチ設置。]
―205号室―
[酷い夢を見た―――気がした。
何故か、城とか御手洗辺りをミンチにしてこねくり回し、成形して空気をパンパン抜いてハンバーグに焼き上げる。
そんな夢だったような、気がする。
何故そんな夢を見たのだろう。深層心理の現われだろうか。]
んー……。
[大きく伸びをしてから、ベッドを降りる。]
何を待つんだ?
[うろたえている様子のところで、頭を撫でる。]
んー、どうせ動くのまた夜だろ。
恋愛しそうな所が時間帯あってないんだよな。
[しかし、この部屋に戻った記憶が無い。
それだけ憔悴していたのだろうか。
別に、時間を都合良くすっ飛ばしたいとか、もうログがカオス過ぎてフォローのしようが無いとか、そんなことでは無いはずだたぶんきっと。]
…そういえば、服を洗濯しないとな。
[パジャマ代わりのロンTを脱ぐと、着替え、洗濯物を抱えて階下に下りて行った。]
[何を待つとかそういうことではなく
なんかこう恥ずかしいから待ってくれとか
そういうつい口をついて出たタイプの言葉だった。]
……な、なんでもない…
[阿木高のコンボは見事だった。]
……時間が合わない、は
…たいへん、だな…
…どうなるんだろう。
やー、だからっていまいちゃついてて夜にはまた盛り上がってた、とかいったら次にこっちくる子たちがかわいそうじゃないか。
[カウチにちょこんと座り指を鳴らせばスタッフがクリームソーダをもってきた。]
まあまずはこのダブルベッドしかないような卑猥な楽屋裏をもちょい見栄えよく衣替えしないかい?
ま、時間が合わないことについてはがんばれとしか言い様がないやねぇ。
[クリームソーダをちゅちゅーっと。]
それになんだか時間の合う合わない以前の問題にも思えるし。
良識派の子たちの気合いに期待さね。
ん、ならこのままでいいな。
[背中に腕を回して抱きしめる]
俺と更科は時間が合いすぎだ。
……寧ろいつでも居た気もするが、うん。
結城葛城は合ってるが、吊ったら村終わるから吊れないしな。
え、で、でもこの格好で…!
[阿木高の方、気にした]
…時間が合ったな。とても。
いつでもいる、はお前もだ
そっくりそのまま言葉を返すぞ。
[つついた]
…嗚呼…そうだな…それは…な。
葛城と結城、がんばれ…
なにか、問題あるのか?
[にやにやと笑って、頭を撫でる]
ん、そうだな。
お互いずっといたな。
やりやすかったぞ、ありがとうな。
幼なじみは頑張れ。
えてして、そういう奴ほど中々くっつけないもんだ。
……あ、あるだろう。
わたしが、はずか、しい。
[うう、と顔を赤くして見た。]
…それはその、…こちらこそ、だ。
何というか。うん、ありがとう。
…そうだな、それも王道、お約束、か。
―205号室―
、、、。ふう。
[一晩眠った。夢も見ないような眠りの中で考えた丈二は、もう色々と開き直っていた。
なんにせよどうにせよ、やることはかわらない。だからやれることをやる。謝るのは終わってからにする。そんなことをもやもや考え、丈二は覚悟を決めてベッドから起き出した。]
あ。
・・・・・・いや、まあいいや。
[隣のベッドが空っぽです。でも回収するのはやめよう。自業自得。手早く着替えてから下におりることにした。]
……やっぱり、可愛いからこのままだ、な。
[唇に軽く口づけ]
ん……でも墓に来させちまってすまねぇな。
まだ上にいたかったんじゃねぇか?
ん、
[まだ狼狽え気味で、
じ、と風峯を見てから眼を逸らした。]
う、うるさい。
[それから、視線を横に流し、風峯に戻して]
賑やかなところや皆から
離れたのは…淋しいところも、あるが
いいんだよ、…お前とだし。
[クックッと笑いをかみ殺しながら、更科の頭をあやすようにぽんぽんと叩く。]
ん、ありがとな。
……ま、そのうち此処も賑やかになってくるっちゅう話だ。
でも昨日の馬鹿騒ぎが来ると大変だ、な。
[ちょっと遠い目。]
笑うな…
[むー、と拗ねたようになった。
頭を叩かれて胸に頬をくっつけた。
ちら、と見上げて]
…ん。
そうだな、…皆また揃って――
……――馬鹿騒ぎはな
本当にな、いや、思わず此の村の
タイトルを見に行ってしまったが…嗚呼。
ある意味偽りない
[ダメだった]
仕方ねぇだろ?
可愛い動物をみたら、思わず笑顔になるもんだ。
[喉を指先で軽く擽る。
あれだ、やっぱり猫っぽい。]
ああ、変態の馬鹿騒ぎ。
看板に嘘偽りはない、な。
……あれ、恋愛どこ行った。
HAHAHA、何を叫んでいる。
別にアナコンダがとても愉快なミスをしたからといって阿木高には関係なかろうに。
しかし何故か笑いが止まらぬわ、HAHAHAHAHA!
動物か、猫扱いか。
[む、と斜に睨んだ。
指にはくすぐったそうに目を細め――
なんか猫、と自分でも思って悔しいのか
指を軽く食んだ]
ないな、看板…
…あれ?おかしいな、恋愛村…
[杏の帰還。
朝食のラインナップで、それを知った。
別にこのあと、ふたつの塔とか続かない。ふたみの塔はあるかも]
……おはよー。
[キッチンから音がしていたので、声をかけておく。
なにも聞かないで、普段どおりにしておいた。
昨日の自分は、その方が気が楽だったので]
……こ、これは。
[青酸系毒物、なわきゃあない。
スープ(でいいんだろうか。湯だからいいよね)を舐めて、頭上に!マーク。
美味しかったので、杏が概ね、落ち着いたのだろうことを知った]
ま、猫っぽいよな。
こんな可愛いのを彼女に出来た自分を褒めてやりたいね。
[指を食まれて、む…と少し赤くなったり。
唇を軽く指で突いてみた。]
恋愛どっかいってたな、昨日は。
とりあえずジョジョと御手洗は会わしちゃいけねぇってのは解る。
あのジョジョは絶対熱で脳がやられてるっちゅう話だ。
―食堂―
[気づいたら朝だった。
いつものようにお洗濯、と思ったら二つとも使用中のようで、そのまま食堂へ。]
おはよー。
あ、食事できてる。
[並ぶ料理の数々はおそらく双海特製のもの。ちらっと矢口を見た。
それともレベルアップしたのだろうか。
昨日のカレーはまずまずな味だったし。
キッチンを覗くと双海の姿があった。
とても久しぶりな気がした。]
おはよう双海さん。今日も美味しそうだね。
[別の意味に取られるかもしれない。]
[食事に手を付ける。]
おいしいー。
優しい味がする…。
[矢口の言葉に、箸を止める。]
う、ん。
毎日お料理するとか、どうかな!
例えばおやつ担当するとか。
カレー出来るなら、大丈夫だよ。
[駄目な人はカレーも駄目だと思うから。]
[う、と照れた。]
…じゃあ、お前は、
……くま?
[体格のはなしだった。
赤くなるのを見て、少しいたずらっぽく笑んだ。
つつかれた唇で、今度は指先に軽く歯をたてた。]
だな…。
あの流れでうっかり腹筋が壊れるところだった。
どうしたんだ城…真面目な方だと
思っていた ん だが
やはり熱か。
[――曰く、昔の人は捕まえることを捕縛と言った。
今でも言うっけ? まあ細かいことは置いといて。]
準備完了。
[捕縛というからには縛るものが必要である。
縛るといえば勿論、縄だ。ロープは邪道だ。
ネクタイで代用しても良いが、それは御手洗様の趣味である。]
でも……僕が捕まえていいものなのかな。
[双海とはあまり話したことがない。
そんな人間にいきなり縛られるのはお断りだろう。
むしろそういう場合は目隠しだ。]
―廊下―
[思考が一部変な気がするが気のせいだろう。
あとすごいことをやらかした気がするがそれも気のせいだ。よくあることです。
ということで、双海と親しそうな相手に縄を渡そう。
そう思って廊下を歩いていたのだが……。
誰がどの部屋にいるか分からない。]
うーん。
[悩んだ挙げ句、206(6)の部屋のノブに縄を引っ掻けておいた。]
おいおい、よりによってクマかよ……。
[むぅ、と眉を寄せるが、否定する材料がなく苦笑で終わってしまった。
指先に歯を立てられれば、顔がまた少し赤くなるが、
このままやられっぱなしというのも悔しいので口の中にある指先を軽く動かしてみる。]
ああ、きっともう俺達の知るジョジョはもう何処にもいない……。
御手洗と同じところに行ってしまった。
[御手洗は最初からそういう扱い。]
さて、仕事も終えたしご飯を食べよう。
[縄を引っ掻けた後は食堂へ。
――辿り着いた後で双海が復活したらしいことを悟ったのだが、縄は回収しないことにした。
縄を用いた城のシリアスに*期待しよう*。]
だって、犬じゃないんだろう?
じゃあ…何がいい?ライオンとかはどうだ?
[苦笑されて、首を傾ぐ。]
ん、…
[指が動いて吃驚した。
ひとつ瞬いてから口を離す]
御手洗か…
レベル高すぎるだろう、それ。
なんか上で縄仕掛けられたし。どういうことだ…
[応援した。]
ん、ライオンか。
それならいいか、な。同じネコ科だし。
[仲が良くても問題なさそうだ、と笑う。]
……じゃあ、今度は俺の仕返しだな。
[指が離され、直ぐに更科を抱き寄せると軽く舌を絡めた。]
もしあの縄を使ったら、ジョジョは恋愛じゃなくて怪我で島を脱出するハメになると思うぞ……。
いいぞもっとやれ。
[応援した。]
じゃあ、ライオンだ。
[笑い返し。]
え、ぁ ――ん、
[狼狽えつつも眸を閉じた。
目元が赤い]
な んだか、これ
…ぞくっと、するな、…なんでかな
[唇に触れながら謂った]
…ケガでリタイアは色々問題な気が。
きっと季節の復活を遂げてくれるに違いない。
[唇が離れた後、更科の頭を抱き寄せる形で撫でる様に髪を梳く。]
ん……わからねぇけど。
嫌じゃ、ねぇだろ?
[更科の髪をかき上げて、耳の後ろあたりを撫でる。]
季節の復活か……そうか季節か。
[再び冬でも来るのだろうか。]
まぁ多分、死にはしないんだろうなぁ…。
[緩やかに目を細める。
心地よさそうだった。]
…そうだな、いやじゃ ない。
―― ん
[撫でられてくすぐったげに。]
…何を間違えたのか
奇跡、奇跡だ。奇跡。
[大事なことなのでry]
死なないだろうな、間違いない。
西野とかがとても真面目にみえてくる
なぜだろうふしぎ
ん……、そろそろ起きるか。
[最後に額に口づけをしてから、一緒に体を起こす。]
……そういえば、お茶も出来合いだったけど。
お茶でも失敗するの、か?
[朝を思い出して、ちょっと不思議気に。]
うむ、わかってたけど突っ込むべきだと思った。
多分、そのふしぎはあれだな。
どうやって理解するか悩むより、どうすれば理解しないで済むかを考えるべきだな、きっと。
…ん。
[落ちかかる前髪をかき上げた。]
あ、いや。
…その
失敗、しそうというか。
…慎重であるに越したことはないというか…
[とても情けなさげに眼を逸らした]
…わかってて、わかってて。
くっ…。
理解しないですむかをか。
逆転の発想だな…。碓氷筆頭の女子生徒が
まともなのは、見ての通りなん、だが。
このままだと、一緒に抱き合ってゴロゴロしてるだけで一日終わりそうだったから、な。
俺としちゃ望むところだっちゅう話だが。
[抱き寄せて照れくさそうに微笑む。]
大丈夫だ、一緒に練習してれば出来るようになる。
身につくのは男料理だけなのが難点だが、な。
[しかし、どうやればお茶が爆発する危険性を持つのだろうか。
そこまで行くと茶葉にニトログリセリンでも混入している可能性すらある。]
よしよし、青ちゃんは本当可愛いなー?
ああ……あそこから相手を選ばなければならない女性陣を思うと思わず涙が零れそうだ……。
個人的にはガルシアが一番まともだと思っている。
次点で西野かウルマか……?
―食堂―
[ほとんど喋ることもないままに朝食を食べ終えた。
覚悟を決めたといってもなにを手がければいいのかさっぱりだ。
ふぅ、とため息ひとつ。]
、、、、、、何人殺せば、世界は平和になるのかな。
[思わずなんか声に出た。]
二人じゃないかな。
罪が平和を妨げるなら、原罪を裁かなきゃ。
[旧約にも書いてあった、と真面目に答えた。]
[ダンボールの中でもぐもぐもぐ]
う、
[それは とても 照れくさい。ちらと見た後]
そ、そうだな。
あまり、寝すぎるのも、よく、ない。
[うん、と言い聞かせるように言った。]
そ、か。…一緒に練習、頑張る。
男の料理も、いい。美味しかったんだぞ。
[なんだろう、恐れるあまり良く分からない未知の力が満ちているとかそういうことだろうか。ニトログリセリンは甘いらしいが]
そ、その呼び方はやめないか。
……ううん、ガルシアはまともだな。
次点も同感だ。……、御手洗は何処に行くんだ?
[異次元。]
ん、一緒には居られるわけだしな。
我慢できなくなったら、何かするし…。
[何かがなんなのかはミステリー。]
そうか、美味しかったなら、俺も嬉しい。
教えられるところは幾らでも教えるさ。
……ただ、火は俺のいる時だけな?
[最初はオーブンかレンジがいいだろうか。
とりあえずレンジでゆで卵は無理ということは最初に教えておこう。]
じゃあ、青ちゃん(せーちゃん)じゃなくて青ちゃん(あおちゃん)とか、か?
文字が変わってない気がするのは気のせいだ。
御手洗とジョジョはもう……戻ってこれないのさ。
−外−
・・・・・・
[周囲を見回す。一体何故こんな所に転がされているのかさっぱり分からないが、だいぶ時間が経ってしまったようだ。日も登っている]
なんで結城君にいきなりけられたのか、全く分からない。
ともかく状況整理をしなければ。
この状況、日恋のプログラムとやらを一刻も早く打破し、脱出もしくはプログラムの破壊を行わないと・・・・・・そろそろ社が危ない。
[気がつくと、御手洗は眼鏡をかけていた。そう、これこそが御手洗ビジネスモードである。彼は眼鏡をかけているあいだはまともである。どうやらショックで読書用の眼鏡がパイルダーオンしたようだ]
しかし、昨晩一体何が起こったのだろうか。全く覚えていない。ここでは酒を口にしていないようだし、一体これは・・・・・・
[覚えていない方が身のためです、御手洗様。それはさておき、少し物思いに耽って立ち尽くしている]
そうだな。うん。
…何か?
[ミステリーって。と怪訝そうだ。]
まずはそう、こう、色々
基本がなっていない気はしている。
…ん、あ、ああ。
勿論だ。火は、危ないからな。
[神妙に頷いた。電子レンジの正しい使い方を覚えるところからか。]
あお、………な、なんかちゃんづけっていうのが
慣れなくって、だな。駿、くんとか、なんか、はずかしくない、か?
[そうか、あいつら帰ってこれないのか、と遠くを見た。]
気にしないほうがいい、きっと。
[押えつけて擽るとか?]
ん、そうだな。まずはそこからか。
不器用な奴ってもいるが、青はそうじゃないと思うし。
……知り合いに、ボーリングに行くと5回に1回はすぽ抜けて後方に飛ばす奴がいて、な。
[死ぬかと思った、とどこかに視線が彷徨う。]
男はアレだが、女なら可愛いじゃないか。
ちゃんづけが嫌なら……たんとか?
せーたんとか、あーたんとか。
[にやにやと笑み。]
ああ、むしろ帰ってくるなという勢いかもしれん。
―食堂―
(さてはて。)
[ご飯を食べた後はいつもの考え事だ。
昨日の後遺症が残っているような気がしたが気のせいだろう。
矢口から聞いた話を纏めると、彼女は今現在とても危険な状態である(最もそれは阿太郎の勘違いだったわけだが、現実になったらしい)。
脱出よりも先に考えるべきことが出来た。
自分一人なら十分に危ない橋を渡れる。
しかし、今は矢口を安全に逃がす方法から考えなくては。
……風峯のクローン個体とかいれば話は別だけど。
それはそれで複雑だろう。色々と。]
ちょっと出かけてくるよ。
次のご飯までには戻るから。
[少なくとも、ここには矢口一人ではない。
危ないかもしれないと昨日の内に言ってあるのだから、矢口も信頼出来る相手と行動するだろう。矢口が信頼する相手は自分も信頼してみようと思う。
ダンボールをかぶり、食堂を出て行った。]
―廊下→エントランス―
[今日は張り紙はされていないようだ。
そういえばこのプログラムには実施期間とかあるのだろうか。]
………。
[立ち止まっていても仕方がない。
……かと言って、碌な妙案が浮かばないのも事実だ。
真っ先に浮かんだのはイカダ。
…まあでも、そんなものは船だかヘリだかに見つかってしまえば終わりだ。近くの島まで逃げ果せる可能性なんて無いに等しいし、先回りされて終わりだろう。
潮流を使って泳ぐことも考えたが、水泳部でもない矢口に無理を強いることになるし、何より溺れたりしたら危ない。
海と南極は人間が支配し切れていない自然の驚異なのだ。]
…そうか。
[息も絶え絶えになるぞそれ!]
ん、不器用ではないと、思ってる。
…え。それは。……それは……
大変だな…。ボーリングのボールなんて
当たったら、死ぬ。
[真顔で頷いた。無事で何よりだった。]
…!?た、たんっていうな。
なんか、だめだ。それは、だめだ。
[首を横にふった。にやにやするな、と一寸睨む]
なんということだ。
帰ってくるな、でも普通にどこかから生えてきそうなのが怖い…。
―エントランス→外―
[最初の案では、ログハウスに爆発物(偽)を仕掛け、安全確保のためにプログラムそのものを中止させようというものだった。
しかし考えが甘かったらしい。
先日、結城にあっさりと解除されてしまった。
偽物とバレたかどうかまでは分からないが、少なくとも学生のフリをした工作員に撤去されるのだ。彼には相応の知識があると見ていい。
そうでなければ、爆発物の処理など出来ないはずだ。]
[とぼとぼとダンボールは外へ出て行くった。
考え事をしていると周りが見えなくなるようだ。
砂浜方面へ歩き始める。]
(結城くんか……。)
[彼は目的が違う、と紙に書いたと思う。
もしかしたら安心させるための嘘かもしれない。]
(でも、他に頼れるのは西野くんくらいだよね……。)
[仮に西野にそのことを話して、結城や、他にいるかもしれない工作員に目をつけられたらどうなるだろう?
内部に敵がいるらしい以上、危険な話だった。]
―外―
[うろうろしていると、ちらっと人影が見えた。
残念ながら求めていた人影ではない。
……まあある意味で凄く頼りになる人だけど。]
御手洗く……、
[雰囲気が違う。まずぱっと見で違和感がある。
じっと見つめて、ああ眼鏡かと気づいた。]
(邪魔しない方がいいのかな……。)
[御手洗に相談すれば500万パワーとか合体変形とか何とかファイヤーとか、訳の分からん力で何とかしてくれそうな気もする。
しかし彼も難しい顔をしていた。
自分と同様に考え事をしているのだろう。]
−外−
ふむ・・・
[日恋のプログラミングについては全てを否定してはいない。自身もこのままいけば何処かで見合いの話もあるだろう。そういうものなのだ、と言ってしまえばそれだけの事]
とはいえ、どうしたものか。
[過去の思い出。彼にとってはそれが重苦しくのしかかる]
………えい。
[ちょっと後ろから抱きしめて擽ってみた。]
ああ、あれは怖かった……。
だめだ、本当にダメだ。
む、そんなにたんはダメか。
ものすごい必死で拒否してるけども。
[なんでだろうと首を傾げる。]
あれか。松の根本とかに御手洗が2、3本生えてるのか。
―娯楽室―
[涙がでるほど似合わなかった。風峯かガルシアにやってもらうべきだ。
特に風峯なんてマスクしてもしなくても同じ顔だし最適だろう。なあキョウジ。誰だキョウジ。]
うん、戻ろう。
[一人遊びが悲しい。人のいる食堂へと戻ることにした。]
ひぁ!?
あ、ははっ …!や、やめないかっ
[くすぐられた。慌てた。
腕を防ごうとしつつ]
ぶつかったら、あれに勝てる訳ない…。
両手で持って投げたらいいんじゃないかな…。
…や、いや。
わたしのなかの、何かがこう
否定を口走らせた、んだ…
[目を逸らす]
なんだろう、こう、…旬は秋です、みたいな?
[ダメだった]
―食堂―
[カラン、と。コップの中の氷が傾いた。
冷蔵庫から出してきた三ツ矢クリームサイダー(1.5gペットボトル)は概ね半分ほどなくなっただろうか。
i-Podから流れるspiral lifeの曲も右かの耳から左の耳へとスルー&スルー。ちっとも頭に残らない。]
、、、、、、。
[食堂にいる他のクラスメイトたちも漫然とした雰囲気に思えた。
なんとなく、矢口が目に入って仕方がない。先日、葛城について碓氷に問われた際、やぜか矢口が怒りだしたのだ。
あれはいったいなんだったのか。考えている間、丈二は知らず矢口の姿を見つめ続けていたのだった。]
よし。
[今のはなかったことにしよう。
そう思ったら、どこかから視線が注がれてくる。]
うっ……。
[振り向いてはいけない。
ここで振り向いたら色々なことが終わる気がする。
ダンボールはぎこちなく動き出す。]
ひゃっ
何々、ついに僕ヘブンに到達した?!
それともエデン?!
[急に明るくなったので思わず両手で顔を隠す。
……やがてマスクだと気付き、恐る恐る手をおろした。
顔を上げれば、ダンボールを取り上げた御手洗の姿。]
や、やあ、御手洗くん。
何、かな……?
・・・・・・何故君はダンボールで活動しているんだい、鴬谷君。
[あまりに普通の発言]
可能性は二つ。人に見られるのが好きではないか、見られてはいけない事をしているかのどちらかだ。
だが君は通常時でもタイツを着用している。ダンボールをさらにかぶる理由とは何だ。
・・・・・・へ?
[呆気に取られた。
御手洗がおかしい。主に目の色が。
眼鏡を割れば元に戻るだろうか。
しかし――。
――まあ面白いので放置プレイしよう。]
・・言っても、いいけど。
誰にも――言わないでくれる?
[真剣な面持ち(?)で御手洗を見上げた。]
・・・ふむ。
[鶯谷がいまいちひるんでいるようにも見えるが特に気にすることも無く]
言われたくない、という事であれば言うつもりはない。そういう俗的な趣味は生憎持ち合わせてはいないのでな。
・・・……そう、だよね。
御手洗くんは、そういう人だ。
[普段ふざけているようで。
今や、洞窟の時のように、とても頼もしくて、義理を大切にする人なのだと。
だから、阿太郎には彼が目標で、とても安心出来る部類の人間だった。……趣味嗜好は、ともかく。]
……僕の母さんがさ。
その……何ていうのかな。
どっちも、ついてる人だったんだ。
[俯き加減に、ぽつりぽつり。]
そのことで、随分、……言われてさ。同級生に。
きっと彼らは面白半分だったんだろうと思うけど。
朝、学校に行く時も、帰る時も。
……先生がいないところなら、殆どだったかな。
[顔を上げ、どこか遠いところを見た。]
……怖くなったんだ。周りみんなが。
人前に出れば、何か言われる。
あの笑い声は誰に向けられたものだろう。
酷い時は、殴られたりなんてしたかな。
[マスクの下で、ほんの少しだけ微笑む。]
……学校に行けなくなってね。
長い間、閉じ籠ってたんだ。
行きたくない、……ご飯もいらないって。
そしたらさ。ある朝、突然、母さんがさ。
「これを被って学校に行きなさい」って。
[今は失われた温かい時間だ。
思えば、あの頃から順番に、色んなものを取り戻していったように思う。]
本当は母さんが一番辛いくせにさ。
子供みたいに笑って言ったんだよ。
でも体育の授業なんかは、ダンボールのままじゃいけない。
……どんな授業でもそうかな。
隠すつもりだったんだけど。
そのことを母さんに上手いこと聞き出されて。
……タイツ。渡された。
[つい、とタイツを摘まんでみせた。]
どっちにしても、笑われたんだけどね。
なんか不審過ぎて、相手にされなくなった。
だから、そうだなあ。
……今でも、どっちも脱ぐのは、ちょっと怖い。
え、いや。
それだけなんだけど……。
[何だろう。
御手洗的には理由になってなかったりするのだろうか。
それでも浮かぶ節は無かったので、見つめ返した。]
それだけ・・・か。
なら、これから先もずっとダンボールを被って生きていくというのかい、君は。
そのダンボールが無くなったら、いや母上の体に異変があっても、君はずっとそうやって生きていくのかい。
母上は君に防御壁を与えたのではないと私は思う。いつしかそのダンボールなしで君が生きていけると信じ、ダンボールというきっかけを与えてくれた、ただそれだけだ。
[眼鏡をくいっと指で持ち上げる]
・・・・・・私の話をするのはあまりよいことでは無いのは承知だが言おう。
だが私はこの年で父と同じ位の経営者と仕事をしている。
判っている、私は彼らに見下され、心の中で失笑されているのだろう。倒れた父の代わりが私のような未熟者ならばな。
それでも私は彼らと会い、話をし、そして仕事をする。いつか彼らと対等に、いやそれ以上にならなければいけないのだ。
人間とはいつもそうやって成長していくものではないのかな。
場所も相手も、形も違うかもしれないが・・・逃げる事で君は今までどれだけの物を手に入れたのだ。
逃げない事でたくさん失うだろうが、その分多くを得るだろう。人生とはそういう物さ。
むぅ、防がれた。
[流石に無理矢理流行らないらしい、まだ。]
いやな、俺らの中で変な投げ方が流行っててな。
ボールを掴んでから投げるまで全部片手って奴なんだが…。
[聞き手じゃない方はポケットに入れて絶対に出さないという謎ルール。
危険ですので止めましょう。]
む、そうか……何かが叫ぶなら仕方がない、な。
いや、あんなの何時間煮てもアク取れないと思うぞ…。
そうだね……。
[母さんは最期に何と遺していただろう、と思い返す。]
僕は、ダンボールもタイツも脱ぎ捨てて、僕として生きていきたい。
……確かにまだ怖いし、すぐに逃げる癖も治ってない。
でも、僕は僕自身の力で、脱ぎたいんだ。
………脱ぎたかったんだ。
[矢口という憧れの人が出来た。
御手洗という尊敬できる人が見つかった。
そうして、ここに放り込まれて――いや、山で御手洗に言葉を授かって、変わりたいと思えたのだ。
いつか笑っていた母のように。
……まあ、見事にタイミングを奪われたわけだが。
グラサンに。]
今、物凄くどうしていいか分からないんだけど。
……今からでも、遅くはないかな。
[先にばらされてしまって拍子抜けしてしまったのは確かだ。
それでも、御手洗の言うように、いつまでも呆然としたままでいるわけにもいくまい。]
ふ、防ぐに決まってる!
くすぐったいんだぞ。
[まだって なんだ まだって。
脇腹とかつついて反撃を試みた。]
…!?
なん、だって…。
それは危ない、ぞ。足に落すなよ。
[足の上に落ちたら死活問題です。
良い子は真似しない。]
…うん。いや、せい、のほうならまだ、
いいんだけど、な。
……とれないか。寧ろ灰汁で空間が支配されるか。
今はまともみたいだぞ?眼鏡のせいで。
ありがとう。御手洗くん。
……それと、辛い話をさせてしまってごめん。
[マスクを外しながら、鶯谷阿太郎は言う。]
だから、一つだけ言わせてくれ。
……僕なんかが言って、どれだけ意味があるかなんて分からないけど。
僕はずっと、出会った時から御手洗くんを尊敬していた。
……良いところも悪いところも、全部ではないけど、それなりに追ってきたつもりだ。
だから、一つだけ。
無理に脱ぎ去る必要なはい・・・が、この環境は君にとって良い予行練習の場だと思うぞ。
それと、君はもっと他の誰かから愛を注がれているのだという自覚を持ったほうがいい。
クラスメイトの皆は君の事をいたずらに傷つけたりはしない。絶対とは言わないが、それ以上に彼らは君を仲間として暖かく受け入れてくれるはずだ。
・・・これを機会に、彼女を作るのも君にとって悪いことではないのかもしれないな。
[眼鏡をくいっくいっ]
君は笑われるような人間じゃない。
[ほんの少しだけむっとした表情で。]
君を心の底から笑う奴は、僕が許さない。
……僕の知ってる御手洗業は。
そんな小さな奴等に笑われるような、ちっぽけな人間じゃない。
………明確な根拠はないけど。
[どれだけ彼の励みになれるかは分からないが。
追ってきた彼の背中が、大きかったことは確かだ。]
………………。
[言った後。]
…………でも、彼女は僕には無理だ。
[誰を想像したのやら顔を真っ赤にした後、俯く。
――プラスどんより雲。]
・・・・・・なるほど、そういう事だったのか。
[一瞬だけ、ほうけた表情を見せたがすぐに眼鏡を直し]
いい表情だ。そんな顔が出来るなら、君はこれからも大丈夫だろう。
[頭を軽く撫でる]
うむ、擽ってるわけだからな。
くすぐったいっていうのは褒め言葉だっちゅう話だ。
[あ、こら。と更科が擽ろうとしたら両腕ごと抱きしめて固定する。]
まぁ、多少の握力と腕力あれば大丈夫なんだけど、な。
[本気で足の指の骨なんて簡単に折れるので注意だ。]
そう、か。
あお…の方に、たんをつけると危険なんだ、な。
ああ、今の上はまともだな。
でも、あれが異常としか思えないんだ……。
[変なキノコ食ったか?]
[撫でられてしまった。自分よりずっと大きな手だ。
何この謎のフラグ。いやそれよりともかく。
どんより雲は晴れない。赤面はどんどん冷めていった。]
――――――。
言えない。でも。
……これ以上、困らせたくない。
[重い湿気を吐き出すように呟いた。]
だが、その子が好きなんだろ。
無理だと決めるのは君ではない。その子だ。
君が勝手にその子の感情を決めていいのかな。それこそ君の横暴だろう。
[眼鏡をくいっくいっくいっ]
褒めてないっ。
あっ、
[固定された。解こうとしてみる。
だめだ、つよい。]
くすぐったがり、か?
[じ、と見てみる。]
多少あればな。多少…。手は疲れそうだ。
[あっさり折れるものだ…気を付けるんだ。]
そ、そうだ。危険なんだ。
大体わたしの名前は、せい だというに。
…あ。眼鏡とれた。
―脱衣場―
[全自動洗濯機から、洗い終わった洗濯物を取り出す。
全自動というものは、ボタン一つで脱水まで終わらせてしまうようだ。なにそれこわい。
中の人は繰り返すが二層式しか使った事が無いので、全自動洗濯機の細かい描写が出来ません知らんもん。というか、中の人などいないんだったら!]
そういえば、これ、どこに干せばいいんだ…
[服ならともかく、下着はさすがに皆の目に触れる所には干したくない。
部屋に干すにしても、自分の部屋は西野と同室だ。]
うーむ…
[なんだか危険が迫る気がして目が覚めた。
呆けているあいだ、なんだか、結城の視線を感じた気がする。
ちらちら、こちらを伺うように。時折、じっと。
これが意味するところは――なんてこと。まさか、惚れられたのだろうか。
でもダメ結城くん、私はあなたを受け入れられない。
都ちゃんがどうこうじゃなく、私は結城くんを優しく包んであげられない。
だって――アナコンダの全長は私の身長の約2割。ムリよそんなの絶対はいら(略]
……?
[電波はなかったことにして。
視線がきていたほうに、少しだけ顔を向けてみた。まだいるのかな]
脇腹とかワキは強いが…。
足の裏は、弱い。
[ぼそりと告白。目は逸らす。]
4ゲームぐらいやると、次の日片腕だけ筋肉痛になるぞ。
どうも変な部分の筋肉使うらしい。
そうか…あーたんは危険か。
なら、仕方がないな、ないな。
ん、でもなんか無駄にいっぱい持ってたな。
何者なんだあいつは。
―外―
[どこかに、人目につかなくて干せるようなスペースがあるだろうか。
木があれば、ロープでもはってそこにかけておけばいい。
きょろきょろしながら歩いていると、どこかから人の声が聞こえた気がする。]
……?
えーニゲテナイヨー。
いてててて。痛い痛いってば!
[頭をつかまれた。これはひどい。]
別に僕は逃げたつもりじゃないよ。
ほら、僕が告白するというのなら御手洗くんもやらなくちゃ!
それが自然の摂理というものだ。
あ、葛城さんタスケテー。この人突然迫ってきたんです!
[勢いだったので割と自然に挨拶できた。やったぜ阿太郎。]
私は別に思いを寄せている女性はいない!!君とは状況が違うのだ!!
[ぐりぐりぐり]
[伊達眼鏡でシリアスモードからいじめっ子モードにちょっと入りかけている!!]
―食堂―
[いる。
いるのよ。
でもやばいいま全力でツッコミいれたい。アナコンダとか24cmとか言ったやつらまとめて出てこいどうしてこうなったぶちのめす。]
、、、あ。
[考え事をしながらずっと見ていたら気付かれてしまった。顔をあげた矢口と思いきりよく目が合う。勝手なことを考えていたから罪悪感のようなものが生まれてしまい逃げられない。まさに蛇に睨まれた蛙。どうするアイフル。]
・・・・・・えっと、矢口さんって、、、。
[このまま逃げるのも不自然だし失礼だと、口を開く。]
うーあーやめてー。
[頭がぐらんぐらんする。ぐりぐり。]
状況が違うって……。
じゃあ御手洗くんはどうするつもりなのさ。
僕ばかり後押しされるのは性に合わないな。
僕も御手洗くんのために何か後押ししないと。
、、、、、、あ、いや、えっと。
[言いかけて沈黙しかかり、慌てて首を振って。]
矢口さんってさ、誰か好きな人いるの?
[よし、言った!聞いた!]
な、な、な、
[拳がぷるぷると震える。
次の瞬間、言葉が出る前に渾身のアッパーカットが御手洗の顎にヒットしていた。]
真のロリコンは、愛でる相手を大切に扱うべきだあぁぁっ!!!
[ここにも隠れロリコンがいた]
ねえ、もう今日じょーじ吊って終わりじゃダメかい?
[にっこり。]
なんか一日でも早く全力でぶちのめしにやってきたいらしいのよ、じょーじ。
あ。
[目の前でぶっ飛ばされる御手洗を見た。
葛城さんありがとう。だが貴方もロリコンだったのか。
残念だけど僕は(一応)ショタという位置づけなんだ…。]
あ、ありがとう……。
…そうなんだな?
[よし、となにか決意を固めた。]
…片腕であの重いのを支えてるんだ、
あたりまえだろう…。
背筋とかもおかしくなりそうだ。
[うーん、と自分の手を見る。]
……仕方が無いんだ。
ないったら。呼ぶなよ!?
御手洗は何処までも御手洗だな…。
そしてあらたなるカオスか…
私は・・・!
[手が止まる。ふと、またあの頃を思い出す。
判っている、命を失った人間の存在は絶対だ。だからこそ忘れて前に進まなければいけない。心を残していたならば、それは時が止まっているようなもの。
だが、それでも振り切れない。
日恋の策略の全てを否定はしないが、御手洗がここを脱出するために動けない最大の理由。
特別プログラムになったとしても、心はそんなに単純なものではない]
・・・大丈夫だ。君がここを出て行くのを見届けてから考えても間に合うさ。
[静かに伊達眼鏡をはずし、懐から3個目の眼鏡を取り出し装着する]
……何か嫌な予感がするな?
[動けないように抱きしめたまま、唇を甘噛み。]
ある意味筋トレだな。
かなりハードだっちゅう話だが。
……青はやめとけ。
[手を見てるのに気付いて制止。]
そうか…そうだな、ダメなら止めておこう。
地上の4割はカオスで出来ています。
……4割じゃ少ないか。
……へ?
[特大の地雷を踏みやがった、このヤロウ。
ゆうきしっているか、対戦車地雷は人が踏んでも大丈夫。
いや、ギャグパートだしね]
それは、なに、結城くん。
僕の大蛇の巣穴になってくれませんか、とか続く系なの? え、違う?
まあ、分かって聞いてるのかもしれないけど……昨日までは、いたよ。
[ふぅ、と息を吐いて拳の埃を払うと、少女の傍らにしゃがみこむ。]
…大丈夫だったか?
可愛い子が一人でうろうろしてると危険が危ない。
一緒にログハウスに戻ろう。
あそこなら、みんなが居るから大丈夫だよ。
[そう言って、手を差し出す]
………。嫌だ。そんなの認めない。
他でもない、君が僕を生き地獄から引きずり上げてくれたんだ。
手遅れになってから、ああ残念でしたね、なんて僕は思わないよ。思いたくない。
……見殺しになんて、出来るわけないじゃないか。
[ぶっ飛ばされた御手洗に、言った。]
と。言ったところで。
葛城に手を差し出されていることに気づいた。
それをじっと見つめた後、……御手洗の言葉を思い出す。]
(いつまでも、逃げてちゃだめだ。……。)
[すう、と小さく息を吸い。
葛城に微笑みながら、緩く首を横に振った。]
葛城さん。……僕、鶯谷だよ。
鶯谷、阿太郎。
[鼓動が一つはねた。……手がほんの少し震えている。
それでも、葛城から目は離さなかった。]
ちょっと待って、大蛇ってなんのこと!
[だから今日一番から言っているじゃないか覚悟を決めたって。あれ、なんか意味が違う気が。
予想通…予想外の反応が返ってきてしまい血の気が引きまくる。なんだろう、またキルマークが増えそうな予感。とにかく慌てて弁明だ!]
そうじゃなくて、、、えっと、ほら、碓氷さんに葛城さんのこと聞かれたとき矢口さんがなんかすごい怒ったからそれってどうしてだろうって考えてたらそこかなって、、、、、、、、、、、。
[思考が何かへと結びつく。]
、、、、、、、、、、、、、、、ああ! 風峯のこと?!
[すごく今更。]
……そもそも、現時点まで読むとまともな男が俺とカルロス、アナコンダぐらいの時点でおかしいんだ。
んで、俺は最初から青にいってたし。
アナコンダは葛城だし、な。
最初は城や西野はまともだったのにどんどん壊れていく……。
トイレとあたろー?最初から諦めてる。
へ?鴬谷?
[一瞬、何がなんだかわからなかったが、しばらくして言われた言葉を脳が理解すると、興味深げに鴬谷をじっと見た。]
…鴬谷、お前、可愛いなぁ…。
なんでタイツなんか被ってたんだ、もったいない!
[思わず頭をぽむぽむ叩く]
……いえす、おふこーす。
[結城のことばに、微妙に疲れた表情で]
……ああ、都ちゃんね。
結城くんは、あれだよ、鈍すぎる。
[小さく溜め息。プラス半目でじろり]
……と、いうかね。
結城くん、私の前に、都ちゃんの心配したら?
う。
[また頭をあれこれされてしまった。]
かわいくなんて……。
それに、ちょっと恥ずかしかった。けど。
[ちら、と御手洗が死に掛けている。]
そ、それよりも! 御手洗くんが彼岸に渡っちゃう!
はやくなんとかしないと。
めがね奪えば回復するんじゃないかなたぶん。
[いろんな意味で。]
…気のせいじゃないか?
ん、
[誤魔化した。
甘噛みに眼を閉じて。]
ボーリングだからといって
舐めてかかれないな。
…だめか。
[ちょっと楽しそうとか思った。]
……。
[こくこく頷く。]
四割では足りなすぎる…。
…本当にな…。
なんという、ことか。
いや、西野は壊れながらもまだぎりぎりまともだ、と、思…
[だんだん声が小さくなった。
阿木高にしんみり同意。
なんだか恥ずかしくなったので
風峯を軽く小突いておいた。]
そうか、そうなら…いい、か。
[最後に軽くキスをきてから、唇を話す。]
ああ、アレは本当に危ない。
時々腕が稼動範囲を超えて曲がりそうになる。
[ビキッっていうよ、ビキッて。]
ん、じゃあ今は止めとこう。
そうだな……4割はないな、うん。
御手洗?ああ…
[興味無さげにそちらの方をちらりと見る]
自力で苦難を乗り越えられない男なぞ、死んでしまって構わん。そんな遺伝子を後世に残す必要性は感じない。
[自分で苦難を与えておいて、酷い事を言った。]
……おっと、洗濯物を干さなきゃならないんだった。
とりあえずログハウスに戻ろう。
[鶯谷にそう言うと、血まみれの御手洗の首根っこを掴んでログハウスに引きずって行った]
(そういう意味では結城くんは苦難乗り越えまくったエリート遺伝子だねえ……)
[次元を超えた感想を抱きつつ、いつのまにか目の前にあった紅茶をすする。
誰も用意してないのに何故か熱々だ。
多分、御手洗あたりのおかげで時空震でも起きたんだろう。15(100)発言くらいあとで紅茶が消えるはず]
―→エントランス→食堂―
[ログハウスに戻りながら御手洗の様子を見る。
血と包帯代わりのネクタイとで酷い有様だ。
これ、芸術館とかに展示出来るんじゃないだろうか?
おっと危ない思考がずれた。]
そうだ。葛城さん。
[騒動に呑まれて肝心なことをすっかり忘れていた。
御手洗を引きずる背中に呼びかける。]
あのさ。……指きり、ありがとう。
嬉しかった。
[トモダチが出来て、とは少し恥ずかしいので言わないでおいた。
聞こえたかどうかは分からない。
そのまま食堂へ着くと、御手洗は転がされた。
葛城は洗濯らしい。なんという放置プレイ。]
え、、、、、、。
[軽く絶句。したあと、思わず立ち上がってしまっていた状態からすとん、と腰を下ろす。]
んーーーーーー…。ごめんちょっと話を聞かせて。
都ちゃんのことはいつでも心配。都ちゃんは平気な顔してどんどん進んで気付いたら大変なことになってる。
実はそんなに身体強いほうじゃないのに大丈夫だろうって無理して風邪ひいたり倒れたり。見ているとはらはらすることばかり。
でも、いま矢口さんが言っているのってそれじゃないんだよね。
[まっすぐに、矢口の顔を見て。
ところでいらん風評被害がさらに広がっていませんか。誰訴えたらかつる?]
―食堂前―
[手を振って去っていく葛城に、手を振り返して見送った。
ああいう人をかっこいいオトナの女というのだろうか。
……あれ同級生だよね?]
御手洗くん…いい奴だったのに。
[このまま血まみれで放置するわけにもいくまい。
鶯谷魔法の四次元から取り出した傷薬やら消毒液やら絆創膏やら包帯やらを駆使し、膝枕で治療しておいた。
膝枕はサービスだ。後にも先にもこんなの無いぞ御手洗。
まだ気絶したままのようなので、御手洗が取り上げたダンボールに梱包し、食堂前廊下の隅に追いやった。
これでみかんの箱か何かと偽装できるはずだ。]
僕は、葛城さんに対してどういう心配をしていればよかったの?
[そこまで続けて、待った。
この一文喋ったつもりでなかった。どういうことだろう。]
……失恋ほやほやの人間に、随分、ノロケてくれるね。
よく、理解してるじゃない、都ちゃんのこと。
[ちょっとだけ不機嫌]
いつでも心配、ってね……じゃあ、それ、なんでなの。
幼なじみだから、っていうなら、誰かほかの女の子が幼なじみでも、そうなの?
うん、気にするな。
[唇離れるときは少し頬も赤い。]
そんな無茶しなくても…!
本当、からだはだいじにだぞ。
[腕をそっとそっと撫でる。
戸田が悪いのか、と
貼り出されたメモ帳に思う。]
今は、って。
……段々ひどいカオスが
侵食してくる、な。
…ただの、…照れ隠しだ。なんでもない。
面白いと、つい無茶するからな。
性格だ、仕方ない。
[腕を撫でる更科の頬をそっと撫でた。]
そうだ、な。
あのカオスはもう止められないっちゅう話だ。
照れ隠し、か。
[ちょっと強めに抱きしめて逃げられないように。]
何に照れたのか、事細やかに教えてほしいな?
−キッチン−
[人数が少なくなってくると、その分料理にかけられる手間の時間が変わってくる。
誰が朝食を取りに来た何か知らん。まったくさっぱりおぼえていない。
まあご都合主義ってやつですよね。
騒がしさを余所に、朝からごそごそ何をやっていたかというと]
…よし。
[今日のお昼はちらしずし。
甘く煮た椎茸と人参とタケノコを刻み、生姜をきかせた鶏挽肉と、
白ゴマは軽く揉んで食感を残しながら香りを引き出す。
甘酢風味の蓮根と海老。色鮮やかなさやえんどう。
その上に錦糸卵をふんわりとのせて、醤油漬けのいくらはキラキラと輝く。
最後に木の芽を散らして、すし桶でドーン。
そのわきの大皿には新じゃがと豚バラの照り煮。豆腐とかにのとろみ汁。
クレソンと湯むきトマトの洋風おひたし。それから、苺とココナッツミルクの二色かん。
朝からそのまま作業を続けていたので、相変わらず浴衣に割烹着。
自分を見下ろして、なんか違和感ないのが何とも言えなかった]
…ま、ええねんけど。
…気持ちは分かるが、
心配するぞ?
[頬を撫でられて顔を上向ける。]
あのカオス…な…
あの中でもしっかり食事を作り続ける
双海は、えらい。…えらいな。
[散らし寿司、すごいな、と思った。]
う、わ…?
え、あ べ、別にたいしたことじゃないぞ…!?
私は、都ちゃんじゃない――か。それは、そうだ。
[――それが、ほとんど答えなんだけど。心のなかで、苦笑い]
別に、心配それ自体が、間違ってるって言ってるんじゃない。
ただね。昨日、自分で言ってたよね。本人が幸せなのが大切だ、って。
ここ何日かの都ちゃん、結城くんには、幸せに見えるのかな。
ただ、元気がないのを心配するだけじゃなくてさ。
なんで元気がないのか、なんで悩んでるのか、そこまで心配してみたことある?
[ちょっとだけ、考えて。付け加えた]
――あのね。結城くん。
さっき、風峯くんが好きだったって、いったけど。気付けなかったんだよ、私は。
青ちゃんと風峯くんが仲良くなって。
それで、初めて。ああ、好きだったんだな――って。
そういう気持ち、味わってほしくないんだ。
結城くんと都ちゃんがどうなろうが、構わないけど。
後悔だけは、してほしくない。
都ちゃんは、結城くんのいったとおり、色々我慢して、無理するほうだし。
結城くんは、竹刀の切れ味くらい、鈍い。
だから。こういう場所だし、恋愛とか、そういう部分も含めて。
ちゃんと、都ちゃんと話したほうがいいと思う。このままどっちかが、他の誰かと島を出たら。絶対、どっちも、後悔すると思う。
[最後にぽつり]
正直――可能性があるのに、そんなだと。ちょっと、腹も立つんだ。
――― 205号室 ―――
[昨夜部屋に戻ると葛城が隣のベッドで眠っていた。どうやらこの部屋で寝起きし始めたらしい。もう遠慮しなくていいと言っていたので、本気で遠慮せず自分のベッドで眠ることにする。
なんだか本当に疲れていた。なぜだろう。原因は明白だった]
また……朝がやって来たか。
[日差しの角度的には、もう昼のような気もした]
ん……ありがと、な。
[見上げられ、眼が合うと微笑む。]
そうだな……。
双海も必死なんだ、自分を見失わないように。
何せフラグ立ってるの……
――ジョジョとトイレだから、な。
[あ、涙出そう。]
大したことじゃないんだな?そりゃよかった。
物凄い秘密にしたい事なら、無理には聞けねぇが……。
大した事じゃないなら、無理に聞き出しても良いよな?
[ニヤリと笑う。]
[微笑みに笑みがこぼれる。]
…見失わないようにっていうか。
…うん、…嗚呼…
城も途中までは普通だったよ…
どうしてこうなった。
あんなに、素敵な子がいるのに
[遠い眼と謂うレベルではない]
…!?う、ぁ。
[にやりとされた。]
たいしたことじゃないことを無理に聞き出さなくても…!
――― 205号室 → 食堂 ―――
[酷く酷く億劫な気がした。なんだかもうどうでもいいや的な虚脱感。おかしい、昨日の朝はあんなに清々しい気持ちだったのに。
とはいえさすがにこの時間まで寝ていると眠気もあまりない。緩慢な動作でベッドから出て、洗面所で顔を洗った。
葛城はもう部屋にはいないようだった。そりゃそうだ。あくびをしながら着替えて、部屋を出る。
腹が減っていた。誰か食事を作っただろうか? とにかくにも食堂へ行くことにする]
ああ。
俺も城と双海は安心だと思ったんだけど……な。
……アイツ、変わっちまった。
[あの日(プロローグの頃)は二度と戻らない。]
いやいや、俺にとっちゃ重要かもしれねぇだろ?
しかも、青にとって大事じゃないなら気軽に聞ける。
ほら、何の問題もない。
…どうして 何が彼をああさせたのか。
……アイキャンフライとか…
[戻らないな。
過ぎ去りし日々がうつくしくみえるようだ。
実際普通だった。]
…く、…
……そ、それはそうかも、しれないが。
[なんだかとても墓穴を掘った気分!]
―食堂前―
[中からの話し声はキャッチしないように意識を逸らしている。
御手洗箱の埃を取りつつ体育座り続行。]
(……矢口さんの味噌汁、美味しかったな。)
[昨日の夜。父の味とはまた違う味噌汁。
ほんの少しだけ笑みを浮かべて、壁に頭をつける。
――天井が見えた。
特に何があるわけでもないその場所を、じっと見つめた。]
アイキャンフライというか、愛キャンフライで愛が全部どっかに飛んでいくな。
奴にいったい何があった…。
[シリアスに耐えられなくなったか……。
どちらにしても残念な奴だ。]
だろ?
ほれ、さっさと教えろー。
[耳を甘噛み]
――― 食堂 ―――
[食堂では結城と矢口がなにやら真剣な顔で話していた。軽く手を挙げ、おはようと挨拶。
テーブルには朝食か昼食か分からないがもう食事が用意されていた。手が込んでいるから双海だろう。料理するほどには機嫌を直したらしい。今はキッチンにでもいるのだろうか。手を合わせてから、いただくことにする]
、、、、、、、、、、、、むぅ。
[先ほどまで、オーバーなくらいに驚いたり困惑していたりした顔がいつの間にか無表情になっている。
――葛城都の幸せに、自分はいない。
そう思っていた。この島にきてから、なおさら。
だから自分はその幸せの邪魔をしてはいけないと。だけど――]
わかった。
[後悔するのは、、、いけない。]
都ちゃん捜してくる。ありがとう、矢口さん。
[なにやら決意した表情で結城が食堂を出て行く。
あれは男の顔だ。きっとこれから葛城に告白でもするのだろう。がんばれ結城と心の中で応援してやる]
愛ごと吹っ飛ばせと。
誰がうまいことを謂えと。
…シリアスというかなんというかその。
…大丈夫なんだろうか…
[嗚呼、残念だ。このままどこかへいって
戻ってこなくなったらどうしよう。]
ひ、ぁ ん ――か、噛むな…!
さ、最初から、わたしに、とか
謂ってたからなんか照れたというか何というか
ほら大したことないだろ…!
[早口だった。]
[御手洗は相手の気持ちを決め付けるな、と言った。
けれど――想っていた人を語った矢口の顔が、離れない。
とても寂しそうに、痛そうに、――微笑んだのだ。]
(……無理だよ。御手洗くん。)
[例えば、矢口が風峯と脱出してしまっていたなら、自分はどうだろうと考える。そこに誰かが「好き」だと告白したなら。]
…………。風峯。君ならどうする……?
[人影が通った。目だけで追った。眠そうだった。
――ああ、きっと彼なら、気にもせず口説いてみせるだろう。
でも、自分は。
どう想像しても、風峯にはなれなかった。]
― →食堂 ―
ん?
[結城とすれ違った。らしい。らしいって何だ]
……。
結城の真剣な表情ははj……いや、初めてでもないか。何度も死にかけていたし。でも。
[宇留間はそれ以上口にはせず、食堂へと入った]
[ごく自然に黙々と食事を開始している西野。
なんというか、こう、ある意味で羨望すら覚える]
――……改めて、おはよう、西野くん。
[テーブルと顔面の隙間1cmから御挨拶]
やあ。今日も此処は人生の楽園となっているかな? 魅惑の果実は熟れているかな?
[宇留間は西野と矢口に軽く挨拶した。何を言っているのかよくわからないが、どうやら食事の有無を尋ねているつもりらしい]
[キッチンでくしゃみが聞こえた。双海はやはりいるらしい。時間からして昼食の準備だろう。
同時、鈍い音が聞こえた。視線を向けると矢口がテーブルに突っ伏していた。少々驚く。
何があったのだろう? もしかして今、矢口は結城に恋しているのだろうか。だが結城は男の顔で食堂を出て行った。葛城を捜しに行ったのだろうと思う。
少し考えて、悟る―――あれか。好きな男のために、自分の恋が破れることを悟りながら……後押ししてしまったのか。恋とは難しいものだ]
やあ、改めておはよう、矢口。大変だな。
宇留間もおはよう。どうやら楽園は戻ってきたようだ。
[春雨のサラダを箸で掬いつつ、顔を向け挨拶した]
大丈夫か大丈夫でないかでいえば……。
――確実に、大丈夫じゃないな。
[だって、今のジョジョと双海がくっつく所が想像できない。
まだ今日のシリアストイレのがいけそうだ。]
ん…そうか。
でも本当、だし、な。
[照れたように、更科の頭をなでる。]
と、ところで青はどうだったんだ?
ちょっとは他の奴気になったりしたんじゃないか…?
[立ち上がる。ぱぱんと足の汚れを払った。
御手洗箱は……まあ放置しておこう。多分その気になったらワープとかスネークとかソリッドとかで復活する。]
ふう。
[ため息一つ。食堂へと入った。
昼食には帰ると約束した。それに――。]
[ぐう。]
[まあそういうことで。]
ん。
[戻ってきた……立ち直ったのかな?]
じゃあ遠慮無く頂く事にしようかな。天にまします父よ。あなたから頂いた食事に感謝します。以下むにゃむにゃ。
[軽く祈りを捧げる]
…そうだな、大丈夫じゃないな。
…なんてことだろう。
…ここは、城がもちなおすところ。
[シリアスな御手洗はかっこいいのに実に残念だ
あれは持続するんだろうか。]
…あり、がとう。
――わたしか?気になる、と謂うか。
んん、…どうかな。よくよく、お前といたからな。
嗚呼――西野の青薔薇はおどろいたな。
[笑った]
砂糖、たっぷり……そうする。
[宇留間に応えつつ]
……コーヒー、淹れてくるけど。
宇留間くんと西野くんは、どうする。いる?
[やっぱり礼儀として、聞いておく。他に人がいたら、そっちにも聞いたはず]
[宇留間がきてほどなく、食堂に入ってきた者がいた。
中性的な顔立ち。どこかで見たことがあるなと少し考え、林で見た人物だと思い出した。ジョジョに懐いていたアレだ。果たして、今のジョジョでもアレは懐くのだろうか? などと一瞬疑問に思う。
しかし今もこのログハウスに居たとは知らなかった。今までどこにいたのだろうか? 何にせよ、おはようと挨拶してやった。挨拶は基本である]
―食堂―
[入ると、矢口の他に数名。
宇留間と西野は入ってきたばかりだから、会話していたのはさっき出て行った結城か、と考える。]
(妙なことを吹き込んでなければいいけど。)
[それで矢口が危険に晒されるなら結城をぶちのめそう。
いや何事も暴力は良くない。まずは話し合いで解決すべきだ。
それが終わった上で、殴るのだ。結果如何問わず。
矢口にただいまと言う前に、西野が挨拶を繰り出してきた。
負けずにおはようと挨拶を返した。挨拶は世界共通だ。
お陰ですっかりただいまのタイミングを逃した。策士め。]
……。
[欲しいと言われたらコーヒーを淹れてあげようと思っていた事は心の奥にしまい込んで鍵をかけて蝋で封をして署名を入れた]
じゃあ、便乗して頂こうかな。ミルク多めだとちょっと嬉しい。
[しかし図々しく注文を付けた。お前って奴は……]
ん? やあ、おはよう。
[あたろーに挨拶した。ふつーに。いや動揺しろよお前]
(……誰だっけ?)
[わかってないし!!!]
(ま、いいや)
[いいのかよ!!!]
まぁ、なる様になるだろ…。
なる様にしか、ならん。
[それがどんな結末だとしても。
ああ、泣けてきた。
主に女性陣のことを思って。
後多分御手洗のシリアスは持って2時間ぐらい。]
そうだ、な。
ずっと独占しちまってた気がするっちゅう話だ。
その点はちょっと、他の男子に申し訳がない。
[しかし反省はしても後悔はしない。]
む、アレは少し……嫉妬した、な。確かに。
[抱きしめている腕に少し力がはいる。]
西野はまだ片足だから……。
本人が頑張れば、まだ泥沼から出られるとはおもう。
頼む、頑張れ西野。
お前まで行ってしまうと、本当に酷い……。
おはよう、宇留間くん。
今日もNINJUTSUの修行は上々かい。
[珍しい。今日は宇留間がノーマルだ。
しかし普通の挨拶をしてくれたことがちょっと嬉しかった。
御手洗の言う通りだったかもしれない、と少しだけ綻んだ。]
[宇留間が心に仕舞い込んだ封書を、
ピッキングで鍵を開けて、湯気で透かせて中身をみた。
ありがとう、そしてごめん。好意は受け取った……!]
ん、おーけー。心得た。
[……コーヒー。
なにかの陰謀で料理がダメな子になったが、コーヒーくらいは淹れられるはず。
沸かした湯を、まず、カップに注いでおく。
その間に、お盆と人数分のカップを準備して。
初日のバウムがまだ割と残っていたので、ついでに切っておく]
[――カップの湯を捨て、粉とドリップペーパーをセット。
お湯を数滴。二十秒ほど、蒸らす。
あとは、くるくる、くるくる、円を描くように湯をゆっくり注ぐ。
きめやかな泡と、ペーパーの縁につく粉の壁を崩さぬよう、ゆっくりと。
くるくる渦巻く、黒い水面と黄金の泡。
このなかに、溶けて消えてしまいたい。
結城には、なんのかのといったけど。
結局、八つ当たりのようなものだ。
でなければ、他人に自分の願望を押し付けているだけで。
……いや、まったく。
連日、愛美に愚痴るのも申し訳ないし。
あとで、ガルシアあたりの背中を叩きにいこう。あれは、割と落ち着く]
[矢口はコーヒーを淹れているようだ。
……今はコーヒーという気分では残念ながらなかった。
なかったのだが、矢口産(誤字に非ず)のコーヒーなら美味しいかもしれないと昨日の味噌汁を思い出した。思い出したが、手間をかけさせるのは…と考えている間に注文を逸した。
もうだめぽ。]
むー……。
[机に突っ伏した。
顔を半分腕に埋めて、光を反射する机を眺めている。]
[……なんか盗難された気がする。錠前を替えておくべきだったかな]
NINJUTSU? ……ん。いや、MAGICかな。SORCERYじゃない方のね。
[そう言うと、宇留間は右手をゆらめかせる。指の間に突然3(4)個の金属球が現れた]
こんな感じかな。
(……誰だっけ)
[まだわかってない]
それは、そうだな。
地上の流れ、最早見守るしかないというか
なんというか
…うん
[女性たちに向けて祈りをささげた。
どうしてこうなった。
そして短いよ御手洗…。]
竹取に、部屋割りもだったし、な。
いや、…だいじょうぶ、じゃない、かな…?
[後悔しないがさすがだと思った。]
…そう か。ん、
[凭れかかる。一寸擦り寄るようにした]
[何だか知らないが、昨日は丸一日部屋で戦略を練っていたような気がする。]
よし。
おーけー。
[何か、決定的に男子に避けられないような策を考えたらしい。かなり真剣な顔で部屋を出ると階下へ。
とりあえず、誰が男子に遭遇しなくては、物語は始まりもしないのだ。
すすーめ、がんばーれ、や・ま・だ♪]
それもきっと神の思し召し。
[西野に言われて、宇留間はすまして言った]
つまり、信心が足りないって事かな。あるいはこれが、試練、か。いや、もう試練なんてこりごりだけどね。もう、お釣りが出てると思うんだ。
[人数分、同じ作業を繰り返して。
鶯谷の声も聴こえたので、取り敢えず、一杯、追加しておいた。
要らなかったら、二杯飲む。
夜は村で、昼はカフェインで意識を保つ。それが私のジャスティス]
……宇留間くんが、ミルク多目で。西野くんが、砂糖ひとつね。
[ほかの人には、カップの傍に角砂糖ふたつと、
ミルクの……なんていうのあれ、小分けのパキッとあけるアレをひとつ添えておく]
……よし。
[お盆に人数分のコーヒーとバウムをのせて、食堂に戻る。
まあ、まだ食事中かもしれないけれど、
食後にあわせて配膳するほど、矢口さんのサービスはよくない]
[という訳で、当然行くのは男子が確実に居る食堂です。
ちなみにこれで、男子が全員食堂から出ていくロールを始めると、超絶涙目。主に中の人が。あれ? 何? ナカノヒトって美味しいの? 食べれるの? 食べれません。この人食い人種メっ! メっ!]
やっほ〜、おっはよー。
[山田は、西野と宇留間の間の席に座った。解説をすると、取り敢えず確定ロールだぞと。]
…。
[昨日たっぷりシエスタを楽しんだこと、そして城と謎の少年が金色の風と共に大空へ羽ばたく悪夢にうなされたことによりまだ薄暗い早朝に目覚めたガルシアは、大いに手持ち無沙汰となった。]
…。
[では掃除をしよう、と思い立ち、倉庫や階段下の物置から掃除用具を取り出し、廊下や更衣室、洗濯場の掃除をした。階段は埃を掃っただけだが、見た目は随分きれいになる。]
ありがとう。うん、良い匂いがするね。
[宇留間はコーヒーの香りを楽しんだ後、一口含んで飲み干してから、食事の続きに戻った]
[……そういやこいつ、CCレモンをお茶代わりに白米ご飯食える奴だった]
[朝食を食べ終わった後は、食堂の隅っこで大人しく眠っていた。
気づいて目を覚ますと、人が増えている上にもうお昼。]
おはよう。
なんだか珈琲のいい匂いがする。
[矢口が配ってるのを見て手を振った。]
ウエイトレスさーん私もコーヒーとお菓子!
−206−
ふぁあ……。
[起きると既に日が高かった]
すっかり寝過ごしちゃったな。
[同室だった人が寝ていた気配はなかった。
顔を洗って、部屋を出る]
……ん?何だろう、これ。
[ドアノブにかかった縄を何気なく手に取り、食堂へ向かった]
宇留間、お前のそれは神への祈りでやっているのか?
何を信仰しているんだ?
[どこか世界の常軌を逸しているのではと思うくらい、宇留間が良く分からないのはいつものことなのだが、疑問には質問しなければならない。
矢口がコーヒーを淹れてくれたので、受け取った]
……っと、ありがとう矢口。
ん。……ありがとう。
[目の前にコーヒーを置かれたので、ちょっと驚いた。
驚いたが折角のコーヒーなのだ。飲まないわけがない。]
いただきます。
[丁寧に両手を合わせて、しあわsry。]
…………。美味しい。
[なるほど。料理がだめというのは誤解らしいと認識を改めた。]
…。
[だが、本丸は、浴場とキッチンである。]
…。
[そして現在、まさに男性用大浴場の掃除がクライマックスを迎えようとしているわけである。]
[なんだか無性に「よし、食事も終わったし散歩でもしてくるか」とかやりたくなった。いや、やりませんヨ?]
やあ、おはよう。
[ふつーに挨拶。だから少しは間に割り込まれた事に動揺しろt]
ああ、もう俺らには見てることしか出来ない……。
頑張れ。超頑張れ……。
[御手洗はきっと、2時間でも頑張った方……。]
そうだな、プロローグの大半行動一緒にしてたし。
部屋割りに関しては……何かいろいろと裏で、な。
[退かぬ、媚びぬ、省みぬ!]
ん……どうした…?
[擦り寄るのを抱き寄せて、耳に口付け]
[矢口からコーヒーを受け取るとありがとう、と返して]
いい匂い…インスタントじゃないんだ。
うちっていつもインスタントだから。
[息をふうふうと吹きかけて冷まし、少しずつ飲み始めた。
目覚めに効くかどうかはおいておいて、おいしそうだ。]
僕にも珈琲を淹れてくれたんだ。
有難う、矢口さん。
[珈琲をくれた矢口に微笑んでお礼を言った。
そして、そのむこうに視線を]
ん? お前、誰だよ。みかけねー顔だな。
[もちろん、見慣れぬ姿のあたろーフォルムに対してです。]
……、昼。
[昼だ。 朝と言うには若干遅い時間を携帯の液晶画面が主張していた。
…嗚呼、彼是何時間寝ていたと言うのか。これはひどい。
風邪を貰ったのか、少しだけ体調が悪くて、寝ていたまでは良かったが
昨夜遅くに、非常に残念なリアリティ溢れる悪夢で目が覚めて
唸りながらも、再度の不貞寝を決めた所までは覚えている。]
――も、起きよ…。
[寝過ぎなのか体調不良なのか、
もはや判らないぐらいに頭がフラフラする。恐らく寝過ぎだ。
最悪ここまで来たら薬を飲んでおけば、治りそうな気がするし。
手早く髪を纏めて、バレッタで留める。服装は、少しだけ考えて――
首回りが広く開いたカットソーに、ロング丈のパーカーベストを羽織った。
身支度に時間を掛ける必要はない主義にとっては、
毎度のことレギンスパンツは重宝もの。]
…………。
[コーヒーを飲みながら思う。
何故だろう。矢口がいつもより忙しなく動いている気がする。
やはりさっき、結城に何か言われたのだろうか。
アナコンダを見せ付けたとか言いやがった日には太陽に近づいたイカロスの羽のようにしてやろう。]
…………矢口さん。
大丈夫?
[何が大丈夫なのかは分からない。
ただいつもと様子が違う気がしたので聞いてみた。]
ん? 西野に聞くけど昨日、何かあったのか?
僕は昨日はこの島について、色々と悩める事があってね。
ちょっと空想と言う名の異世界へ旅立っていたのさ。
[妄想ですが]
[とか言いつつ、何となく宇留間の首根っこを掴んだ。にがさねえ。]
[山田にすごく男前な口調で質問された。
何だろう。変なものでも拾って食ったんだろうか。]
……鶯谷だよ。鶯谷阿太郎。
[目を瞑った。おねだりではない。コーヒーの湯気のせいだ。]
…。
[まずは、管理盤を探したのだっけ。]
…。
[それから、湯を抜いて、窓や露天風呂への扉を開け、さらに換気扇も回し、換気をしたのだった。]
…。
[その間に、蛇口にホースを固定し、水で流しながらブラシをかけていったんだ…ふふっ。]
…。
[暑いと感じたら、裸足の足に冷水をかける。
その清涼感が心地よくて、笑ったよね…。]
念を送ってみたり、な。
…どうしようか、宇留間が面白い
[しかしそれは何の解決にもならない。
主に恋愛的な意味で。
御手洗、無茶をして…]
裏で 動かれすぎて
わたしは、おどろいた ぞ。
どうしてああなった。
[それ何処のラ…いやなんでもない。]
なんとなく。嫉妬とかさ、――…
ん、みみ、くすぐったい、から。
なるほど。それでそんな喋りになったのか、山田。
[何があったのか分からない。女と知っているが、その苦悩を知っているだけに何を言うべきか分からなかった。
やって来たジョジョを指差す]
そこのジョジョが昨日錯乱したんだ。あれは致命傷だと思った。
日恋はちゃんと精神病疾患に対策するべきだな。
もぐもぐ。
[あたろーの告白を聞いても、宇留間はごくごく普通だった。つーか動揺しr]
鶯谷って、こんな可愛い妹さんがいたのか。タイツの中身は結構イケメンなのかな。
[ってわかってねええええええええ!!!]
あ。おはよう、城くん。はい、コーヒー。
[いなかった人間がきたので、自分の分を提供した。
城の前にコーヒーを置いて、もう一度、キッチンへ戻る。
なんだかまだまだ増えそうなので、
既に出した分とあわせて、14人分のコーヒーを淹れておく]
……ん?
[食堂に戻って配膳していると、鶯谷に声をかけられた]
別に、大丈夫。料理は、あまり出来ないから。
このくらいはね。コーヒーは、好きだし。
[応えて、コーヒーとバウムを配る作業に戻る。
ガルシア、なにやってんのガルシア!
戻っておいでガルシア!! 戻ってきて、背中をばしばしさせなさい!!]
[城にまでびっくりされた。
ああ、そういえばロリコン疑惑を吹っかけたのだっけ。
あれも八割方西野の陰謀だ。策士め。]
……君の生き別れた妹だよ、ジョジョ。
[適当に自己紹介してみた。]
うん、いたよー?
眠ってたから存在感なかったかもだけど。
[宇留間の挨拶に首を傾げる。
ふと、一人の少女に気づいた。
名前を名乗っている。]
……鶯谷、くん…?
おうた、にあたろうさんとか、オウタニア・タロウさんとかじゃなくって、鶯谷君?
[ぺたぺたと階段を下りて、その足で食堂の前を通ると覗き込む。
良い匂いだ、主にコーヒーの。
入ろうと思ったけれど、人数が多いみたいだから
少なくなってきたら食べようかな、とぼんやり考えつつ。]
みんな、おはよー。
…ちぇこちゃん、私にもコーヒー貰っていい?
[ミルクたっぷりがいいな、とついでにリクエスト。
自分でやれと言われたら大人しくしますけれども。
…空腹の胃にコーヒーは悪い? その幻想をブチ壊す!!]
ふぅん……。
[ケロイドもない。皮膚病というワケでもない。毛むくじゃらなわけでもない。つまりは、軽くショッカーに憧れていたのか。
納得した。]
―205号室―
[洗濯物を抱えて戻ってきたら、西野は居なかった。
ほっとして、部屋の窓を開けてクローゼットからハンガーをいくつか取り出して、脱水の終わった服を次々と干していく。
少しだけ迷って、下着だけは部屋に付属の脱衣所の方に干しておく事にした。
おそらく、西野が戻ってきても、シャワールームを使うのは夜であろう。その頃には乾いているはずだ。]
…これでよし、と。
[Tシャツの裾をパンパンと叩き、満足そうに微笑む。]
…。
[危ない。]
…。
[うっかり、青い世界へ旅立つところだった。]
…。
[ホースを手に取り、浴槽の内側に放水していく。]
…。
[うむ、きれいだ。]
…。
[正直、こんな大きな浴場を掃除した経験がないので、うまくできている自信はない。]
…。
[だが、正直、もう限界だ。]
宇留間……君は一体何処を目指す。
お前はやれば出来るこのはずだ!
[解決どころか、謎の上に謎をかけて解けなくなってる気がする。
御手洗、君は余り物として島居残りEDでもいいぞ。]
そうだ、な。
本当に裏の動きが早かった。
[GO・SHOW・HA!]
そりゃ嫉妬するに決まってる。
俺は独占欲強いぞ?
[覚悟しとけよ、と額をくっつける。]
よう。ジョジョ。
[城の姿を認めるや、物凄い勢いで席を立つ。
そのままジョジョに足払いを放つと、すばやく元の椅子に座りなおす。
何故だろう。
そうしなければいけない気がした。
僕は洗脳されているのかもしれない。]
うん。その鶯谷くんだよ。碓氷さん。
……うん。そうなんだ。
[何だろう。
こんなに自己紹介が続くと自分が分からなくなるものなのだ。]
大丈夫、ならいいけど。
……無理はしないでね。本当に。
[呟くように言って、コーヒーを飲み干した。
矢口に聞こえたかどうかは分からない。]
しかし…
[ベッドに腰掛けて、窓から入り込んでくる風で洗濯物が揺れるのを見る。]
……鶯谷が、女の子だったとはな…。
[そんな事は知らなかったから、色々と乱暴な扱いをしてしまった気がする。
きっと、色々と複雑な事情があったに違いない。
後で謝ろう。その後、風呂にでも誘おうか。]
―205号室前―
、、、、、、都ちゃん、いる?
[唐突に開けるネタはみんなにやられているのでやるにやれない。
一階を軽く見てまわって葛城の姿はなかった。じゃあ、、、205号室かなとやってきて。ノック。]
[脳内ハムスターを一旦制止して、新しく食堂へ来た人物に挨拶する]
二越おはよう。なんか……久しぶりな感じがするな。
[イマジンブレイカーの気配を感じた。天敵だ]
昨日のことは実はあんまりよく覚えてないんだよね。
……あ、ありがとー。
[矢口に礼を言いながらコーヒーを一口]
ん、んまい。
チェコはコーヒーを淹れるのが上手だね。
……妹いたっけ、ってその声はアタロだろう?
へー、すっかり騙されてたよ。
やるなぁ。
[感心した]
[自分のクシャミで目が覚めた。
まあ、猫がびくーってなって起きるのと一緒です。ええ。
キッチンでうとうとしていたのが漸く起きたなんてそんなことあるある。
もそ、とカウンターの中から向こうをのぞく。
あらやだ。なんか人数増えてない?]
…まあ、ええか…。
[欠伸一つ噛み殺して大きく伸びをした]
……。
(つまり、本人か。なるほど)
[宇留間は周りの反応から情報を再構成したようだ]
……。
(まあ、いいや)
[いいのかよ!]
外見なんて名札みたいなものだし、ね。
[ぼそっとつぶやいた。口からついこぼれたらしい]
―廊下―
…。
[怪しい影が、楽しげな声の響く食堂へ、ゆっくりと、ゆっくりと、近付いていく。]
…。
[その飢えを、満たすために――]
…。
[ずる、ぺたん。]
…。
[ずる、ぺたん。]
ジョジョもなんだか、以前と雰囲気が違うな。
なんというか、こんな本を真面目に贈りたい。
[「アルジャーノンに花束を」を城に手渡した。]
そしてなんだかとても
鶯谷が可愛そうなことに…。
……城はなんだか集中砲火だし。
[仕方ないという。
この島に残って御手洗ワールド展開だろうか
ありえそうで困る。]
……、本当にな。特に葛城にはしてやられた気がする。
[ストップ、著作権が止めに来る!]
そうか、…ん、覚悟しとく、よ。
[笑んで 唇の端に口付けた。すぐ離れるけれど。]
山田……。
[なんだかその喋り落ち着かないんだが、と言おうとして、やめた。山田は山田なりに考える事があるのだろう]
……がんばれよ。
[正直、アタローと同時に来たせいで少々インパクトが足りない気もするが言わなかった]
うん、おはよう西野くん。
……なんか、久しぶりな感じがするよね…。
[魔術師の天敵的な、幻想破壊の胃袋の気配を漂わせて
投げられた挨拶に小さくこくこくと頷いて、肯定。
嗚呼おかしいな、凡そにして3日ぐらい逢わなかった気がする。]
えへへー、ありがとうちぇこちゃん!
バウムもあるの?
[矢口の演技掛った口調に小さく笑って
苦しゅうない。と頷きながら付け足した。うん、何か違うな。
てこてこと食堂の中へと足を踏み入れて、バウムを頂く事に決めた。
ちぇこちゃんの出したものを、一欠片として残すわけ ないじゃあないですか。]
…。
[解説しよう。]
…。
[ずる、ぺたん。
裸足である上、風呂掃除によりふやけて柔らかくなっているので、スリッパを履いたのである。]
…。
[ぐるるるる。
腹が鳴ったのである。]
…。
[ニタァ…。
食べ物の匂いがしたので、笑ったのである。]
―205号室―
……。
[ドアをノックされて、そちらの方を向く。
よく知っている声。
思わず鍵を閉めてしまおうかと思ったが、溜息を一つ吐くと、ドアをゆっくりと開けた。]
…なに?
あたろーは、まぁ仕方がない、な。
ジョジョは……知らん!
[言い切った。
御手洗財閥vs新政府。とかどうだろう。]
露天風呂混浴化も葛城だったな、確か。
[コンコン。
ジャス○ックの者ですがー。]
ああ、すぐ嫉妬するぞ?
酷かったら暴走するかも、な。
[苦笑しながら、此方からも口付け。]
ありがとう。
[山田から本を受け取る]
でも、脳手術は怖いなあ……。
僕、お腹すいてるから、ちょっとキッチンでご飯を用意してくるね。
[コーヒーを飲み干して、カップを持ってキッチンへ]
ん? なんだい。
[西野に名前を呼ばれ、首をかしげて顔を向けた。
暫しの時間の後の言葉に、一瞬不機嫌な表情になった。
が、すぐ表情を元に戻した。いや、心の声が聞こえたせいじゃないっすよ。マジでマジで]
クイ、モノ…。
[がたん、と、食堂の扉に手をかけた。]
クイモノノ、ニオイダ…
[ゆっくりと、その姿が明らかになっていく――]
[なんだか賑やかになってきた。
が、こういうのはやっぱり、悪くない。]
ごちそうさま。
[飲み干してから暫くして、カップを置いた。]
ありがとう。……。
[周りはざわざわとしている。
廊下の方からは音がしている。
よし、今なら勢いに乗じて言える――と息を一つ呑んだ。]
また、矢口さんのコーヒー、飲みたいな。
[阿太郎人生最大の勇気であった。結果が怖いので俯いた。]
[ふと、碓氷の視線に気づく。]
ん?
あ、ああ。止めたよ。
まずは、オカマと思われることから止めようと、思って。
[そういうことだ。]
[赤いキャンディと青いキャンディは判らなかった。
取り敢えず、鶯谷の声は、奇蹟的に耳に入った]
ん? 言ってくれれば、いつでも淹れるけど。
[まあ、ここにいる限りは。だが]
チュパチャップスなら知っているが。
[…ああ、以前、体調が悪そうなところを空きベッドへ運んだ少年だ。]
元気に、なったのか。
[昨日窓から飛び立つ場面を見た気がするが、あれはおそらくは幻覚なのである。]
……ん。
いや、そうなんだけど、そうじゃなくて。
[続きが言えない。カルロスの登場が見事すぎた。]
……ううん。いいんだ。
気にしないで、矢口さん。
ちょっと、言ってみただけ。
[ほんの少しだけ、寂しげに微笑んだ。]
やあ、シュマちゃん(カルロスのことらしい)おはよう。
なんだかひどい顔だね。
[食事を終えて優雅にコーヒータイム]
[美味しいのである]
……お。ガルシアくんだ。
[なんだか、疲れているようだ。気合を入れてあげよう。
ぽてぽてと、近寄って。背中に、回って]
――せぇい!!
[ばしばし×26回(酷過ぎる]
…更科と知奈、今頃何してんのやろ。
[風峯の心配なんか欠片もするわけがない。
なぜならそれが双海杏クオリティだから。
木匙で葛湯を混ぜてから口に運ぶ。
ちょっと熱いけど大丈夫。
城と鈴の間で何か蛇とマングースのような気配がした気がするが気のせい。
きっと気のせい。葛湯おいしいなー]
言い切られた…。
生きろ、城…。
[その戦いは熱そうな気がした。
なんか別の話すぎる。]
…そうだな、葛城だったな…
…強いな。
[しみじみ謂った。
その訪問者は恐怖だった。]
暴走は、…こまるな、わたしも気をつけないと、かな。
お前が暴走しないように。
[そ、と頬に触れた。]
そうなんだ。
[山田の返事に納得しようとして。]
山田君って、男の人を好きなんじゃなかったのかな…。
今の喋りだとやっぱり男の人のままだと思うんだけど。
[女だとはしらないので、男らしさアピールからはじめたのだろうか、と疑問。]
[カルロスは、多くを聞いてくることがない。
なんというか、それはとてもありがたいことだと思った。
体が大きいだけではない。彼は安心感も与えてくれる。]
うん。
……もしかして、運んでくれたのかな。
[もしそうならありがとう、と礼を言って。]
今日も、調子がよさそうだな、西野。
[少し考える。]
残念ながら、俺の心の君は、とっくに昔に、亡くなっているから、そいつは、無理な注文だ。
[にやり。]
…。
[オードリー・ヘップバーンが何年くらい前に活躍していた女優なのか、正確なところは知らない。]
…。
[さて、食事は、まだ自分の分もあるだろうかと奥へ歩こうとしたところ…]
…!
…矢口。
今回のは、少しばかり、痛いぞ。
[いつもより強烈なやつを背中に入れられた。]
…。
[さらに山田が強引に席を勧めてくる。]
…。
[俺、何かしただろうか。]
だって、なぁ。
言い切るしかないっちゅう話だ。うん。
[恐らく原形を止めないな…。]
ああ、でもまぁ……。
傍にいてくれれば大丈夫だ、きっと。
[頬に触れられながら、頭を撫でる]
ん、此の村か?
変態達の馬鹿騒ぎな村……だったかな。
[二文字どっかいった。]
うん、僕はやっぱり、男子しか好きになれないと、思うんだ。
そのために、考えたのさ。
まずは、オカマと誤解されるのをやめよう。
それから、僕の未来はきっと開ける! とね。
ほら、僕は碓氷さんみたいに可愛くないからしょうがないのさ。もうそこは、諦めようと思って。
碓氷さんは、乙女になれそうかな?
[少し小さな声で、碓氷に返答した。]
え? ごめん、ごめん。
元気なかったから、こう、強めにと。
[誤魔化すように笑って、コーヒー&バウム。
どう見たってガルシアは食事前だが、気にしない]
開ける、といいね…。
[誤解されるのをやめる。つまりはオカマではないということ。
でも男子が好き。
混乱してきたようだ。
つまりはゲイというやつなのだろうか、と思い当たる。]
え?
乙女って、それは。
[男子を見回す。
いつだったか芽生えそうな気もしたけれど、やっぱり変わらないままだ。]
ううん、まだ。
乙女なんて、なれなくっていいんじゃないかな…。
[半分あきらめている。]
−キッチン−
[カップをかちゃかちゃと洗って片付ける]
わ、おいしそう!
[ちらし寿司に心奪われてぺたぺたと盛り付け、食堂に戻ろうとしたところで、空間の隅に愛しい姿を見つけた]
おはよう、アン。
これはアンが作ってくれたの?
[でてきた葛城の様子にたじろぐ――も。]
あのさ、都ちゃん。
[この島にきて、ずっと見て見ぬ振りをしてきたことがある。
山田太郎より聞いたこと。倒れた葛城の看病をしたときのこと。
わかってはいたが、結論を後にしていた。だけど取り返しのつかない事になってはいけない。
ぐ、と。知らず右手が拳を握る。胸が痛む。本当は、自分の口からこんなことを言いたいわけがない。だけど、守りたいのは葛城都。そして葛城都の、幸せなんだと、結城丈二は口を開いた。]
――いまならまだ、都ちゃんを逃がしてあげられる。
西野と一緒に、この島を脱出して。
[不可解そうな表情を浮かべながらも、声をかけてくれる目の前の碓氷に、少し寂しそうな表情を見せてしまう。]
なれないだなんて。
[芽生えかけた。という心の声に、山田は気づく筈もないが電波が囁く更に突っ込め! と。]
皆の顔見てそれはないぜ?
まるで、このクラスの男連中が不甲斐ないみたいじゃないか。
[あー!! 山田さんそれは言っちゃらめぇぇぇ!!!]
………。
[何だろう。ちりりと痛い。
矢口のカミングアウトを聞いた時とはまた別の感じだ。
いや、似てもいる。でも少し違う。]
………。
[矢口を見た。カルロスを見た。]
………。
[逃げたくなるのを我慢した。
……御手洗が言ってたことが、何となく分かった気がした。]
うん、…その通りだな。
なんということだ。
[趣旨が変わった。
多分サバイバルとかシミュレーションとかそういう…]
――ん、
傍にいるよ、…暴走で、
うっかり捕まったりするなよ?
[と、小さく笑う。
撫でられるのにははにかんだ。]
…
なんだろう、それが正しい気がしてきた。
[だから2文字迷子だと。]
……。
[結城ににっこりと微笑むと、右手をこきこき鳴らしてから、見事なストレートを顔面にめり込ませた。]
『バタン。』
[そのまま扉を閉めたが、もう一度開いて、一言。]
………看病してくれて、ありがと。
嬉しかった。
………うん、それだけ、言いたかった。
[もう一度扉を閉じて、今度はしっかりと*鍵をかけた*]
…皆が不甲斐ないとかじゃなくって。
なんていうのかな。
考えてするものじゃないし、焦ってするものでもないと思うから。
でも、今のままじゃ特別プログラムに行く事になっちゃうね。
[みんなそれぞれにいいところがあって素敵だと思う。
けれども、それは自分の心にはまだ響かない。]
もっと、良く知ったら、好きになれるのかな。
[矢口特製のミルクたっぷりコーヒーと、バウムを持って
テーブルの隅っこを陣取ると、もぐもぐと食べ始める。
山田の口調が何だかいつもと異なるのが、少し気になるけれど]
……、
[もぐ、とバウムを一口頬張った。おいしい。
いや、カッコイイ。カッコイイと思うよ。。
ギャップ萌えというのか?どうした私何を言っている。]
[と、矢口からの報告を受けてがたりと席を立った。
良く報告してくれた矢口隊員、引き続き警戒を怠るな!
大きいシステムキッチンの影へと、そっと身を伏せると
右手にマグカップを持ったまま顔だけそっと覗かせて、
城と杏――正しくは城の行動を未だかつてないぐらいにガン見開始。
右手に握られたマグカップにはまだ熱い矢口特製コーヒーが並々と入ったままだ。
傍から見れば、非常に怪しい事この上ないがそんな事は、
二越鈴――しいては双海杏の妹の立場として優先度は二の次だ。
何かあればこの右手の液体をいつでも投下。
準備はオーケイ。]
んー?ああ、おはようさん。
[葛湯ずずず。品のない飲み方だが仕方あるまい。
匙でちまちま飲むほど乙女にはなれないのだから]
…まあ、一応。
[割烹着姿で頷く。
小さくくしゃみが出そうだったのでちょっとそっぽを向いた。
流石に外で寝るにはまだ寒かった。何ということだ]
…。
[矢口が少し元気そうだったので、まあいいか、と思った。少し頬を緩めて、再びコーヒーをすする。]
…。
[にがい。]
…。
[空き腹にブラックコーヒーは…
よくないな。]
[山田の怪電波はスルーの方向で。
……いやちょっと拗ねかけた。だが挫けん。
僕のシリアスは108式まであるぞ。]
………。
[カルロスが矢口を笑顔に出来るなら……と思いかけて、また少しずきりとした。
ずきりというか、ずしりというか。]
っ……。
[思わず目を瞑りかけた。我慢した。]
一応、って。
すっごく美味しそうだよ、ありがとう。
[その場で食べ始めた]
うん、やっぱり美味しい。
アンが作ってくれたと思うと、その格好も美味しさの素だね。
なんだかあったかさを感じる。
……ん、どうしたの?
[小さく動いた顔を覗き込む]
[矢口さんはカルロスに元気がないから…と言っただけだ。
……それだけ、のはず。]
[皆が賑わっている。
久しく忘れていた温かな時間だ。]
[けれど、それよりも今は。]
……まるで嫉妬魔人だな。僕。
[呟く。周りの音がよく聞こえない。
さっきまで楽しかった音が、根こそぎ消えた気がした。]
(御手洗くんの言う通りだ。何もしてないくせに、……勝手に傷ついてさ。)
[息を整えた。
落ち着こう。……変わるって決めたんだ。]
え、、、。
[殴られた顔をおさえ、閉じられてしまった扉を呆然と見送る。
なにが間違っていたのだろう。だって葛城は西野と恋仲だったのではなかったのか。だから自分にできる最良を探したつもりだったのに――]
ちょ、都ちゃん?! 都ちゃん??!!
[我に返り慌てて扉を開けようとするも鍵のかけられた扉は無言のまま。
結城丈二はただ、扉の前に泣き崩れるしかなかった**]
まあね。考えてするもんじゃない。
それは、碓氷さんの言うとおりだね。
でも、さ。
それを差し置いても、皆と仲良くなる機会を得る努力は、きっと必要さ。
[アタシだって……。]
……次こっち来るやつがまったく想像が付かない。
[上を眺めながら。
それはそれで見てみたい村だ。]
ああ、傍にいるなら大丈夫だ。
嫉妬するような状況に、させないから、な。
[首筋に顔を埋めて、強めに唇を落とす。
風峯が顔を離した後には、新しい赤い痕。]
……だろ。
もうそれでもいい気がしてきた。
[村が終わらん。]
座って食べなん、行儀悪いし……格好?
あー…まあ、いろいろと。
[この格好のことだろうか。
だって流石に砂まみれで調理なんてできないじゃん。
まあいってしまえば其処までだ。
部屋に行かずに着替えられる服装=浴衣と割烹着。
しかしそれもそれでどうなのか。どうなっている日本政府]
ちょお、くしゃみでそうやって…っ。
[くしゅん。]
…あとでもっかいお風呂いこ…。
[ぬくぬくしに行きたい。ただそれだけである]
[行くぞ矢口さん。
――――シリアスエネルギーの貯蔵は万全か?]
あのさ、矢口さん。
ちょっと……いい、かな。
[がたり。椅子を立ちながら、声をかけた。
顔は真っ赤だった。仕方ない。でも目は逸らさない。]
…つかないな。
何か急展開があるんだろうか、…
城が巻き返すんだろうか…。
[遠くを見た。
さりげなく楽しそうだな御手洗財閥。]
…ん、そうか。
なら、お前に任せればい、…ッ、ん
こ、ら。
[微かな痛み、唇が離れたあたりに
手を当てて、見上げ赤くなった]
……そうだな…嗚呼、でもその二文字がないと
もっと酷いことになっていたか
[趣旨迷子だ]
う、ん…。
[努力はしている。はずだ。
たぶん。
じっと、手元のお菓子を見た。]
好きになって、でもその人は別の人を好きで、そうしたら又次の誰かを好きになるの?
そんな器用なこと出来ないし、それで忘れられるくらいの想いなら、最初からいらない。
[視線は、キッチンの方へ。二越の姿が見えた。]
[覗き込んだ瞬間、可愛いくしゃみが]
っ……。
どうしたの?身体冷やしちゃった?
そう言えば、ここの露天風呂はすっごく気持ちいいんだよ。
入らない?
[残り213ptの奇跡は舞い降りるのか――はともかく。]
ありがとう。
ちょっとこっちへ……。
[ちょっと通りますよ……が浮かんだ人は素直に挙手しよう。
食堂を出て、エントランスの方へ。
誰かに聞かれるのは、やっぱり恥ずかしいものがある。
……風峯なら食堂で告白ぐらいやってのけるだろうけど。]
ある意味、アナコンダと葛城がマイナス方面に展開していってるな、うん。
[御手洗財閥、きっと採用条件に書かれてるのは二文字だけ。
優雅。]
消えてたから、な。
青の肌は白いから、目立って丁度いい。
[赤くなったのを見て、満足げにクスと笑う・
更科の髪をかきあげ、瞼にキスをした。]
暴れすぎた奴から吊っていくとか?
……直ぐに終わるな。
[流石にくしゃみの瞬間はそっぽ向いた。
なんか女子とかどうかよりも、うつしたらまずいですからね。
片割れが何だか不穏な空気を垂れ流しにしている気がする。
まあ、その辺は疎い双海さんですからね]
かも知らん。
…露天?ああ…そう言えば。
[碓氷と入ったなあ。タイミング的な話だが。
てゆーか何でこの男はまるで茶に誘うかように露天風呂に誘うのか]
……鈴ー、あとでお風呂行かんー?
[片割れのほうへと視線を向ける。
空気を読まないのが双海です]
おいおい、そんなカオ、すんな、よ?
[俯く碓氷の肩をちょんと小突いた。距離感? ナニソレ。美味しいの?]
好きな相手に好きな人?
カンケーないね。
大事なのは自分自身がどうしたいか、だ。
碓氷さんの魅力がワカンナイあんぽんたんのスカポンタンなんか、こっちから願い下げ、だろ?
好きになってみ?
思い切って。それで相手が振り向かない奴だったら、そいつとは縁がなかったってことだ。
[くっ…手ぬるかったか。
しかし今私の右手のコーヒーの量では、すぐさま実行出来ない。
それを実行するならば、恐らくこのクラスの半数に
手伝って貰う必要がありそうだった。 人員はきっと足りそうだ。
食堂を去っていく鶯谷を背中で見送りながら
(目は片割れ周辺を監視するので大変忙しい。)
空いている左手を素直に挙手しておきます。]
そう、だけど。
[そもそも好きな相手に好きな人がいて悩んでるわけではないのだ。
そこまでまだたどり着けない。だからこそ――。
振り返り、じっと山田を見た。]
じゃあ、私が山田君を好きだって言ったら、どうするの?
[「もし」を付け忘れてしまったようだ。]
―→エントランス―
[矢口を振り返ることは出来なかったが、足音でついてきているのは感じていた。
エントランスへ向かうまでの間、何でもなかった廊下はとんでもなく長く、曲がりくねって思えた。]
―エントランス―
[エントランスは玄関が開けっ放しで、風が入ってきている。
御手洗を引きずった時に閉め忘れたか、と思い出した。
涼しい風は、喧騒で湧いた熱を程よく冷ましてくれた。]
―――。急に呼び出したりして、ごめんね。
[矢口を振り返らないまま、風に髪を揺らして、言う。]
[何故声を掛けたし、杏ちゃん!
監査していたのにバレバレではないか。
でもそんな所も好き。]
――行く!!
[作戦変更。
鶯谷に挙手した左手を振って、片割れの誘いに即答した。
いや、作戦じゃなくても杏の誘いに 応じない訳が ないじゃないか。
二人きりで行かせてたまるか。のオーラが
若干どころかガッツリしっかり滲み出ているが問題はそこでは無い。
重要なのは、どれだけ、事故を阻止できるかである。]
……、他にも、誰かいかない?
[食堂に残る面々へと、ちらり視線を向けて声をかける。
女子も欲しいが、主に監視用男子人員募集的な意味で。]
ナンデモナイヨ!!
[城の言葉には、この上ない美しい満面の笑みで応じた。
胡散臭い、とか不自然、とかそんな外野のツッコミは受付不可だ。]
[鈴の誘いに、魂だけ飛ばした。
杏ちゃんを守り隊の、心だけは、一緒に……!]
ん、いいけど。なに?
[鶯谷に応えながら。鈴にエールを送る]
…どうしてこうなった。
しっかりしてくれ、結城…
葛城が、つらい。
[祈りの形の手になった。
優雅、間違いない。判断するのは御手洗。
受かる人居るのか]
丁度いいって、…ばか。
[瞼に口づけ受けて、間近の顔を見上げる。
一寸考えてから、風峯の首下に、口付けてみた。
軽く噛んだ。後になるには弱いかも]
……終わるな。
吊り手襲撃手が足りなくて困ること請け合いだ。
ん。ほな行こか。
[事故って何だろう。
鈴のしょっているオーラに気づいていないのか。
それとも本当に気づいていないのか
あんまり考えてない、がこの辺正解だ]
いや、別に無理とかしとらんし。
[軽く肩を竦めると、葛湯のカップをシンクへと置いて立ち上がる。
くしゃみしたあとだったので、軽く手を洗ってキッチンからランドリーに寄り道。
砂まみれだった服はすっかりきれいになってほかほかだ。
文明の利器って素晴らしい!]
って、碓氷さん、どうするのって。
ほら、僕、男の子が好きだし。
碓氷さん可愛い女の子だし。
もったいないって。
嬉しいけど!
でもマジそんなのもったいないって。
えー?!
[振り返って、矢口を見た。
何か魂だけ抜けてる幻覚が見えたが気のせいだろう。
ええとシリアス続行していいんですよね!
一度口を開きかけて、再び閉じる。]
……。色々、考えたんだ。
矢口さんがどうしたら元気になってくれるかって。
でも、……情けないけど、何も浮かばなかった。
[少しの間、瞑目した。]
だから、自分のことを考えてみた。
僕は矢口さんに何をしてあげたいんだろうって。
……僕は、何をしたいんだろうって、考えたんだ。
[そこで、一度言葉を切った。視線は逸らさない。]
まぁ、アナコンダ死んだら村終わるしな。
苦労をかける……。
[今度、飯でもおごるべきだろう。
ポーズとったらオートでバックに薔薇が出るとかなら受かるはず。]
ん、馬鹿ですまねぇな。
[苦笑しながら、更科の行動を受け入れる。
ちょっと顔が赤くなっていたが、それ以上に嬉しそうだった。]
コミット連打、だな。
[山田の混乱振りに、くすっと笑った。]
ね? 駄目でしょ?
少し、山田君いいなって思ったのは本当だよ。
でも、好きってわけじゃないんだ。
勿体無くなんか、ないよ。
[双海と二越が食堂を出て行くのを横目にして、]
と、私もお風呂に行ってくるね。
昨日もシャワーで済ませちゃったし、たまにはゆっくり湯船に浸かりたいもん。
[山田に手を振ると二人の後を追った。]
よし、愛美ちゃんも宇留間くんも行こう!
お風呂!
[あと、魂だけでもちぇこちゃんも!
ぐっ、と握りこぶしを作って、挙手した面々へ誘いの言葉を改めて掛けた。
目論見を知っていようと知らなかろうと、人員は多ければ多い程良い。
そして城が笑顔に騙されたらしいのでほっとした。
問われたら、素直に監視してました★ とは流石に言えない。]
うん、行くいく!
[杏の言葉に、こくこくこくと何度も頷いて、右手のコーヒーを飲みほす。
投げつけなかったので沸騰はしていない。むしろ良い温度。
空っぽになったマグカップを流し台へと置いておく。
片づけるならばあとでいい。]
……。
[小首傾げ]
[自分が何をしようとしているのか、よくわからない。わからないから、宇留間は考えるのをやめた]
[宇留間はMALORで部屋へ移動し、着替えを確保して風呂へ]
[移動魔法便利だよね]
[つかえねえよ!]
[まあてくてくと移動したと思いねえ]
あ、ああ……。ありがと。
いってらっしゃい。
[碓氷の背中に軽く手を振ると、その手を脱力したように下に下ろした。
……そうか。
普通に男に見える、もん、な。
なにコレ。何この失策。一歩進んだのかこれは。どうなの一体。
ていうか、普通に「好きってわけじゃない」とか軽く弄ばれてますよ。ああ、翻弄されてる罪な奥さん。チョメチョメ!]
−大浴場−
[矢口も誘おうと思ったらもういなかったなんてそんなことあるある。
まあ、魂だけでもついてきたらいいんじゃないのかな]
…ほんまに、日本政府は何考えとんのやろなあ…。
[どう考えても、税金の無駄遣い。
あ、いやいや。今に始まったことじゃないですn!
脱衣所で服を脱ぐと、ピンクと緑の一抹の手ぬぐい片手にお風呂ゴーゴー!
ちなみにタオルじゃなくて手拭いです。手拭いね。手拭い。
この差異がお分かりいただけるだろうか。
お風呂大好き。水場大好き!若干テンションが上がって参りました]
[鶯谷のことばに、苦笑]
はは。駄目だなあ、わたし。
心配されるほど、元気、ないように見えたんだ。
[普通に考えると、エントランス、背後で食堂→浴場組がどやどや移動してる気がする]
[二人の後を追う前に、部屋に戻ってお風呂道具一式を手に取った。
それから浴場へと向かう。
タオルを持って浴場に足を踏み入れる。]
なんだか、ここ久しぶりにきた気がする。
[まずは髪の毛を洗ってもしゃもしゃ。
いまだに露天風呂が混浴だとは知らないままです。]
[自分で地図貼っといて位置関係とかまるで忘れてた。
あれだ。
日恋が見えないシールドとか貼ってくれてるよ。多分。]
だめじゃ、ないよ。
元気な矢口さんは、僕もすきだ。
でも、……無理をしてる矢口さんを見るのは、………。
[何も出来ない、と無力を嫌でも報せられるのだ。]
すぐに元気を出して、とは……、言えない。
でも、……僕じゃ、だめかな。
僕じゃ、……矢口さんの、愚痴の相手に、なれないかな。
[結局のところ。皆の前では仕方ないかもしれない。でも。
自分の前では、無理をしないで欲しかった。
あの時の寂しそうな笑顔は、もう見たくない。]
[しん と静まり返った食堂に居た。
もちろん、大浴場になど行く気はサラサラない。
それは、恐らく横に居る西野も同じ筈だ。
自然、西野へと顔を向けた。]
ねえ、やっぱ、おかしい、かな?
[少し苦笑混じりな微笑を*西野へと向けた*]
……こういう事。申し込むのは変なのかもしれないけど。
[好きだ、と告げることは出来ない。
でも、カルロスと楽しそうにしていた時、悔しかった。
いない想い人のことで曇らせているのが、悔しかった。
どうして自分は何も――支えられないんだろうと思った。]
僕と、友達になってくれませんか。
[そもそも、元はクラスメイト以上の縁がないことを思い出して。
一番最初の、本当なら申し込みなんて必要のないかもしれない、けれど阿太郎にとって大切なことを告げた。
鈍足だろうが何だろうが関係ない。]
[片手を矢口の方へ差し出した。]
色んなこと、言える友達に。
……なりたいんです。
[また、ずきりと痛んだ。気がした。
……好きだと言えたらどんなによかっただろう。でも。
今言ったら、矢口の傷に塩を塗るだけのような気がする。]
[自分の裸に無頓着なジョジョに、]
1.フランケンシュタイナー
2.ツームストンパイルドライバー
3.ムーンサルトプレス
4.トペ・スイシーダ
5.ウェスタンラリアット
6.天覇封神斬
[>1(6)をかまして、露天風呂へ]
[もちろん露天風呂の仕様など知るわけがありません]
日本政府が何を考えているのか判らないなんて
今に始まった事じゃないよ、杏ちゃん。
[脱衣所で服を脱ぎながら、かくりと首を傾いだ。
日恋もそうだけれど、今宮崎が危ない!誰か助けてあげて!
…リアル持ち出すと何処かの組織に消されるかもしれないので黙っておこう。
二越は宮崎を全力で応援しています。
そんな片割れは、手拭ではなくタオル使用派。
手拭とタオルの大きな違いがいまいち判りません。
金魚はどっちの方がつくりやすいかな…!]
とりあえず、杏ちゃんは露天風呂
一人で行っちゃだめだからね!
[ね! と力いっぱい説得しながら大浴場へ向かう。
混浴な場所なんて行ってしまったら、もう本当、あの城…
いや、あのアイキャンフライった生物が何をするか
判ったものではない。あらゆる言動的な意味で。]
[頭から今度は身体を洗ってる。]
露天風呂、行っちゃ駄目なの?
[二越の言葉に不思議そうな顔。]
後で三人で行かない?
[なので誘ってみた。]
[宇留間はふと持参したタオルに目を落とした]
……。
こんなロゴだっけ?
[表に「眠い」、裏に「寝落ち警報」と書いてある。誰かの心の声か?]
……ええと。
[……はて。少し、首を傾げた。
クラスメイトは、基本、友達だ。鶯谷とは、かくれんぼのペアにもなった]
ん、知らなかったな。これまで、友達じゃなかったんだ?
[ちょっとだけ笑って、鶯谷の手を取った]
――じゃあ。これから、よろしく。
[たぶん、それは陰のない笑顔]
ええっと、行っちゃダメというか
…一人だとあまり宜しくないというか。
[碓氷の言葉に、少しだけ困ったように首を傾ぐ。
少しだけ悩んで、一つだけ頷いた。
露天風呂には、魂の矢口もいる。きっと私に味方してくれるに違いない。
たぶん。]
三人なら、いいけど。
――…、混浴、大丈夫?
[でもやっぱり隠す訳にもいかないので、聞いた。]
え?…まあ、そうやけど。
[たしかに頑張れMiyazaki。
金魚はどっちもどっちな気がしつつ手ぬぐいのほうが可愛いじゃない。
ただそれだけ。それだけの話。
何だか妙に鈴に念を押されたので、かくんと首を傾げた]
うん?…うん。
[素直に頷いた。
だって鈴のこと大好きやもん!
一人じゃなければよさそうなので、碓氷の言葉に頷いた]
う。
やっぱり、変かな……こういうの。
友達って、よく分からなくて。
[少なくとも、クラスに浮いてはいてもまともに話したのはこの島に来てから、じゃなかろうか。
困った笑い。でも。]
――……うん。よろしく。矢口、さん。
[矢口が笑って手を取ってくれたから。
こちらも笑顔で答えた。
……胸の痛みは、収まった。と思う。多分。]
[混浴、と聞いて身体を洗う手が止まった。]
混浴? 露天?
え?
[驚いて二越を見る。]
前に入った時は、誰もいなかったけど…。
湯気も一杯だったし、大丈夫……。なのかな?
[Nemoi。こう書くと新種のブランドみたい。
まあそれはともかく。]
じゃあ、戻ろ……あ、僕は一回部屋に戻らなくちゃ。
[脱いだタイツを片付けるんです。
タイツからの卒業。尾○豊。
ぱっと手を離し、駆けるように階段へ。]
また後でね、矢口さん!
[笑顔で手を振った。]
[素直な片割れの返答に、だったらいいよ。ってこくこく頷く。
やだもう杏ちゃんったら。 私も好きよ!
必ず悪の手から守って見せます俺の屍を越えて行け。]
混浴。露天。
[碓氷の言葉にこっくり。頷いた。
あってるあってる、間違ってないよ?]
でも、城は混浴だって知ってるみたいだったから
…もしかしたら、来るかも。
[もはや君付けすら惜しい。かくりと首を傾ぎながら思案する。
複数人固まって居て、タオルを巻いていれば
たぶん、間違いは起こらないと思うけれど。 たぶん。]
[上りかけの階段で、ふわりと振り向いて、手を振る鶯谷。
下手な女の子より、可愛い。なんてこと。私があれやって、あんなに可愛いかな]
はい、またあとでー。
[応えて。さて――]
…。
[そう言えば、男風呂は掃除の後、湯を入れ忘れた気がする。入れはじめていたとしてもまだ溜まり切ってはいないだろう。まあ露天風呂もあるのだから大丈夫だろう、と思う。]
…。
[いそいそとご飯の準備。]
[身体を洗い終えて湯で流す。
頑張れ宮崎。頑張れ九州。
タオルで前を隠して]
じゃあ、露天行く?
[誰かいるのだろうか。固まってれば大丈夫じゃないのかな。]
[とりあえず、食堂に戻った]
……あれ、ガルシアくん。皆は?
[お風呂らしいことを、聞いた。
脳の着信済みをチェックすると、鈴からの電波を受信していた。
……なんてこと。杏ちゃんが、危ない……だと?]
……いまいくよ、鈴ちゃん。杏ちゃんを守るために。
[ぼそりと、呟いた]
― 露天風呂 ―
……。
こんなに税金使って事業仕分け大丈夫なのかな。
[露天風呂の大きさに少し驚いた]
夜だったら星が見えたかな。北斗七星のわきに輝く小さな星とか。ちょっと、残念だ。
[頑張れ九州。頑張れ宮崎。
日本政府が何もしてくれなくても、私たちは味方だ。]
いこっか?
多分、固まっていれば大丈夫だと思うんだけどな。
[まさか男子風呂のお湯が無いだなんて事態を想定するはずもなかった。
食堂から、傍受した電波に一つ頷く。
ちぇこちゃん、君が来てくれたらこの砦の防衛は確固たるものになる。
待っている。待っているとも…!]
[脱衣場に到着した。
メモでActは減らないが、Act0だとメモは書けないらしい。
業務連絡、寝る。なにいってるの、私]
……(杏ちゃんを)やらせはせん。やらせはせんよ。
[なんか呟いて、浴場へ**]
[そろそろと露天のドアを開ける。]
湯気…。
[真っ白だった。そろそろと歩いて湯の傍まで行く。
宇留間がいることには気づいていない。]
[混浴。露天。
まったく君たちの考える事は小学生ではないか男子諸君。
なんだか鈴が刻一刻とたくましくなっているのは気のせいではないと思うのだよ]
ああ、行く行く―。
[碓氷の後ろについてうきうき移動。
男子共の目にもとまらぬ速さで湯船の中です。
双海を水場に連れていくとこうなります]
…。
[なぜかいきりたって風呂へと向かう矢口を見送る。本格的に元気そうだ、と思う。無理をしているのでなければ、いい傾向なのだろう。]
…。
[朝の残りらしい品々と、昼食に用意された品々を、ともに温めたり運んだりしていく。]
…。
[ぐるるるる。]
…。
[腹が唸る。
あまりにも、美味しそうな匂い。
あまりにも、美味しそうな見た目。
間違いなく、ウマい。]
[もう寝落ちするよりすっぱり割り切って、きちんと寝た方が良いんじゃないかなと思った。何が?
赤いチャイナスーツ? シャアか? だから何が?
風呂の中で寝るのは危険だから絶対駄目だ。お兄さんとの約束だぞ。だから(ry]
……。
[何かが開く音がした。ジョジョか? でも、なにか音の方向が違ったような気もする]
変に反響するのかな。
[相変わらず深刻さの欠片もなかった]
うまい!
[叫ぶ。]
…。
[まだ食べはじめてはいないのだが、叫ぶことで空腹をごまかそうとしたのである。]
…。
[ぐるるるるるるるるるる。]
…。
[騙されんぞ、と、腹がつむじを曲げておしまいになられた。さらに唸りを上げる。]
[湯船に浸かると、二人の方へとすすすと移動する。]
やっぱり露天って気持ちいいね。
[水音がどこかでした。傍の二人ではない。緊張が走る。]
誰か、いるみたい。
さっきお風呂に来たのって城君と宇留間君だったよね。
―207―
[途中、誰かが泣くような声が聞こえた気がしたが、はっきりとは分からなかった。]
――風峯みたいにはいかないけど、頑張るんだ。
[むん、と力を籠める。
タイツを畳んで、ベッドの上へ。]
今までありがとう。
……さよなら。
[駆けて、部屋を出る。
後には古ぼけたタイツだけが残された。]
…。
[ようやく、準備を終える。]
いただき――
[声がかかる。]
…ん。
[謎の少年だ。]
皆は、とは、誰のことだ。何人かは、おそらく、風呂へ行って、まだ出てきていない、と、思うが。
[ところで、この少年の声、何やら聞いたことがある声のような気がするな。]
…。
[じ、と見つめてみる。]
んー?
[水音。
ちょっと耳をすませる。
何だろう]
混浴なんやっけ?
[まあ、いざとなれば再起不能なまでに
フルコンボでも決めてやればいいと思っている。
ちなみにコンボマックスで121ヒット]
ねー、すっごく気持ちいい…
[三人連れ添って露天風呂へ移動すると、早々に肩まで湯船へ浸る。
湯気も出ているし、広めではあるから早々にハチ合わせは無いだろう。
更には肩までしっかり浸かっているともなれば、バッタリあったとしてもToLOVEるのような事が起こる前に対処できると信じたいが、しかし万が一があっては困る。…まぁその時が起こった時には、私の拳をもって多分このお湯が赤く染まるだけだ。大丈夫。
すすす、と寄ってきた碓氷を庇う様に位置すると、ぴとりと三人一塊へ。
逞しくなっている?気のせいですよ。]
さっきお風呂に来たのは…その二人だね。
[予め他にも居た、とか、後に誰か来たというのであれば
恐らく別なのだろうが、後者は時間的にもそれは無いだろう。
正体を見極める為に、じっと見た。 みた。
一回だけ、右手を素振り。リハーサルオッケイ。
ちょっと頑張ってみたけれど、一瞬意識がどっかいったので
この際一緒に寝てしまおうぜ、と念を送った。何の話?**]
…うん混浴だってね。
[双海に答えて。その考えてることはわからないけれど。
でもお風呂場で足技はやめておいた方がいいと思うんだ。]
[音が聞こえる]
……。
(音はすれども姿は見えず。ではなくて。……近づいてこないな。ジョジョなら近づいてきそうなものだけど)
[首を傾げて、音のする方へ進んでいった]
…む。
[恐れられた。]
いや、もっと旨そうなものが、あるのでな。
[いかんいかん。冷めるところだ。]
つかぬことを、聞くが。
俺は、お前のことを、なんと呼べばいいだろう。
[双海お勧めのメニューを口に放り込む。
もぐもぐ。]
ふむ。
[女性っぽい影が三人分ほど見えた]
……。ああ。
幻覚か。
[現実逃避した]
[そして念波をキャッチして賛成した。もう割と限界。*何の話だろう?*]
[誰かが近づいてくる。誰だろう。
湯気で良くは見えない。
岩陰の方に行こうと二人を促した。
その案には賛成、と思いつつ、肩までお湯に*浸かった*]
…。
[ああ、そうだ。鶯谷だ。]
…。
[これがすぐに思い出せなかったとは。
クラスメイトではないか。]
…すまん。声を聞いて、誰だったか、と思ったら、なんというか、慣れ親しんだ、クラスメイトだった。
[謝る。]
実は、俺は今まで、お前が、タイツを着ている時の姿しか、見たことが、なかったものでな。
[頬を緩める。]
なかなか、新鮮だ。
[納得し、食事に戻る。]
…。
[ぱくぱく。]
…。
[…双海が、戻ってきたのだな。]
…。
[じーん。]
…。
[双海を怒らせてしまってから、まともには、話していない。城の件もあった。しかし、この旨さは以前の双海の料理に感じたのと、同質のものだった。
そのことに、少し安心させられた。]
…本当にな。
労ってやるといいよ。
[頷いた。
オートで後ろに薔薇とか
それはいったいどんな特殊属性なのか。]
――…、いいけど、も。
…ずるい。
[ずるい、はなんだか甘く響いた。]
連打か。
そうだな。
…なんてことだ。
―205号室―
……。
[扉を背にして立ち尽くしていた。
扉の外で響いていた泣き声は、もう聞こえなくなっている。
部屋に帰ったのだろうか。そんな事を考えるのも億劫だ。]
…こっちは、涙さえ出ない、ぞ……
[なんだろう、しいて言うなら変な笑いが出そうな感じ。
長いため息を一つ吐くと、頭をぽりぽりと掻いてから205号室を出た。]
―205号室前―
[開いた扉に、項垂れていた顔をあげる。]
、、、みやこ、ちゃん?
[半ば放心した顔で、現れた人物の名を確かめるように呼んだ。]
……居たのか。
[結城の傍らにゆっくりとしゃがみこむと、じっと目を見た。
この幼馴染みには、なんの罪も無い。自分が勝手に一人相撲を取っていただけの話だろう。
そう悟って、薄く笑った。]
…ああ、ちょっと虫の居所が悪くてな。当たってすまなかった。
……男だろ。
そんな簡単に泣いてたら、女子に愛想つかされるぞ。しっかりしろ。
[それだけ言うと立ち上がり、階段を*降りて行った*]
ああ、そうだな。
[頑張れ、超頑張れ。
選ばれた貴族が使える特殊技能だきっと。]
む、ずるい……か?
ま、俺は青と違ってちょっかいかけてくる人間なんていねぇっちゅう話だ。
[だから痕付けても効果ねぇぞ?と噛まれた辺りを指で触ってから、頭を抱き寄せる。]
リアルでいえば1日で終わりそうな気もする……な。
・・・・・・うん。ごめん。
[頷いて立ち上がる。もう、迷惑かけてばかりだ。目をこすり立ち上がると、階段へと向かう葛城を見送って、ひとまず自分の部屋へと戻った。]
…。
結城と葛城、大丈夫かな…
[心配だった。とても。
そんな超技能封印してしまえ…!]
…、そう、かな
そんなこと、ないんじゃないか。
自覚が要ると 思う ぞ?
[ぽつり、謂った。]
…嗚呼、…同感だ。
一日あれば十分だ、な。
ひどいむらだ。
[ある意味ほめ言葉だった]
や、その。
嫌では、ない、が。
皆の前でするものでも
ないんじゃないか…っ
[真面目にそうなっていたら
大慌てに相違ない。]
きっと、大丈夫だ…きっと。
[頑張れ、超頑張れ。
そういやテレポートとかしてたな。優雅に。]
ん、そうかー?
む…ぅ。自覚、自覚か。
[わからないといった様子で、唸る。]
短期村でやるべきかも、しれんな。
1時間更新でも困らない可能性がある。
―食堂―
[カルロスの言葉に暫し呆然。
食事を食べる姿を見守った後、笑った。]
ありがとう。
…僕が勝手に、一人で逃げてただけだ。
気にしないで。
ガルシアくんは悪くない。
[カルロスとガルシアで迷ったが、矢口がガルシアと呼んでいた気がしたのでそれに倣った。]
[今まで何を恐れて来たんだろう、と阿太郎は思った。
今まで依存してきた簑は、そこにある涼しい風も、温かな火も拒絶していたのだ。
――なるほど。
やはりまだ、御手洗には敵いそうもない。]
はは。
[なんだかおかしくなって、思わず笑いがこぼれた。]
[次に今なら矢口とも、身構えずに話せるかもしれない、と思った。
何かある度に逃げてきた。
逃げるなと言われ、逃げないのがやっとだった。
……今度は自分の意思で、逃げないのだ。
―――但しお風呂突貫はDeadEndへの近道なので勘弁。
座り直すと、椅子がぎしりとなった。
今日の阿太郎は少し上機嫌だ。]
…うん。
……話を、聞けたらよかったんだが…
[小さく息を吐く。
してたなテレポート。本当、御手洗一族侮れない。]
…ん、自覚したらしたで
何か――――うん、…
わたしだって、やきもきはする、ぞ、…きっと
[唸られた。微かに苦笑。]
むしろ早くコミットしろと謂われるんだな。
廃テンション…。
ま、あの二人ならなんとかなるさ。
なる様になるんだから、な。
[御手洗一族の固有能力か、アレは。]
自覚、か。
ああ、でも嫉妬する青は、少し見たい。
[苦笑するのを抱き寄せ、頬を寄せる。]
変態ばっかだな、本当に。
…うん。
[――代々受け継がれてきた特殊な力。
一族こわい。
ご両親もああなのか]
見たいとか、物好きだな…。
見てもおもしろく、ないぞ。
[小首を傾ぐ]
ほんとうにいつわりなくひどいむらだな。
変態というか…。へんたいか。そうか。
[むしろ片親がああだとして。
それと結婚したもう一人を是非みたい。]
だってうれしいじゃないか。
青が嫉妬してくれるなんて、な。
[額に口づけをする]
ああ……。
―――変態だ。
あのお風呂、混浴じゃなかったっけ……?
[食堂にいないのは、女子に、男子数名。]
――――。よし。ころそう。
[宇留間やジョジョに敵うかは分からないが、少なくとも道連れには出来る。
そう思い、お風呂へ向かうことにした。
DeadEndだろうが知らん。
何となくこのフォルムなら*許される気がした*。]
…、ぅ。
……、…お、お前が大胆すぎるんだ。
時間があったら、だって。
そ、それは、…時間がなくて、よかった、の、かな
[口元覆って俯いた。]
む、そうか―……な?
青が嫌だったなら良かったんじゃねぇかな?
でもあれだぞ?俺ら2人だけで抜けた時点で色々とバレバレだ。
[家系図をあとで御手洗に尋ねてみようと思った。
存外まともなひとだったらどうしよう。
いや、いいことなんだが。]
…、……、
…そ、そう か。
迷惑じゃ、ないなら、いいんだ、が。
[一寸眼を逸らした。気恥ずかしかった。
暴走よりは黙ってしまうタイプな気がするが]
完膚なきまでに、な。
まあ、…このお祭り騒ぎは
嫌いじゃない いや 寧ろ、好きだけれども…。
…そ、そうだとも。
ほら、…自覚がない。
[ぽそりといった。]
あ、う。そ、それはわかってる、
わかってるが、面と向かってやられるよりはその。
……
[どうなんだろう、黙って悩み始めた。]
[逆に御手洗以上に御手洗だったら……。
いやだなぁ。]
困りはしないとは思うが…。
でもそれで、泣かれたり喋ってくれなくなった……辛い、な。
[肩を抱いて、抱きしめる。]
そうだな。
俺も好きなんだが……。終わらん。
むぅ……なんの自覚だろうか。
[悩。]
でも、あれだ。
同じ部屋で、朝になって消えてたんだ。
多分、変な誤解…されてるな。
……いや、昨日でもう誤解じゃなくなってるか。
[真・御手洗みたいな。
うわあどうしよう。という顔になった。
勝てる気がしない。]
困らせるのは
本意では、ないんだ。
…うん、…その、気を付ける、かな
[上手く謂えないみたいだった。
言葉代わりにもたれかかりながら]
…終わらないな。
…後で打ち上げのお祭りなりで
存分に祭ればいいとは思うが
……がんばれみんな
−露天風呂−
[いつの間にか湯船に浸かっている]
ああ、やっぱりここのお風呂は最高だなぁ……。
[視界は30cm。
今日は一段と湯気が多いようだ]
[大浴場には誰もいないようだ、と露天風呂の方へ。
男子だけならともかく、女子もそっちに回っていたらまずい。
走って滑って転びかけつつ露天風呂へ。
下? タオル巻いてますよ。はいてないけどまいてます。]
(今の声は城か……。)
[露天風呂は湯気が物凄かった。
誰がどこにいるとか人目では分からない。
とにかく不審な気配を感じたら蹴ろう、ということで。
それまでは普通にお風呂を満喫することにした。]
…いいんだよ、
自覚、なくても、それもお前だ。
[撫でた。ぽふり]
…、…ご かいじゃな、…
……
[目をそらして赤くなったとか。]
[そもそも勝ち負け以前に何の勝負。]
ん、そっか。
……大好き、だからな?
[体を預ける更科の耳元に顔を寄せる。
確認するかのように、耳元で囁いた。]
そうだ、な。
なんかもう、今が別の祭っぽいが。
[わからない。
存在についての勝負だろうか。
不毛だ。]
…、……――
ん、 …すきだ。
[答える声は控えめだったがしっかりと紡いだ。
くすぐったそうにしてから顔を隠した]
祭り、そうだな。
……露天風呂が気になる祭りだな?
これはひどい
[存在と言う点において、御手洗に勝てる者は居るのだろうか。
数発言で全て持っていくぞ。
あ、覚醒ジョジョがいい勝負。]
――……ん。
[聞こえた言葉に嬉しそうに頷く。
顔を隠せば、からかう様に頭を指先で軽くつついた。]
ジョジョにあたろーが露天風呂、か。
嫌な予感しかしない。
ん、ありがと、な。
いやー、だってこっち向いてくれねぇから。
[逸らした視線の先へと移動してみる。]
だって、なぁ。
もうそう思われても否定できねぇし。
むしろ、否定したくねぇっちゅう話だ。
[誰かが露天に増えたらしい。
水着で入ったら駄目なんだろうか。
駄目かなやっぱり。
でも鶯谷になら見られても大丈夫な気がする。
湯は少し濁っていて、肩までつかると胸は見えない。
双海と二越の二人を見た。
お風呂だと区別つかなさそうだが、雰囲気出でわかる。胸のサイズは似てるのだろうか。]
[説明しよう!
矢口恵子は鈴の強い思いに応じ、
杏の入浴シーンを野郎共の視線から守るため、中辻さんに教えを請い、自らの霊体を霧にしてみれば露天風呂に広げているのだ!]
[持っていくな。世界ががらっと変わる。
なんだあれは。特殊能力か。
覚醒城もすごいな…なんだこの村。
個人的には宇留間もアレだとおもう。]
つつくなったら。
[眼だけ見えるくらいに顔を上げて見上げた。
かるく小突いた]
化学反応を起こしそうだな。
…いや、核融合反応かもしれない。
[これで城が何かしようものなら引っ張れます。縄の有効活用。
何故か中辻の声が聞こえた気がしたが気のせいだ。
きっと霧散しているから声も広がって聞こえるのでしょう。
あれ? それじゃ、いるってことにならないか?]
(とにもかくにも。)
[縄のもう片方ははその辺の岩に適当に*括っておいた*。]
ん、
……だって、…恥ずかしいんだ。
うまく見れない。
[むう、と眉を寄せて謂った。]
否定、できない、な。
いや、しないし――そう、…うん。
…なんだか生ぬるく見られそうでは、あるが。
いいか、…うん。
[特殊能力というか、存在が特殊だな。
ウルマはそろそろ著作権がやってくる。]
いや、なんか可愛かったからつい、な。
[小突かれれば、ごめんごめんと髪に顔を埋める。]
そうだ、な。
露天は核の炎に包まれた。
ん、恥ずかしいのは仕方がない……な。
でもやっぱり、顔は見たい。
[頬に手を添えて、軽く口づけをした。]
まぁ、生ぬるく見られるのは仕方ない。
……仕方ないな、うん。
[特殊すぎて異世界からの来訪者か。
どうしようか、考えるほどにどんどん
おかしなことになっていく。
宇留間逃げろ…!!]
…ん。
[謝られると弱い。
手を伸ばし、そっと髪を撫でた。]
だめだ、
露天どころかいろんなところが滅びる…。
序に御手洗も現れそうでならない。
――ん、わかっ、た。
わたしだって、…その
顔を見たくないわけでは なくて…
見たい、ぞ?
[くちづけの後、自分からも触れた]
…しかたな い な
あと そのあれだ 墓前半は読まなくていいと。
…うん。
…ん?
[碓氷の視線にぱちりと瞬いて首を傾ぐ。
そんなまさか胸元を見られているとは思っていなかった。
が、しっかり見えずとも、何となくの膨らみで
片割れの絶壁とは異なるのがなんとなしに判った かもしれない。
ただ、それ以上はお湯と湯気とタオルに阻まれて見えませんざんねん!
泳ぎたくてうずうずしている碓氷の横で、もしかしたら杏が
既に泳ぎだそうとしている気がしなくもないが
(水が近いところでは妙に生き生きする片割れだ。ありうる。)
とりあえず、しっかり手綱…でなくタオルを掴んでおく。
お風呂で泳ぐのは、誰もいない時推奨。
…ええ。泳ぐな、とは言えませんとも。 たのしいよね!]
[ちなみに、もちろん視界30センチなので、
鶯谷が城の首に縄を引っかけていたり、その行く末が岩だったり
引っ張ったら、つまりは首が締まるんじゃ… って事も
もちろん知る由は無いが
突然「鶯谷くん流石!素敵!」とか声援をそこら辺に投げかけたくなった。
鶯谷くんって、食堂に居なかったっけ? なんて首を傾げているぐらいなので
もちろん、露天風呂に来ているなんて事も*知る筈がない*。]
[なんか、そっちのほうが納得できそうでいやだ。
ウルマ……いいやつだったのに……合掌。]
御手洗はあれだ。
現れるというか湧いて出そうっちゅう話だよ。
風呂の中央から。
[湖の精のように。]
じゃあ、恥ずかしがっても顔を逸らさないように、な?
[クックッと笑いを噛み殺しながら、頭を優しく撫でる]
きっと、見るなっていうほど見る気もする、が。
[どれだけ超存在なのだろう。
だが、思わず「御手洗様」と呼んでみたくなるのも
また事実であった。
宇留間はわたしたちの心のなかに…!]
容易に想像ができてどうしようかと思った。
あなたが落としたのはこのみかん箱ですか
それともこのたまねぎの箱ですか……
……なんでもない。
[毒されそうになった]
――、ぅ… 努力、…する。
[撫でられて伏せかけた眼を戻した。]
なんて天邪鬼なんだ…。でもあるある過ぎて分かる…。
[顔を両手で覆った。]
くっ、地上からでも墓下を汚染するとは。
――……なんて反則!
[汚染レベルが放射能を越えてる可能性すらある。
堪えろ、堪えるんだ。]
ん、いい子だ。
やっぱり可愛い顔はハッキリ見たいから、な。
[抱っこして、向かい合うように膝に乗せた。]
そして、言わなければ普通に見る……と。
つまり、見られない為には何をしていたかすべてを説明して納得してもらう必要が……。
……意味ねぇ、な
[城が首の縄に気付いている気配はない。
離れるわけにはいかないが一先ず安心。
もう一人の標的は宇留間だ。
しかし奴はどこに現れ、どこに消えるのか見当もつかない。
視界が悪い状態が裏目だった。
忍だかマジシャンだかの彼のホームグラウンドだ。
しかしあるもう一つの予感があった。
奴は自ら死亡フラグに突っ込む真似をするのだろうか?
忍もマジシャンも、自分の死を回避するプロだ。忍は本当の意味で、マジシャンは黒ひげ的な意味で。
こちらも一先ずは大丈夫だろう。多分。]
[そして最後に――。]
(矢口さんはどこだろう……。)
[やっぱり阿太郎も健全な男の子だったようでry
キョロキョロと気配を探ったが、声も恋の相手も見つからない。
………。
山田くん! 座布団全部持っていきなさい!
いや、クラスメイトの山田じゃない方のこと。]
反則というか
最早彼自身がルールと言うか
[酷い謂われようだった。堪えるとも…!]
――、…
お、お前の言葉は本当、
時々とても、…その、照れる…
[なんとか逸さないようにしながら
両肩に手をおいてみた。]
……。納得…
……意味ない。意味ない…!!
[ダメだった。]
"ルールを破る"ルールの顕現そのものだな、あれは。
[もはや人じゃなかった。
……今更か。]
ん、回りくどいのはどうも苦手で、な。
つい直接的にいっちまう……すまん。
[頭を撫でながら抱き寄せ、軽く舌を絡める。]
だ、な。
知られたくないから見せたくないっつぅのに。
[どうしようもないかもしれない。]
見た時の衝撃は相当なものだった。
…今もだが。
鶯谷が忍者になってしまったんだがどうなってる…。
[今更だと思った。
このクラスってどうなってるんだろう。]
…、や。
だめ、ってワケじゃ、ないんだ。
…わたしが慣れない所為、かな…ごめん… ん、
[ちら、と舌先で唇をなめた。]
どう、しようもない、かな。
こればっかりは…
[さすがにめをそらした。]
−食堂の入口付近のダンボールの中−
・・・・・・はっ!?
こ、ここは一体。
というか最近記憶がつながっていない箇所が多い気がするな。
[御手洗様シリアスモード続行中でお送りします]
[すっ、とダンボールの中から立ち上がち何事もなく脱出。眼鏡をきゅっ]
つっ・・・!頭を何か固いもので殴られたようなこの痛みは何だ。
[頭に包帯のような何かを巻き付けられている。ネクタイみたいだ。何かよく分からないのでとりあえずネクタイを頭から外しダンボールの中に投げ入れた]
やめとけ。
このクラスの男子については、考えたら負けだ。
そういう物なんだ、と。理解しよう。
[自分もその一員なのは知らない。
……考えるな。自分の精神的平穏の為に。]
ん、謝るなって。
そういう所も全部ひっくるめて、大好きなんだからな。
[唇を舐められれば少し赤くなって、頬を撫でる。
どうも、するのは平気なんだが、されるのは恥ずかしい。]
ん。
そうだ、な。諦めよう……。
[諦めたので試合終了。]
…お前もこのクラスの一員だがな。
もちろん、わたしもだが。
[精神的平穏か…
心の平和、大事。考えるのを、やめてみる]
…、あり がとう。
[赤くなってるのを見て、
くすりと小さく笑った。
そっと頭をを撫でた。]
…うん。
[いろいろ覚悟しておこう と 思った。]
言うな……言わないでくれ。
[真剣な目で言った。
何で自分は此のクラスに選ばれたんだろうか。
―――多分、暴走のせい。]
礼も、いらねぇっちゅう話だよ。
傍に居てくれるだけで、十分だ。
…ったく、俺を撫でるのなんて青ぐらいだぞ。
[撫でられれば、むぅと小さく唸る。]
……。
[どこか諦めた目で、更科の頭をなでた。
安西先生「諦めたら?」 ]
なっ!?
・・・葛城君じゃないか。
[眼鏡をきゅっきゅっ]
一体こんな処で何をしているんだ。君もだが、私も含めてだ。まあ君に聞いても何も解らないとは思うんだが。
[いえ犯人ですこいつ]
[露天風呂に向かうべく、部屋から着替えを持っておりてきた。
魂がトンでいるのは、たぶん走って転んで後頭部でも打ったんだろう。
と、食堂の前で段ボールが蠢いていた。
都がそれを、じっとみている。なんだろう、あの状況]
…すまん…。
[真剣な目からそっと目を逸らした。
暴走か。それが要因の一つには
間違いなかろう。]
…ん。
わかった。… ―― 、駿
[名前を呼んでみるのにも
少し思い切りが必要だった。]
わたしだけ、か?
…それは、悪くないな。
[いたずらっぽく笑った。
諦めた眼はもう仕方が無いかなと思った。
きっとおんなじ眼をしている。安西先生、b(ry]
いや…解ってくれれば、良い。
[もう、吹っ切れて常時暴走のほうがいいのだろうか。
何かするたびに誰かがKOされると思うが。]
ん、…俺も何処にも行かない。
そのかわり、何処にも行かせねぇから、な。
覚悟しとけよ。
[名前を呼ばれれば、嬉しそうにニカッと笑う。]
…そうだな、そう、悪くない。
―脱衣場前―
[縄の端を岩から外して、ここまで持ってきてみた。
露天風呂から脱衣場前まで続く謎の縄。一種のミステリーだ。]
ふう。
[見た限りでは何事もなかったらしい。
そう思って出てきた。
髪が若干乾いてないのは迸る湯気のせいか。
――と。]
……む。
[視線の先に、三つの影。
二つはじゃれあう?葛城と御手洗。そして――]
(矢口さん、入ってなかったのか……)
[ちょっと残念……じゃなくて何してるんだろう。あれ。
どう見ても隠れてます。ミッション中です。
まさか中辻からステルス術まで受講しているのかも。]
―――…。
[やはり、声をかけない方がいいのだろうか?
1.声をかける
2.声をかける
2(2)]
……矢口さん。
そんなとこで何してるの。
[縄を引いたまま、階段の影へ移動する。
声量が普通だったのは別にS心が芽生えたとかではない。]
くっ、ここ数時間だか数日だかの記憶が全くないぞ。一体何があった!?
[頭を抑えつつ]
おい、そこの暴力女。今一体なにが起きているかこの優雅な御手洗業に教えてくれ。
[ああ、復活しちゃった・・・・・・]
[二つ折りになった眼鏡を後方にポイ捨てすると、御手洗に向き直った。]
説明しよう!!(※堀内賢○)
空から
ょぅι゙ょが
降ってきた
……さあ、助けに行け。
[御手洗の肩を、ぽむっと]
――……!?
[びくぅ!
ってな勢いで、頭上になんかでた]
……鶯谷くんか、驚かせないでよ。
なに、って。
[どうみてもデバガメだ。なんてこと]
……いい、鶯谷くん?
これは必要なことなの。
結城くんと都ちゃんの行く末を案じる私としては、都ちゃんの行動を見守らないといけないの。
相手が西野くんとかマシなほうならまだしも、変態最右翼な御手洗くんだよ?
決して興味本位で覗いてたとかじゃなく、都ちゃんのことを心配して、御手洗くんが暴走したら止める気でここにいたの。
……おーけい?
…ん。
いや、暴走はやめたほうがいいぞ…!?
[なにか聞こえた。
誰かKOしたらそのうち死人が出そうだ。
このクラスならうっかりよみがえると思うが]
――覚悟しておくよ。
もっと知りたい…な、お前のこと。
[柔い笑みを浮かべた。]
背が高いのもあるかもな?
気軽には手を伸ばせないか。
あ。……うん、ごめん。
[盛大に驚かれたのでつられて驚いた、が。
ごめん、と言うのは申し訳なさそうな顔ではなくちょっと笑んでいたのは何故だろう。阿太郎には分からない。
頭上に出たアレをじっと見た。すごい。もうそんなところまで習得していたとは。きっと未来の女性版雷電になれることだろう。……雷電?
そして、数多の任務をその美貌とステルス力で突破するのだ。
いやいやいやそうじゃなくて。]
結城くんと、葛城さん?
[御手洗と、葛城を改めて覗いてみる。
……あの分なら御手洗は暴走されても鎮圧されるのでは。
顔を戻して、階段の陰に引っ込んだ。]
……ああ、なるほど。凄いどうしてだろう。
僕はまがりにも御手洗くんを尊敬してるのに、すんなり納得してしまったよ。
彼なら
「私のジャスティスブレイカーを受けてみろ!」
とか突然言い出しても不思議じゃないもの。
[圧倒的信頼だった。
そして、うん、と頷き。ここにきてやっと声を潜めた。]
そういうことなら分かった。僕も協力しよう。
……具体的には、そうだな。
僕が動きを止めるから、矢口さんは蹴って欲しい。
[どこを、とも元男に矯正しよう、とは言わなかった。]
む、口に出てたか?
[心を読まれたようです。
多分此のクラスの男子、8割は殺しても死なない類の人物。]
ん…もっと、か。
俺の事知るには時間が居るっちゅう話だぞ。
そりゃもう、一生かかるぐらい。
[微笑を返して、頬を寄せる。]
そういうのもあるかねぇ……。
青は背が高い方だから、な。
、
…………。
[協力する、といった鶯谷をじっとみる。やはり可愛い。ふむ。
――ひらめいた。頭上に電球ぴこん]
……鶯谷くんがさ。
御手洗様おにーちゃん助けて、ジョジョに襲われた! って、服乱して涙目で走ってくのは、どう?
[我ながら素晴らしい案だと思う。
確実に面白いことになる、もとい、都ちゃんを救えるうえ、上手くすれば城も始末できるかもしれない]
――――、へ?
[目が丸くなった。まんまるまるまるお月様。
矢口をじっと見る。……濁りは見られない。本気のようだ。
こほん、と喉元を改めて真剣な顔になった。]
その作戦の場合、僕の正体が割れているかどうかにも掛かってくると思う。彼は女性には変態的倒錯的だけど、男子には恐ろしく厳しいんだ。
うん。これは実体験に基づく評価だから間違いないと思う。
[眼鏡御手洗のトラウマ。しかし今は眼鏡をかけていない。]
でも、あの様子だとその条件もクリアな気がする。
……髪も湿ったままだから、演出的には最高だ。
[不適な笑み。悪い子の顔だ。
葛城がロリコンであることは言わないでおいた。
後、持ってきた縄が城の首に繋がってることも。]
いや?なんとなくだ。
[じっと見た。
殺しても死なない、素晴らしい。
長寿国日本。何かが間違っている。]
―― 一生か。大きく出たな。
それもいい。わたしのことも、知るといい ぞ?
[そしてまたなでた。]
ん。そうだな。
小さい子が羨ましかったりもしたけどな。
それで、どれくらい服は乱せばいいだろう?
[上着の前のボタンを外したみた。
……シャツは見えないように引っ込めておいた方がいいかな? 鎖骨が見える程度にしておけばいいかもしれない。
いっそのこと肩もはだけさせてみようか。
髪は頬に張り付いているくらいがいいのかも。
――という辺りを矢口の目の前で作業した。]
これくらいかな? どうかな。
いっそ、破いてみた方がいいのかな。
[どう? と矢口をじっと見つめてみる。]
む……青に隠し事は出来そうにないな。
元々苦手だっちゅう話だが。
[むぅ、と頭を掻く。
でも死なないのはうちの男子連中みたいな奴らだけだぞ?
日本終了のお知らせ。]
ああ、教えてくれ。
――隅から隅まで、全部…な?
[撫でる手を取り、引き寄せて強く抱きしめた。]
いや、青はそのままでいい。
それより小さいと、キスがし辛いから、な。
や、それほどでもないぞ…?
[頭をかくのを見てくすりと笑う。
つまり日本はこのクラスのような
強いものに支配され悪夢だった。]
――…ん。
[照れて、目を伏せ、そっと抱きしめ返した。]
っ、そ、そこか。
……
まあ、…いいっていうんなら…、
いい、か。
[弱かった]
[……可愛い。城じゃなくて私が襲いそう。危ない危ない。深呼吸。
鶯谷の服をいじりながら、せっかくなので鎖骨は撫でておく]
破くとあとが大変だし……、城くんいま、お風呂でしょ。
お風呂で襲われて、服を着るのもそこそこに逃げてきた感じで……こんなものかな?
[さあいけ幼女、御手洗を手玉にとってみせろ。
城と御手洗を相討ちにできれば最高だ]
……頑張って!
[たぶん今までで一番イイ笑顔]
ひゃっ。
……く、くすぐったいよ。矢口さん。
[思わずなところを撫でられてしまって、声が出た。
むぅ、と拗ねた様子で俯き――しかし、服の演出が終われば、顔を上げて、矢口のとてもいい笑顔を見た。
プロデューサー・矢口のコーディネート完了だ。]
うん。
矢口お姉ちゃん、僕、頑張る!
[とてもいい笑顔。もう演技に入っているようだ。
とてとてと歩き出す。]
ううっ
……ぐすん。
[階段の陰から出た少女の顔は、不安そのもの。
周りを忙しなく見回し、息も絶え絶え。
崩れそうになる膝を必死に動かし、前へ、前へ。
そして―――、]
!
[葛城と御手洗――主に御手洗の姿を見つけ、駆け寄った。
胸の前で小さな手をぎゅっと拳握り、目の端には涙。]
た、たすけて。お兄、ちゃん。
[出た声は明らかに鶯谷阿太郎のものとは違う、少女のものだ。
いわゆる声優の七不思議的七色的なあれである。
まだまだあどけなさを残す声は、絶え絶えの息と共に。
御手洗の胸の中へ飛び込んだ。抱きついた。]
[完全無欠の幼女となった鶯谷の後ろ姿。
それを静かに見送る瞳は、何故か光がなくて、口元には貼り付けた平坦な笑み]
…………。
[――鶯谷には告げなかった。
正体がばれていれば御手洗に厳しくされるうえ、幼女と信じ込まれたら、御手洗に美味しくされちゃう可能性もあることを。
――鶯谷くん。(私の心の声が)聴こえていたら自分の不幸を呪うがいい。
君は良い友人だったが、君の可愛らしさがいけないのだよ。
……くそうなんだあれ、純正女の子より可愛いずるい]
ああ……鶯谷くん、いいひとだったのに。
[目許を抑えて、ほろり]
そうか?何だかんだでばれる気がするわ。
[日本全国民御手洗化計画。
順調に進行中。]
……てか、青は俺の事で知りたいことってあんのか?
[抱きしめ返されれば、頭を撫でながら
丁度目の前に在った耳を軽く舐めてみる。]
ん、重要だろ?
これから先、何度もする事になるんだからな。
[クスと笑って唇を指先で撫でた]
[御手洗に抱きつきながら、矢口の心の声に、心の中で答えた。
――お姉ちゃんは、わたしを、助けてくれないの?
――わたし、お姉ちゃんのお嫁さんに、なりたかったのに。
――ひどいよ、お姉ちゃん……。ひどいよ……。
矢口に語りかける少女の声は、涙を湛えた声だったとかさ。]
・・・・・・
[脳天に雷が落ちたようなこの感覚。これは一体!?]
ってたしか君は四万の精霊だったな。
[残念!御手洗はあたろーの素性を知っている!!というかそもそもロリコンじゃねーし]
[とか思いつつも何が起きたのかよくわからないでいたが、どうも複雑な状況であるかのような雰囲気を感じていた]
[ふー、と顔を左右に振る]
悪いが声を作っている場合の声色くらい聞き分けられる。この御手洗に一体何を仕掛けたいのか知らないが、まだまだ修行が足りないぞ精霊。
それはきっと、
お前が素直だからだよ、
…いいことだと思う。
[進行させちゃダメな気しかしない。]
あるとも。
好みのことや… 見てて知れる以外のこととか――ぁ、ん
こ、こら!
[耳を押さえた。慌てた。
唇撫ぜられ瞬いた。]
…う、……
[ちょっと眼を逸らし気味に頷いた。
とても、照れた。]
[ちっ。微乳フェチでもなかったか。
ばれていたなら仕方ない。幼女モードで作戦変更。]
城が、……城が、勘違いして、襲い掛かってきて。
ひどいの。いきなり、私を剥いて……。
[矢口がいなくなりそうなのでそろそろどっちでもいいかなーと思いつつも、演技はやめない。だって役者だもの。]
[……とか言ってたら優しく諭された。
これ以上微乳を押し付けるのも無駄だろう。]
ちっ。
[阿太郎は舌打ちしてどこかへ去っていった。]
・・・で、この私を間違いなく巻き込む気満々のこの状況は一体何だ?
悪いが他人の恋愛事に余計な口を出すほど私は暇ではないし、さらに言えば興味も無い。
空から幼女が降ってきたら、普通何らかのテロかエクストリーム自殺と思って近寄るのを拒むだろ。もう少し常識を考えたまえ常識を。
[ふーやれやれ、というモーション]
ぎゃっ。
[何故首を締められているんだろう!?]
ぐ、ぐるじいぐるじい、わだじがなにをじだどいうどだ!?
[これはきっとストレス発散に使われているな、と少し覚悟を完了した]
[御手洗の頚動脈を良い感じに圧迫しつつ、服の襟を引っ張ってずるずると引き摺って行く。]
―大浴場・男風呂―
[がらりと扉を開けると、そのまま奥までずんずん進んで行き、御手洗を服のまま露天風呂に放り投げた。]
[想い人? さて誰のことだったか。
というかそろそろ御手洗様も見つけましょうよ!
とか誰かがささやいている気がした。]
さて。髪を乾かそう。
[矢口も風呂へ行ってしまったようだし、縄も引っ張ってきたままだ。今から脱衣所へ行くと鉢合わせすること請け合いなので、外で乾かすことにした。
まあ同じ風なんだからきっと*大丈夫*。]
―大浴場・男風呂―
・・・・・・・・・・・・。
[お風呂でいろいろと物思いにふけっていました。
結論:強くなろう。
さておき。]
・・・。
御手洗。お風呂は頭からダイブするもんじゃないよ。
[しかも服のままとか。]
ぶ、ちょ、あ、ああああああ!?
[ざぶ〜ん]
ぶはあっ!!い、一体なんだこれは!?
[視界は霧で包まれており、まさに藁をも掴みたい
状況。とりあえず湯に使っていることだけはうっすらと理解した。したが]
ん、そういってくれるなら……そうかもな。
[しかし、感染は止まらない。]
見てわからない事、か。
なんだろうなぁ、自分の事ってよくわからん。
いやほれ、目の前にあったから。つい、な。
[可愛い声だな、とからかう様に笑う。
自分がやった結果なのに少しドキっとしたのは秘密だ。]
ん…そういう反応、凄く可愛いと思うぞ。
―露天風呂―
・・・・・・・・・・・・。
[露天風呂の隅っこでいろいろと物思いにふけっていました。
結論:強くなろう。
さておき。]
・・・。
御手洗。お風呂は頭からダイブするもんじゃないよ。
[しかも服のままとか。]
・・・・・・
[なにやら気配は感じる。だが何も見えない。いわば山で遭難したのと同じシチュエーション。残念だがこの御手洗はただ脱出したいだけであり、ここがそもそも混浴かどうかという事実にすら気がつかないのだ]
ええい、仕方がない。ここは命を優先すべきだ。
助けを呼ぼう。
[大声でヘルプミーを言う準備開始]
-テラス-
[ログハウスのテラスは、最初にBBQをした記憶がある場所だ。
風に吹かれてぼんやりと、空を眺める。雲行きが少しづつ怪しくなっている。]
不自然な僕
自然なアタシ
自然な僕
不自然なアタシ
ったく、御手洗うるせぇぞっ と!
[テラスの装飾品であるところのドラえもん像(御影石)を、露天風呂の塀ごしに、おもいっきり声のした方に投げつけた。]
[あーらこれ、御手洗に当たっちゃうの?
それともあたろーに当たっちゃうの?
それともお湯に沈んでそのまま3000年経過しちゃうのドラえもん?
正解は次週オタノシミに。]
―男風呂・脱衣所―
御手洗ー。のぼせないうちにでてくるんだよー。
[あれもきっと御手洗なりの恋愛アピールなんだろう。そんな不思議な解釈をしながら服を着て風呂から出て行った。]
[まったり浸かっているので、御手洗の悲鳴はガン無視した。
またひとつ悪が減ったらしい。よきかなよきかな。
……っていうか、露天風呂広い。
女の子チームの声は時折すれど、湯気が酷くてわからない]
[死亡フラグには全力で答えねばなるまいよ。
女子に殴る蹴るされたら御手洗は喜ぶ。間違いなく。
ということで蹴った。すごく蹴った。
ついでにドラえもん像はと言うと1(3)になったようです。
1.御手洗の股間にHit!
2.御手洗の鼻頭にHit!
3.奇跡的に御手洗の口にがっぽりと星人。]
―食堂―
ふぅ。
[一息ついてから、ちらしずしを美味しくいただいていた。
蓮根と椎茸を気持ち多めによそって、食べながら至福の表情。]
…双海様々、だな。
[ありがたさに、ついつい拝んだ。]
[唐突だが、ドラえもんの体重は129.3kgである。
御影石の比重なぞ知らんので、ドラえもん像の重量を129.3kgと仮定する。
そして、露天風呂の塀というものは、外から覗かれぬよう、概ね、2m以上はある。
塀を越えた=2m以上は上がったということであり、それはもう多大なる位置エネルギー。
毎秒9.8m/sな重力加速度のお陰で運動エネルギーに変換されたそれが、たとえ水の壁があったとて、股間にヒットすればどうなるか]
……御手洗くん、いいひと(?)だったのにね。
…ん。
[ゆるり、頷く。
なんというパンデミックだろうか…!]
それは、しかたがないさ。
自分には当たり前のこと も、
他からは新鮮に映ったり。
―――料理できることとかな?
[耳から手を噺、赤くなったまま。]
…う、うるさい。
へんな声、出るから…!
[なんだかうろたえっぱなしな気がする。]
[感染したら少しづつ御手洗に変化していくウイルスとかどうだろう。
此の島はその実験場。]
そうだな、料理出来るかどうかなんて見た目じゃわからねぇか。
ま、知りたいことがあればどんどん聞けばいい。
青に教えられない事ってないと思うし、な。
[赤いままの顔に、手を添えて。]
青、それは変な声じゃなくて可愛い声だっちゅう話だ。
ん、いくらでも出していいぞ。
……ただし、俺と二人っきりのときだけな。
[全力で逃げ出したいぞその島。
日本が御手洗に支配されるなど…!]
ん、分からないよ。
だから、…新しい面を見れて、よかったな。
ありがとう、…聞くよ。
[手を添えるまま眼を合わせて]
…あ、…ぅ……。
…そ、そうか。…ん。…そう、する。
――― 食堂 ―――
[山田が去った後、いろいろと考えて、いろいろと考えていた]
……皆で、良い方向に。
山田だけじゃない。他にも、ジョジョとか、結城とか、葛城も双海も碓氷も矢口も……御手洗はまあ置いておいて。
[思いつく限り、問題のありそうな人間を列挙していく。アタロー? 脳がなぜか思考を拒否する。
問題はなんだか難問で、山積み]
できる……のか?
[御手洗ハザード。
生きて此の島から脱出しろ!
……嫌だなオイ。]
俺も色々と青の一面見れたっちゅう話だしな。
おう、待ってるからな?
[添えた手で、耳の裏から首へと撫でる]
ん、約束だからな。
アレは、俺だけの特権だ。
[とにかく、今は目の前のできることをやるべきだろう。一つ一つ、問題を片付けていくのだ]
よし……洗濯しよう。
[そういえばしばらく描写してなかったので、溜まっていると思われる]
[厭すぎた。どうあがいても絶望――
そんなキャッチフレーズが頭を過ぎった。]
…な、なんだかわたしのは
少しばかりなさけない気がしてならないよ…
ん、
[一寸眼を伏せた。
撫ぜられてひく、と少し咽喉を反った]
わかっ た。
約束。
――― 脱衣所・洗濯機前 ―――
[溜まっていた洗濯物を全自動洗濯機に放り込む。最新の洗濯機は音も静かで、すぐ横に座っていても大して気にはならない。むしろ風呂の中の方が騒がしい気もしたが、まあ気にするほどのことでもあるまい。
山田が人類の筋力では不可能な気がする投擲を見せたことなど、知らないったら知らない]
多分これは……現実逃避。
[分かってれば世話はない。はぁ、とため息を吐いて、椅子に座り持ってきた本を読み始めた。僕どうすればいいんだろう]
[御手洗に捕まるとそいつも御手洗に。
そして最後には日本が御手洗。世界が御手洗。
ある意味世界平和に。]
そうか……?
………いいんじゃない、か。うむ。
可愛い一面だ、俺にとっては。
[そのまま、喉の下を擽る。]
ん、だから残念だっちゅう話だ。
明日からはあんまりこういう事が出来ないって事になる。
[山田のあの喋り方は、いったい何なのか。まずそこが問題である。オカマと思われるのが嫌だからあの喋り方になった感じだったが、むしろ何があったんだお前と言いたくなる。
そして大事なことが一つ。特殊な場合を除いて、男は男に恋をしない。だから、根本的な所が何も解決していない]
とはいえ、言いふらす気はない。
[自分の左手と同じように、それは山田の問題なのだから。
広げている本の内容は、まったく頭に入ってこない]
[ああ ある意味平和か
いいのかそれは、ある種の洗脳
いや洗脳どころじゃなかった。]
…そう思ってるんだ が。
…ん、そう、か?…や、ん くすぐった、
[首を竦めた]
ぁ、そう か。
誰かしら、来るから、か。…ん。
…平和に来れればいいが、…誰が来るのだろう…
-テラス-
[今西野がいい事をト書きで考えてくれた。つまりはそういう事なのだ。
男子に避けられないために、避けられていた(と思い込んでいた)原因のひとつである、オカマに見られる要素であるところの女言葉を止めることを思いついたわけだ。なんだ表現くどいな。
しかし、ところが、だ。
結果どうだ。碓氷に嗚呼危なく百合の花咲き乱れる花園をうっかり提供しかけてしまったではないか。なんてこと。]
[世界が全員同じ死相オ持ち主なら平和になる……。
なんか凄い危険思想だが、何故だろう。
それが御手洗だと本当に平和そうに見える。]
ああ、そうだ。
俺がそう言うんだから、気にしないでいいっちゅう話だ。
[首をすくめ逃げられれば、頭を軽く撫でてから腕を離す。]
ん、誰が来るかわかんねぇけどな。
誰がくるにしても、人前じゃいやだろ?
そうだなぁ……ま、誰が来ても賑やかにはなる、か。
[両親は、太郎を完全に息子として育てようとしていた。そして嫁を取り太郎に財閥の跡を取らせるつもりなのだ。
え? それじゃ子どもが出来ないって?
それはほら、体外受精とか甥っ子を養子に取るとか、色々考えがあるみたいですよ。そこ、突っ込まないのがいい子の君と僕とのお約束☆]
よっしーに、変だって言われちゃったし。な。
[中学生までは、何の疑問も持たずに男言葉を使っていた自分の事を、知っているクラスメイトは果たして居たであろうか。]
……、…。
[ぽたり。
滴った水滴を右手でそっと拭って、津波の発生源へと視線を向けた。
睨んだところで何が原因なのかは、視界30cmのお陰でさっぱり判らない。
残念、判ったならば速攻でこの湯を赤に染めていたというのに。
…ちなみに聞き覚えがある悲鳴とか聞こえた気がしたけれども、
全力で気付かないフリだ。気付いたら負けだと思ってる。
…そういえばこの湯船、考えたら結構デカイな。]
―2F階段―
[西野に心外な一言を言われた気がしたが、気のせいだったということにしよう。
阿太郎に足りないのは情熱思想理念優雅さ勤勉さ。
そして何よりもptが足りない。喉は大事に使うべきだ。]
乾いた、かな。
[御手洗殲滅の後、外で髪を乾かした。
しかし風に当たって乾かすというのは基本的に良くない。
薄ら寒くなったので、ログハウスに避難してきた。]
(うーん。こういうのを充実してるっていうのかな。)
[階段の一番上に座って何でもない空間を見つめている。
決意してからその後、脱出のこととかその他諸々、考えていなかった気がする。それが良いことなのかどうかはともかく。]
…今の、何。
[津波が起きた。
頭から湯を被ってしまった。泳ぐつもりでもあったから特に問題はない。
二越のほうになんだろうね? という視線を投げた。]
――― 脱衣所・洗濯機前 ―――
[それをいい事と認識するか山田。明白なことだと思うが。
そもそも皆、山田を避けてなどいない。変なヤツとは思っていたが仲間として認識していたはずである。
それがあんな調子になったことでむしろ皆に違和感が生じ、どう接していいか分からない感覚やギャップ萌えなどが産まれてしまったのだろう。
ところで山田は男喋りになって男らしく振る舞って、その先を考えていたのだろうか。しかし碓氷もどこに向かうのか良く分からないよね]
[平和かもしれない。
そう思い始めることが既に洗脳なのか御手洗!
話の一人歩きがエンドレス]
…気にしないようにしよう。
自分で直したいところは、…直すけれど。
[料理とか。
離れていく手を一寸見た。]
ん、…人前は、その、恥ずかしいから、な。
賑やかになるのは間違いないな。
[地上に手を振ってみる。見えないけど。]
…、あーあ…。
[湯船に浸からないように、髪をタオルでちゃんと上げていたのだが
津波のおかげでしっかり頭から濡れてしまったので、一度解く。]
わかんない…、何だろ。
[碓氷の言葉に、かくん。と首を傾ぐ。
…きゅ、と髪の毛を絞りながらぼんやりと考えてみたのだが、
判りそうに無かった。というか判りたくなかった。]
[考えていたのは矢口のことばかりで、今もまた、矢口のことを考えている。阿太郎は何となく天井を見た。]
(時間が必要でも、あいつらは待ってはくれない。)
[矢口はどうするのかまだ決まっていない、と言った。
それは時間が必要だということで、けれど日恋が待ってくれるかどうかはまた別の問題なのだ。]
(……僕も、どうしよう。)
[殴ってやりたい気持ちはまだ強い。
けれど今日の半日で、脱出のことを考える気概をそがれていたのは確かなのだ。……その、まあ、楽しかったので。]
[御手洗はそれぐらいの可能性を持っている。
これも一種の汚染か
御手洗、恐ろしい男よ。]
ん、そうだな。
そういう部分は焦らずゆっくり直していけばいいさ。
一人で無理なら、一緒にやればいいし、な。
[一瞬離れる手を見る目線が、とても愛らしくて思わず押し倒しそうになったのはきっと秘密だろう。]
……やっぱり人前で告白すればよかったか?
ま、引っ付いてなくても俺が青のことを梳きなのは変わらないっちゅう話だ。
少し、寂しいけどな。
[反応をとても見たくなった。]
ああ、確実だな。……特に男は。
[湿った髪をくるりとタオルで再び捲き上げて、ちゃぷりと浸る。
…そもこの大浴場計画の根本は、杏が風邪気味だった事であるからして
杏が温まる事が出来ればそれで良い気がするのだがどうか。]
――杏ちゃん、もうちょっと温まってく?大丈夫?
[何だかうずうずと泳ぎたそうにしている片割れに、問う。
と言うか、阻止したいのが一番なのだが、それ以前に自分が
そろそろ半ば逆上せてきたのが実情である。
二越自身はもちろん気付いていないが、鶯谷の功績によって
問題視している城の首には既に縄が掛っている。
もはや杏が下手に接近しない限りは、COMBO決めたい放題だ。
そういえば、病み上がりの長風呂は危ないから皆も気をつけてね!]
[それだけのポテンシャルを秘めていても
なんらおかしくはない男、御手洗。
世界を狙える。]
ん。…ありがとう。
とても、心強いよ。…うれしいな。
[胸のうち知らず。
こてりと凭れかかった。]
…!!い、いやその、それは、
だから、…固まるって謂ってるじゃないか…!
[赤くなった。寂しい、の言葉には一寸眉が下がる]
…ん、そうだな。
…男性陣か。賑やかと謂うか嵐と謂うか
うん、それは楽しみだな。
[つまりそうだ。
第一段階、オカマさんだと思われない、をクリアした(した?)今、次の段階で行うことはなんだ。
そうだ。
男かと思ったら女だったと、思ってもらえればいいんじゃないか。
なーんだ。]
[って、どうすればいいんだろ?]
……。
[知らなかったのか? 現実からは逃げられない]
さあみんなで(注:一人)考えよう!
可能性1:今の影は女性ではなかった。
考察:きっとそうだと言いたい。言いたいが、さっき聞こえた扉の音が、ちょっと違う方向からの音だった、気がする。
可能性2:今の影は女性だった。
考察:どういうパターンだとそれはありうるんだろうか?
可能性2−1:僕が間違えて女風呂に入った。
考察:否。僕が入ったのは間違いなく男風呂だった。何度も確認した。
可能性2−2:女性が間違えて男風呂に入った。
考察:否。そんなうっかりさんが思いつかない。
可能性2−3:実は山田だった。
考察:否。人影が三つある説明がつかない。
可能性2−4:混浴だった。
考察:否。
と言いたい。全力で言いたい。言いたいが此処は日恋の施設だ。チクショウ。
[そんな事をつぶやいていたら津波を浴びた。きょとん]
[つまり、このまま普通にまた、女の子言葉で喋れば、オカマさんへ逆戻りである。]
つまり、アタシの何がいけないのだろう。
[男物のシャツに細身のジーンズ、見るからに男な佇まいでそう悩んでいる。]
[しかし、真面目に世界を狙われるとそれはそれで危険なのでやめてほしい。
異世界なら許す。そのうち侵略してきそうだが。]
青にそう言ってもらえるのが、俺にとっても一番嬉しいっちゅう話だ。
[凭れかかられると、そのまま抱きしめて後ろへと寝転がる。
朝と同じ、仰向けの上に更科が寝ている格好。]
いやちょっと、それが見たいなぁと。
すげぇ面白そうだし。
ん、まぁしゃあねぇやな。
[背中をぽんぽんとあやす様に叩いた。]
ああ、きっとそれはそれで、凄く楽しい。
大丈夫! 愛美ちゃんは充分まとも!!大丈夫!
[見えない鉄板入りのハリセンを勢いよく投げ捨てて力説。ざぱん。
というか、この村の女性陣は正直まともな方だと思っている。
…男性陣も、一応一部はまともだと思っている。
ちなみに、その「まとも」の中に城は既に含まれていない。
数日前にそのカテゴリから綺麗に名前が消え去った。
具体的に言うと、アイキャンフライった時ぐらいから。]
でもなー。
突然女子トイレ使ったり、大浴場の女湯の方に入っていったら絶対痴漢と間違われるしなー。
いきなり服脱いだらきっとアレだ。
「おまえ、いつ女体へ改造しちゃったんだ?!」
[何だか初日に既に前振りされてた気がします。]
[ヤベェ山田が理解できない。
YOU! もうとっととカミングアウトしちゃえYO!
なんて言えない。だってこれは山田の問題であって山田がどうにかするべきなのだ。
しかし山田、お前もしかしてこの至極簡単な選択肢に気づいてないのか? と疑いたくなってきた。いやでも叱られるからみんなにバラせないとか言っていたし、きっと目を逸らしているだけに違いない]
[異世界から…あれ、そのほうがなんか
違和感がないぞどういうことだ。]
…わ、
[身体の上に寝転がる、その体勢に
まだまだ照れながらも、そっと身体を動かして
頬に口付けてみた。]
…う、…面白くない。
面白く、ない、ぞ。…
[そして頬を引っ張った。]
ん、…仕方ない。
――お祭りがこっちにも来ればいいんだ。
露天風呂が酷いことになっているんだが…
ま、寝てから考えよ。
寝る子は育つ
果報は寝て待て
[テラスから、紫色に変化する空を一頻り眺めると、黙ってログハウスへと戻っていった**]
[ミタライワールド。
……頼むから異世界への扉よ。閉じていてくれ。]
――…ん。
[頬にキスをされれば、腕を腰に回して抱き寄せた。
やはり、相手からされるのは苦手だ、照れが出ているのがわかる。]
そうか、俺にとってはきっと面白いと思うんだがな。
ってこら、ひっぱるな。
[頬を引っ張られたまま、頭をぺしぺしと叩く。]
……ま、少しなら大丈夫とは思うけど、な。
ああ、露天風呂な。
カオスは好きな方だが……あのカオスはちょっと遠慮したい気が……。
……………。
[手元の縄を見た。
何だろう。このままこっちに城を引きずるべきだろうか?
そんな邪悪な考えが過ぎった。]
[溜まっているイベントをキューから取り出して処理します]
ジョジョが現れた!
あたろーが居ると思ったら居なかった!
御手洗が振ってきた!
そして更にメテオが!
……。
何がなんだかわからない。
[湯の中を少しだけ泳ぐ仕草。]
折角の露天なのに、こんな隅っこで固まってるのも面白くないよね…。
[誰かが向こうにいるのはわかる。だからこそ出て行けない。]
優先順位を整理しよう。
1.御手洗。どうでもいい。浮いてろ。
2.ジョジョ。生きているみたいだし会話は後回しでいいかな。
3.影。やはりこれが最優先で処理すべき課題か。
よし。
やあ、そこに誰かいるのかい?
[宇留間はそう声をかけながら、女性の影とおぼしき所へ向かって歩みを進めた。声の音量は21/100ぐらい]
[了解した。猟奇的なシナリオで且つ、完全犯罪に至れば尚好し。
ぴぴぴ、と電波をキャッチしたり送信したりいっそ縄を引いてしまえ!
とか良く判らない念を送っている内に、流石に茹だってきた。
湯船から手探りでのそのそと上がってベンチへと腰掛ける。
ところで、あくまで不憫に思うのは少しなんだね愛美ちゃん。]
…えーと、先に上がってても、大丈夫かな。
何か上がったら、ダッシュで駆けつけるから。
[ぺちぺちと、火照った頬を両手で叩きながら、
誘った立場で悪いけど、と眉を寄せながら碓氷に問う。
此れ以上ここにいると、流石に倒れそうだ。]
[何だろう。
まともに恋愛してるのがタイツの僕くらいって凄くない?
とか言ったら誰かに殴られそうなのでやめておく。]
みんなはまだお風呂かな。
……暫く出てきそうもないし……。
[それは男子もまだ出てきていないということで、加えて矢口も露天に行ったなら危ういということなのだが。]
…………。
[今、自分が行ったら更にカオスになる気がする。
ここはぐっと我慢しよう。良い意味で。]
何かあった?大丈夫?
[二越の声が一部だけ聞こえて心配になったのでそちらに近付くべく移動]
……ん?何だろう、これ。
[縄に気付いて、ぐいぐいと手繰り寄せた。ぐいぐい]
[開いたが最後、其処は地獄の門。
この門を潜るもの一切の希望を捨てよ。]
…、照れてる?
[少し悪戯っぽく尋ねた。]
くう…お前は面白いかもしれないけど、!
…ちょっとくらい、仕返しさせろ。
[手を離して胸の辺りに手を添え顎を置いて見上げる形]
…ん。そう だな。
なんかしたいがういてないかあの露天風呂。
[くいくいと手元に違和感。
見ようとした時に、ぐいと大きく引かれた。]
わっとと。
[階段から落ちそうになったのでつい手放してしまった。
縄がずるずると露天風呂の方へ戻っていく。]
あー……。
[1.追う
2.燃やして追加ダメージ
3.追わない
2(3)]
あ。
[宇留間と、…城の声だ。
ええと、如何するべきか。答えないのも悪い…というか
事故を起こしそうな気がするし、だからといってこのまま
素直に回答してもはち合わせて結果事故になりかねない気がする。]
い、いる! …けど何でもない!
[湯船付近のベンチに腰掛けたまま、少し大きめの声で主張。
少し茹だっただけなので間違いではない。
多分。]
[城の声も聞こえた。このままではまずい。]
えっと、何もないよ。
宇留間君、こっちにきたら明日から宇留間君も城君や御手洗君の仲間入りじせないかな…。
[忠告した。]
[急に手ごたえが軽くなり、辿り着いたのは焦げた縄の先]
???……まあいいや。
[首から縄を外して、再度声の方へと近付く]
おーい、大丈夫?
[さらに近付いた時、うっかり宇留間の背中を押してしまった!]
[地獄よりも面倒臭い世界が広がってると思うのは気のせいだろうか…。
気のせいじゃないな、きっと。]
……悪いか。
[拗ねたように、頭を胸板へと抱き寄せた。]
仕返し、仕返しなぁ……。
[たとえば?と此方を見上げる更科に尋ねてみる。]
浮いてるな。
だめだぞー露天風呂のごみは直ぐにろ過しないと。
[問題が違った。]
OK、完璧に理解した。心配ないよ、そういうつもりだったわけじゃないから。
いや、混浴って知らなくてさ……。
[宇留間はぽりぽりと頬をかくと、じゃあと言ってすっと離れようとした……ら、なんか背中押されたぞおい!]
[でもよく考えよう。湯船に浸かっているんだから少々押したぐらいではそんなに進むわけがない。つまづきかけたけど]
なにをするんだ!
…まぁ、混浴って思わないよね、普通。
[宇留間の声に小さく苦笑した。流石政府。政府きたないぞ政府。
もしかしたらこれが有効な人達もいるかもしれないが
このクラスでは、大半にしてあまり意味をなさない気がする。]
えっと、じゃあ愛美ちゃんまたあとでね!
……くれぐれも、無茶しないでね?
[とりあえず先に上がる旨を伝えて、女性風呂へ繋がる扉を開ける。
片割れに対しても、しっかりとお風呂で泳がない事と
何かおかしいと思ったら全力で拳を振るう事をしっかり言い含めた。
これで大丈夫。たぶん。]
―昼食後・食堂―
…。
[双海作の食事を堪能した。]
…。
[食後の心地よい感覚に浸る。]
…。
[世界が美しい。]
…。
[ああ、そうだ――]
[ああ、それは恐らく真実だ。
なんということでしょう。
混沌の中に飲まれては同じものになってしまry]
…悪くない。
……、ちょっと、…可愛いぞ?
[抱き寄せられつつ笑った]
ん。今の、頬引っ張ったり、とか。
照れる、なら。
[唇を軽く食んで、こう、とか?と首を傾いだ]
ごみなのか…。
…なんか城はもう戻ってこれない気がするな…
食事とは、こうでなくては、いかん。
[食事の楽しさは、様々な要素で決まる。]
…。
[かちゃかちゃ。
食器を重ね、キッチンへ運ぶ。]
そうだよね、混浴ってわからないよね。
わたしも最初入ったとき一人だったから混浴だなんて思わなかったもん。
[何するんだという声が聞こえた。]
どうか、した?
ん。
いまジョジョが「いやーん抱きついちゃったイベント発動させてあげるよ!」って言って僕の背中をぐいっと押したんだ。
[碓氷に適当言った]
[ちょっと恣意が込められているかも]
[貴様は私の厚意を仇で返してしまった。
これは許されざる反逆行為といえよう。
この最終鬼畜兵器をもって貴様の罪に私自らが処罰を与える。
死 ぬ が よ い。
という声が宇留間の脳裏に響いた。なんとなく]
…。
[料理そのものの旨さや見た目はもちろんのこと。食べる当人の空腹の度合いを含む体調。当人の食の嗜好。食べる場所。その環境。誰と食べるか。どのような目的で食べるか。]
…。
[がたん。
食器を流しへ重ねて置く。]
[内風呂でひとり優雅に浸かっていると、扉が開く音がした。
開いた扉の向こうは真っ白で、春過ぎの箱根か伊豆あたりの霧のようだ。事故る事故る]
……ぉ。
[鈴だった。
なんだか茹だっているようだったので、取り敢えず、小さく手を挙げるにとどめておく]
…。
[そして、どのような精神状態で、どのような雰囲気で、どれだけ楽しく食べられるか。]
…。
[かちゃかちゃ。
食器を洗う。]
[混沌、正にその名の通りの存在。
そこに飲まれては混ざり合い二度と元の自分の形を思い出せなく……。
あれ、何の話だっけかコレ。]
ったく、俺みたいに図体でかい男が可愛いとか言われても嬉しくないっちゅう話だよ。
[笑う更科の額にかるいデコピン。]
む、むぅ……。
そんな事してると、押し倒す、ぞ?
[赤くなりながら、困った様に言う。
照れ隠しとバレバレなのは本人は気づいては居なかったり。]
ああ、奴らは一体どこまで行ってしまうのか。
……見守りたくはないな。
[春過ぎの箱根とか伊豆ってこわい。
詳しくない二越の脳内に、偏った知識が植え付けられた。]
あ、ちぇこちゃん。
[ふらり、と手を上げ返す。
ヤバイ、熱すぎて少しだけ顔が赤いかもしれない、とちらりと思った。
だって心臓がどっくどっく言っている。]
…ヤ、ヤツが…中に…。
万が一があったら、 俺の代わりに、頼む…。
[ふらふらと脱衣所の方へ向かいつつ、親指で露天風呂を指差し示した。
がくり、と効果音が続きそうだが、そんなことは無かった。
既にヤツ呼ばわりだが、きっと矢口には通じると信じている。]
…。
[いつにも増してこの食事は美味しかったように思う。それはおそらく、自分がいい気分でこの食事を取れた、ということでもあるのだろう。]
…。
[食器を洗い終わる。
布巾を洗剤で濯ぎ、再び食堂へ。]
イベントって……抱きつく相手を間違えるととても悲惨な事になると思うんだけど。
主に城君が。
城君って、双海さんのこと好きだったよね?
[そんなことして嫌われたらどうするのだろう。
双海の方を見た。浮 い て る 。]
ふ、双海さん?
[背中をバシーンと叩かれた]
……。
[ジョジョに敵対しようかと思い始めている]
ん。ちょっと話し合いをしようか、ジョジョ。ここじゃなんだから、まずは風呂を上がろう。そうだそうしよう。
[宇留間はジョジョの襟首をつかんで引きずり出そうとした]
[溺死体が二つになりそうな予感がしたが宇留間は気づいていない。誰か気づいて−!]
[朱に染まり、熱に浮かされたように惚けた顔。
焦点がややブレて、胡乱げな瞳。
首筋といわず胸元といわず、全身に浮いた珠の汗。
色っぽいよ。色っぽいよ鈴ちゃん!]
……鈴ちゃん。
うん、わかった。鈴ちゃんの遺志、無駄にしない。
[勝手に殺すな。そんな声が聴こえてきそう。
一人称が俺とか、露天風呂は中じゃなくて外だろうとか、優しい知恵子さんは突っ込まない。
っていうか、杏ちゃんが絡めばそうなる。うん。
鈴ちゃんの背中に、ひとこと]
あとは任せて……ゆっくり、お休み。
[まあ、任せるもなにも、そろそろ収束しそうな気もする]
[ぼーっとする。時間だけが過ぎていく。
誰もいない場所。誰もいない時間。
すっかり慣れてしまったはずのものが、とても味気ない。
矢口の顔がちらつく。いい笑顔と、陰りのある笑顔。
無言のまま立ち上がり、食堂の方へ向かった。]
…。
[まず、自分は、かなりの空腹だった。
青い世界へ旅立ちかけるほどの。
そして、双海が作る食事は随分と久し振りのように思えた。矢口は少し元気が出たようだった。鶯谷の新たなファッションも見た。
そういうのが、きっと、何か、こう。いい、と思った…ということなのかもしれない。]
…。
[食堂の机を布巾で拭いていく。
拭き終わると、指をこきこきと鳴らし、首を回す。]
[次元すらゆがめる御手洗の…
…なんかスケールがおかしくなってたな!]
うれしくない、か。
でもわたしは、可愛いと思ったよ。
[でこピンにきゅっと眼を閉じてから
ごめん、と笑った。
照れ隠しの様に、いっそうくすくすと笑って]
…――いまはわたしのほうが上にいるから、
[体勢の話だった。]
なんか宇留間がますます危ないぎりぎりにいる気がしてならない。
ガルシアがとても、 まじめだ。
[双海の傍に行くと、湯中りなのか真っ赤だった。]
双海さん、大丈夫?
出よっか。
きついならきついって言ってくれればいいのに…。
[双海を縁にあげると、タオルで扇ぐ]
―食堂―
[湯飲みを持ちながら、どこか気の抜けた表情で遠くを見ていた。
ここらで一発、シリアスな回想でもかまそうかと思っていたが、どうにもそんな気になれない主に露天風呂のせい。]
………茶が旨い、な。
[逃避した]
[でもまぁ、御手洗だからな。
……御手洗だから。便利な言葉だ。]
まったく、こいつは。
でも、その笑顔と謝罪に免じて許す。
[惚れた弱みだな、これは。と頭を優しくなでた。
顔は苦笑…だが楽しそう。]
ほー。
じゃあこのまま、俺を襲う、か?
[クスクスと笑う更科の鎖骨を、指先でなぞった。]
なんかもう、全員違う方向へアクセル踏んでるな……。
―→食堂―
[カルロスが一作業終わったらしい動作をしていた。]
お疲れ様。
肩でも揉もうか?
[静かな声で、なんでもないことを問いかける。
気を紛らわせるために、加えて別のことを考えてみる。
――カルロスにエプロン。かなり似合う気がする。
少しカルロスを見た後、適当な椅子を引いた。
息がもれた。]
[葛城と結城。矢口サンは確かそう言っていた。
……また矢口サンだ。ああもう。
想像の中で頭の上辺りをぱたぱたと払う。]
―――。
[何とはなしにカルロスと葛城を見る。
……お父さんとお母さん。何かそんな感想が過ぎった。]
城君はこっちに着ちゃ駄目!
[珍しく強い物言いだった。]
心配だからって、お風呂で傍に寄るとか、だめよ。
二人が付き合ってるんだったら、私だって任せようかなって思うけど。
[違うらしいのは気づいた。双海がたとえば城を好きだったとしても、今の段階で任せるわけには行かない。]
……う、うん、わかった。
じゃあ、マナちゃん、アンのことよろしグエッ!
[初めて聞いたかもしれない碓氷の強い声に頷こうとした時、首に殺意が]
碓氷ちゃん、双海ちゃんを介抱してあげてね。
僕は今からこの[検閲削除]とちょっと大事なお話があるから、しばらく手が離せないと思うんだ。じゃあ、後でね。
[宇留間はジョジョを無理矢理引きずって出て行った。抵抗したら落とす勢いで]
ありがとう…ちぇこちゃん…、
私、これで思い遺す事は…。
[フラフラと脱衣所の扉を開けながら呟くものの
これで片割れが悪の手に落ちてしまったら残りっぱなしだ。
ところで優しい知恵子さんに全俺が泣いた。
念の為に言っておくが、中の人は別に男ではない。だいじょうぶ。
あそこは一人称俺で言うべきだと誰かが言った。
劇画チックになれとガイアが俺に囁いた結果だ。]
ここで杏ちゃんに駆け寄ったら、締める。
捩じり切る。
[何を、とは言わないが、何かに向かってぽつりと呟いた。
結構マジだ。]
[万能で便利な言葉だな…。
なんということでしょう。]
許された。
[ふふ、と頬を風峯の胸に寄せる格好で眼を細めた。
楽しそうな雰囲気も感じ取ってだろう]
――ぇ?ぁ、ん … くすぐった い
[一寸慌てた。むう、としてから
指先を軽く食んだ。]
…アクセル踏むはいいが方向が間違ってるよな?
…いや、すごく、面白いんだけども。
[露天風呂に戻ろうとしたら、愛美と宇留間の頼もしい声がした。
ついでに潰れた蛙みたいな、城の声も。……なんだか大丈夫そうだ。ふむ]
…………ふむ。
[――ちょっとだけ悩んで、脱衣場まで戻った。
任せろと応えたばかりでなんだけど、城殺しは愛美と宇留間が上手くやってくれるだろう。
鈴も割と茹だっていたし、杏が煮物になっているなら、用意しておくものは割とある。
水とか氷とか、スポーツドリンクとか。
身体だけ拭いて、浴衣を羽織って、一度、食堂へ]
[この空間、凄く落ち着く。平和だ。どうしてだろう。
三人あまり喋らないってのもあるんだろうけど。
何よりもカルロスだ。カルロスかわいいよカルロス。おっと。]
じゃあ、よろしくお願いします。
[そんなことを言って、座ったカルロスの背後に回る。
そういえば父さんの肩も揉んだことなかったな…と考えた。
いつもこんな感じで疲れた息を吐いていたのに。]
よい、しょ。よい、しょ。よい、しょ。
よいしょ、よいしょ。
こってますねー、ガルシアさん。
[定番のセリフを言ってみた。
大きい上に、すごく硬い。卑猥な意味ではなくてだね。
……まあ、こうして肩揉みに没頭していると、もやもやが落ち着く。というか、一時的に頭をからっぽに出来る。]
[どうやら宇留間によって城がこちらへ来るのは防がれたようだった。]
ありがとう、宇留間君。
[礼を言うと、双海の方を見る。
火照った肌に水滴が玉のようについている。]
双海さん、歩ける?
肩貸そうか。
[扇ぎながら声をかける。肌に張り付いている髪の毛をよけてやった。]
…。
[正直、「肩がこった」と感じたことはない。
肩がこる、とはどういうことなのだろう。]
…。
[しかし、マッサージと考えれば…
パワーが足りないか。]
…ふー…
[ビフォーアフター。
なんということでしょう、あのジョジョが匠の手によって覚醒ジョジョに!
……むしろ隔世ジョジョか。]
――…ったく。
[ふぅ、と苦笑いしつつ息を吐いてから頭を撫でる。
どうも、この笑顔には弱い。]
上に乗られた俺に出来る、せめてもの抵抗だ。
こら、噛むなっての。
[噛まれた指を軽く振る。]
うむ、コーナリングとかもろもろ無視して90度直角に曲がってアクセル踏んだな。
[前方向には一切進んでない。]
ん?
ああ、お安い御用だよ。常識を学習したら優しくしてあげるさ。
でもその日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ!
今の君は人間ではない。両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
わかったら自分の足でとっとと歩きやがれってんですよ、ねえ、聞こえていますか?
[「容赦」が辞書から削除されました]
え?
[カルロスが何かに気づいたように目を見開いた…ような気が。
もしくはテレパシーか? 何かそんな感じ。]
ごめん。何か痛いところ揉んでしまったかな……。
[恐る恐る、肩から手を離す。]
[時間軸がよく判らないので、とりあえずキッチンに移動した。
たぶん、杏の危機なので食堂に誰がいたかとか見ちゃいない。ということにしておく]
……ええと。氷のう。水。
あと、アクエ○アス(知恵子さんはポ○リよりアク○リ派だ)……と。
[水と氷とスポーツドリンクを抱えて、ぽてぽてと食堂を抜ける。なんだか、少しまったりした気がする]
常識って何だろう?
携帯の絵文字は、機種が違っただけで相手に伝わらなくなるよね。
それと同じで、僕の常識と、僕じゃない誰かの常識は、容易にすれ違うものなんだと思う。
許容し合う気持ちって、とても大切だよ。
[最下等生命の主張]
いや、何か「やらねばならないことがあったー!」という感じがひしひしと伝わってきて。
[具体的に言えば>>440のことだった。]
いや、違ったならいいんだ。
……っふう。肩揉みって意外と疲れるんだね。
僕の力で、少しでも疲れが取れたならいいけど。
[カルロスの隣の椅子を引いて、座った。
葛城産(誤字に非ず)を両手で持って、ずず、と飲む。
……美味しい。けど、何だろう。
…いや、美味しいのは美味しいんだけど。]
[誰がうまいことを謂えと。
ああ、世を隔ててしまう。]
…ん?
[苦笑いに一度瞬く。撫でられて眼を閉じる。]
乗せたのは、お前だろうに。
…ん。じゃあ、
[ちろ、と指を舐めた。]
何処に行くんだ、コースアウトの勢いだな。
そのうちショートカットと称して池につっこみそうだ。
[寧ろ既に手遅れくさい]
[矢口が食堂からキッチンへ、またキッチンから食堂を抜けていくのを見た。何かあったのだろうか。]
何かあったの? 矢口さ――、あ。
[訊ねた声は届かなかったかもしれない。絡めず終いとはこのことか。行ってしまった。
少し俯いた。]
むぅ……。
[もう一度お茶を飲んだ。
葛城の問いは聞こえないフリをした。気持ちは分かる。
しかしまだ現実逃避には早い……はず。まったり。]
[宇留間達が遠ざかったのに安堵して、双海を運ぶ事にした。
このままでは自分ものぼせてしまう。
誰か女風呂にいただろうか。
ここでランダムに身を任せるのはまずいだろうな。
とりあえずは向こう側へ行かなければ。]
一旦お湯に戻すね?
[双海をまた湯に入れてから、向こう側ドアの方へ。]
大事な事を言っておこう。
ジョジョ、君はいま、双海に「とてつもなく酷い事」をしようとした。
さて、問おうか。
君は、双海にまた「とてつもなく酷い事」をしたいかい?
[目がちょっと虚ろになってきた]
[むしろ、世から隔てられてるな…。
頑張れジョジョ、昔のお前に戻るんだ。]
そんな事わすれたなー。
――……っ。
[舐められてちょっとゾクリとした。
ちょっと仕返しに、指先で舌を突いてみる。]
多分それ、人生のショートカットだな。
二度とスタートには戻れないが。
[なんだかんだで、脱衣場まで戻ってきた。
その間、なぜか、単に文化圏が独立してるだけで人口は上から数えたほうが多いんだよね…と、思った。なんでだろ。
っていうか、某シナとか某インドとかが無茶苦茶多いだけだ]
……鈴ちゃん、だいじょーぶー?
[鈴も茹だっていたので、冷水に浸してしぼったタオルとスポーツドリンクを渡しておいた。
なんだか蠢いていたので、たぶん、平気だろう。駄目ならお持ち帰る。]
なら、なぜ君は「とてつもなく酷い事」をしたんだ?
ただうっかりしていただけなのか? いや、そうは見えないな。
うっかり間違えただけだったなら、反省しているはずだ。
つまり、何が酷い事なのか、知らなかったんじゃないか? それどころか、今も気づいていないんじゃないか?
無知は時に罪となる。君は自分の無知を改善すべきだね。
…………。
…………。
…………。
…………。
[お茶をぐいっと飲み干した。]
行ってくる。
何かあったのかもしれないし。
[もやもやして落ち込んでいる場合ではない。
席を立った。]
[向こう岸にたどり着くと、双海の身体を支える。
1.運ぼうとして自分ものぼせてダウン
2.運ぼうとして、自分ものぼせてお湯の中にどぼん
3.双海をお姫様抱っこで救出。
4.双海を負ぶって救出
5.双海に肩を貸して一緒に脱衣室へ
6.のぼせて、力が入らずに助けを呼んだ
4(6)の状態。]
[とりあえず、現実逃避は置いといて。
風のように現れて去っていった矢口を、目で追っていた鶯谷をちらと見る。]
……わかってると思うが、女同士ではここから出られないぞ?
[真顔]
[葛城の言葉には全生命をかけて否定しなければならない気がした。]
葛城さん。僕は女じゃないよ。
……でも出られないのはそうかもしれない。
[今のままなら。
空回りが多すぎてそろそろクジケソウめげない。]
……じゃ。
[よし、と再び食堂を後にした。]
[双海を運ぼうとして様子を見ると、歩ける状態ではないらしい。
抱き上げようかとも思ったが、さすがにそんな力はない。
軽そうだったけど。]
おんぶなら、できるかな。
[背にタオルをかけてその上に双海を乗せる。
何とか運べそうだ。
足元に気をつけながら、大浴場へ。]
[カルロスを見た。無言で首を振った。
口パクで「ぼくはおとこのこ」と伝えた。
指で自分を指し、カルロスを指し、イコールを宙に書いた。
あなたとわたしは、同じ性別です。]
――よし今度こそ。
[食堂を再々度飛び出した。]
……ならば、男に大切な事を教えてやろう。
へたれじゃないこと
へたれじゃないこと
へたれじゃないこと、だ!
[大事なことなので、三回言いました]
なんとかー…。
[タオルとスポーツドリンクを受け取って、こくこくと頷いた。
うごうごと微妙に身動ぎはしてみたが、暫く休む必要はありそうだ。
しかしちぇこちゃんになら、いつでもお持ち帰られていい。
ぽてぽてもそもそと服を着替える。
服では少し暑かったので、浴衣にしておいた。あつい。
置いてあった扇風機を、足の指でスイッチオン。
括っていた髪を下ろして、ごろんと転がった。
…だめだ。あつい。]
[へたれじゃないこと!
へたれじゃないこと!
へたれじゃないこと!
大丈夫、成長イベントも経たからへたれには戻らないはず!
心の中で葛城先生のありがたいお言葉を復唱しつつ、脱衣場の方へ。
このまま突撃すればへたれの卒業――!]
…。
[なんだか少し心が痛い。]
…。
[葛城の横顔をじ、と見てみる。
表情は読めない。
過去に、もしくは最近、何かあったのだろうか。]
[脱衣場前で急ブレーキ。
ノックした。三回。]
おーい、何かあったー?
[――の前に変態の仲間入りするから止めましょう。
中に呼び掛けてみた。]
[愛美ちゃんがそろそろ帰ってきそうな気配を感じたので、準備を整えておく。
扇風機の風が当たる場所に、長椅子をひとつ引き摺って、バスタオルを敷く。
もうひとつ、バスタオルを濡らしてしぼって畳んで、枕代わり。杏ちゃん収容準備を整えた]
……おおう。
[鈴ちゃんが転がっていた。
浴衣の裾とか合わせとかが、割とせくすぃなことになっている。
紅潮した肌とか顔とか、はらりと広がった髪とか。たまらないね!]
[大浴場まできたらあと少しだ。
もう敵の侵入はない。はず。
背中の重みがなんだか女性同士とはいえ気恥ずかしい。
百合ワールドには行かないから大丈夫。
大浴場から脱衣所までの道のりをゆっくり歩く。
転倒したら二人とも大変だ。
1.無事脱衣所へ
2.途中で転んだ。双海は死守したようだ。
2(2)ぽちっとな。]
わ、わわわ!
[結構足に来ていたらしい。
よろめいた。
滑った。
後に倒れそうになったので後ろ足で踏ん張った。
ら、前に倒れた。
双海の下敷きになる。
派手な音が響いた。]
…。
[…。]
…。
[はっ。]
…すうー…はあー…。
[口で息をすればいいのだ。
危うくまた世界が青くなりかけた。]
…苦しいぞ。
……。
何だろう、今の音。大丈夫なのか、な?
[ちょっと心配になった。ジョジョの事も心配になった。いろいろな意味で。ついでに言うと時の流れとか処刑先とか諸々も心配になった。うん、何の話だろう]
…ああ、すまない。
ちょっとむしゃくしゃしてやtt
…じゃなくて、掴みやすそうな鼻だったもので。
[手を離してから、テーブルの上に額をごつん]
……難しいものだ、な…
[ひとりごちる]
[ところでノックは女子風呂へなのか、男子風呂へなのか。
どっちなのか良く判らないが、頭がぼーっとしていまいち判断付かない。]
うー…。
[わりとセクスィな事になっているらしいが、
うだうだと転がるのがいっぱいいっぱいで全く気付いていない。
一度起き上がって、もらったアクエリを両手で包むと
くぴくぴと飲み始める。 水分補給大事。]
[誰かの電波を傍受したようだ。時間はもう夜でいいんじゃないかな……処刑関連は色々決めたそうだよ。
おっとメタ電波はそこまでだ。]
物音はするけど……。まさか返事出来ないくらいのことが。
[矢口を見てやってきたんで女子脱衣所前でしたとさ。]
[――大浴場で、なんだかマズい音が聴こえた。悲鳴もだ]
――ま、愛美ちゃーん!?
[大浴場を覗こうとしたら――脱衣所の入り口からもマズい音が聴こえた。
どうしよう。ちょっと迷う。
……愛美ちゃんを助けにいきたい。が、でも、駄目かも。
そうすると、返事がないから、入りました(てへ☆)で、鈴ちゃんのしどけない姿を見られてしまう。
しかも、そこに丁度、杏ちゃんと愛美ちゃんと私が戻ってきてハチ合わせたりするのだ。ゆるさん。
ちなみに処刑先は割と心配していない。たぶん鶯谷がタイツを棄てたので、猶予はまだあるだろう(ぇー]
…。
[葛城が何やら気になることをつぶやいて、そのまま寝入ってしまった。こんなところで寝ると風邪をひくぞ…とは俺にだけは言われたくないだろうが。]
…。
[悩みでもあるのだろうか。]
…。
[まあ、気にしても仕方ない。
話さない、ということは、自分でなんとかしよう、と思っているのだろう…少なくとも今は。
それでなんとかなることなのなら、それはそれでいいことだ…数学の問題のことであれ、人生のことであれ、人間関係のことであれ。]
[念のため、鈴ちゃんの浴衣をちゃっと整えてから、返事をした。
いくら可愛かろうが鶯谷も男の子。毒蛇が潜んでいるかもしれないし]
……はい、矢口です。ただいま留守に……じゃなくて。
ダメダヨー。鶯谷くん。開けちゃダメダヨー。
[ここはヘヴン、女子の楽園。禁断の実を食べた蛇は立ち入ることは許されない!]
……いや、まあ、大丈夫だよ。
鈴ちゃんと杏ちゃんが、ちょっと湯あたり気味なだけ。
助けって意味では、ガルシアくん呼んできてくれたほうが、いいかな。
[杏ちゃんが気付かない場合に運んでもらうとか、城からのガードとか、そんなんだが]
……うーん…。
[もそ。まさに怠けものが動き出すみたいな初動。
碓氷にまったいらの体を預けつつ、脱衣所まで来ると涼しくて気持ちいい。
ところで本当、何でうちこんなに女子に愛されとるの。謎だ。
今すぐ男になりたい…とか何とか思いながら]
[ようやく脱衣所に到着。
長い旅だった。
矢口や二越の姿もあった。浴衣を着ている]
矢口さん…私、もう…。
[力尽きようとしている。]
[洗濯機が止まる音で目を覚ます。どうやら、自分は眠ってしまっていたようだ。
なんだか洗濯機より全然騒がしい音を複数聞いたような、宇留間がオトコを見せているような気がした。
とりあえず持っていた本を閉じ、目を擦る。その本のタイトルは4(5)だった]
1.百科事典
2.独和辞書
3.国語辞書
4.モンスター図鑑
5.ネクロノミコン
…。
[新しいバスタオルを持ってきて、葛城の肩にかけておく。バスタオルはいいぞ。バスタオル。]
…。
[その途中、なんだか風呂場の方が騒がしい気がした。まだ風呂に入っていたのだろうか。
さすがにそろそろのぼせるのではないだろうか。]
[扉の音に、振り向くと。
杏と愛美が支え合って、白い湯気のなかから、蹌踉めきでてきた。
なんとなく、湯気じゃなくて吹雪のが似合うな。ちょっと思った]
――……あ。愛美、ちゃん……?
[杏の身体を、預かると。愛美がどこか、安堵したような表情を浮かべた。
直感した。愛美は限界を超えて、ここまで、杏を運んできたのだ。
限界の先、そこで身体はまた動く。それを死域(by北方謙三)とよぶ。
愛美は――その死域を、あっち側に出ようとしている。のだろうか]
[とりあえず浴衣を着た。
のぼせる寸前だったために、扇風機に顔を近づける。]
熱い。
あ、矢口さん、ありがとう。
[アクエリを受け取った。]
[……なんでだろう。
杏ちゃんを抱えて立ったまま息絶えた愛美ちゃんの足下で、泣き崩れる夢をみた]
みんな、もう……。
長風呂するなら、適度に水分とりながらじゃないと、だめだよ。
[脱衣所(女)は、死屍累々である。
まあ、いくら水分とったって、昨日の夜から24時間以上も入ってたら駄目だろう。
ん、あれ、なにいってるの私?]
[洗濯物をカゴに入れ終え、さてひとまずの騒動の様子を探るために男湯の方をうかがう。宇留間とジョジョが中にいたはずだが。あと御手洗どうなった]
宇留間。そっちは大丈夫か?
[多分大丈夫ではない]
うん、ちょっと長湯だったね。
大丈夫? 双海さん。
[アクエリアスを半分飲んだところで声をかけた。
こっちはだいぶ冷えて来ている。]
…。
[風呂場の方へ歩く。掃除用具も男性用脱衣所の隅にまとめておいたままだ。]
…。
[人の気配。
やはりまだ入っていたのか。
美容と健康のためか何か…だろうか。]
…西野。
何か、あったのか。
[脱衣所で掃除用具を回収。]
…たぶ、んー…大丈夫ー…。
[服を着る気力がないのでとりあえず浴衣に手を伸ばす。
あ、落ちた。ずるずる。拾う。着る。
…帯めんどくさい。ぐるぐる。
そして5分もしないうちに床に転がる姿が発見されt]
あ、杏ちゃん……熱いのわかるけど、ちゃんと着よ、ね?
[――じゃないと、私の理性が危ない。
鈴ちゃんも愛美ちゃんも回復しきってないから、
鈴ちゃんじゃないけど、ちぇこちゃん無双になっちゃう。
――杏になんとかして浴衣をちゃんと着せようと、悪戦苦闘中]
[宇留間からの返事がない。殺戮中かBL中かのどちらかだろうか?
しかしここで神の手に選択肢を委ねるのは色々ひどい気がしたのでやめておく]
おーい、女子は大丈夫かー?
[脱衣所の壁に向かって呼びかけた。日恋のことなので聞こえる仕様になってるはずである]
[しばらくは脱衣所で火照りを冷ましている。
なんて女の子の園。どうして葛城さんがいないのだろう。]
あ、あ、あ。
そんなのしてたら城君に帯ほどかれちゃうよ。
[帯の回し方を見て注意した。]
ん? 大丈夫だよ。実に平穏で鼻歌を鳴らしたくなるぐらいさ。僕のストレスが一瞬光速になったけど。
[宇留間はにこやかな顔で西野に応じた]
[御手洗の事は全く忘れていないが気にしてもいない]
[大丈夫だよ愛美ちゃんそんなことになったら私と鈴ちゃんで城くん殺して杏ちゃんと生きるから。
とか思っていると、西野くんの声が聴こえた。壁の向こうから。
わお。流石は日恋。銭湯で会話するようなあれですね?]
――……杏ちゃんと鈴ちゃんが、ちょっとつらそうー。
とりあえず、ちょっと休――……ぇ、あっ、杏ちゃ――!?
[理性が保たなかった]
そんな道、通るつもりなんて白色矮星の欠片ほども無かったんだけれどね。つくづく人生うまく行かないものさ。
――うまく行くようなら、僕はここにいない、か。
[だが断る。この宇留間の最も好きな事のひとつは言うのが面倒だから省略だ。何の話だろう]
宇留間。たしかに人生はうまく行かない。
だが……僕らの道を阻むその壁はきっと、人為的に作り出されている気がするんだ。
[なんだか言いたかった]
…。
[掃除の残りは、また明日以降にしよう。
もう外も暗い。]
…おい。本当に、大丈夫か。
[悲鳴みたいなのが聞こえるが。]
[水泳で、鍛えられた。張りのある、杏の肌。
それが長湯で熱を帯びて、赤く火照って。
杏に触れられているとこが、火傷しそう。
ぎぅ、と。抱きしめられた。
振り解ける、けないの問題じゃなくて。振り解こうという意志まで、奪い取る]
ちょ、杏、ちゃ……それ、駄目、ぇ……!
[胸元に顔を埋めた杏が、もぞもぞと動くたび。
杏の鼻先やら髪やらが、割と触れてはいけない部分を掠めていく]
カルロス。多分ダメだから、ちょっと突貫して様子を見てきてくれるか? ……って言っても無理だろう?
いや、お前が行きたいのなら止めないが。
…別に、構わない、が。
[考える。]
それで怒られて、例えば、双海作の食事抜き、などと言われたら、俺は、かなり、悲しい。
[飯の問題か]
じゃあ、やめておくといい。代わりにジョジョと御手洗がどうなったか気になるんで見てきてくれ。
最悪、中で浮かんでいるかもな。
[一応、気配りってみた]
[何処にいってしまうんだろうか、彼はと
少し遠い眼をしながら]
ばか。
ごまかすな。
[つつかれると舌は引っ込む。
なんだかぞくりともする。
もういちどチロリと舐めて]
…帰ってこれないか、
車は急に止まれない
[違います。]
ん……。
[腕の感触で、目覚める。
横には居てほしい人が当然のように居て。
自然と笑みになり抱き寄せる。]
おはよう。
そうだ、な。賑やかになると良い。
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